2015年11月30日

英検1級を取ったので参考になった百合作品を紹介してみる

10月に英検1級を受けたのですが、なんとか合格することができました。

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勉強には主に市販の参考書を使いましたが、趣味で英語の百合作品もいろいろ読んでいました。今回は、私が読んだ英語の百合作品のうち役に立った(かもしれない)ものを紹介していきたいと思います。


「Girl Friends」



過去にも何度か紹介していますが、一番のおすすめはやはり英語版「GIRL FRIENDS」です。

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元々の作品は言うまでもなく百合漫画史に残る名作。それに加え、日常描写に非常に力を入れているのもポイントです。英会話の参考用としては非常に実用性が高いです。

翻訳の質も高く、日本語版の面白さが忠実に反映されています。ただし必要以上に直訳にこだわってはおらず、ときには元の意味を生かしつつも大胆なアレンジが入っていることも。このへんの加減は素晴らしく、日本語版と比べてみると面白いと思います。

すべての作品に言えますが、英語版で勉強する際には日本語版も一緒に揃えることを強くおすすめします。英語版と日本語版に交互に目を通す作業を繰り返すことで、「英語⇔日本語」の相互変換が可能になるからです。


「Kisses, Sighs, and Cherry Blossoms Pink」(くちびるためいきさくらいろ)



こちらも森永みるくさん作品。基本的には短編集ですが、表紙のカップルのストーリーのみ続きものになっています。

「GIRL FRIENDS」より先に連載開始されましたが、長い休止を挟んでいるため完結は「GIRL FRIENDS」より後。ちょっと複雑な経緯を持つ作品です。「GIRL FRIENDS」の原形的な側面もありますが、「GIRL FRIENDS」のカップルとの最大の違いは主人公達が幼馴染であること。

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短編集ということで、メインの2人以外にも様々なカップルが描かれているのも魅力です。作風はエピソードごとにかなり異なり、中にはファンタジーっぽいものも。「GIRL FRIENDS」より短いため、テンポよく楽しめるのも長所です。


「Whispered Words」(ささめきこと)



こちらも百合漫画の名作。作品自体は結構昔のものですが、英語版のリリースは結構最近です。Amazonで確認する限り2014〜2015年。

上記の「GIRL FRIENDS」などと違い、電子書籍版があるのがポイント。しかも英語版では1冊に日本語版の3巻分入っているのでお得です。結果、日本語版が全9巻だったのに対し英語版は3巻に収まっています。

翻訳も結構良い感じ。意訳が多めなので日本語版との比較が楽しい作品です。ただし台詞に関係代名詞などを使って長文化する傾向があるため、難易度はやや高め。

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SAKURA FANTASY

今年の6月に突然リリースされたファンタジーADV。ダウンロード専門のゲーム販売サイト「Steam」で販売中です。

Sakura Fantasy Chapter 1(Steam)

主人公である新米騎士の女の子と、親友・上官・女王様などとの百合が楽しめます。村娘(?)や女の子モンスターから迫られるシーンも。

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全編英語で、語彙も以外と難しめ。日本語版が(少なくとも公式では)存在しないため、英語のみでストーリーを理解することが求められます。低価格ゲームゆえにビジュアル的演出が少ないため、わりと本気で文章読解力が必要です。一応、過去の記事でよく出てくる英単語をまとめたことがあるのでもしよければ参考にしてください。

出る順!「Sakura Fantasy」英単語集 〜これで読めるかも〜


なお、正確にはタイトルに「Chapter 1」が付きます。なので続編であるChapter2が待たれるのですが、半年くらい経った現在でもいつ出るのかわかりません。

続編ではありませんが、後にこっそりパッチでエッチシーンが追加されたことがあったりはします。Steamでは18禁ゲームは配信できないらしく、別のサイトで配信が行われていてちょっとややこしいです。興味があればどうぞ。


ちなみに、現在Steamで半額セールが行われています。気になっていた方はこの機会にトライしてみてはいかがでしょうか。セールは12月の頭までのようです。

他の「Sakura」シリーズもセール中で、作品によりますが25%〜50%程度OFFになっています。「Fantasy」以外は特に百合ではなさそうですが、興味があればそちらもどうぞ。


Life is Strange

スクウェア・エニックスの海外支社が制作した、3Dフィールドのアドベンチャーゲーム。時間を巻き戻す能力を持った女の子を主人公にした、ちょっとノスタルジックな雰囲気の作品です。



5年ぶりに再開した親友との絆がストーリーの鍵になっているようですが、実は私はまだプレイしている途中なので全容はわかりません。その親友が、学校で話題の生徒失踪事件と何か関係があるようですが…。

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"She was my angel."
(彼女は私の天使だった)


現在は英語版のみのリリースで、日本国内からもSteamを通して入手できます。現在、ほぼ半額の大幅値引き中です。セールは12月の頭までなので興味がある方はお早めに。

Life Is Strange(Steam)


ちなみに3Dのゲームには珍しく、PCの要求スペックはゆるめ。設定でグラフィックや演出のレベルを下げて負担を減らせば、少しくらい古めのPCでもストレスなく遊べると思います。

また、PS3/PS4/Xbox360/Xbox oneでもリリースされているようです。日本からプレイ可能かは試していないので不明。


なお、発売日未定ですが日本語版もリリース予定があるようです。ハードはPS4/PS3/PC。

日本語版公式サイト


「Destiny of the Shrine Maiden(神無月の巫女)」



百合アニメの名作。作品自体は10年くらい前のものですが、わりと最近になって英語版を見たので、少し前に記事で紹介しました。

意外にも(?)英語吹き替えが収録されており、これがかなりの熱演です。私は日本語版の声にかなり思い入れがあるつもりでしたが、英語版の人でもアリかなとつい思ってしまうほど。特に千歌音は前半と後半で演技がかなり変わるのが聴きどころ。姫子も原作のイメージを大切にしながらも、独自の熱演を聞かせてくれます。

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"I want… I want to become your very own Himeko. "
(千歌音ちゃんの姫子になりたい)


翻訳がシンプルながらも的確なものになっているので、勉強用としてはかなり使いやすいと思います。神話ものということで一部難しい単語が出てくるものの、文法的にはおおむね中学校で習う範囲内です。

ただし吹き替えが何と喋っているか答え合わせする手段はほぼ無いので、そこだけは注意。英語字幕は収録されていますが、これは吹き替えの文字起こしではなく日本語版の直訳です。これはこの作品に限ったことではなく、日本産アニメの海外版でほぼ共通する仕様。


Strike Witches (ストライクウィッチーズ英語版)

これまでにも何回か紹介していますが、「ストライクウィッチーズ」の英語版もおすすめ。

 

吹き替えの出来がとても良く、どのキャラクターも日本版のイメージを崩さないハマリ役です。台詞も比較的シンプルで聞き取りやすく、かつかっこいい物になっています。

ちなみに英語版バルクホルンの声優さんは英語版「神無月の巫女」の姫子と同じ。この人は他にも「けいおん!」の唯や「セーラームーン」のうさぎも担当しているとか。演技の幅の広さにびっくりです。

百合的にはエイラ&サーニャに注目。

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"As long as I'm with you, I can go anywhere."
(サーニャと一緒なら、私はどこへだって行ける)

翻訳の都合か、基本ヘタレ気味なエイラがちょっとだけ積極的になっている場面も・・・?


Legend of Korra



百合だという噂を聞いたので、ついつい買ってしまった海外アニメ。たぶん日本未放映。

試聴のきっかけは、海外のニュースサイトにこんな記事。

“The Legend of Korra” creators confirm Korra and Asami are in love
(「The Legend of Korra」の製作者が、コーラとアサミは恋人だと明言)

ネタバレを見たくないので詳しくは読んでいませんが、主人公のコーラとメインキャラの1人であるアサミが恋人になる展開のようです。これを反映して、北米版Wikipediaのコーラのキャラクター個別ページにも、"Asami Sato"との関係が"girlfriend"と記載されています。

といっても私はまだシーズン1の中盤くらいまでしか見ていません。今のところ、男女の恋愛はあれど特に百合要素はなし。もっと後まで見て百合なシーンが確認できたら詳しく紹介しようと思います。


とりあえず、ここ最近で視聴した英語の百合作品はこんな感じ。これらだけで英語を勉強するのは効率から言っておすすめできませんが、基本を知ったうえで実用例を見るという目的であればおおいに役に立つのではないかと思います。興味のある作品があったら是非触れてみてください。

  

  

  





百合×英単語

せっかくなので英語と百合を絡めてなにかしたいと思い、電子書籍の制作を思い立ちました。

形式は英単語集。百合作品によく出てくる言葉を、例文とともに収録する予定です。

現在制作中のサンプルはこんな感じ。

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一部の例文は、百合漫画の台詞から引用させていただこうかと考えています。原文の引用元を明記したうえで独自に英語訳を行う予定です。

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レベルに合わせて段階的に読めるように、1冊の中で3章構成に分けようかと思っています。初級(中学レベル)・中級(高校レベル)・上級(大学レベル以上)という感じで分けつるもりです。後ろに行くほど難しめになります。

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あっ、誤字脱字を発見したので直さないと…。全部1人でやっていると結構大変です。


中身はかなり完成に近づいてきているのですが、もう1つ問題なのは表紙。フリーの写真素材と画像編集ソフトでいろいろ頑張ってみたのですが、どうしても素人っぽさが抜けません。実際素人なので仕方ないのでしょうが…。

何パターンか作ってみたうち、今のところ1番マシなのはこんな感じ。

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これをそのまま使うか、1から作り直そうか考え中です。


なお、練習用として百合と関係ない中学英語(文法メイン)の参考書も作ってみました。こちらはすでにKindleストアにアップ済み。こちらの経験も次の本のどこかで活かせたらいいなと思っています。

 
 
タグ:英語
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2015年11月28日

「すわっぷ⇔すわっぷ」第1巻(とめきち)

とめきちさん作の4コマ漫画「すわっぷ⇔すわっぷ」第1巻を読みました。



帯には、「キスで入れ替わりって便利だね。」とのキャッチコピーが。

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このコピーの通り、キスと入れ替わりがキーワードになっている作品です。


クラスで1番の成績を持つ春子。そして、クラスで1番ギャルっぽい(ただし別に遊んでいる様子はない)夏子。2人はある朝、通学路で出会いがしらに正面衝突。そしてその拍子で、キスをしてしまいます。その時2人は、なんとお互いの体が入れ替わっていることに気付きます。

仕方がないのでしばらくそのまま過ごす2人でしたが、やがてもう1度キスすれば戻れることを発見。以後、2人はなにかと入れ替わりのためにキスをするようになります。といってもその使い道は可愛いもので、新しい服が似合うかを客観的に確認するために入れ替わったりという感じ。猫アレルギーだけど猫に触りたいのでしばらく体を貸してもらう、なんて話も。

こんな調子なのでかなり頻繁にキスシーンが登場しますが、きちんと恥じらいはあって毎回照れているのが可愛いです。基本的には、周囲の目からは隠れてキスしています。プールの回では、一瞬だけ水面に潜ってからキスするという高度な技(?)も見せています。

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でもたまにクラスメイトに見られてしまい、そういう関係だと誤解されることもあったり。

キスを目撃してしまった人のうち、夏子の友人である夢芽と五月にだけは事情を説明済み。2人ともわりとすんなり受け入れているのがすごいです。この流れで春子・夏子が夢芽や五月とも入れ替わり可能か試そうとするシーンもあります。でも春子・夏子ともに他の相手とはキスしたくないということでお流れに。便利だから入れ替わっているだけではなく、お互いに特別な気持ちを抱いているようにも見えます。


後半では、秋穂・冬美というもう1組の入れ替わりカップルが登場します。体が弱くて外出できない冬美が、ときどき秋穂の体を借りて学校に行っているという関係です。この2人の場合も入れ替わりの手段はキスですが、最初のキスのきっかけが事故ではなく本気だったことに注目です。ほぼ明確に恋愛関係として描かれています。

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秋穂・冬美は1巻ではまだ出番が少なめ(巻頭のキャラクター紹介にも載っていません)ですが、今後にいろいろ期待できそうな2人です。



そんな感じの、「すわっぷ⇔すわっぷ」第1巻です。

「女の子どうしのキス」と「入れ替わり」の相乗効果によって、まったく新しい百合ワールドが展開されています。それぞれの要素は特別新しいものではありませんが、融合したことで未知の可能性が生まれています。

入れ替わりの使い道も、単なる替え玉のようなズルイ目的ではなく、どれも可愛らしい感じなのが好印象。自分のおしゃれを客観的に確認するために入れ替わる等は、女の子ならではです。毎回ささやかながらも斬新な有効活用法が出てくるので飽きさせません。

毎回キスシーンがあるので百合漫画としても素晴らしいです。一応入れ替わりが便利だからキスしていることになっていますが、他の相手とは試すのも躊躇するあたり、互いに特別な気持ちがあるようにも見えます。特に春子は初めての親しい友達である夏子に強い気持ちを抱いているようです。初めてお互いを名前で呼ぶシーンは、さりげないながらも微笑ましい感じ。

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さらに後半では、かなり本気な感じの2組目のカップルまで登場します。

次巻以降はどんなキスシーンや入れ替わり活用法が登場するのか、そして春子と夏子の関係に何か変化はあるのか、とても楽しみです。





メロンブックス特典は、「フレグランスイラストカード」。その名の通り、「フレグランス」(香り)が2人の唇のあたりについています。

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2015年11月27日

「青春スウィートトラック」第1巻(TOもえ)

TOもえさん作の「青春スウィートトラック」第1巻を読んでみました。



百合漫画多めな4コマ漫画雑誌「コミックキューン」で連載中の作品です。


舞台は、部員が2人だけで廃部寸前の陸上部。主人公・りく(2年生)が、後輩の競香とともに部員集めをするところから物語は始まります。部の存続には最低5人の部員がいなければならないので、あと3人必要です。

部員集めは当初は難航したものの、地道な勧誘の甲斐あって次第にメンバーが集まり始めます。天才肌の1年生・美南、巨乳の1年生・久実、そしてりくの友達の2年生・翔子が加入してくれたことで、ついに部員5人を確保。めでたく陸上部の存続が決まります。

このあたりまでが第2話。以後は、陸上部としての本格的な練習が始まります。といっても大会出たりするわけではないので、雰囲気はかなりユルめ。陸上部はあくまで舞台設定で、どちらかというと女の子達の日常がメインのように感じます。このへんは百合的にはむしろおいしいかもしれません。


りく

主人公・りくは後輩たちからとても慕われています。特に美南はりくのことをとても気に入っていて、学年が違うのにしょっちゅうりくの教室まで会いに来るほどです。りくの膝枕で寝るのがお気に入り。

一方、同じく1年生の競香もりくのことが大好き。美南ほど四六時中アピールしているわけではないものの、要所でりくに対する強い信頼を伺わせます。りくをめぐって美南と張り合うこともしばしば。

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そして3人のこんな感じのイチャイチャぶりが、とある1年生をイケない道に走らせたりもします。


久実

美南・競香と並ぶもう1人の1年生・久実。当初は巨乳のドジっ子という程度の印象だったのですが、中盤あたりから強烈な個性を発揮し始めます。

ある朝、いつものようにイチャついているりくと美南を遠くから眺めていた久実。その時、久実は自分の胸がいつになく高鳴っていることに気付きます。

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この回の最後のナレーションによると、「久実の中で何かが完全に目覚めた」。

以後、久実は女の子どうしが仲良くしているところを見ては興奮して身悶える姿がお約束になっていきます。りく×美南がお気に入りのようですが、その他のカップリングにも敏感に反応します。美南×競香のライバル百合などもイケる口のようです。

久実は別に元々百合好きだったわけではなく、陸上部の日常の中で自然にこの趣味に目覚めたようです。ある意味、すごい素質の持ち主かもしれません。果たして百合キャラと呼べるのかはよくわかりませんが、今後のさらなる暴走に期待です。

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2015年11月26日

「シノハユ」第5巻(小林立・五十嵐あぐり)

「咲 -saki-」シリーズのスピンオフ、「シノハユ the dawn of age」の第5巻を読みました。



今回の表紙は赤土晴絵。「阿知賀編 episode of side-A」では大人の姿で先生として登場していたキャラクターでした。

表紙ではメインキャラ達の高校生時の姿(多分)が描かれるのが恒例になっていますが、ストーリー本編はまだまだ小学生編です。今回は、主人公・慕(しの)がついに全国大会に乗り込みます。


全国だけあって、対戦者はクセモノ揃い。個性的な容姿や言動のキャラが次々と登場します。

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その中でも意外なキャラクターが勝ち進んだりするので先が読めません。

満を持して登場した赤土晴絵も、結果的にかなり意外な役回りとなっています。「咲 -saki-」本編や「阿知賀編」由来のキャラは「シノハユ」キャラよりも強いイメージがあったのですが、必ずしも絶対的優位とまでは言えないようです。みんなまだ小学生ということもあるのでしょう。


決勝戦では、「阿知賀編」では解説者だった三尋木咏(みひろぎ うた)が対戦相手の一人として登場。

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全体を通してかなり優位に対局を進めますが、最後はかなり意外な人物が優勝をかっさらっていきます。


作品全体を通して言えますが、対局シーンはかなりリアル寄り。現実の麻雀で起こりうるレベルの駆け引きが展開されます。「差し込み」や「山越し」が勝敗を分ける鍵になったりと、一般人にも理解できる範疇での高度な戦いです。実質的前作の「阿知賀編」が能力ありきの異能力バトルだったのとは好対照。とても新鮮に楽しめます。スピンオフではあるものの、実は麻雀初心者にはシリーズで一番おすすめかもしれません。

一方、慕の戦い方で一索がキーになっていることも示唆され始めています。能力の片鱗ということなのでしょうか。普通の麻雀から能力バトルに発展していく境界線が今後のストーリーで描かれるとしたら、かなり面白い内容になりそう。いったい何をきかっけに「咲 -saki-」本編のような超能力者だらけになったのかは誰しも気になるところだと思います。


ちなみに、百合描写は「咲 -saki-」シリーズとしては控えめです。団体戦ではなく個人戦ということもあるのでしょう。

基本的に女の子しか出てきませんし、慕と仲間達の友情はきちんと描かれているので友情ものとしては十分楽しめる内容です。普段は優しい慕が友人のリベンジのために熱くなるという珍しい一幕もあります。

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この巻の最後では、慕の失踪中の母親のてがかりが登場。中盤あたりでは、失踪の原因に麻雀が関係しているらしいことも示唆されていました。もともと母親を探すのが物語の出発点でしたが、そのあたりの話がついに動き出しそうな予感。次巻も楽しみです。



メロンブックス特典は、着せ替えブックカバー。慕と晴絵という、この巻を象徴するような2人の組み合わせです。ちなみに他の店舗特典ではかなり意外なキャラ達(ぶっちゃけ3回戦あたりの使い捨てキャラ)が起用されていることもあるようです。

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タグ:咲-saki-
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2015年11月22日

「恋ヶ窪プリンセスハニー」(いづみみなみ)第1巻

いづみみなみさんの「恋ヶ窪プリンセスハニー」第1巻を読みました。



10月に発売されたばかりの新作ですが、先日紹介したKindleストアのセールで半額キャンペーン中です。




シャルロッテ(通称ロッテ)は、リントヴルム王国の第一王女。日本の少女漫画(ただしやや大人向け)に憧れて、日本に遊学にやって来ました。天真爛漫で素直な性格ですが、心身ともに意外とタフな面も。

エリーザベト(通称エリザ)は、ロッテの護衛としてやってきた女の子。ロッテの幼馴染でもあり、公式のキャラ紹介では「姫命」とあります。ロッテと同い年だとすれば15歳と思われますが、有能な軍人であるため凛とした大人っぽいイメージです。ただし平和な日本ではそれが天然ボケな行動につながったりも。


後継者問題などでちょっとキナ感じになっていた祖国を飛び出し、平和な日本にやって来たロッテとエリザ。そんな2人が普通の日常を満喫したり、文化の違いで騒動を起こしたりするのが基本パターンです。

どちらかというとエリザの視点が多めで、彼女の「姫命」っぷりが随所に描かれています。日本の少女漫画(しかもちょっとエッチなやつ)の影響で漠然と恋愛に憧れているロッテに対しては、「恋愛したいなら私で我慢してください」と言い放ちました。

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序盤は日本の生活に慣れるまでのお話ですが、中盤あたりからは2人で高校に通い始めます。ちなみにエリザは当初「姫様と私だけの世界が、姫様と私だけの世界じゃなくなってしまう」という理由で通学に反対していました。さすがです。


学校ではクラスメイトとの友情も描かれ、微笑ましい感じです。特に友人から名前呼びされて感動しているロッテが可愛いです。何やらワケありげなクラスメイトと、「秘密」を交換しあうシーンも。


ストーリー本編の最後のエピソードでは、エリザを「お姉様」と呼ぶ謎の新キャラクターが登場。次巻への引きとなっています。

ちなみにこの新キャラ、おまけページのラフ画で設定や名前が微妙にネタバレされています。これによると名前は「フランツィスカ」とのことですが、WEBで公開されている最新話によると「フランツェスカ」となっています。どっちが正しいのでしょうか・・・?

このキャラクターは、最新の第14話にてナレーションで「ガチレズ」と明言されました。彼女のことが気になる人は、WEB連載を見てみるといいと思います。もちろん、単行本派の人は2巻を待ってみるのもアリ。

「恋ヶ窪プリンセスハニー」配信サイト(まんがライフWIN)


巻末には、おまけエピソードが2つ収録されています。普段エリザにこき使われている黒服3人組のお話と、ファンタジーRPG風のお遊びエピソードです。本編とはちょっと違う感じで新鮮です。



お姫様とその護衛のドタバタコメディーとして、とても楽しめる作品だと思います。個人的にはエリザの「姫命」っぷり、そしてロッテとクラスメイト達の友情がみどころでした。次巻からは「ガチレズ」キャラも登場し、ますます面白くなりそうです。

現在Kindleストアで半額セール中なので、気になる方は是非この機会に読んでみてください。



竹書房半額セール一覧(Kindleストア)
 
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2015年11月21日

「ラーメン大好き小泉さん」(鳴見なる)3巻まで

先日の記事で紹介した通り、現在竹書房のコミックスの一部がKindleで半額セール中です。

今回はセール対象になっている作品から、「ラーメン大好き小泉さん」を紹介します。テレビドラマ化もされた人気作品です。

ドラマ版公式サイト


原作最新巻の第3巻は10月に出たばかりですが、しっかり今回のセールの対象になっています。




ラーメン大好き小泉さん

この作品は、タイトル通りラーメンが大好きな女の子・小泉さんを中心としています。毎回小泉さんが様々なラーメン店に行っては見事な食べっぷりを披露してくれます。普段はクールでポーカーフェイスな小泉さんですが、ラーメンを食べている間だけは別。もはやエクスタシーすら感じさせる表情がみどころです。

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ちなみに登場するラーメン店の名前は基本的にぼかされていますが、よく雑誌などに取り上げられる有名店であることが多いようです。




ストーリーは必ずしも小泉さん視点ではなく、クラスメイトの悠の目線から描かれるエピソードが多めです。悠は小泉さんのことが大好きで、小泉さんと仲良くなりたいばかりに自分もラーメン店に通うようになります。もはや小泉さんの追っかけと呼んでも良いレベル。友人の弁によると、悠は「昔から可愛い子大好き」だったそうな。

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ただし悠の小泉さんに対する愛はあまり通じておらず、だいたいは素っ気なくあしらわれたり、迷惑がられたりします。悠よりも悠の友人達のほうが先に小泉さんと仲良くなってしまい、悠が嫉妬するというオチはもはやお約束。

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基本的には明るく素直な悠ですが、どうやらヤンデレの素質がありそうです。

2巻のあるエピソードでつけていた「小泉さん観察日記」からは、本格的にアレな雰囲気が漂っています。

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最新の第3巻でも、恋敵(?)の出現に際してかなりヤバげな表情をしていました。

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もちろんこのへんはあくまでギャグ描写で、悠は基本的には明るい良い子です。本当に小泉さんが困るようなことはしません。小泉さんとしてもあえて悠を止めていないので、内心ではそれなりに心を許しているのでしょう。

2巻の最後のエピソードでは、小泉さんが(結果的にとはいえ)悠を助けてくれるエピソードが描かれました。このときついにアドレスも教えてくれて、2人の仲が一歩進展したことが伺えます。

このときに小泉さんが悠にここまで自分にこだわる理由を尋ねるのですが、その答えが百合的にもちょっといい感じです。

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「ラーメンに夢中な小泉さんに夢中だからだよ」


第3巻

最新の第3巻でも、小泉さんがあちこちのラーメンを食べまくります。名店のラーメンばかりではなく、回転寿司のラーメンや登山からのインスタント麺といった代わりダネにも挑戦しています。

悠の小泉さんへのストーキング…もといアプローチも相変わらず。今回は、頼まれてもいないのに小泉さんのために行列に並んで場所取りまでしていました。小泉さんからはむしろマナー違反として怒られていましたが…。


個人的に印象的だったのは、大阪を訪れた小泉さんが、偶然出会ったお姉さんと2人でラーメン店巡りをするというお話。

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ちょっと不思議な年の差友情ものとしても楽しめる、新鮮なエピソードでした。



「ラーメン大好き小泉さん」1巻・3巻(なぜか2巻は除外)は現在Kindleで半額セールになっているので、興味がある方は是非読んでみてください。

  
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2015年11月20日

Kindleで竹書房のコミックが半額セール中。10月発売の最新作も!

Kindleストアで、竹書房の漫画作品の一部が半額セールになっています。中にはいくつか百合漫画もあり。

竹書房半額セール一覧(Kindleストア)


注目は、発売されたばかりの最新作までセール対象に含まれていること。

「恋ヶ窪プリンセスハニー」は、なんと10月に発売されたばかりの最新作。



日本に留学してきた某国のお姫様・ロッテと、その付き人・エリザのお話です。エリザは公式のキャラクター紹介で「とにかく姫命。 姫にまつわる事以外には疎く、他のことにはあまり興味がない。」とされています。終盤では公式で「ガチレズ」とされているキャラも登場。

まんがライフWINの公式サイトで試し読み可。

参考記事:「恋ヶ窪プリンセスハニー」第1巻の感想


同じく10月発売だった「ラーメン大好き小泉さん」の第3巻もセール対象です。



ラーメンが大好きな小泉さんと、そんな小泉さんが大好きな主人公・悠がメインの作品です。素っ気なくあしらわれてもめげずに小泉さんをストーキング追いかける悠が少し百合っぽいかも?2巻で小泉さんにこだわる理由を聞かれた悠は、「ラーメンに夢中な小泉さんに夢中だからだよ」と答えていました。

参考記事:「ラーメン大好き小泉さん」1〜3巻の感想


竹書房で百合といえば、くずしろさんの「姫のためなら死ねる」もセール中。最新の5巻目(今年の4月発売)が半額になっています。




他にも、百合的に面白そうな作品がいくつかセール対象に含まれています。以下では、気になった作品をいくつか挙げておきます。私自身はまだ詳しい内容は未確認ですが、この機会に読んでみるのもよさそうです。

  


  

竹書房半額セール一覧(Kindleストア)

タグ:電子書籍
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2015年11月15日

英語のフリーゲーム「Princesses's Maid」

toki productionさんというサークルが制作した全編英語のフリーゲーム「Princesses's Maid」が百合ものです。

Princesses's Maid配布サイト


上記公式サイトからあらすじを引用させていただくと、以下のとおり。

The twin princesses are going to get married to people they don't even know in 13 days for the sake of their kingdom. What can their childhood friend, a mere powerless maid do?

(双子の姫たちは、13日後には王国のために政略結婚することが決まっています。幼馴染でありメイドである主人公は彼女達のために何ができるでしょうか?)


登場キャラクターは、主人公であるEpponie(エポニー。名前変更可)、姫であるMartha(マーサ)とTatiana(タチアナ)、そして主人公の妹であるOlivia(オリビア)。


システム

基本的にはオーソドックスなADV(海外で言うVisual Novel、VN)で、シナリオ中の選択肢によってストーリーが分岐します。

さらにメイドである主人公のお仕事をスケジューリングする要素があり、これによってステータスが変動したり、イベントが起きたりします。ステータスは一部イベントの発生条件に関係しているようです。

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work(お仕事):knowledge(知識)が上昇。
train(訓練):strength(強さ)が上昇。
rest(休息):stress(疲労)を低下させる。

stressは毎日自動的に増加し、100になると倒れてしまい次の日は何もできなくなります。ただしこれによってヒロインとのイベントが起こることも。


ストーリー

基本的には、どのヒロインも主人公のことが大好きです。序盤はあくまで主従、幼馴染、あるいは姉妹という関係ですが、ルートに入ると明確な恋愛に発展します。

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"I've loving you for a very long time."
(あなたのことがずっと好きだったの。)


グッドエンドでは、なんと結婚までしてしまいます。

"Epponie, Will you marry me? I'll make you the happiest person in the world."
(エポニー、私と結婚してくれる?世界で一番幸せにするつもりよ。)



容量にして50MB、プレイ時間にして1時間かからないボリュームなので気軽にプレイできる作品です。絵が立ち絵と背景だけでイベントCGがなかったり、音楽がフリー素材だったりはしますが、そのぶんシナリオはコンパクトなりに上手くまとめられています。主従、幼馴染、姉妹、ヒロイン達の秘密、王国の裏側など、様々なエッセンスが詰め込まれていて飽きさせません。

フリーゲームですし、英語に抵抗がなければおすすめです。

Princesses's Maid配布サイト



出る順? Princesses's Maid 英単語帳

せっかくなので(?)、作中によく登場する英単語とその意味を軽くメモしておきたいと思います。

princess:姫
maid:メイド
follow:ついていく
castle:城
kingdom:王国
duty:義務、使命
martial:戦闘用の
dress:ドレス
cookie:クッキー
hug:抱きしめる
decide:決断する
assassin:暗殺者
elope:駆け落ちする
marry:結婚する
replica:複製、レプリカ
cry:泣く
panties:パンツ、下着
blushed:赤面している
naked:裸の
embarrassing:恥ずかしい
wedding:結婚式
handkerchief:ハンカチ
 
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2015年11月08日

ドラマ「TRANSIT GIRLS(トランジットガールズ)」第1話

11月7日に放送開始されたTVドラマ「TRANSIT GIRSL(トランジットガールズ)」を見てみました。

「連ドラ史上初の“ガールズラブ”をテーマとしたドラマ」を謳う期待の作品です。公式サイトにあるキャッチコピーは、「わたしのファーストキスは、おねーちゃんでした。」


あらすじ

母親が亡くなって以来、父親と2人暮らしをしていた高校生・葉山小百合。あるとき父親の再婚によって新しい母親とお姉さんができることになったものの、亡き実母を慕っていた小百合は複雑な気分です。

新しい姉・ゆいは小百合の心を開かせようと努力するものの、小百合の反発は強まるばかり。ある夜、苛立ちを爆発させた小百合はゆいに激しい言葉をぶつけます。しかし、ゆいはそんな小百合の唇に突然キスをするのでした。

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感想

まさに「わたしのファーストキスは、おねーちゃんでした。」というキャッチコピー通りの第1話でした。



この時点では小百合はゆいのことを良く思っていませんし、姉だと認めてもいません。しかし、ゆいのほうは小百合に強く惹かれるものがあるようです。最後の突然のキスに対して小百合がどんな反応をするのか、第2話が楽しみです。

女の子だけのドラマかというとそんなことはなく、男性キャラクターも普通に登場します。小百合やゆいに好意を持っている男性がいたり、そんな男性キャラのことが好きな女の子がいたり、複雑な人間関係が展開されそうです。このあたりは第1話の本編中でも示唆されてはいましたが、公式サイトの人物紹介ではさらに明確に紹介されています。


1回あたり約25分×全8回の構成ということで、テンポ良く楽しめそうなドラマです。地上波の連続ドラマで女の子同士の恋愛をどこまで描くのか、注目です。


「TRANSIT GIRSL(トランジットガールズ)」公式サイト

なお、テレビ放送を見逃してもネットで放送後しばらく無料配信があるようです。詳しくは公式サイト下部のリンクをどうぞ。

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2015年11月07日

「オシリス文庫」2周年キャンペーンで20作品が半額

「電子書籍で楽しむライトな官能小説レーベル」を謳う「オシリス文庫」の創刊2周年キャンペーンが行われています。

読者おすすめ20作品が半額! オシリス文庫創刊2周年フェア開催中(公式サイト内告知)


新作の発表などもあるのですが、注目は既刊のうちオススメ20作品が半額になっていること。百合ものだと、「百合色アリスと白ウサギ」が対象になっています。



これは公式の紹介文によると「逃げるアリスと追うウサギ、一方通行の恋を儚く繊細に描いた百合物語」です。

以下のサンプル集に一部が収録されているようです。





オシリス文庫だと他に「ヤンキーちゃんと花子さん 〜ちょっ、おまえだけ見えないからって人前でやめろよな!〜」(すごいタイトルですね…)も百合だと思われるのですが、残念ながら今回はセール対象ではないようです。




「壁に尻あり!?ワケあり首輪と自縛霊」も、人間と霊の交流もの。あらすじ紹介によると「エッチな女地縛霊と内気な女子大生が繰り広げる同居ストーリー!」だそうです。でも残念ながらこれもセール対象ではないようです。




「拘束メイド-百合の咲く懲罰台-」もタイトルに百合とあるのでおそらく百合なのではないでしょうか…。ただしSM、というか拷問要素がありそうなので苦手な人は注意したほうがいいかも。「ちょっとかわいいアイアンメイデン」とかが好きな人なら楽しめそう?なお、残念ながらこれもセール対象外。




百合タグ

私が見る限り百合っぽい作品はこのくらいかと思うのですが、オシリス文庫公式サイトでは他にもいくつかの作品に「百合」タグがついています。

オシリス文庫:百合タグ

せっかくなので一応挙げてみます。

  

  

ただしこのへんの作品は、あらすじを読む限り少なくとも王道的な百合ではないのであしからず。性転換もの等も含まれているようです。

性転換ものでいうと、「ツカサくんはツいてない -ボクが地球代表になった日-」が「男→女」なのに対して、「一週間限定男子」は「女→男」。肉体的に女どうしなら百合と思える人なら前者、精神的に女どうしなら百合と思える人なら後者もわりとアリ、かも…??

Amazon:オシリス文庫
 
タグ:電子書籍
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2015年11月01日

コミックキューン Vol.3(2015年12月号)

ちょっと遅くなりましたが、「コミックキューン」第3号の感想です。




旬の味覚 キューン食堂

恒例になりつつある巻頭イラストコーナー。今回は、食欲の秋ということで「旬の味覚 キューン食堂」です。コミックキューン連載作品のキャラクター達が、スイーツなどをおいしそうにほおばっているイラストが描かれています。

今回もゲスト作家さんあり。百合的に注目は、初登場の管野マナミさんです。現在コミックアライブで連載中の「ひまわりさん」から、ひまわりさんその人が出張してきています。

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それにしても、コミックキューンのゲスト作家さんは素晴らしいラインナップです。第1号から順に数えていくと、なもりさん(ゆるゆり)、タチさん(桜Trick)、管野マナミさん(ひまわりさん)という豪華メンバー。百合好きを狙いに来ているとしか思えません。さらに予告によると、次は伊藤ハチさん(小百合さんの妹は天使)が登場するようです。



連載作品は、今回もどの作品も気合が入っています。季節柄、ハロウィーンネタを扱った漫画がかなり多め。

相変わらず百合要素のある作品が豊富で、体感的には半分くらい百合なのではないかと思えるほど。挙げたらキリがないため、以下では新しい動きがあった作品に絞って紹介していこうと思います。


さくらマイマイ(おしおしお)

表紙&巻頭カラーは「さくらマイマイ」。手違いでオンボロ寮に住むことになったお嬢様と、仲間達との日常を描いています。ちょうど単行本第1巻がコミックキューン本誌と同日発売。



主人公のお嬢様の天然ボケと暴走がメインなので、百合要素はそこまで強いほうではありません。ですが登場人物は全員女の子なので期待の余地はありそうです。特に夏目というキャラは欄外のキャラ紹介に「こっそり純に想いを寄せている」とあります。今回の話でもその片鱗を見せています。

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私の友達が世界一かわいい。(三月)

まりあの妹・えりぃとりりぃが登場、小春と初遭遇を果たします。りりぃはまりあの妹だけあってヤンデレの素質があり、姉を過剰に慕っている模様。

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「りりぃは産まれたときからお姉さまのこと慕ってるのに…っ!」

一方えりぃは特別ヤンデレな素振りは見せないものの、小春の天然女たらしぶりに早くも落とされそうになっていました。


私立星城学園きらりん寮(はなこ)

真のルームメイトとして、環という新キャラが登場。外見は美少女なのですが大のイタズラ好きで、初対面の真を困惑させます。

しかし環は実は病弱で、無理をして元気に振舞っていました。これまで学校に来れなかったのも療養のため。それを知った真は環に対する印象を改め、自分が支えていってあげたいと思います。

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というわけで、真にも対となる相手が登場しました。主人公・蓮の親友ポジションのわりにそこまで蓮と絡まないキャラでしたが、明確なパートナーが登場したことでさらなる活躍に期待です。




青春スウィートトラック(TOもえ)

陸上部もやっぱりハロウィーンネタで盛り上がっています。相変わらずりくと美南はイチャイチャです。お菓子をあげなかったせいで本当イタズラされるシチュエーションは意外と見ないので貴重かも?

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そしてその光景を遠くから見て興奮している残念な性癖(?)の子もいたり。

なお、単行本が11月27日発売です。




かたるりハーモニクス(くろば・U)

ろくに練習らしい練習をしないまま、文化祭本番を迎えた「弾き語り部」。結果はまぁ…相応程度という感じ。現実は某軽音部漫画のように上手くは行かないようです。大きな成功でも失敗でもなく、そのまま日常が続いて行くのはある意味斬新な作風かもしれません。

3回限定のゲスト連載なので最終回ということになりますが、もっと続きが読んでみたかった気がする作品です。メイン3人の間で何度か百合的言動がありましたが、特に掘り下げられないのでどこまで本気がわかりませんでした。さらには終盤には「先輩」に「恋する瞳」をしていたという気になる場面があったり。

百合、バンド、青春要素と、掘り下げられる部分がまだまだあった気がします。3回と言わず是非続きが見たいです。


上で紹介しきれなかった漫画も、安定した面白さを発揮しています。百合漫画もそうでないものも含めて、バラエティに富んでいて飽きさせません。400ページ近くあって500円(税抜)という点も魅力ですね。次号も楽しみです。


posted by trinder at 18:28| Comment(0) | TrackBack(0) | コミック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする