2017年09月29日

「今日も女の子を攻略した。」第2巻(むく)

むくさんの「今日も女の子を攻略した。」第2巻を読みました。



黛風澄(まゆずみ かすみ)は、学校でも話題のイケメン美少女。いつも無意識の言動で女の子をドキドキさせ、いつの間にか惚れられてしまいます。そんな風澄が毎回様々な女の子を「攻略」してしまう姿を描いた作品です。

【参考記事】「今日も女の子を攻略した。」第1巻(むく)


第2巻でも、風澄のモテパワーはとどまるところを知りません。ギャルだろうがお嬢様だろうが、風澄のことを意識せずにはいられなくなります。

攻略対象はその話限りのゲストキャラであることが多いですが、複数のエピソードに渡って意外な展開を見せる場合もあります。

梅宮さくらは、孤独を好むお嬢様。風澄に攻略されかかったところで、実は園実(第1巻に登場した通称「百合女王」)の幼馴染だったことが判明します。ですが現在のさくらと園実はギクシャクしており、なにやら事情がありそう。

風澄は、2人を仲直りさせるために奮闘することになります。こういう行動力がイケメン美少女たるゆえんなのでしょうか。

最終的には、さくらと園実は仲直り。さくらと風澄も友達になれてハッピーエンドです。

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その他にも、演劇部部長とか、小説家志望の内気な少女とか、様々な女の子が登場します。この娘はいったいどんな展開で風澄に惚れてしまうのか、などと考えながら読むと楽しいと思います。

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今回も風澄がいろいろな女の子を(無自覚に)攻略しました。

風澄は作中で「イケメン美少女」と呼ばれてはいますが、容姿・言動ともにちゃんと女の子らしいのが好印象です。攻略の仕方も、中性的な魅力というよりも、きちんと女の子らしい立場からのアプローチになっています。百合は女の子同士の恋愛、という原点に忠実です。

なお今回「百合女王」こと園実が再登場したりしましたが、他の女の子たちのその後も見てみたいですね。今でも風澄を密かに想っていたりするのでしょうか。


(kindle版あり)
 

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Kindleで「ニコカド祭り2017」開始 週替わりで50%OFFまたは1巻無料

Kindleストアでニコニコ・カドカワ系の大規模セール「ニコカド祭り2017」が開始されました。対象作品には50%OFFになっているものと、期間限定無料になっているものがあります。

先日まではフライングセールなるものが先行して開催されていましたが、いよいよセール本番ということのようです。現在は、セール特設ページもできています。

Kindleストア / ニコカド祭り2017特設ページ

全体のセール期間は11月30日までとのことですが、その間にセール対象が週替わりするそうなのでこまめにチェックすると良さそうです。


ただし、上記特設ページに明記してある作品以外にもセールになっている作品があるようです。Kindleストア内を手動で「Kadokawa」「〇〇円以下」などと条件指定検索すれば他にもいろいろ見つかるかもしれません。

KindleストアをKadokawa/350円以下で検索

特設ページ内に無い作品については以下の記事で紹介しています。

【参考記事】Kindleでセールになっているカドカワ作品 「百合百景」「ひまわりさん」「ひなこのーとアンソロジー」等

ここからは、「ニコカド祭り2017」特設ページに明記されている作品の中から百合漫画を探していきます。



【追記】

この記事のセール情報は執筆当時の情報に基づいています。セール対象リストの最新版下記リンク先の記事で。

「ニコカド祭り2017」10月20日時点でセール中の作品 「剣姫、咲く」「神無月の巫女」「私立星城学園きらりん寮」等





50%OFF作品

まずは50%OFF作品の中から、百合作品を探してみます。

比較的新しいもので、6月末発売の「放課後の本屋さん」があります。



百合化著しいコミックキューン連載の作品です。小学生の女の子がエロ本屋をやるというとんでもない設定ですが、実質的には百合作品。主人公は男には興味ないと明言し、女体の研究に余念がありません。店員のサキュバスや、ツンデレな同級生とのやりとりがみどころです。主人公が百合同人誌を描いているという設定も。

【参考記事】
「ニコカド祭り2017」第1週から未紹介作品を特集 「放課後の本屋さん」「孫子のアイドル兵法!」


他に比較的最近の作品だと、3月発売の「孫子のアイドル兵法」「パンでPeace!(4巻まで)」なども。




他にも、百合要素がありそうな作品がいくつか。







【参考記事】
「パンでPeace!」第1巻(emily)
「ちょっとかわいいアイアンメイデン」第4巻(a・アルフライラ/深見真)


雑誌

雑誌のバックナンバーも対象です。単行本派の人もたまにはチェックしてみてもいいかも……?




小説

小説も対象です。とりあえず「いつか世界を救うために」全2巻が対象なのを確認。



今回のセールでは小説はまだまだ少ないので、今後の追加に期待でしょうか。


期間限定無料

今回なにげに注目なのが、期間限定無料コミック。基本的には各作品の第1巻のみが対象ですが、比較的最近の作品も含まれています。中には「やがて君になる」も。





【参考記事】
「やがて君になる」第1巻(仲谷鳰)
「あやかしぃのに」(乃花タツ)


いよいよ始まった「ニコカド祭り2017」。セール期間が11月30日までとされており、セール対象が週替わりとのことなので、最終的には相当な数の作品が対象となりそう。今後の動向に注目です。

Kindleストア / ニコカド祭り2017特設ページ
  

【ニコカド祭り2017関連記事】

Kindleで「ニコカド祭り2017」開始 週替わりで50%OFFまたは1巻無料
「ニコカド祭り2017」第1週から未紹介作品を特集 「放課後の本屋さん」「孫子のアイドル兵法!」
Kindleでセールになっているカドカワ作品 「百合百景」「ひまわりさん」「ひなこのーとアンソロジー」等
「ニコカド祭り2017」10月9日時点でセール中の作品 「あやかしこ」「カーグラフィティJK」等
「ニコカド祭り2017」10月13日時点でセール中の作品 「はいふり」「あの娘にキスと白百合を」等
 
ラベル:電子書籍

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2017年09月28日

「吸血鬼ちゃん×後輩ちゃん」第1巻(嵩乃朔)

嵩乃朔さん作の「吸血鬼ちゃん×後輩ちゃん」第1巻を読みました。



作者の嵩乃朔さんは百合アンソロジーなどにも参加している作家さんです。成人向け百合漫画だと「カノジョと私の秘蜜の恋」なども。



また、今回のあとがきにある通り吉岡榊さんという名義でも活動しています。こちらだと「マーメイドラヴァーズ」などがあります。





さて今回の「吸血鬼ちゃん×後輩ちゃん」は、タイトル通り吸血鬼もの。なんだか最近 かなりの数の 百合吸血鬼を 見ている 気がします。もはや百合の一大人気ジャンルの予感?


あらすじ

絢藤沙羅(あやふじ さら)は、転入したての高校2年生。ちなみに僕っ娘。極度の人見知りで赤面症だけど、たくさん友達を作るのが夢。

沙羅はある日、生徒会室で女の子達が妖しく絡み合っている姿を目撃します。そして沙羅も、生徒会長の花厳アイリス(かざり アイリス)に目をつけられてしまいます。気が付くと沙羅はアイリスに押し倒され……

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ふとももを吸われていました。


アイリスは、人間の血を吸って生きる「蝶鬼(ちょうき)」でした。沙羅は、アイリスに血を吸われる「花贄(はなよめ)」にされてしまったのです。

しかし沙羅も、驚きはしたものの決して嫌ではありませんでした。沙羅は、一見完璧な優等生ながらもどこか寂しさを抱えるアイリスに次第に惹かれるようになっていきます。

蝶鬼と花贄は、一日一回血を吸わなければ禁断症状が出ます。ですがそれだけでは説明できないほどに、沙羅とアイリスはお互いのことを強く意識するようになります。

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しかし、花贄になることは血を吸われること以外にも重い代償があるようで……?ちょっとシリアスな雰囲気を漂わせつつ、次巻へと続いていきます。



女の子同士の官能的な吸血シーンが魅力の作品です。毎回吸う箇所や吸い方が違い、フェティシズムを感じさせます。

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ふとももとかおしりを狙うのはアイリスの趣味なのか、それとも蝶鬼とはそういうものなのか……。


人間関係に不器用な主役2人の内面も丁寧に描かれており、単なる吸血だけの関係ではないことが伺えます。今後の展開も楽しみです。


(kindle版あり)
 

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「桜Trick」第8巻(完結)/ タチ

タチさんの「桜Trick」第8巻を読みました。



前巻から、作中時系列が3年目に突入。楓が生徒会長、春香が副会長になりました。生徒会関連で新キャラも登場。

一方、コトネとしずくの恋には急展開が。親の決めた相手との結婚を迫られたコトネは、しずくとともに駆け落ち寸前のところまで覚悟を固めました。

【参考記事】「桜Trick」第7巻(タチ)


コトネ×しずく

続く第8巻は、みんなで力を合わせてコトネとしずくを助ける展開になっています。前生徒会長の澄も、心強い味方として登場。

一方、コトネの婚約相手とされる森島空にも掘り下げが入ります。前巻で実は女だったことが判明している彼女。突飛な設定に感じた読者も少なくないのではと思いますが、今回はそのへんをフォローするがごとく長大なバックストーリーが語られます。空がなぜ男性のように振舞っていたのか、という事情が1話まるごと使い切る勢いで描かれます。もうこの人の人生だけで漫画が1本作れそうです。

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ただし空はあくまで周囲(主にコトネ父)に流されていただけともいえ、悪い人というわけではなさそうです。コトネの姉に恋していたこともあって、百合キャラには違い無さそう。


空の性別がコトネ父に知られたこと、そしてしずくがコトネとの関係を告白したことで、状況は変わります。コトネ父は驚きつつも、しずくとコトネの関係を見守ることにしてくれたのでした。

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コトネ父「すごい世界だ……」


楓×ゆず

クールな表情の隙間から、さりげなくゆずへの好意をのぞかせていた楓。しかしゆずは極度の鈍感さを持っており、楓の気持ちに気付く様子はありません。進展がないまま卒業の季節が近づいています。

周囲のカップル達を見て勇気をもらったのか、楓ははついにゆずへの気持ちを告白することに。

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ゆずの答えは、非常に彼女らしいものになっています。距離感を探りながらも少しずつ進んでいく感じは、この2人らしいように思われます。


春香×優

高校生活も終わりに近づき、春香たちも将来のことを考えなければいけない時期。春香は成績優秀にも関わらず、優と一緒にいたい一心で専門学校への進学を希望します。しかしこれが、親だけでなく優からも反対されてしまうことに。優と一緒にいられないかもしれないと考えたとき、春香は自分自身の弱さと改めて向き合うことになります。

優と出会う前の春香は内気で人見知りだった、という設定が作品初期の頃に語られていました。今回その点について改めて掘り下げが入っており、春香と優の初対面も描かれます。

さらに、春香の背中を押す存在として澄がここでも活躍。これまで春香たちに助けてもらっていた澄だからこその言葉で、春香を勇気づけます。


これまで優と何度もキスをしたものの、自分たちの関係を明確に定義付けずに来た春香。しかし、今こそ決意を固めるとき。自分の将来も、優との関係も、未来へ向けて一歩を踏み出すことになります。

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ついに完結の「桜Trick」。作中での経過時間は3年ですが、リアルでの連載期間は約5年に及びます。



その間、アニメ化があったり、関連アンソロジーも出たり、いろいろなことがありました。




春香と優はキスが日常化していたものの、恋人だという明言はされずに来ました。完結にあたって、その点に関しても納得のいく理由付けとともに決着がつけられました。

シリアスなシーンもありましたが、基本的にはどのカップルもハッピーエンドになっています。単純な悪意だけで行動している人物はいない、という点で安心して読める作品です。

春香と優のラブストーリーとしても、女の子同士のキスを通して描かれる青春群像劇としても、ファンの記憶に強く残る作品となったのではないでしょうか。


(Kindle版あり)
ラベル:桜Trick

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2017年09月26日

Kindleで少年画報社作品がポイント35%前後還元セール 「ブラックリリィと白百合ちゃん」「遠藤靖子は夜迷町に隠れてる」他

先日の記事でも少し触れましたが、Kindleで少年画報社のコミックに35%前後のポイント還元が付くセールが行われています。セール期間は、他の電子書籍ストアの類似セールと同じだとすれば9/30まで。


「ブラックリリィと白百合ちゃん」は1巻は31%還元。



【参考記事】
「ブラックリリィと白百合ちゃん」第1巻(鳳まひろ)


「遠藤靖子は夜迷町に隠れてる」1巻は32%還元。



【参考記事】
「遠藤靖子は夜迷町に隠れてる」第1巻(FLOWERCHILD)


百合アンソロジー「メバエ」はVol.1、3、5に37%還元が確認できます。



【参考記事】
百合アンソロジー「メバエ」vol.1
ビビッド百合アンソロジー「メバエ」vol.3
ビビッド百合アンソロジー「メバエ」vol.5


他にも、百合要素のありそうな作品がいくつか。



セール対象作品は少しずつですが増えているようです。9月発売の作品が対象になっている例もあるようなので、今後の追加に期待。
 
ラベル:電子書籍

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2017年09月25日

「あの娘にキスと白百合を」第7巻(缶乃)

缶乃さんの「あの娘にキスと白百合を」第7巻を読みました。9月23日発売。



女子校を舞台に、女の子同士の恋を描く青春オムニバス。前巻では、新キャラクター達を中心にちょっと変わった三角関係が描かれました。

「あの娘にキスと白百合を」第6巻(缶乃)


続く今回の第7巻は、作品全体を通しての主人公であるあやかとゆりねにスポットを当てたエピソードが多くなっています。特にゆりねの内面が掘り下げられたのが大きいです。

大した努力もせずに、何でも他人より上手くできてしまうゆりね。しかしこれといって好きなことがあるわけでもない。そんな自分を「からっぽ」だと感じるゆりねが、強い不安を抱える姿が描かれます。

作者の缶乃さんは、以前「百合の世界入門」のインタビューで、あやかとゆりねの関係は柚木麻子さんの小説の影響を受けていると語っていました。今回描かれたゆりねの内面は、そういったルーツを連想させるものに感じられます。

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ただし全体としては暗くなりすぎず、恋愛ドラマとして綺麗にまとまっています。あやかの存在はゆりねにとっても救いになっており、このあたりは百合作品として上手く着地している印象です。


灰音&藍花

今回の表紙になっているのが、灰音(はいね)と藍花です。

まず灰音がゆりねを慕う後輩という形で登場します。このあたりはゆりねの内面を掘り下げるきっかけにもなっています。

やがて灰音メインのエピソードが始まり、そこで叔母である藍花が登場。叔母といっても年はそれほど離れておれず、姉のような存在です。

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姪と叔母という百合漫画でも珍しい関係性を活かしたストーリーがみどころです。灰音を愛するあまり過保護になりがちな藍花と、ちょっとした反抗期を挟みつつもやっぱり藍花のことが好きな灰音の姿が描かれます。姉妹ものと母娘ものの良いとこ取り、と言えるかもしれません。



これまでの巻の中でもあやかとゆりねのエピソードの比率が高く、初期の雰囲気を色濃く感じる巻でした。あやかや他のカップル達との交流を通して、ゆりねがどう変わっていくのか。群像劇ながら、1つの大きな物語の存在を感じさせるお話だったと思います。


(Kindle版あり)



ちなみに、英語版「Kiss and White Lily for My Dearest Girl」は現在Vol.3まで発売中。こちらもKindle版あり。



こちらも近いうちに取り上げたいと思います。
 

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2017年09月23日

Kindleで小学館作品にポイント23%還元セール 「好奇心は女子高生を殺す」「柚子森さん」等

Kindleで、小学館の作品にポイント23%還元が付くプチセール(?)が行われています。

Kindleストア / 小学館のコミック


かなり新しい作品も対象です。7月発売の「好奇心は女子高生を殺す」なども。




小学館の百合と言えば、やっぱり「柚子森さん」。最新の第3巻も対象です。



【参考記事】
「柚子森さん」第3巻(江島絵理)


「アフターアワーズ」は全2巻が対象。



【参考記事】
「アフターアワーズ」第2巻(西尾雄太)


その他にも、百合要素がありそうな作品がいくつか。



【参考記事】
「ゆりてつ 〜私立百合ヶ咲女子高鉄道部〜」3巻(松山せいじ)



ついでに、現在開催中の他のセールを紹介。


2000年代連載開始マンガフェア

「2000年代連載開始マンガフェア」というやけに幅広いテーマのセールが行われています。

Kindleストア / 【50%OFF以上】2000年代連載開始マンガフェア

百合漫画だと、「まんがの作り方」が全巻半額のようです。



【参考記事】
まんがの作り方 第8巻(完結)

あとは「第七女子会彷徨」も対象。つい最近別のセールでも見たような気はしますが……。




「賭ケグルイ」「賭ケグルイ双」1巻が無料配信中

「賭ケグルイ」「賭ケグルイ双」の各1巻の無料お試し版が配信されています。10月12日までという期限付きですが1巻まるごと読めるので、これからこの作品を知りたいという人にはおすすめ。



【参考記事】
「賭ケグルイ」6巻まで / 「賭ケグルイ双」3巻まで


少年画報社セール?

一部の少年画報社作品にポイント35%前後のポイント還元が付くセールが始まっているようです。



【参考記事】
「ブラックリリィと白百合ちゃん」第1巻(鳳まひろ)
ビビッド百合アンソロジー「メバエ」vol.3

現在対象作品が増加中のようなので、ある程度まとまった量が確認できたら改めて記事にしたいと思います。
 
ラベル:電子書籍

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2017年09月21日

PS Vita版「咲-Saki-全国編Plus」がアップデート 今後も大型アップデートを予定

PS Vita用ゲーム「咲-Saki-全国編Plus」が9月21日にアップデートされました。



「咲-Saki-全国編Plus」は9月から12月にかけて複数回のアップデートが予定されており、今回はその第1弾となります。



公式サイトによると、今回のアップデート内容は

・対局レイアウトの改善
・CPU思考の調整

とのこと。

「対局レイアウト」に関しては、対局中に残り牌の数と各キャラの持ち点が表示されるようになりました。

特に残り牌が数字で表示されるようになったのは非常に便利だと思います。

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(画面真ん中あたりの数字が残り牌)

こんなの普通は表示されて当たり前のような気もしますが、この作品の場合は演出の意図で表示していなかったのだと思われます。残り牌の状況によって発動する能力を持ったキャラがいるので、それを数字でなく視覚的に表現したかったのかも?


各キャラの持ち点がデフォルトで表示されるようになったのも便利です。アップデート前はボタンを押さなければ表示されませんでした。

アップデート前
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アップデート後
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キャラクターの顔グラの下に点数が表示されるようになったのが見えるでしょうか?


あとは「CPU思考の調整」も行われているようですが、どのあたりをどう直したのかは公式では明言されていません。以前からCPUが弱すぎると言われていたので強化した、とかかも?

試しにドラゴンロードさんを使ってCPU相手に暴れてみましたが正直よくわかりませんでした。CPUは相変わらず弱いです。チャレンジモードのような縛りでもない限り、一方的にボコボコにできます。

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これから12月にかけて様々なアップデートが予定されています。衣装追加、キャラクター追加、ネットワーク対戦実装などなど。

それとは別に、10月27日には「ビジュアルファンブック」も発売されます。こちらにもゲームに適用できる特典コンテンツが付く模様。



「咲-Saki-全国編Plus」は決して新作というわけではなく、今になって大型アップデートが来るのはうれしいと同時に驚きです。

実質的に同一作品である「咲-Saki-全国編」(Plusが付かない)は2015年9月発売。約2年前です。発売元を変更しての再販版である「咲-Saki-全国編Plus」は2016年12月にダウンロード版が発売され、2017年4月にはパッケージ版が出ました。

当初の発売元(加賀クリエイト)の倒産によって一時絶版のような扱いになっていましたが、再販されたうえ、アップデートまでされるのはちょっとすごい展開です。これも「咲-Saki-」人気の勢いゆえでしょうか。


ちなみに、加賀クリエイト版「咲-Saki-全国編」(Plusじゃないほう)はアップデートの対象ではないようなのでご注意を。



「咲-Saki-全国編Plus」公式サイト
 

posted by trinder at 23:03 | Comment(0) | アニメ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年09月19日

Bloom into You(英語版「やがて君になる」)Vol.3 / 電子書籍版も配信開始

Bloom into You(英語版「やがて君になる」)のVol.3が9月19日に発売されました。



洋書扱いですが、Amazonなどの通販サイトで日本からも購入可能です。

さらに、最近になって出版元のSeven Seas Entertainmentさんが電子書籍版の配信を始めました。

【参考記事】
Seven Seas‏が電子書籍版を配信開始 英語版「やがて君になる」「ハナとヒナは放課後」など


配信サイトとして発表されているのは、KADOKAWA系の電子書籍販売サイトであるブックウォーカー。Bloom into You(英語版「やがて君になる」)のVol.3もさっそく配信開始されています。

Bloom into You Vol.3(ブックウォーカー)



今回はこのブックウォーカー配信版をもとに、Vol.3序盤(第11・12話)を見ていきたいと思います。

なお日本語版の第3巻がだいたいどんなお話だったかは、日本語版の紹介記事を参照。

【参考記事】「やがて君になる」第3巻(仲谷 鳰)



Eposode 11. So many secrets(秘密のたくさん)

生徒会劇の内容を決めるため、喫茶店で会議が行われます。脚本担当としてこよみ(侑のクラスメイト)も参加。ある種の部外者が入ったことで、生徒会メンバーにもいつもとちょっと違う緊張感が?

エピソード全体としてとしては、秘密(secret)がテーマになっています。侑の秘密、燈子の秘密、あと理子先生たちの秘密などなど。

侑には、こよみや他のクラスメイトに対する秘密が。

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Yuu: It's not like senpai and I are dating exactly... But it does feel like we have a lot of secrets.
侑(日本語版)「別に先輩とは付きあってるとかじゃないけど…… なんだか秘密だらけになっていく」

date:付きあう、交際する  exactly:正確には  feel like:〜のように感じる


燈子には、沙弥香への秘密が。

Tokuo: She lets me have secrets. And It seems like I have more of them every day.
燈子(日本語版):「沙弥香は秘密を許してくれる 言えないことが増えてくなぁ」

let:〜させてあげる、〜させてくれる  It seems like:〜な気がする



侑と燈子の関係は基本的には秘密のようですが、燈子のタガがやや外れつつあるような一幕も。

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Touko: Yuu... Is it all right if I call you that, too?
燈子(日本語版)「侑……って私も呼んでいい?」

Yuu: I'm pretty sure you already do... All the time!
侑(日本語版)「すでに結構呼ばれている気がします」

Touko: No, not like that... I mean... normally. Even in front of everyone else.
燈子(日本語版)「そういうのじゃなくて 普段から生徒会とかみんなの前でも」

meanは「〜という意味で言っている」という意味。同じく「言う」という意味のsayが文字通りの発言内容を指すのに対し、meanはそのような発言の根底にある本当の意図のことを指します。先の発言で真意が伝わらなかったときに、「〜という意味で言ったのよ」と言い直す場合によく使われる表現です。

in front ofは「〜の前で」。物理的に前方にあるという意味だけでなく、「人前で」といった意味にも使います。

all right:問題ない  call:呼ぶ  pretty:とても   sure:きっと〜だ、たしかに〜だ  all the time:いつも  even:〜でさえも



調子に乗った燈子は、自分のことも名前で呼ばせようとしますが……

Touko: Why don't you try calling me by my first name, too?
燈子(日本語版)「侑も私のこと 名前で呼ぶのはどう?」

call 人 by first name(ファーストネームで呼ぶ)は仲良くなるための通過儀礼として重要ですね。

Why don't you 〜?:〜しませんか、〜してはどうですか  try 〜ing:〜しようとする、〜しようと努める  call:呼ぶ  


燈子をからかうような侑の表情はちょっと可愛いかも。冷静で落ち着いたキャラのようでいて、たまにイタズラっぽい表情や意地悪な表情を見せますね。

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なおこのエピソードでは、侑の学校の理子先生が喫茶店の店長さん(女性)と恋人同士だということが発覚しています。意外な方面からの新たな百合カップル登場に驚いた人も多いのでは。

ちなみにこの2人、「格差カップル」らしいです。

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mismatched:釣り合わない  ample:広大な、十分な



Episode 12. Spark(火種)

燈子の親友である沙弥香の過去を掘り下げたエピソード。沙弥香が例の喫茶店を1人で訪れ、都(店長さん)に相談に乗ってもらうという形をとっています。

以前から燈子のことを密かに想っていることが示唆されていた沙弥香ですが、女の子が好きであることが明確に描かれます。きっかけは、中学時代の先輩(女の子)。

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Senpai: I really like you.
先輩(日本語版)「あなたが好きなの」

Sayaka: At first, I did think it was strange. We were both girls.
沙弥香の回想(日本語版)「はじめはおかしいと思った 女同士なんて」

告白にloveではなくlikeを使っていますが、英語では日本人が思っているほど両者を厳密に区別してはいません。元々相当親しい関係だったら別として、普通は他人に「好きです」と言ったら告白の意味だと受け取られます。

both girls(2人とも女の子)は百合作品の超頻出表現です。この一言を入れるだけで誰がどう見ても百合な台詞になってしまうから不思議。

really:本当に、とても  at first:最初は、はじめは  did:(ここでは)単なる強調の意味  strange:変だ、奇妙だ  both:両方とも、2人とも


先輩に告白されるままに交際を始め、やがて彼女を愛していた沙弥香。しかし、先輩は高校に進学してから急激に疎遠になってしまいました。

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Senpai: You and I aren't children anymore, so... I don't think we should play at dating like this anymore.
先輩(日本語版)「私たちもう子供じゃないんだから その……遊びでこういう付きあいをするのは良くないと思うの」

Senpai: It was just a little phase, really. I mean, we're both girls-- you know?
先輩(日本語版)「一時の気の迷いのようなものだったのよ  女の子同士なんて……ね?」

「一時の気の迷い」はjust a little phaseと訳されています。phase(フェイズ)は「段階」という意味ですが、いずれ変化するものだということが前提にある言葉です。2人の関係もいずれ変わりゆく運命だった、という意味をこめてこのような翻訳になったのでしょう。

anymore:(否定文で使って)もはや〜ではない  play at:〜で遊ぶ  dating:交際、付き合い  you know?:〜だよね、〜ね


先輩との一見で痛い目を見た沙弥香は、女の子同士の恋なんてもうやめようと心に誓います。ですが、高校の入学式で出会った燈子に心を奪われてしまい……。

ただ、今は燈子のそばにいられればそれで充分。それが現在の沙弥香の行動理念のようです。

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Sayaka: Riht now, this is enough.
沙弥香(日本語版)「充分だ 今はこれで」

沙弥香(日本語版)「今はまだ このままで」
Sayaka: The way things are is enough, for now.

right now:たった今は、現在は  enough:充分だ、足りている  The way things are:現在の状態、ありのままの状態  for now:今のところは


Bloom into You(英語版「やがて君になる」)Vol.3の序盤から、英語的・百合的に面白いと思う箇所を紹介しました。

ここまでを見る限り翻訳はしっかりしており、かなり安定したクオリティになってきた気がします。Vol.1とVol.2も十分良くできていたのですが、日本語版の繊細なニュアンスを頑張って表現しようとするあまり迷走しているような箇所も見受けられました。今回のVol.3はそういう冒険的な翻訳は控えめで、安定した読みやすい文章になっている印象です。

英会話の勉強にも使いやすい部類だと思うので、興味がある人はぜひ読んでみてください。



今のところブックウォーカー限定のようですが、電子書籍版も配信されています。電子版なら品切れも配送遅延もないので、環境が許すならこちらもおすすめ。

Bloom into You Vol.3(ブックウォーカー)


【参考:Vol.1・Vol.2の紹介記事】

Bloom into You (英語版「やがて君になる」) 英単語帳
Bloom into You 2(英語版「やがて君になる」)Vol.2


posted by trinder at 20:49 | Comment(0) | コミック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年09月17日

「咲-Saki-阿知賀編」実写ドラマ&映画化決定

昨年末に実写ドラマ化、今年になって実写映画化を果たした「咲-Saki-」。



好評だったのか、スピンオフ作品である「阿知賀編」も実写ドラマ&映画化が発表されました。






「阿知賀編」は、「咲-Saki-」本編のヒロインである和の旧友たちをメインとするストーリー。原作漫画は全6巻と短いながらも、個性的なキャラクター達による中身の濃い物語が展開されました。個人的には「阿知賀のドラゴンロード」こと松実玄はシリーズきってのお気に入りキャラクターです。

百合的にもかなり飛ばしており、特に怜(とき)と竜華の2人は膝枕に代表されるイチャイチャシーンを連発。敵チームのキャラクターながらも大人気となりました。のちに怜と竜華をメインにしたスピンオフが作られてしまうほど。


「咲-Saki-」の実写版は基本的に原作を(無謀なほどに)尊重する方針なようなので、今回の「阿知賀編」もいろいろ期待できそう。

今年の12月にTVドラマを放映し、来年1月に映画版が公開とのこと。今から楽しみです。


それまでの間、漫画版やアニメ版で予習or復習するのもいいかも。ちなみにアニメ版のほうが演出の都合上やや百合度高めに見えます。



過去に「阿知賀編」のゲームも出ていますが、最新作である「全国版」に「阿知賀編」のキャラも登場しているので、今からプレイするならそちらがおすすめです。



今年の秋には大型アップデートも予定されています。




【参考記事】
「咲-Saki- 阿知賀編 episode of side-A」百合的みどころ紹介
 
ラベル:咲-saki-

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2017年09月16日

Kindleで「ニコカド祭り」セールがフライングスタート 最大70%OFF

Kindleストアで、「ニコカド祭りフライングしちゃいました!」セールが始まっています。「ニコカド」というのは、「ニコニコ(動画)」と「カドカワ」のこと。

Kindleストア / 【最大70%OFF】ニコカド祭りフライングしちゃいました!

公式自ら「フライング」と言っているのは、この「ニコカド祭り」は例年はもう少し遅い時期に始まるからのようです。今回のフライングセールは9/15(金)〜9/28(木)とされていますが、おそらくその後に本セールが続くのだと思われます。去年の本セールもそのころから開始でした。

【追記】その後9月29日より2017年度版「ニコカド祭り」本編が始まりました。当記事内で紹介している「フライングセール」の内容は引き継がないようです。

参考記事:Kindleで「ニコカド祭り2017」開始 週替わりで50%OFFまたは1巻無料

「フライング」版としてはかなりの数の作品がセール対象ですが、目玉はまだまだ温存している印象です。カドカワ系と聞いて多くの人が期待するであろう「やがて君になる」とか「あの娘にキスと白百合を」はまだセール対象外の模様。このあたりはフライング後の本番に期待でしょうか。

以下では、現時点でセール価格になっているのが確認できる作品を紹介します。


70%OFF

まず目玉と思われるのは、70%OFFセール。ちょっと懐かしい作品が多めですが、対象になっている作品は原則全巻対象のようです。

ニコカド祭りフライングしちゃいました! / 70%OFF対象タイトル

意外にも対象作品が多いので探すのが大変ですが、百合っぽいのだと……









【参考記事】
「絶対少女聖域アムネシアン」第1巻
「さくらの境」紹介
まなびストレート! SAKRA(ヱシカ/ショーゴ)
「京アミ!」(ポルリン)
「ピクシーゲイル / 宮下未紀」紹介
「バタフライキス / 東雲太郎」紹介


未見のため百合かどうか不明ですが「ガールフレンド(仮)」「ガールフレンド(♪)」のアンソロジーシリーズも70%OFF対象です。「桜Trick」のタチさんを始め、百合のイメージが強い作家さんが参加しているようなのでちょっと気になります。




50%OFF

70%OFF以外だと、50%OFFが原則のようです。「フライング」セールなせいか、対象作品はまだまだ少ない印象。





【感想記事】
「ニョロ子の生放送!」第2巻(完結) / むく
ルルメイト 第1巻(ミヤコヒト)
G'sあんだーぐらうんど 第2巻(ぷらぱ)
「ちゅうふれ。」第1巻


「ストライクウィッチーズ」シリーズはかなり充実している模様。漫画・小説ともにかなりの数が確認できます。6月発売のかなり新しい作品も入っています。






漫画だけでなく、一般書籍も対象です。

アニメ脚本家・綾奈ゆにこさんの「ちいさい百合みぃつけた」は50%OFF。



一部の雑誌も対象のようです。しいていうなら電撃G's magazineが注目でしょうか。ある程度前のバックナンバーが50%OFFになっているようです。




小説も対象です。「聖クロス女学院物語」は全3巻が50%OFF。3冊合本版もセールなので、そちらが少しだけお得?



【参考記事】
聖クロス女学院物語(南部くまこ原作、KeGイラスト)


また何か見つけたら追記したいと思います。
 
ラベル:電子書籍

posted by trinder at 09:11 | Comment(0) | コミック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年09月15日

「FLOWERS冬編」プレイ開始

本日9月15日、「FLOWERS冬編」がついに発売となりました。



パッケージの中身はこんな感じ(右上のはパンフレットです)。今回も場所を取らないコンパクト仕様。

flowers4kk1.jpg

さっそく、プレイを始めたいと思います。


プロローグ

冒頭のシーンは、部屋の窓から雪を眺めるマユリのモノローグ。アングレカムでの日々を回想し、蘇芳への想いを募らせます。

「冬篇」のマユリがどのような形で再登場するのか注目されていましたが、まさかの1シーン目からの登場です。ただし、ここがどこで、今のマユリが何をしているところなのかはまだ明かされません。何やら、あまり自由の効かない環境にいるようにも見えますが……?


場面は変わり、蘇芳視点。その視線の先には雪に埋もれた墓標があり、「バスキア」の名が刻まれています。「秋篇」ラストの続きと言えそうなシーンで、「冬篇」の物語の始まりを予感させます。

そしてここで、オープニングムービー。




章の始まりは、引用文から始まるモノローグ。すっかりシリーズでおなじみの構成ですね。語りを担当するのは、もちろん主人公である蘇芳……かと思いきや意外な人物の声です。そして引用されるものは物語ではなく、西洋のことわざ。蘇芳が「春篇」クライマックスで連想していたことわざと同じものです。

シリーズの伝統を踏襲しつつも、変化を感じさせる作り。これからどんな物語が待っているのか、期待せずにはいられません。


ラベル:flowers

posted by trinder at 23:40 | Comment(0) | ゲーム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

英語版で振り返る「FLOWERS春篇」

9月15日発売の「冬篇」で完結を迎えるFLOWERSシリーズ。「春篇」ラストで姿を消したマユリがどのような形で蘇芳と再会するのか、そして物語はどんな結末を迎えるのか注目されます。



今回の記事では、「冬篇」前の復習として「春篇」を振り返ってみたいと思います。ただし普通に日本語版で振り返るのではなく、英語版を使用します。

以前書いた英語版の紹介記事がchapter2までになっていたので、今回はchapter3から。

【参考記事】
英語版「FLOWERS春篇」その1
英語版「FLOWERS春篇」その2
英語版「FLOWERS春篇」その3 One Step, Sweet Step



chapter3: Half Angel, Half Devil(半身の天使と悪魔)

蘇芳・マユリ・立花がアミティエとして少しずつ打ち解けて来たころのお話。

前半はマユリの部活探しです。マユリの美術部での活動が「夏篇」で言及されましたが、入部を決めたのはこのときのようです。また、合唱部見学のシーンで譲葉とネリネが初登場。


オリエンテーション

後半は、校内オリエンテーションがメインとなります。しかし、その最中にマユリが行方不明に。マユリの行方を捜す蘇芳は、手がかりとしてマユリがが解いていたクイズに目をつけます。

クイズは「キリスト教徒が一番多い国」の「忌み数字」(taboo number)を答えるもの。ただし正解は若干議論が分かれるもので、少々混乱したプレイヤーもいたようです。そのためか、携帯機移植版では別の無難な問題に差し替えられていました。

参考記事:「FLOWERS」PSP版 その3


英語版ではどうなったかというと、オリジナルであるPC版準拠の出題となっています。

flowers_elp1.jpg

Which country has the most Christians?(キリスト教徒が一番多い国はどこでしょうか)

北米向けバージョンでもそのまま残されているということは、特別議論が分かれる部分ではないと判断されたのでしょう。もっとも、この英語版をプレイした海外プレイヤーの中にはやはり多少引っかかった人もいたようですが……。


chapter4: A Beautiful Dance With Her(美しいダンスを彼女とともに)

基本的には明るく社交的なマユリ。ですが、蘇芳に対して一線を引く一方、立花に対しては特別な気持ちを抱いているようなところも……?大きな事件こそ無いものの、マユリの背景設定が示唆されるエピソードです。


school caste

英語的には、蘇芳とえりかがスクールカースト(school caste)について言及するシーンに注目。もともとカタカナ語が多かった部分で、英語版でもそれらの用語がほぼそのまま使われています。

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Erika: Kousaka's not the type . She's the queen bee in the school caste.
えりか「勾坂はそんなタイプじゃないと思うけどね。スクールカーストで言うならクイーン・ビー(Queen Bee)だ」

元々アメリカにはほぼ同種の概念があり、日本でスクールカーストを語る際の用語もそちらから来ているようです。

参照:ジョック(wikipedia)



Chapter5: The Legend of the Clown(ピエロの伝説)

学園の七不思議の1つであり、その儀式を実行した者は「消失」してしまうと言われる「血塗れメアリー」(Bloody Mary)。沙沙貴姉妹に誘われるまま儀式を行った蘇芳たちでしたが、次の日苺が学院から消えてしまい……。

個人的には、シリーズ通してもっとも好きなエピソードの1つ。作品の舞台である学院とそこでの人間関係が、「ミステリィ」の背景として非常に上手く機能していると思います。同時に、蘇芳の成長もうかがえるエピソードです。それまでただ漠然と「友達」を欲していた蘇芳ですが、自分の周囲にいる人々を能動的に「友達」と実感できるようになったのは大きな一歩なのではないでしょうか。

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Suoh: I mean, we're friends, right?
蘇芳「だって、友達じゃない」



Yes. I should have said the words earlier.
(──そうだ。早く言葉に出せば佳かった)

If keep my inner thought hidden.
(秘めている思いは秘めたまま)

And don't express them in words or actions, they won't understand.
(言葉に出さなくては、行動に移さなくちゃ分からないんだ)

So, I'll say it. Say the word "friend" without getting all worked up.
(だから、私は言おう。何の気負いもなく、友達という言葉を)

Like it is the most obvious thing in the world...
(それはきっと当たり前のように──)


※should have 過去分詞:〜するべきだった  hidden:隠れている、秘めている  express:表現する  worked up:気が高ぶって  obvious:明らかな、当然の



宮沢賢治

この章でちょっとしたキーアイテムになっている、宮沢賢治の本。日本語版は、えりかと苺の間で以下のようなやりとりがありました。

えりか「宮沢賢治は割と難解だぞ。何回読んでも新しい発見があるしな」
苺「おおっ難解と何回を掛けたね!」


これは日本語をベースにした駄洒落(えりかはそのつもりはないようですが)なので、英語ではそのままは使えません。そこで、英語版では以下のようなやりとりになっています。

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Erika: Kenji Miyazawa is fairly tough. Reading it once is not enough.

直訳すると「宮沢賢治は結構難解だぞ。1回読むだけじゃ十分じゃない」。

※fairly:とても、かなり  tough:強い、大変だ、難しい  enough:十分な

tough(タフ)とenough(イナフ)は韻を踏んでいます。それに対する苺のリアクションが以下の通り。

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Ichigo: She's a poet, and she doesn't even know it!

これは直訳すると「自分では気づいていないようだが、彼女は詩人だ」。意図せずに韻を踏んだ発言をしてしまった人へのツッコミで、細かい言い回しは色々あるもののわりと一般的なようです。



chapter6: Take me(私を連れて行って)

学院の重要イベントである「聖母祭(Feast of Assumption)」が近づき、物語は佳境へと入っていきます。

聖母マリア(Virgin Mary)役には立花が有力視されていましたが、実際に選ばれたのはマユリでした。生徒たちには動揺が広がり、蘇芳たちアミティエの関係も少しぎくしゃくしたものになってしまいます。

マユリが蘇芳に自身の過去を明かす場面があるのも重要です。マユリは幼いころに両親が離婚しており、忙しい父親の代わりに家政婦さんに面倒を見てもらっていました。そして、いつしかその家政婦さんに恋愛感情を抱いてしまっていたのです。

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Mayuri: I fell in love with her.
マユリ「私は彼女に恋心を抱いたんだよ」

ちなみに上の台詞で単にloveでなくfell in loveとなっているのは、loveは「(その時点ですでに)愛している」という意味になるためです。「(そうでない状態から)好きになる」という意味を表現するには、fall in love(恋に落ちる)というフレーズを使う必要があるわけです。


ところで、幼いマユリが実母の浮気現場を回想する台詞は一部で話題でした。日本語版では「情交」という文学的(??)表現が使われていました。14歳の台詞としては妙な感じなのでかえって印象に残ってしまった人も多いかも。中の人すらネタにしていたとかいないとか……。

英語版では、特に包み隠さない普通の表現になりました。

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I saw her having 〇〇〇 with a man I didn't know.



このあたりの章からマユリや立花視点のモノローグが入るようになります。登場人物がそれぞれどういう思惑で動いていたのかがある程度示され、物語に厚みが増してきます。

モノローグパートは日本語版(PC版)は縦書きの小説風の書式になっていましたが、英語版では横書きです。

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ちなみに日本語版でも携帯機移植版などは見やすさを優先してか横書きになっていました。



chapter7: Emotional Night(感傷的な夜)

マユリが過去を告白したことは、蘇芳への強い信頼を意味します。そして蘇芳も、自分と同じように過去に傷を持つマユリをより近しく感じていました。

しかし、2人の会話は立花に立ち聞きされていました。かねてから蘇芳に恋愛感情を抱いていた立花は、マユリの秘密を漏らさないのと引き換えに蘇芳に自分との交際を迫ります。さらには、皆の前で交際宣言することで既成事実化を図ったりも。

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Rikka: Suoh-san and I are now in a relationship.
立花「この度わたしと蘇芳さんは、お付き合いすることになりました」

relationshipは「関係」という意味ですが、ここでは「お付き合い」という意味で使われています。

「付き合う」という表現としては一般的にはgo out withやdateがあり、作中ではこちらもよく使われます。



立花がこうも必死になって蘇芳をつなぎとめようとする理由は、彼女の生い立ちにありました。立花は現在の花菱の家には引き取られてきた子であり、優秀な兄といつも比較されてきたといいます。

「──兄の方が……わたしよりも優秀で……せっかく引き取ったのに意味がないって……」

この台詞は英語版ではなぜか「弟」になっています。

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My little brother... he was always better than me... They took me in , but it was pointless.

さすがにこんなところを間違えるとは思えないので、何か意図があって変えたのでしょうか?このあとの台詞でも一貫してlittle brother(弟)になっています。


自分を卑怯者だと認めつつも、なおも蘇芳を求める立花。そんなとき、八代先輩が頭部に怪我をして病院に運ばれる事件が起きます。何者かに襲われたという噂もあり、しかもその犯人候補としてマユリの名前が挙がってしまいます。

マユリの危機を前に、試されるアミティエの絆。蘇芳はマユリの濡れ衣を晴らすために奮闘します。その姿を見た立花も、やがてマユリを救うために協力することになります。


Suoh: The three person Amitie group... I'm certain it is there so that, should one person falter, the others will support her.
蘇芳「アミティエが三人制なのは……きっと一人がつまずいだ時、支えてあげる為のものだと思うの」

※certain:きっと〜だ、〜と確信している  falter:つまずく  support:支える

なお上の台詞ではshouldを倒置で使うことで仮定を表現しています。should one person falter = if one person falter。高校英語の参考書などには載っていますが、実際に使っているのは珍しいかも。このような古風な文章言葉をあえて使っているのは、日本語版の文章を意識した演出とおもわれます。



モモ缶

譲葉襲撃事件でちょっとした手がかりとなるのが、サッカー用語の「モモ缶」という言葉。これを初めて聞いた蘇芳のリアクションは、「モモ缶?なんでサッカーに果物が……」というものでした。

英語版では、「モモ缶」ではなく「Charley horse」という言葉になりました。それを聞いた蘇芳のリアクションは以下の通り。

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A charley horse? Why are animals in soccer?

直訳すると「チャーリーの馬?なんでサッカーに動物が……」。

Charley horseというのは、スポーツのしすぎによって筋肉がつってしまう症状のことのようです。語源は諸説あるようですが、野球選手のチャーリーさんがこの症状に悩まされていたとかなんとか。

参照:英辞郎on the web



fool's errand

言葉遊びとしては、もう1つ面白い箇所があります。えりかが図書室の蘇芳のもとを訪れる場面の台詞です。

日本語版では、「無駄足にならなくて佳かったぜ。まぁ元々足は動かないけどな」。

英語版では以下のような台詞になっています。

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Glad I didn't run a fool's errand. Not that I can run anyway.

前半のerrandは「お使い」で、run an errandで「使い走りをする」という意味です。runは後半にも出てきますが、こちらは文字通り「走る」という意味。あえて日本語に直訳しなおすとしたら、「無駄な使い走りにならなくて佳かったぜ。まぁ元々走れないけどな」。

日本語的な表現を上手く英語に置き換えていると思います。



chapter8: Something Bigger Than Love(愛よりも大きしもの)

マユリの疑いも晴れ、あとは聖母祭本番へ向けてひたすら練習あるのみ。

しかし、蘇芳は聖母祭にかかわる気になる噂を耳にします。七不思議の1つ「真実の女神(Goddess of Truth)」です。



Nerine: These special circumstances occur when, at the Feast... the student chosen to play the Virgin Mary sings the hymn in a beautiful voice.
ネリネ「特異な条件というのは、聖母祭の……聖母役で選ばれた生徒が美しい歌声をマリア様に捧げることで起こる、とされているわ」

Nerine: That is to say that only a special student, who was not only chosen for the role, but also able to sing beautifully in it, taken away.
ネリネ「つまり聖母役に選ばれたうえで、聖歌を上手に披露できた──優秀な生徒が攫われる、というものなの」

※circumstances:条件、環境  hymn:聖歌  taken away:連れ去られる


もう1つ蘇芳にとって心配なのは、ピアノの伴奏。義母のトラウマを克服しきれていない蘇芳は、リハーサルで失態を演じてしまう場面も。しかし、仲間たちの励ましもあって再びピアノと向き合う決意を固めます。そして、一番の心の支えになったのはやはりマユリでした。マユリは、蘇芳とある約束を交わします。

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Suoh-san, If our performance at the Feast is a success, there is something I want to tell you.
(蘇芳さん。聖母祭で──私たち二人の合奏が成功したら、聞いて欲しい話があるんだ)

※performance:演奏、演技  Feast:饗宴(ここではFeast of Assumption/聖母祭のこと)


マユリの励ましもあり、聖母祭での蘇芳たちの演奏は成功を収めました。そしてその夜。蘇芳は、聖堂でマユリを待ちます。もしかしたら来ないのかもしれない、そんな不安が蘇芳の頭をよぎったその時、マユリが現れます。

蘇芳「約束を違えたのに……」

ここは、マユリとの約束が「合奏が成功したら」という条件だったことを指しています。結果的には成功しましたが厳密には最初に少しミスしていたので、約束は果たされないと解釈する余地もありました。

それに対するマユリの答えは。

マユリ「そうだね。でも守るとは言っていない」

約束したから、ではなくあくまで自分の意志で蘇芳を選んだことがうかがえて感慨深い台詞です。


そんなちょっと良い感じのやりとりですが、英語版では少しアレンジが入っています。

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Suoh: ...You're late.
蘇芳「遅いわ」

Mayuri: ... I am. But I never said I'd be on time.
マユリ「そうだね。でも時間に遅れないとは言っていない」

※on time:時間通り

日本語版とは少しニュアンスが変わっていて、蘇芳が長い時間待っていたことを強調した台詞になっています。来ること自体は疑っていないとも取れ、蘇芳のマユリへの信頼がうかがえるかも。それに対するちょっとキザっぽいマユリの台詞もなかなか「らしい」のではないでしょうか。



そしてついに、マユリの口から蘇芳への想いが語られます。そして蘇芳も、マユリへの気持ちを告白することに。

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Suoh: ... I like you, Mayuri Kohsaka. Not as an Amitie partner, and not a friend. I like you.
蘇芳「私は、匂坂マユリが好きです。アミティエとしてでなく、友人としてでない、あなたが好き」

そして、マユリの答えは。

flowers_elp9.jpg

Mayuri: ... I like you, Mayuri. Not as an Amitie partner, and not a friend. I like you.
マユリ「私は、マユリが好きです。アミティエとしてでなく、友人としてでない、あなたが好き」

……??

なぜか突然自分で自分を好きだと言い出したマユリさん。蘇芳の台詞を(ちょっと変えつつ)オウム返ししているようにも見えますが、それはそれで意図が不明です。

実はここ、ミスによりマユリの台詞として直前の蘇芳の台詞が表示されているようです。

flowers_elp10.jpg

実はこういう「同じテキストが繰り返し表示される(そのぶん本来の台詞が消えている)」というミスは、英語版全体を通して何度かあります。今回のはその中でも一番ひどい箇所かもしれません……。

なお現在はパッチなりアップデートなりで修正されている可能性があります(日本からはDL販売サイト等にアクセスできないので未確認)。


また、告白の意味でloveでなくlikeを使っていることを意外に思う人もいるかもしれません。日本では「likeは友情、loveは恋愛感情」とされがちですが、実際にはそう明確に区別できるものではありません。相手とのもともとも関係性によるところが大きいです。もともと親しい人(家族等)にはloveを使っても特別おかしくはありません。逆に現時点でそういった関係性が無い人にlikeと言ったら、恋愛の意味と受取られる可能性が十分あります。

上記の蘇芳とマユリのシーンではlikeとloveが特に区別せずに併用されています。

flowers_elp22.jpg

loveとlikeの使い分けという観点からは非常に参考になるシーンです。


Goddess of Truth

(英語版独自のミスは置いといて)気持ちが通じ合った蘇芳とマユリ。2人はついに恋人として交際を始めることになります。七不思議の「真実の女神」のようにマユリが消えることもありませんでした。

しかし、「真実の女神」伝説には続きがありました。

Erika: You weren't listening properly. In the legend of the Goddes of Truth, the person who played Virgin Mary doesn't disappear immediately.
えりか「話を聞いてなかったんだな。真実の女神は聖母役をした生徒が聖母祭ですぐ消えるんじゃない」

Erika: She disappears after the "Returning of the Veil."
えりか「返還の儀式の後、消えちまうのさ」

※properly:正しく  legend:伝説  disappear:消える  immediately:すぐに  veil:ベール


そんなとき、蘇芳とマユリが交際しているということが学院側の耳に入ってしまいます。2人の関係は蘇芳たちの想像以上に問題視されているらしく、いずれなんらかの方法で引き離される可能性が出てきました。不安を感じつつも、何もできない蘇芳。

そしてある週末。マユリと一緒に花畑を見に行こうと約束していた日。マユリは現れませんでした。待ち合わせ場所であった東屋には、マユリの手によるものと思われる相合傘が掘られていました。

flowers_elp20.jpg

It's small but there it is; mine and Mayuri's names, carved into the column.
(小さくだが、確かに私とマユリの名前が其処にあった)

細かい点ですが、後半のcarved into the column(柱に刻まれていた)という部分は日本語版には無かった部分です。状況が伝わりやすいように補足したのかもしれません。

※carve:刻む、掘る  column:柱


ところで、「相合傘が日本語で書かれていては海外のプレイヤーは読めないのでは?」と心配になる人もいるかもしれません。実は、上のCGでは英語(アルファベット)も併記されています。正直気づきにくいと思うのですが、ウィンドウの右上に小さく何か書いてあるのが見えるでしょうか。

ウィンドウを消せばハッキリ見えます。

flowers_elp21.jpg

イベントCGそのものを書き換える方法もありえるはずですが、今回はそうしていないようです。ちなみに作品序盤に苺が自分の名前を書くシーンはCG内の文字がアルファベット書き換えられていました。今回そうしていないのは、作品の最後を飾る重要な場面に安易に手を入れないほうが良いという配慮でしょうか……?単純に相合傘にスペルを収めにくいというのもあるのかも。



蘇芳は、ダリア先生からすべての真相を聞かされます。マユリはすでに学院を去ってしまったのです。理由はわからないまま。蘇芳には、ただ泣き崩れることしかできませんでした。


I'm sorry I fell in love with you...
(ごめんなさい 好きになってしまって)

And...
(そして)

Please forget me...
(どうか私のことを忘れてほしい)

For the first time in her life, Suoh Shirahane prayed to God.
(白羽蘇芳は初めて、心から神に祈った──)

※for the first time:初めて  life:人生  pray:祈る



「FLOWERS春篇」英語版を、エンディングまで振り返ってみました。

体験版の頃には翻訳のクオリティが不安視されていましたが、製品版ではかなり改善されています。日本特有の言い回し(ことわざ等)を自然に英語に言い換えているなど、かなり良くできている部分も多いです。全体的には十分なクオリティだと思います。

2017年内には「夏篇」の英語版も発売が予定されています。こちらも楽しみです。

英語版「FLOWERS」シリーズ公式サイト
 
ラベル:flowers

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Kindleで双葉社作品が99円または199円のセール 「GIRL FRIENDS」「女子高生」シリーズなど

Kindleストアで、双葉社の作品が99円または199円になるセールが行われています。


双葉社で百合といえば、「コミックハイ!」で連載されていた森永みるくさんの作品たち。

代表作「GIRL FRIENDS」は全5巻が199円になっています。



【参考記事】
GIRL FRIENDS 第5巻


もう1つの代表作「くちびるためいきさくらいろ」も、全2巻が199円。ちなみに、もともとは百合姫(さらにその前身の百合姉妹)連載だったりと複雑な歴史を持つ作品です。



【参考記事】
くちびるためいきさくらいろ 新装版 1巻・2巻



比較的最近の人気作「ハナとヒナは放課後」は、1〜2巻が199円です。現在(9/15朝)見る限り最後の第3巻はセール対象外?



【参考記事】
「ハナとヒナは放課後」第3巻(完結)/ 森永みるく


あとは……「学園ポリーチェ」も。全2巻が199円です。



【参考記事】
学園ポリーチェ 第1巻(森永みるく)
「学園ポリーチェ」第2巻(完結)/森永みるく


セール対象には「コミックハイ!」作品が多いようです。長らくその看板作品だった「女子高生 Girls-High」は、1〜9巻が99円。11〜13巻が199円です。



【参考記事】
女子高生 Girls-High 第13巻(完結) / 大島永遠


続編「女子高生 Girls-Live」は、1〜3巻が99円。4〜6巻が199円。本家が群像劇的なつくりなのに対し、こちらは後半に行くにつれ主役2人に集中した内容になります。そのため、実はこちらのほうが百合度高めかも。



【参考記事】
女子高生Girls-Live 第5巻まで 〜花子×カナ〜
女子高生Girls-Live 第6巻(完結) / 大島永遠



「コミックハイ!」で他に百合要素がありそうなのだと、「こどものじかん」(全巻199円)、「あいたま」(1〜6巻99円、7〜9巻199円)、「ひとひら」(全巻99円)などもセールになっているようです。





【参考記事】
ひとひら 第7巻(完)



なおこの双葉社セールですが、現在Kindleで行われている「学園マンガフェア」というセールの一部のようです。

Kindleストア / 【50%OFF以上】 学園マンガフェア
 
上記セールの期間が9月21日(木) までとなっているので、双葉社セールもこの日までになる可能性が高そうです。

なお、「学園マンガフェア」には、今回紹介した双葉社セールの他に「RYU COMICS」半額セールが含まれるようです。

 

ラベル:電子書籍

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2017年09月12日

「はるかなレシーブ」第4巻(如意自在)

如意自在さんの「はるかなレシーブ」第4巻を読みました。



ビーチバレーをテーマに、少女たちの青春を描くこの作品。パートナーのことを恋人や結婚に例えたり、百合方面への想像をかきたてる描き方に定評ありです。

参考記事:「はるかなレシーブ」第3巻(如意自在)


現在、アニメ化も予定されています。




さて今回の第4巻は、県大会の予選がメインです。現在作中時系列は2年目なので、はるか達は高校3年生。これが高校最後の大会ということになります。なんだか早いですね。


大会といえば新キャラクターが出てくるのが漫画界のお約束(?)。新垣陽菜(あらがき ような)と柑菜の姉妹は、かつてクレア達に敗れてリベンジを誓っているという2人です。

harukana4ss2.jpg

しかしいざ大会本番では、クレア達と当たる前にはるか達のペアと対戦することになってしまい……?


さらに、はるか達にとってはもう1つ問題が。県大会予選の出場チームが規定数に達しなかったため、本選に出場できるのは1枠(1チーム)だけになってしまいまったのです。つまり、はるか達のペアとクレア達のペアのどちらかは必ず予選敗退。場合によっては直接対決もありえます。


そんなわけで、これまでになくシリアスなムードです。そしていつも以上に真面目にビーチバレー漫画をやっています。そのためか百合的なサービスはやや控えめ。

しいて百合っぽい場面を探すなら、大会直前にあかりがチームのみんなを気遣うエピソードとか。友情を確かめるように、みんなで抱き合います。

harukana4ss3.jpg


はるかとかなたがさりげなくスキンシップ激しめなのにも注目。試合中にもやっています。むしろ試合中だからこそ、緊張をほぐすためにやっているのかも。

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この巻は大会の最中、非常にシリアスなムードで終わっています。ビーチバレー漫画というものにあまりなじみがないのでこの後の展開がどうなるのかは予測困難。シリアスなスポーツ漫画路線が続くのか、それとも何か新展開になるのか。次巻にも注目です。


(Kindle版あり)


なお、Kindle版の1〜3巻は現在ポイント20%還元のプチセール状態になっているようです。



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2017年09月11日

プレイの参考に! 「Life is Strange: Before the Storm」Episode1: Awake 英単語帳

先日の記事では、「Life is Strange: Before the Storm」Episode1: Awake のストーリーを紹介しました。

「Life is Strange: Before the Storm」Episode1: Awake クリアまで


現在この作品は日本語化されていないため、基本的には英語でプレイすることになります。そこにハードルを感じて手を出していない人もいるはず。そこで今回の記事では、作中に登場する英単語のうち重要なものをシーン順に紹介していきます。プレイの参考になれば幸いです。


Old Mill(古い工場)


mill:加工場、工場、製粉所

最初の舞台。随分前に廃業しており、普段は廃屋になっているようです。


Firewalk

冒頭のシーンでライブをしているバンドの名前。firework(花火)ではないので注意。


bouncer:(クラブなどの)用心棒

入り口に立ちふさがっている人。なかなか通してくれません。


floral:お花の

入り口前のちょっといかついバイクにはかわいいお花のプリントが。後述の「Backtalk challenge」に関係します。


backtalk:口答え、言い返し

本作では「Backtalk challenge」という新システムがあります。口論などのシーンで選択肢(制限時間付き)を選び、相手を言い負かせば成功です。最初の相手は上記のbouncer(用心棒)。

stormtango1w1.jpg


playground:遊び場

最初のBacktalk challengeで、正解選択肢の1つとして登場。


insult:侮辱する

クロエは不良なのでちょくちょくこんな選択肢が登場します。


graffiti:(壁などの)落書き

「Life is Strange」といえば多彩な落書き。「Life is Strange」本編では読むだけでしたが、本作ではクロエ自ら落書きをすることができます。なぜ常にマジックペンを携帯しているのかは謎ですが……。


apologize:謝る

酔っ払いにぶつかった際の対応として、選択肢に登場。


buck:ドル

要するにアメリカのお金ですが、会話ではよくこの呼び方もされます。


pot:マリファナ、大麻

通常は「つぼ」とか「鍋」という意味の単語ですが、この作品ではドラッグ関係のスラングとして使われています。クロエはこの頃すでにそっち方面に手を出しているようで……。


stairs:階段

会場内には、これ見よがしに2階への階段が。


dick:ばか

本来は男性のアレを意味するようですが、「ばか」「あほ」くらいの意味で多用されます。派生形でdickheadとかdickholeとかも出てきますが、基本的にぜんぶ悪口だと思っておけば間違いありません。



Price House(クロエの家)


clothes:服

change clothesで「着替える」。


pirate:海賊

クロエは幼いころにマックスと海賊ごっこをしていました。当時の思い出の象徴としてよく登場する単語です。


drunk:酔っている、酔っ払っている

クロエのような不良少女にとっては飲酒くらい当たり前?


engagement ring:婚約指輪

クロエの母親は、亡き前夫との困惑指輪を処分しようとしています。クロエはそれが気に入らないようです。


purse:ハンドバッグ、財布

財布という意味もありますが、ここでは母親のハンドバッグです。クロエが1階に降りる際に取ってくるよう頼まれます。


stain:染み、よごれ

1階のカーペットには、昔マックスとクロエがワインをこぼした染みが残っています。「Life is Strange」本編でもマックス視点で言及されていました。


wildfire:野火(野山での不審火)

新聞記事の見出しに踊っている単語。Episode1終盤のストーリーに意外な形でかかわります。


text:携帯電話のメール

英語ではemail(Eメール)と言ったらPCによるメールを指します。初期の携帯メールが単純な文字情報(テキスト)しか送れなかったことの名残。クロエの母親は中年だからか"text message"と呼びますが、クロエに「"massage"はいらない」と指摘されます。


Blackwell:ブラックウェル高校

クロエが通っている学校の名前。悪意をこめてBlackhell(ブラックヘル)と呼ばれることも。


principal:社長、会長、校長

ここでは校長の意味。クロエの素行の悪さは、校長から家に電話がくるほど。


discipline:規律、自制心

クロエに一番足りないもの……とデイビッド(クロエの母の新しい恋人)が言っていたらしい。


mind your own business:大きなお世話だ、でしゃばるな

他人から余計な忠告をされたり、介入をされたりしたときに使います。今作で頻出の表現。


asshole:ばか、あほ

文字通りには「尻の穴」ですが、単なる悪口であって深い意味はありません。


ashtray:灰皿

車のキーが入っているので取ってくるように言われます。


socket wrench:箱スパナ

デイビッドに取って来いと頼まれます。お使いの多いゲームです。toolbox(道具箱)を調べると入手。


fist bump:拳と拳を合わせるあいさつ

デイビッドがうながしてきますが、スルーも可。



School(学校)


Tmpest:嵐、騒動

劇の演目。学校内のそこら中にポスターがあります。


step in:介入する、割り込む

ネイサンが絡まれているのを止めるかどうか、という選択肢で登場。


BFF:大親友

best friends foreverの略。レイチェルがクロエとのツーショットをフェイスブックに載せてしまったことで、周囲から2人は親友だと思われてしまいます。


tabletop game:テーブルゲーム

オタクグループがいわゆるテーブルトークRPGをやっています。クロエも混ざることができ、かなり凝った内容を楽しむことができます。かなり難しい表現も出てきますが、ストーリー本編とは関係ないので今回の単語集では割愛します。


owe:借りがある

I owe youで、「私はあなたに借りがある」。クロエは、昨夜レイチェルに酔っ払いから助けてもらったことを借りだと感じています。


ditch:捨てる、(授業などを)さぼる

優等生のはずのレイチェルは、なぜかクロエをサボりに誘います。



Train(列車)

crate:木箱

列車に乗った後、まずは椅子がわりに使えそうな箱を探すことに。


hang out:出かける、ぶらぶらする

「この2人で出かけるなんて不思議」みたいな台詞で登場。

company:連れ、仲間

「会社」のイメージが強い単語ですが、ここでは「連れ」「友達」といった意味。レイチェルは、クロエを連れ出した理由を「一緒にいる友達が欲しかったから」と語ります。


lie:嘘、嘘をつく

レイチェルは自己紹介がてら、あるゲームをクロエに提案します。自分について2つ本当のことと1つ嘘を言い、どれが嘘か当ててもらうというルールです。


ambidextrous:両利き

「2つが本当、1つが嘘」ゲームで選択肢として登場。なおスラングで「両性愛者」という意味もある単語ですが、今回はそういう意味ではないようです。

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Leo:しし座

星座の1つ。上記「2つが本当、1つが嘘」ゲームの選択肢として登場。


share:共有する、分かち合う

いわゆるシェア。物理的に分ける必要はなく、1つの物を他の人と一緒に使う場合も含まれます。ここでは、クロエとレイチェルがイヤホンを1つずつ使うことに。


Overlook(高台の公園)

quarter:25セント硬貨

本来は「4分の1」を表す単語ですが、ここでは25セント硬貨の意味で使われます。1ドルの4分の1の価値だからquarter。


viewfinder:(カメラなどの)ファインダー

カメラなどのファインダー(目で覗く部分)で、ここでは双眼鏡(観光地とかによくあるやつ)の覗き口のこと。ほぼ双眼鏡そのもののような意味で使われています。


pry:のぞく、こじあける

クロエは、viewfinderに詰まってしまったレイチェルのquarterを取り出すために奮闘する破目に。


nail file:つめ用やすり

クロエはレイチェルからつめやすりを借り、viewfinderをこじあけようとしますが……。


smell:においがする、においをかぐ

つい臭いをかいでしまうのは、相手を意識しているから……?

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act:演じる、演技する

未成年であるレイチェル達は、ワインを手に入れるために一芝居演じることに。


Junkyard(廃品置き場)


moody:不機嫌な、気分屋な

公園を出てからのレイチェルは、なんだか機嫌が悪そう。


space:空間、放任

通常は「空間」「宇宙」などの意味で使われる単語ですが、ここでは「放任、不干渉」の意味。レイチェルの「しばらく放っておいて」という感じの台詞に登場します。give me spaceで、leave me aloneとほぼ同じ。


ruin:駄目にする、台無しにする

「レイチェルとの関係を駄目にしたくない」というクロエの台詞で登場


smash:壊す、叩き割る

レイチェルが去った後、むしゃくしゃしたクロエは……。


I'm sorry:ごめんなさい、お気の毒に

レイチェルとの会話で選択肢に登場。「ごめんなさい」という謝罪の意味の印象が強い言葉ですが、単に同情を示す意味にも使われます。このシーンでは、レイチェルの父親の一件に関して。


comfort:なぐさめる

落ち込むレイチェルに対する選択肢で登場。


courage:勇気

勇気を出して本当の気持ちを伝える、という意味で登場。


badass:すごい、かっこいい

文字面からはそう見せませんが、褒め言葉です。レイチェルがクロエに惹かれ始めていることがうかがえます。

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ラベル:life is strange

posted by trinder at 22:53 | Comment(0) | ゲーム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年09月10日

幻冬舎セールから未紹介作品を特集 「惑星クローゼット」「Lily lily rose」「ともだちごっこ」等

先日の記事でお伝えした通り、現在Kindleストアで幻冬舎作品が50%OFFになるセールが行われています。セール期間は9/8(金)〜9/10(日)。

Kindleで幻冬舎コミックスが50%OFF 「惑星クローゼット」「Lily lily rose」「このはな綺譚」等


今回はセール対象の中から、これまで詳しく取り上げたことのなかった作品を紹介します。


「惑星クローゼット」(つばな)



ある日愛海(あいみ)は、見知らぬ少女とともに怪物から逃げている夢を見ます。それ以来、眠るたびにその夢の続きを見てしまうように。単なる夢かと思っていた愛海でしたが、やがて夢で見た怪物が現実にも出現するようになりました。愛海は夢の中の異世界と現実を行き来しながら、何が起きているのが探ろうとしますが……。


愛海と少女(中盤あたりから「フレア」と仮称されます)の異世界探索がメインになっている作品です。公式によるとジャンル名は「百合×SFサバイバル」。ただし第1巻を見る限りは、知り合って間もないこともあってかはっきりと恋愛感情が読み取れる描写はありません。1巻終盤に愛海が危険をかえりみずフレアを助けに行くシーンがあるので、次巻以降の展開には期待できそうです。

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また、フレアと「先輩」も(サイコ的な意味で)危ない関係を連想させます。フレアが異世界に取り込まれてしまったのはこの先輩が原因のようです。

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なお、サバイバルなので若干のグロ描写(虫系、寄生系)があるので注意。


Lily lily rose (紺野キタ)



これまで百合漫画を多く手がけてきた紺野キタさんの作品。

のばらは、双子の姉妹・ゆりかの子である凛々(りり)を預かることになりました。凛々は、母親であるゆりかが亡くなって以来心を閉ざし、口をきけなくなっていました。そんな凛々も、のばらや周囲の人々の交流を通して徐々に子供らしい無邪気さを取り戻していきます。


凛々の心の再生が一つのみどころですが、のばらの心にも癒しがたい何かがあるように思われます。回想を見る限り、のばらは双子の姉妹であるゆりかと生前かなり仲が良かったようです。

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のばらが凛々を通してゆりかの姿を見ているような描写もあります。

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一応おねロリ展開、なのでしょうか……?ただ、ゆりかの死を乗り越えられていないのは凛々よりものばらではないか、という印象も受けます。果たして、のばらはこのまま凛々と上手くやっていけるのでしょうか。


また、のばらは下宿人の摩耶ともかなりの仲良し。公私ともにいろいろと摩耶に支えてもらっているようです。あるエピソードでは、のばらは摩耶との交際を宣言することに。

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ただしこの宣言はある事情あってのものであり、本当につきあっているわけではありません(多分……)。


ともだちごっこ(山田 デイジー)



聖ドロテア学園。ここは乙女の園。

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疑似姉妹(同級生ですが)的な制度、強力な権限を持つ生徒会長(的な役職)。そしてそれらを彩るフランス語(多分)由来の専門用語の数々。どこから見ても、非の打ちどころのない乙女の園。

主人公のたんぽぽは、もちろん(?)外部からの転入生。

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その純朴な顔立ちからもわかるように、素直で優しいのが取柄の性格……かと思いきや。実は友情をまったく信じないという非常に歪んだ信念の持ち主です。たんぽぽはこの学園の生徒たちの友情を「ともだちごっこ」と断じ、その破壊をもくろみます。

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たんぽぽは手始めに、皆の憧れの的である百合さんを誘って「女王(ラ・レーヌ。生徒会長のようなもの)」に立候補。しかし、かねてから百合のお似合いの相手と目されていた女の子・牡丹が、これに黙っているはずもなく……。


女子高ものの王道要素をこれでもかと散りばめつつも、それをあえて壊しにかかるという強烈な作風です。主人公のはずのたんぽぽが実は一番の謎キャラ。一体なにがそこまで彼女に友情を憎ませるのか。彼女が目指す結末とは何なのか。

9月23日にはコミック第2巻が発売予定。



今回の第1巻のセールは予習・復習に最適だと思います。



酩酊ガール(アザミユウコ)



「みかはな週末とりっぷ」などで知られるアザミユウコさんの作品。

主人公の茜が、飲み仲間の女子(同僚&上司)たちとともにお酒で盛り上がる姿を描きます。

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普通に読む限り恋愛要素は特にないので、百合かと言われると迷うところ。しいて探すなら、上司であるちょっと怖い女性とビールを通して打ち解ける話がそれっぽいでしょうか……?

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毎回女子達がお酒を通して明るくわいわいやっているので、読むと楽しくなれる作品だとは思います。

登場するお酒は毎回実在する銘柄で、詳細な解説が付いているのもみどころです。それぞれのお酒を美少女に擬人化したイラストがあるのもユニーク。

ちなみに、本作にメインの1人として登場する楯野川さんは同作者さんの「みかはな週末とりっぷ」にも登場しています。その関係で、巻末には「みかはな週末とりっぷ」とのコラボ漫画も収録されています。
 
ラベル:電子書籍

posted by trinder at 00:02 | Comment(0) | コミック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年09月09日

「将来的に死んでくれ」第2巻(長門知大)

長門知大さんの「将来的に死んでくれ」第2巻を読みました。



高校1年の菱川俊(ひしかわ しゅん)は、友人の刑部小槙(おさかべ こまき)に片思い中。小槙とそういう関係になるためには手段を選ばず、お金を積んで「ヤらせて」と懇願することも。

この「ヤらせて」はある意味俊の代名詞で、最近作られたPVでも使われています。



そんな俊をいつもクールにあしらう小槙。でも一緒に遊んだりはしてくれるので、決して俊を嫌っているわけではなさそう?そんな2人の不思議な関係をテンポよく描いたギャグ漫画です。

【参考記事】「将来的に死んでくれ」(長門知大)第1巻


第2巻でも、俊は煩悩丸出し、妄想全開です。

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小槙の気を引くためには無駄な努力を惜しまず、ありとあらゆるお馬鹿な行動に出ます。でもお金を積むことは(以前ほど頻繁には)しなくなったので少しは良識をわきまえてきたかも……?


終始欲望丸出しの俊ですが、今のところその欲望がかなったことは無いので本質的には結構ピュアです。小槙ちゃんとの間接キスでドキドキしてしまうシーンもあります。

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夏休みに小槙を遊びに誘う勇気が出ない、という初心な一面もあります。この巻の最後にようやく誘うことに成功しますが、果たしてこのデート(?)は上手くいくのでしょうか?



俊からのお馬鹿すぎるアプローチ、そしてクールに拒否する小槙。そんな2人のやりとりがボケとツッコミのようにテンポよく展開されています。

思ったことを何も考えずに実行する俊は、見ようによっては非常に純粋。「ヤらせて」なんかよりよほどハードルが低そうなことでなぜか臆病になってしまう姿は、けっこう乙女なようにも見えます。そういう点では百合漫画のツボをきちんと押さえており、楽しめる作品です。


(Kindle版あり)
 

posted by trinder at 10:11 | Comment(0) | コミック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年09月08日

「FLOWERS冬編」カウントダウンボイス公開開始

「FLOWERS冬編」公式サイトにて、発売へ向けたカウントダウンボイスの公開が開始されました。

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発売7日前である今回(9/8公開分)のボイスは、蘇芳と立花が担当しています。第一作であった「春篇」でメインを務め、完結編である「冬篇」でも主要キャラクターになるであろう2人。ちょっと感慨深いものがあります。「春篇」のメインだったキャラでもマユリは今回出てきませんが、このあたりは「冬篇」本編での再会までお預けという感じでしょうか。

9月15日のゲーム発売まで毎日更新されるようなので、楽しみにしたいと思います。


ラベル:flowers

posted by trinder at 19:21 | Comment(0) | ゲーム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Kindleで幻冬舎コミックスが50%OFF 「惑星クローゼット」「Lily lily rose」「このはな綺譚」等

Kindleストアで、「幻冬舎コミックスの日」セールが行われています。幻冬舎の作品の多くが50%OFFになっているようです。セール期間は9/8(金)〜9/10(日)の3日間。

Kindleストア / 【50%OFF】幻冬舎コミックスの日


かなり最近の百合漫画も対象です。

まずは、7月24日発売の「惑星クローゼット」第1巻。公称ジャンル名「百合×SFサバイバル」です。



作者は「第七女子会彷徨」などのつばなさん。百合アンソロジー「ユリボン」でもある意味印象的な作品を描いていました。


同じく7月24日発売の作品だと、紺野キタさん作の「Lily lily rose」第1巻も。



【参考記事】
幻冬舎セールから未紹介作品を特集 「惑星クローゼット」「Lily lily rose」「ともだちごっこ」等



10月からTVアニメが放送開始の「このはな綺譚」も全5巻が半額です。



 

前身「此花亭奇譚」の新装版も、上下巻が半額。

 

天乃咲哉さんの作品だと、他に「御伽楼館」新装版の全2巻も対象。

 


幻冬舎で百合といえば、もちろん「ふたりべや」も。最新の第4巻まで半額になっています。

 

同じく雪子さんの百合短編集「おねだりしてみて」も対象。



【参考記事】
「ふたりべや」第4巻(雪子)/ メロンブックス限定アンソロジー
おねだりしてみて(雪子)


その他にも百合っぽい作品がいろいろ。

   


一応、漫画以外も対象のようです。「図説 女子高制服百科」「図説 女子中制服百科」は基本的には画集&資料集ですが、合間にちょくちょく百合っぽいイラストが挟まります。



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全国の女子校の制服が詳細に解説されているので、創作をしている人などは資料用にも良いかも。


他にも百合っぽい作品をみつけたら追記したいと思います。

Kindleストア / 【50%OFF】幻冬舎コミックスの日

 


その他、開催中のセール

ついでと言ってはなんですが、現在開催中の他のセールにも少し百合っぽい作品が含まれるので紹介します。

まずは、9/8〜9/14まで開催の「ぶんか社フェア」。

Kindleストア / 【50%OFF】 ぶんか社フェア

対象作品の多さに対して百合作品はほとんど無さそうですが、「センセイのジジョウ」は百合のようです。




他には、どのセールによるものか詳細不明ですが「DNAは教えてくれない」第1巻が99円になっています。




また、コミックキューン作品のセールは8月いっぱいまでかと思いきやまだ継続中のようです。

【参考記事】
Kindleでコミックキューン作品が108円/半額のセール 「ひなこのーと」「にゃんこデイズ」等
 

posted by trinder at 12:21 | Comment(0) | アニメ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする