2017年12月31日

FLOWERSシリーズを振り返る 夏篇

2017年に完結したFLOWERSシリーズを振り返っていきます。前回の「春篇」の記事に続いて、今回は「夏篇」。

夏篇




ファンの多くが気になっていたのは、「FLOWERS」の物語をどのようにつなげるのかということだと思います。「春篇」単体でも(悲劇的とはいえ)物語に1つの区切りがついていたようにも思え、以降どの部分をどのように広げていくのか、期待と少しの不安があったのではないでしょうか。

そんな中でリリースされた「夏篇」は、主人公の変更により「春篇」とはまた違った魅力を持った作品となっていました。

flowers_re2e.jpg

えりか


「春篇」では「車椅子の少女」として登場していた八重垣えりか。「春篇」では印象的な登場をしたものの、後半のストーリーには大きく関わらなかったキャラクターです。主人公としての抜擢は、個人的には正直かなり意外に感じました。

人付き合いの苦手な本好き、という点では蘇芳と共通点を持ちます。しかし他人と仲良くしたい意思自体はある蘇芳と違い、えりかは根本的な人間嫌い。相当にひねくれていると言っても過言ではありません。それゆえ「春篇」では共感しにくい面が目立っていましたが、「夏篇」では彼女の主観視点となったことで、独自の魅力が表れます。

不器用ながらも他人を気遣うキャラクターであることも描かれました。特に、マユリを失って沈んでいる蘇芳に発破をかける姿が印象的です。蘇芳との絆は、次作以降でも物語上重要な意味を持つことになります。


えりか視点となったことで、謎解きのシーンにも変化が表れました。単に真相を解き明かすだけではなく、「真相を知りつつ誤魔化す」「煙に巻く」のが目的のパートも登場しました。えりかのキャラクターとゲーム性が上手く結びついていると思います。

千鳥


「夏篇」のヒロインとなったのは、転入という形で登場する新キャラクター・千鳥。非常にクセのある性格で、転入早々に周囲と険悪な雰囲気を作りかけます。そのあまりの協調性のなさは、自身が人間嫌いのえりかですら心配になってしまうほど。

千鳥とアミティエ(同室)になってしまったえりかは、ときに衝突しつつも次第に距離を縮めていきます。他人と衝突しがちだけど、優しさも併せ持っている。そういう根底の部分では似ているところもあるのでしょう。やがてそれぞれの過去を知り、互いの気持ちを理解したことで、愛し合うようになります。


千鳥が歌・演劇・バレエなどの芸事が得意という設定も、シリーズに新しい風を入れています。クライマックスはバレエのシーンとなっており、前後の展開によって結末は細かく分岐。あえて決別する、再会を誓い合いつつも別れる、いつまでも一緒にいる、なども展開があり、いずれも納得のいく描写のうえでのこと。えりかと千鳥の絆の深さが鍵となっていました。

全体的に見て、えりかと千鳥の2人の物語という印象が非常に強くなっています。前作「春篇」で始まりの物語をひとおり描いており、次作「秋篇」ほど終わりを意識しなくていい。作品のそんな立ち位置が、キャラクターを中心とした自由な物語につながったのかもしれません。

ダリア


脇道ながら、ダリア先生のルートもありました。

ダリアは、足が不自由なえりかを入学以来ずっと介助してくれていた優しい女性。最初は懐かなかったえりかでしたが、現在では強い信頼を抱いています。そしてそれは、やがて愛情へと変わっていきます。

私は初プレイ時にダリアENDに入り驚きました。プロモーション上はヒロインは千鳥1人とされていたというのもあります。

ルートがあること自体は意外ではあるものの、えりかがダリアに恋心を抱く描写は非常に丁寧です。人間不信なえりかが普段からあれほど心を許している相手ですから、その根底に特別な感情が含まれていたのも自然なことなのかもしれません。

ただし、このルートでえりかの恋が成就することはありません。えりか自身もそれをほとんどわかっています。それでも、映画の台詞『人間は、人生を失敗する権利がある』を自分に言い聞かせて一歩を踏み出すえりかの姿が印象的です。人間嫌いの冷めた少女という普段のイメージとはまた違った、情熱に身をゆだねる姿をみることができます。

演出、システム面


新たな物語やキャラクターだけでなく、作品の作りこみという点でも驚かされる一作でした。

「春篇」プレイヤーがまず気付くと思われるのが、BGMがほぼ一新されていること。「春篇」に登場した音楽も、季節やキャラクターを意識した新しいアレンジで登場しています。

ビジュアル面でも確実に進化。立ち絵が夏服に変化しており、新鮮な印象を与えます。以降も「秋編」「冬篇」ではそれぞれ個別の制服が用意されました。1作=1季節、であることをより強くプレイヤーに印象付けていたと思います。一部のシーンでは立ち絵が動く演出もありました。

中価格帯の作品であり、四部作予定という事情からして、流用できる素材は流用するものと予想していた人も多かったのではないでしょうか。1作ごとに新作のような作りこみが見えたのは素晴らしいことだと思います。

PSP版


「春篇」に続き、今回もPC版から半年ほどでPS Vita&PSP移植版が発売されました。私は今回もPSPでプレイ。

flowers_re2f.jpg

なお、PSPでのリリースは今作が最後となりました。以後は移植はPS Vitaのみとなります。少し寂しいですが、時代の流れなので仕方ないですね。

移植の出来は今回も完璧です。スクリーンショット、ボイスコレクションにももちろん対応。

1つ目玉だったのは、初回特典で新作ドラマCDが付いたこと。前作「春篇」の移植版についていたドラマCDはPC版と同じものでした。

ドラマCDのクライマックスでは、ゲーム本編のOP曲である「夏空の光」が蘇芳の作曲という設定で演奏されます。歌うのはえりかと千鳥による二重唱。ゲームの「冬篇」にてこのことと思われる出来事が言及されており、正史に組み込まれていることが伺えます。

秋篇へ


えりかと千鳥の物語、という印象が強い「夏篇」。

ですが最終シナリオは蘇芳視点から描かれ、「FLOWERS」全体としてのつながりを感じさせます。蘇芳は、ニカイアの会の会長である譲葉であれば学園の謎、そしてマユリの行方を知っているのではないかと推論立てます。そして、その譲葉自身が主人公である「秋篇」へと物語は続いていきます。

【PC版】【PS Vita版】【PC/ダウンロード版(DMM)】


【参考記事】
FLOWERS夏篇 プレイ開始
「FLOWERS夏篇」 chapter1 かえるの王様
「FLOWERS夏篇」chapter2 千匹皮
「FLOWERS夏篇」chapter3 髪長姫
「FLOWERS夏篇」chapter4「歌う骨」 chapter5「ホレおばさん」
「FLOWERS夏篇」chapter6「マリアのこども」
PSP版「FLOWERS夏篇」
PS Vita/PSP「FLOWERS夏篇」初回特典ドラマCD「夏空の光」
FLOWERS夏篇ファンブック
ラベル:flowers
posted by trinder at 11:12 | Comment(0) | ゲーム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

FLOWERSシリーズを振り返る 春篇

2017年にリリースされた「冬篇」をもって完結した、「FLOWERS」シリーズ。


今回からの記事では、全4作の歴史と魅力を振り返っていきたいと思います。今回は、まず1作目の「春篇」から。


春篇




シリーズ第1作ということもあり思い入れの深い作品です。


flowers_re1a.jpg


2014年、百合をテーマにした完全新作のゲームが出るということは大きな話題を集めました。百合を扱ったゲームが少ないのは当時も現在も変わっていませんが、四部作という長期的な構想を持ち、さらにそれを事前にアナウンスしていたのはかなり珍しい例です。どこまで本気なのか、正直最初は半信半疑だった人もいたかもしれません。


体験版も公開され、具体的な情報が出ていくと予想以上の本格的な内容に百合ファンの期待は非常に高まっていきました。そして製品版でも、作りこまれた世界観と丁寧な描写に多くのプレイヤーが引き込まれていくことになります。


蘇芳


「春篇」をプレイして私まず魅力に感じたのは、主人公である蘇芳のキャラクターです。事情によりそれまず学校に通っておらず、友達というものに憧れる内気な少女。


そういった背景もあって、蘇芳は他人との関係性についてちょっと意識過剰なところがあります。結果として、なにかと他の女の子のことが気になったり、じろじろ見てしまうといった描写が序盤からたびたび挿入されることに。まだ物語の起伏の少ない序盤から(疑似的とはいえ)百合を思わせる要素が入ることで、プレイヤーのモチベーションを高めるという効果もあったように思います。


蘇芳と「友達」というテーマは、chapter5で1つのクライマックスを迎えました。七不思議の一つ「血塗れメアリー」をきっかけに、学院を去っていく同級生たち。蘇芳は、彼女たちに「だって、友達じゃない」という言葉をかけます。


これは蘇芳が他人を初めて自分から「友達」と呼ぶ場面です。それまでの蘇芳は、周囲から友達として認めてもらうことに意識を向けていたように思います。「友達っぽいこと」に憧れていたも、それを通して間接的に友達に入れてもらおうという期待があったのかもしれません。


友達になることを迷わず、そして友達の力になろうとする。それができるところまで蘇芳が成長したことがうかがえる名シーンだと思います。


マユリ


「春篇」リリース前のプロモーション等では、蘇芳・マユリ・立花の3人を平等に扱った紹介が多かったように思います。主人公は蘇芳として、ヒロインはマユリと立花のどちらなのか。多くのプレイヤーが気になっていた部分だと思います。物語内の見せ場やシーン分岐もマユリ寄りと立花寄りがほぼ平等に用意されており、先が読めない展開でした。


結論としては、蘇芳はマユリと結ばれることになります。内向的な蘇芳とは違う世界の、明るく社交的な人。そんなイメージだったマユリが実は蘇芳同様に心に傷を負っており、それゆえに惹かれ合うという展開は引き込まれるものがありました。


試練を乗り越え、最後には結ばれる2人。もしここで完結していても1つの作品として十分名作だったと思うのですが、最後に波瀾があり次作「夏篇」へと続きます。

Now reasoning...


「FLOWERS」シリーズは公称「百合系ミステリィADV」です。


「春篇」でも、蘇芳による推理(謎解き)シーンがたびたび登場します。プレイヤーの中には、謎解きのあまりの難しさに驚いた人も多いのではないでしょうか。「キリスト教徒 一番多い国」とか「忌み数字」でネット検索したプレイヤーが全国に大量に発生したことでしょう。


正直、私は一発で正解できたことはシリーズ通してほとんどありません。正解すること自体よりも、困難な謎解きを作中のキャラクター達と同じ目線で体験することが楽しみでした。そういった演出としては、非常に面白く機能している要素だったと思います。


PS Vita版&PSP版


PC版が好評だったのか、約半年後にPS Vita版&PSP版移植版が発売されました。


私は当時PS Vitaを持っていなかったのでPSPでプレイ。ちょっと懐かしいですね。


flowers_re1b.jpg


内容はPC版をきわめて忠実に再現しています。携帯機という特性に合わせてシステム面もより便利に調整が入りました。ロードも存在自体を感じさせないほど速いです。スクリーンショット、ボイスコレクションなどにも対応していました。


ちなみに、ごく一部ですがテキストが変更されている箇所がありました。宗教色の強い描写がマイルドになっていたり、クイズの問題が少し簡単になったりしています。


英語版


2016年には、北米向けに英語版もリリースされました。


まず春頃に体験版が配信されたのですが、ここでいきなりつまずきが。誤訳、誤字、脱字、文法間違い等が大量に発見され、短期間に何度も修正版が再配信されるという混乱がありました。これが初プレイである海外プレイヤーからも多くのツッコミが入っていたので、日本語版と照らし合わせるまでもないレベルの明らかな間違いも相当数あったようです。


何か月かの発売延期の後、夏についに製品版がリリースされました。ダウンロード版もあるのですが、(体験版はできたのに)日本からはダウンロードできない仕様。私はパッケージ版を海外から取り寄せることでようやくプレイできました。


flowers_re1c.jpg


flowers_re1d.jpg


体験版と比べると大幅にクオリティアップしており、明らかな間違いはほとんどなくなりました。特に日本独自の言い回し(ことわざ等)は英語風に置き換える独自の工夫をしており、なかなか勉強になります。全体的には十分満足できる出来となっています。


夏篇へ


春篇の悲劇的な結末から、物語は次作「夏篇」へと続いていきます。「夏篇」については次の記事で紹介したいと思います。


【PC版】【PS Vita版】【PC/ダウンロード版(DMM)】)






【参考記事】





















ラベル:flowers
posted by trinder at 05:31 | Comment(0) | ゲーム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年12月30日

Kindleで講談社コミックがポイント約50%還元セール 「将来的に死んでくれ」「宝石の国」ほか

Kindleストアで、講談社の一部コミックに約50%のポイント還元が付くセールが行われています。

なお講談社のセールは少し前にもありましたが、そちらとも一部セール対象が重なっているようです。





【参考記事】
「将来的に死んでくれ」1巻(長門知大)
漫画版「新世界より」(貴志祐介・及川徹)第3巻まで
このせつ年表(魔法先生ネギま!全38巻の百合的みどころダイジェスト)

まだ数は多くないようですが、新しい動きが確認できたら追記しようと思います。
 
posted by trinder at 18:52 | Comment(0) | コミック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年12月29日

「FLOWERS冬篇」の感想

今年9月発売のPC版に続き、2018年3月にはPS Vitaへの移植も発表されている「FLOWERS冬篇」。



今回は、PC版をプレイしてのその感想を書きたいと思います。未プレイの人、Vita版でプレイするという人もいると思うのでできる限りネタバレは避けます。

物語


「ニカイアの会」の会長となった蘇芳が、多忙な業務に追われながらも、マユリの行方を探す姿が描かれます。その中で蘇芳は、アングレカム学院の知られざる歴史をも知ることに。主人公である蘇芳の恋物語を通して、世界観全体を総括する壮大な物語となっています。

キャラクター


物語の中では、これまでのシリーズで登場したキャラすべてが魅力的に掘り下げられています。「春篇」として「冬篇」シリーズ全体の主人公である蘇芳は、「ニカイアの会」の会長として振舞う成長した姿が描かれました。一方で、いまだ過去のトラウマにさいなまれる弱さも見受けられます。

立花は、悩む蘇芳を支える立場での活躍が描かれました。分岐によっては個別のエンディングもあり、「春篇」に続いて彼女もまたヒロインであることを印象付けています。


「夏篇」の主人公であるえりかも、蘇芳とはまた違った切り口で物語に関わります。人間嫌いだったえりかが、蘇芳のために惜しまず手を貸し、ときには本気で怒ったりもする。そんな姿にたしかな成長が感じられます。

「秋篇」のメインキャラクターたちも、それぞれの形で活躍しました。ときに蘇芳たちの敵として立ち塞がるという衝撃的な展開もありますが、彼女たちならではのやり方で物語を盛り上げてくれたと思います。


過去のシリーズで名前だけ出ていたキャラクター達も、グラフィックと声付きで登場。それぞれの立場から蘇芳たちに関わります。


そして、「春篇」のエンディングを最後に姿を消していたマユリもついに再登場。アングレカムの歴史にも関わる意外な設定とも関連し、物語のキーとなっています。つらい展開もありますが、待ち続けた蘇芳にとって(そしてプレイヤーにとっても)救いのある結末を迎えます。

感想


「春篇」から四作にわたる壮大な物語の中で、少女たちの恋と、それによって紡がれる物語が描かれました。どの作品も百合として、そして物語として想像以上に楽しいものでした。

百合をテーマにした作品が非常に少ない時代において、4部構成という長期的なプロジェクトを発表し、最後までやり遂げてくれたのはすごいことだと思います。

四部作もただ続きものだというだけではなく、主人公を分けることで各作品が明確な個性を持っていました。始まりの物語であり、一定の区切りを付けつつも後のシリーズへの布石を打った「春篇」。春の物語を承けつつも、主人公2人の恋愛物語として描かれた「夏篇」。真相の多くを知るはずの人物を主人公に据えつつも、あくまで個人としての苦悩を掘り下げ、さらに完結編への橋渡しでもあるという複雑な立ち位置の「秋篇」。そして、それらすべてを総括する「冬篇」。

内気な少女の成長物語として始まり、壮大な群像劇として最後まで描ききってくれました。私はシリーズが好きすぎて終わりを見たくなくてしまい、「秋篇」後半くらいからはときどきプレイに謎の拒否反応を覚えることすらあったのですが、今は最後まで見届けられたことをうれしく思っています。


後日、これまでのシリーズ全体を改めて振り返っての感想を書いてみたいと思います。
 

ラベル:flowers
posted by trinder at 21:23 | Comment(0) | ゲーム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年12月28日

Kindleできららコミックスの1巻無料配信追加 「はるかなレシーブ」「 なでしこドレミソラ」他 / まとめ買いセールも!

先日の記事でお伝えした通り、Kindleストアで「きらら」コミックスのいくつかが第1巻無料となっています。

今回、無料作品が新しく追加されました。いずれも期間限定お試し版ではなく、1度ダウンロードしておけばずっと読めるタイプ(普通に本編を購入したのと同じ扱い)です。





【参考記事】
「はるかなレシーブ」1〜2巻(如意自在)
「なでしこドレミソラ」第1巻(みやびあきの)


以下の作品も、引き続き第1巻が無料配信中のようです。





まとめ買いセール


上記の無料キャンペーンとは別に、Kindleストアの週替わりまとめ買いセールというものも行われています。対象作品を全巻購入で30%程度OFFになるというものです。

Kindleストア週替わりまとめ買いセール

ここにもいくつか「きらら」作品が含まれているようです。

はるかなレシーブ (4 冊) 30%OFF

しかくいシカク (3 冊)
30%OFF

【参考記事】
「はるかなレシーブ」第3巻(如意自在)
「はるかなレシーブ」第4巻(如意自在)
 
ラベル:電子書籍
posted by trinder at 10:21 | Comment(0) | コミック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年12月27日

「私は君を泣かせたい」第2巻(文尾文)

文尾文さんの「私は君を泣かせたい」第2巻の紹介です。



八方美人な女の子・羊(よう)は、ちょっと怖いヤンキーのハナと、映画をきっかけに仲良くなりました。実はハナは非常に涙もろく、よく映画を見て泣いています。羊は、そんなハナの泣き顔になぜだか強く惹きつけられます。

【参考記事】
「私は君を泣かせたい」第1巻(文尾文)


今回の第2巻では、羊とハナが放課後の「映画研究部」で一緒に映画を見るのはすっかり日常的な光景になっています。

羊の影響もあってか、最近はハナもクラスメイトといくらか打ち解けているようです。でもその姿を見た羊はなぜだかちょっと複雑な気持ちを抱いたりも。

すでに仲良しと言っても良い関係のため、恋人ではないかと周囲から誤解される一幕もあります。しかもそのエピソードのサブタイトルは「百合の園」。

nakasetai2dd2.jpg

このときはあくまでギャグ回だったのですが、後に羊がわりと真剣にハナとの関係を考えるエピソードも登場しいます。羊は、自分だけがハナの涙を見れることに優越感とも独占欲ともいえる感情を抱いているようです。果たして、そんな気持ちの正体は……?

nakasetai2dd1.jpg

美雨&葵


姫川美雨と岸葵は親友で、羊達のクラスメイトです。今回の第2巻では大幅に出番が増え、物語に大きく関わります。

美雨はいかにも女の子らしいふわふわした女の子。でもいざというときは芯の強い一面も見せます。一方、葵は一見ボーイッシュで活発だけど内面的には非常にもろい性格。美雨に依存しているような一面も見受けられます。

最近美雨はハナとも一緒にいることが増えたため、葵はいろいろと思うところがあるようです。それが原因で、美雨とちょっと気まずい雰囲気になってしまったりも。


また、葵は羊とハナの関係を恋愛的なものだと誤解しています。そのような考えに至る背景は、自分自身がそういう感情に覚えがあるからではとも思えます。

羊も、最近の美雨と葵のちょっと張り詰めた空気は気になっているようです。どこか自分とハナとの関係に重ね合わせている模様。

nakasetai2dd3.jpg

羊&ハナにとってもあながち他人事ではなさそうな、美雨と葵の関係。この先の展開が気になります。


(Kindle版あり)
 
posted by trinder at 16:02 | Comment(0) | コミック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「熱帯魚は雪に焦がれる」第1巻(萩埜まこと)

萩埜まことさんの「熱帯魚は雪に焦がれる」第1巻を読みました。


あらすじ


天野小夏は、親の仕事の都合で海辺の小さな町に転校してきました。小夏が驚いたのは、学校の中に水族館があること。魚たちを珍しそうに眺めていた小夏は、「水族館部」の帆波小雪に声をかけられます。

後でわかったことによると、帆波先輩は学校でも有名人で、才色兼備・スポーツ万能な人気者でした。それ故に、高嶺の花として一線を引かれているような部分もあるようです。

小夏は、それからも何度か帆波先輩と顔を合わせる機会があり、学校での優等生的な姿とはまた違った等身大の彼女を知っていきます。そして、帆波先輩も素の自分を受け入れてくれる小夏に心を許していきます。

みどころ


転校してきたばかりで周囲になじめない女の子と、人気者ながらも内面に孤独を抱える先輩。そんな2人が不器用ながらに心を通わせる姿を描く作品です。

2人のときは意外にも小夏のほうが積極的。帆波先輩に対して始めからタメ口だったりもしました。小夏は基本的には大人しく、決して敬語も知らない失礼な子とかではありません。帆波先輩に対する積極性からは、小夏なりの独特の距離感のようなものが見て取れます。

一方、帆波先輩はこれまで周囲と距離を取ってきました。しかし小夏にたびたび素の顔を見られるうちに、小夏に対してならもっと内面を曝け出せるようになっているようです。

恋愛を意識したような台詞・モノローグが特に多いのは帆波先輩。第1話にて間接キスを意識したりしています。

nettaigyo1ww1.jpg

ちなみに、ホースを使った間接キスです。水槽の水替え時にホースに口をつける必要があるようです。間接キスを意識して……という展開自体は王道ですが、作品の世界観を活かした印象的なアレンジとなっています。


帆波先輩は自分の気持ちにいろいろ悩んだ末、第1巻ラストで小夏を抱きしめています。次巻以降、さらなる盛り上がりが期待できそうです。


 
なお電子版ではオマケとして、作者さんがTwitterなどに投稿したイラストや短編漫画が収録されています。あくまで本編とは別物ということで、より恋愛色の強い少しはっちゃけたものもあり。


 
posted by trinder at 07:36 | Comment(0) | アニメ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年12月25日

PS Vita版「FLOWERS冬篇」ゲームの仕様や特典が公開 予約受付もスタート

PS Vita版「FLOWERS冬篇」に関する記事がいくつかのニュースサイトに掲載されています。

百合ADV『FLOWERS冬篇』のPS Vita版が2018年3月16日に発売。PC版の色味に近づける“色合い調整機能”搭載(電撃オンライン)

「色合い調整機能」「タッチスクリーンに対応」「PS Vita TVに対応」といったVita版ならではの特徴が紹介されています。これまでのシリーズの移植版同様、快適にプレイできる作品になりそうです。

また、初回生産分特典として、ドラマCD「Candytuft」が付くことが発表されています。


amazonなどではすでに予約受付がスタートしているようです。



PC版経験者も、Vitaで初プレイの人も楽しめる作品になりそうですね。
 
発売日は2018年3月16日です。
 
posted by trinder at 21:31 | Comment(0) | ゲーム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Kindleで少年画報社・リュウ・コミックスにポイント大幅還元セール 「総合タワーリシチ 完全版」など

Kindleで少年画報社の一部作品に約40%のポイント還元が付くセールが始まっているようです。

数はまだ少ないようですが、百合的に目玉は10月末発売の「総合タワーリシチ 完全版」。上下巻のいずれも37%還元になっています。



【参考記事】
総合タワーリシチ 完全版 上・下巻(あらた伊里)



9月発売の「ブラックリリィと白百合ちゃん」も第2巻までセール対象に。第2巻はおそらく今回が初セール。



【参考記事】
「ブラックリリィと白百合ちゃん」第1巻(鳳まひろ)


「遠藤靖子は夜迷町に隠れてる」は33%還元です。



【参考記事】
「遠藤靖子は夜迷町に隠れてる」第1巻(FLOWERCHILD)
ハロウィン記念!百合吸血鬼特集


百合アンソロジー「メバエ」も少年画報社です。いくつかの号に37%還元が確認できます。



【参考記事】
百合アンソロジー「メバエ」vol.1
ビビッド百合アンソロジー「メバエ」vol.2
ビビッド百合アンソロジー「メバエ」vol.4

RYU COMICS


徳間書店のRYU COMICSには、一部にポイント80〜90%還元という大幅なセールが確認できます。



こちらも今後の作品追加に期待です。
 
posted by trinder at 21:21 | Comment(0) | コミック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Kindleでスクエニ作品も40%還元

Kindleストアで、スクウェア・エニックス作品の一部にポイント40%還元が付くセールが行われています。

Kindleストア / 『スクウェア・エニックス人気作品』 年末年始40%ポイント還元キャンペーン

セール期間は2018年1月4日(木)まで。


「賭ケグルイ」は最新の第8巻まで対象です。



【参考記事】
「賭ケグルイ」第8巻

ちなみにセール対象なのは本編で、スピンオフは対象外の模様。


くずしろさん作「兄の嫁と暮らしています。」は全3巻が対象です。




百合メインというわけではありませんが、「私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!」は全11巻が対象。



メテオCOMICSポイント50%還元セール 【終了しています】


メテオCOMICS(を含むほるぷ出版作品)の一部にポイント50%還元が付いているようです。基本的に第1巻が対象の模様。

比較的最近の作品だと、「姫じゃなければ殴ってる」。




人間の滅びた世界を舞台にした百合吸血鬼もの「道割草物語」は上巻に50%還元が確認できます。



【参考記事】
道割草物語(上下巻)/ 武川慎
ハロウィン記念!百合吸血鬼特集


『ダメダメ部長とドS後輩によるスポーツコメディ!』な「部長に威厳はありません」。



メテオCOMICSは他にもいろいろ百合作品があったので、今後のセールへの追加に期待です。
 
posted by trinder at 09:11 | Comment(0) | アニメ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年12月24日

実写ドラマ版「咲-Saki-阿知賀編」第3局 / 劇場版本予告も公開!

実写ドラマ版の「阿知賀編」第3局を見てみました。

【見逃し配信:12月27日(水) 01:27まで】
実写ドラマ版「咲-Saki-阿知賀編」第3局


今回のストーリーでは、県大会に向けて特訓する阿知賀麻雀部を描きます。原作ではさらっとダイジェストになっていたパートですが、ドラマではオリジナルのシーンを多数織り交ぜて丁寧に膨らませています。

穏乃は、これといった特徴の無い自分の打ち方に悩む姿が描かれます。

一方憧は、今は別の高校にいる中学時代の同級生との対立が描かれます。憧も彼女なりに悩んでいるらしく、それを振り切るためか穏乃と一緒に山に登ってみたりします。しかしそこで足を怪我してしまい、穏乃におぶってもらうことに。

achigadrama3ee1.jpg

穏乃と憧の友情を感じさせる、良いシーンです。穏乃が山に関する能力を自覚したり、憧が迷いを振り切ったりと、シナリオ上も重要な意味を持たされています。


ドラマ版は全4話ということで、次回は早くも最終回。県大会における晩成高校との決戦がクライマックスになりそうです。

原作&アニメでは、県大会前後の流れはかなり駆け足でした。「咲-Saki-」本編の時系列と合わせるため、速やかに全国大会に移行する必要があったのでしょう。対して今回のドラマでは、麻雀部内の人間関係や交流が丁寧に膨らまされています。穏乃の能力なども原作では終盤まで引っ張られましたが、ドラマでは憧との友情とも絡めつつ効果的に伏線が張られています。

全体的に、各キャラクターの心情や成長が丁寧でわかりやすいです。より等身大の青春群像劇として、原作とはまた違った魅力のあるドラマになっていると思います。

劇場版


ドラマの続きとなる劇場版は2018年1月20日公開予定です。先日、本予告映像も公開されました。



もともと友情をテーマにした作品のため、予告編も非常に熱いものになっています。原作ファンだからとか抜きにもう普通に面白そうです。

怜と竜華の膝枕(予告0:40あたり)などもあり、百合的にも期待大です。

ラベル:咲-saki-
posted by trinder at 10:25 | Comment(0) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年12月23日

DMMでPCゲーム最大50%OFFセール 「白衣性愛情依存症」「その花びらにくちづけを」「つい・ゆり」他

DMMの年末セールで、多数のPCゲームが大幅割引価格になっています。

一般作


【セール特集ページ】
70タイトル以上が最大90%引き!PCゲーム/ソフトウェア年末年始セール!

セール期間は2018年1月9日(火)17:00まで。


白衣性恋愛?愛情?診断書 〜シリーズダブルパック〜
白衣性恋愛?愛情?診断書 〜シリーズダブルパック〜
8,480円 キャンペーン価格 4,240円


白衣性愛情依存症
4,800円 キャンペーン価格 2,400円


白衣性恋愛症候群RE:Therapy
4,800円 キャンペーン価格 2,400円


ソルフェージュ〜La finale〜
ソルフェージュ〜La finale〜
2,980円 キャンペーン価格 1,490円


ネプテューヌRe;Birth1-2-3 セットエディション
ネプテューヌRe;Birth1-2-3 セットエディション
9,720円 キャンペーン価格 4,860円

R18


【セール特集ページ】
DMM PCゲーム最大50%OFFセール 第1弾

セール期間は2018年1月5日(金)12:00まで。

【追記】1月6日より第2弾がスタートしました。
DMMでPCゲーム最大50%OFFセール第2弾「その花びらにくちづけを にゅーじぇね!」「素晴らしき日々 〜不連続存在〜」「クラス全員マヂでゆり?!」他


<以下は第1弾セールにつき終了しています>

その花びらにくちづけを ミカエルの乙女たち
その花びらにくちづけを ミカエルの乙女たち
6,980円 キャンペーン価格 4,887円


その花びらにくちづけを アトリエの恋人たち
2,480円 キャンペーン価格 1,736円


つい・ゆり 〜おかあさんにはナイショだよ〜
つい・ゆり 〜おかあさんにはナイショだよ〜
5,184円 キャンペーン価格 2,592円


キャンペーン価格 2,592円
屋上の百合霊さん
5,800円 キャンペーン価格 2,900円


雷の戦士ライディII〜邪淫の神殿〜
雷の戦士ライディII〜邪淫の神殿〜
4,937円 キャンペーン価格 2,468円


一部に百合キャラがいる、百合ルートがある、というところまで含めれば他にもいろいろあるかも?

サクラノ詩 -櫻の森の上を舞う-
サクラノ詩 -櫻の森の上を舞う-
7,980円 キャンペーン価格 5,586円


本当に一発ネタレベルでよければ他にも結構ありそうですが、決して百合メインではないので自己責任で。

Clover Day’s
Clover Day’s
7,800円 キャンペーン価格 3,900円

 ToHeart2 XRATED
ToHeart2 XRATED
4,320円 2,160円キャンペーン価格


「ワルキューレロマンツェ」あたりはアニメ版ではやたら百合っぽくなってたりしましたね

「ワルキューレロマンツェ」シリーズ4本セット
「ワルキューレロマンツェ」シリーズ4本セット
19,866円 キャンペーン価格 9,933円
 

数が膨大なので、探せば他にもありそう。また何か見つけたら追記します。
 
posted by trinder at 13:48 | Comment(0) | ゲーム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

体験型百合アンソロジー「百合+カノジョ」

12月22日に発売された謎のアンソロジ−「百合+カノジョ」をさっそく読んでみました。



裏表紙によると、「自分対キャラクターで楽しめる体験型アンソロジー」となっています。どういう意味かというと、すべての作品が女性主人公の主観視点で描かれています。比喩的な意味ではなく、本当に主人公の目線から見たカットのみで展開します。

yurikanojo1ww1.jpg

百合の王道なシーンの数々を、主観視点で見たら……?という面白い試みです。ヒロインが手を引いてくれるシーン、リップを塗ってくれるシーンなどは主観ならではの臨場感。

yurikanojo1ww2.jpg

yurikanojo1ww3.jpg

主観視点ということで、原則として主人公の姿は出てきません。台詞もなし。画面上は相手役のヒロイン1人しか描かれていない中で、どのように百合(=女の子2人のやりとり)を表現しているかにも注目です。女同士でなければしないようなことをしたり、シチュエーションによって女の子同士であることを間接的に描いたり。このあたりは各作家さんの技量と個性の見せどころで、読み比べてみると非常に楽しいです。

海で日焼け止めの塗り合いっこ等はなかなかユニーク。塗る側は漫画によくありますが、塗られる側を主観視点で描いた例はかなり珍しいのではないでしょうか。

yurikanojo1ww5.jpg


なお、収録作はいずれも5ページ程度の独立した短編です。シチュエーション別に「高校生編」「出会い」「仕事」「デート」「四季」「同棲」「成人編」といった分類もされています。

このうち「高校生編」「成人編」に分類されている作品はそれぞれ同じ作家さんによる続き物。数年の歳月を経て、カップルそれぞれの関係がどのように進展したのかを知ることができます。高校生編と成人編それぞれ5ページずつの短編なのですが、少ない情報量で多くを想像させる味わい深い作品が多いです。

yurikanojo1ww4.jpg


突然発表され、情報も少なかったため百合好きの間でも期待と不安が渦巻いていた「百合+カノジョ」。その実態は、主観視点による疑似VR体験と百合を組み合わせたまったく新しいアンソロジーでした。

主観視点ならではの試みも数多く行われており、作家さんたちの創意工夫が感じられます。百合の見せ方の新しい形として、大きなポテンシャルを感じさせてくれる1冊です。


 
posted by trinder at 13:01 | Comment(0) | コミック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年12月22日

KindleストアでKADOKAWA作品が約50%OFFセール 12月発売の最新作も 「ストロベリー・フィールズをもう一度」「やがて君にになる」他

Kindleストアで、KADOKAWA系のコミック&ライトノベルが約50%OFFになるセールが行われています。

KindleストアをKADOKAWAで検索(セール対象以外も含まれます)

セール期間は、他の電子書籍ストアの類似セールと同じだとすれば12月22日(金)〜12月24日(日)。

KADOKAWA系のセールというと少し前に「ニコカド祭り」というのがありましたが、今回のセールはそちらとは対象作品が異なります。というか、百合的には今回のほうが豪華です。最近出たばかりの最新作も多数含まれます。

「出会い系サイトで妹と出会う話−333日目−」は、12月16日に発売したばかりなのに46%OFF。前作も同様にセール中です。




実質社会人百合アンソロジーな「いやされて 社畜女子のコミックアンソロジー」は、11月25日発売。こちらも46%OFFになっています。



【参考記事】
いやされて 社畜女子のコミックアンソロジー


まだまだ新しい期待の作品「ストロベリー・フィールズをもう一度」第1巻も対象です。こちらは10月末発売。



【参考記事】
「ストロベリー・フィールズをもう一度」第1巻(木野咲カズラ)


「ゴブリンはもう十分に強い」も10月末発売でした。



【参考記事】
「ゴブリンはもう十分に強い」第1巻(サラマンダ)


百合吸血鬼ブーム(?)の中でもひときわ官能的な存在感を放つ「吸血鬼ちゃん×後輩ちゃん」。こちらは9月末発売でした。



【参考記事】
「吸血鬼ちゃん×後輩ちゃん」第1巻(嵩乃朔)


「あの娘にキスと白百合を」は、「ニコカド祭り」でも対象外だった最新の第7巻(9月発売)がついにセールに。過去の巻ももちろん対象です。



【参考記事】
「あの娘にキスと白百合を」第7巻(缶乃)


「あのキス」と並んで現在のKADOKAWAを代表する百合作品「やがて君になる」も。全4巻が対象です。



【参考記事】
「やがて君になる」第4巻(仲谷鳰)


同じく最近のKADOKAWAを代表する百合作品「新米姉妹のふたりごはん」。こちらも全4巻が対象です。



【参考記事】
「新米姉妹のふたりごはん」第3巻(柊ゆたか)


ほぼ百合雑誌と言っても過言ではないコミックキューンからは、9月発売くらいまでの作品が対象に。





コミックキューン本誌のバックナンバーも対象です。



【参考記事】
「今日も女の子を攻略した。」第2巻(むく)
「明るい記憶喪失」第2巻(奥たまむし)
「かなえるLoveSick」第2巻(タチ)
「青春スウィートトラック」第1巻(TOもえ)
「さくらマイマイ」第1巻


百合アンソロジー「エクレア」の第2弾「エクレア blanche」、通称「エクレア白」。6月(電子版は7月)発売ですが、おそらく今回が初のセールです。



【参考記事】
エクレア blanche あなたに響く百合アンソロジー


作品自体は新作というわけではありませんが、今月電子書籍版のリリースが始まったばかりの「苺ましまろ」もセール対象。電子版が出ている7巻まで50%OFFになっているようです。



【参考記事】
「苺ましまろ」電子版が本日より一挙配信



他にも百合っぽい作品がいろいろ。最近のKADOKAWAの充実ぶりを実感できます。











【参考記事】
「聖へき†桜ヶ丘」第1巻(夕仁・里好)
「小百合さんの妹は天使」第4巻(最終巻)/ 伊藤ハチ
「ちおちゃんの通学路」1〜4巻
絶対少女聖域アムネシアン 第1巻


漫画だけでなく、一般書籍も対象のようです。



【参考記事】
女子校ルール


また何か見つけたら追記しようと思います。
 
posted by trinder at 20:59 | Comment(0) | コミック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「FLOWERS冬篇」PS Vita版が2018年3月16日に発売

「FLOWERS冬篇」PS Vita版の発売が発表されました。


「FLOWERS冬篇」PS Vita版公式サイト


PC版のほうの公式サイトでも、記念ボイスがアップされています。

「FLOWERS冬篇」公式サイト


「FLOWERS」シリーズの移植は、毎回非常に高いクオリティなので今回も期待できそうです。詳しい仕様はまだ発表されていませんが、「夏篇」「秋編」に続いて新作のドラマCDなどが付くのかが注目されます。
 
【参考記事】
PS Vita版「FLOWERS秋篇」を購入しました
PSP版「FLOWERS夏篇」プレイその1 プロローグ
「FLOWERS」PSP版
ラベル:flowers
posted by trinder at 08:14 | Comment(0) | ゲーム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「ふたりべや」第5巻(雪子) 大学生編スタート!

雪子さんの「ふたりべや」第5巻を読みました。



前巻では、主人公である桜子とかすみの高校卒業が描かれました。

【参考記事】
「ふたりべや」第4巻(雪子)

大学生編スタート


続く第5巻では、2人は大学生になっています。新しく借りた部屋ではまた同居しており、ラブラブぶりは相変わらずです。人前でもわりとナチュラルにイチャついており周囲を驚かせます。

通っている大学は同じですが、学部が違うため別行動する機会も増えました。社交的な桜子はもちろん、かすみも彼女なりに新しいい人間関係を築いており新鮮です。

小瑠璃&モカ


大学で出会った桜子たちの新しい友人が、小瑠璃とモカ。2人一緒に行動していることが多いです。

百合的に注目なのはモカで、小瑠璃に「付きあって」とアプローチをかけています。女の子同士のイチャイチャが多いこの作品ですが、明確に恋愛の意味で告白&交際の話が出てくるのはなにげに初めてかもしれません。

これまで誰とも付きあったことのない小瑠璃は、モカがどこまで本気なのか迷っている段階のようです。

futari5nn1.jpg

でも、ほとんど毎日のようにモカを自宅に泊めてあげているなど客観的には相思相愛に見えたりも。

これからの進展に期待できそうな2人です。

芹×ショーコ


主な舞台は大学に移りましたが、ちょっとだけ後輩の芹とショーコ(現在高3)も登場します。芹は桜子たちに憧れていますが、自分たちの卒業も決して遠い未来のことではありません。それはつまり、ショーコとの別れの可能性を含みます。そんな中、芹はショーコとの関係を改めて見つめなおしています。

悩んだ末に芹が出した結論は、「ショーコの特別になりたい」というものでした。

futari5nn2.jpg

ショーコはそんな芹の気持ちを汲み、キスをします。


ちょっと見ない間に大きく進展していた2人です。今回の第5巻では登場は1エピソードのみですが、この後さらなる展開があるのかが期待されます。


大学生になってもいつもどおりの「ふたりべや」でした。桜子とかすみはもちろん、新キャラたちにもなんらかの形での同居要素があります。新しい環境で新鮮な印象を与えつつも、これまで通りの感覚で楽しめる作品となっています。


(Kindle版あり)
 
ラベル:ふたりべや
posted by trinder at 08:07 | Comment(0) | コミック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年12月19日

Kiniro Mosaic(英語版「きんいろモザイク」)Vol.5

Kiniro Mosaic(英語版「きんいろモザイク」)のVol.5が12月19日に発売されました。



英語版「きんモザ」は、このブログでも過去にも何度か取り上げています。

【参考記事】
Kiniro Mosaic(英語版「きんいろモザイク」)Vol.1


今回はVol.5の中から、百合な台詞が英語でどう訳されているか紹介してみたいと思います。

BLOND ALLIANCE


忍は今日も金髪(blond hair)が大好きです。そして金髪の女の子(特にアリス)も大好き。

kinmoza5tt3.jpg

Shinobu: As long as I have blond hair, I can do anything.
忍「私は金髪さえあればなんでも出来るんですよ」

as long as:〜さえすれば、〜でさえあれば


もちろんこの愛は一方通行ではなく、アリスもたいがい忍が大好きです。

kinmoza5tt7.jpg

Alice: I tell her she's cute 108 times a day!
アリス「わたしなんて毎日108回はかわいいって言ってるよ!!」

times:〜回  a day:1日あたり


この巻からは忍に加え、穂乃花の金髪愛も描かれるようになります。こちらは特にカレンに対して発揮されます。

kinmoza5tt4.jpg

Honoka: My blond hair fixation is really a Karen-chan fixation...?
穂乃花「私は金髪フェチじゃなくてカレンちゃんフェチ……!?」

fixation:固執、執着


忍と穂乃花で金髪同名(Blond Alliance)を結成したりも。

kinmoza5tt1.jpg

ただしこのあとすぐに決裂し、どちらが本当の金髪好きかで競うことになります。でも最後はきちんと仲直りして、友情(true friendship)が芽生えたのでした。

kinmoza5tt6.jpg

めでたしめでたし。

Kuzehashi & Karasuma


先生同士いっしょに行動していることが多い、久世橋先生と烏丸先生。今回は回想エピソードにて、実は2人は学生時代に会っていたことが判明します。新入生のころ学校になじめずにいた久世橋先生を、烏丸先生が勇気づけたことがあるようです。

kinmoza5tt5.jpg

Karasuma: I love this school. My dream is to teach here one day.
烏丸「私この学校が大好きで、将来ここの先生になるのが夢なの」

It's such a lovely school. I want you to enjoy being here too!
「とっても素敵な学校だから、あなたも学校生活楽しんでね!」

この先生コンビもなかなか良い味を出している2人です。


今回も安定のクオリティな英語版「きんいろモザイク」。日本語版の内容を尊重しつつ、英語として自然に聞こえるように臨機応変な翻訳がされています。

巻末の注釈コーナーは今回も充実。主に本編に登場した日本文化を解説したもので、英語で日本を語る実例としてかなり参考になります。

なお、英語面・日本文化面に関しては、英語専門ブログのほうに別個の記事を書いてみました。もし興味があればそちらもご覧ください。

Kiniro Mosaic, Vol. 5 で日本文化を学ぶ!


総じて、漫画を使って英語を勉強したいという人に幅広くすすめられる作品となっています。




個人的には、注文後すぐに読めて価格も安い電子書籍版がおすすめです。以下はKindle版。



Kindle版のほかに、BOOK WALKER(カドカワ系の電子書籍ストア)などでも配信されています。

Kiniro Mosaic, Vol. 5(BOOK WALKER)


BOOK WALKERは百合漫画の英語版がなにげに充実しています。Bloom Into You(英語版「やがて君になる」)など、Kindleストアではまだ配信されていない作品もあります。

【BOOK WALKERで電子版が配信されている主な百合漫画】
Bloom Into You Vol. 1
Hana & Hina After School Vol. 01
Girl Friends Vol. 1(12/20配信予定)
Kisses, Sighs, and Cherry Blossom Pink Vol. 1
Strawberry Panic Vol. 1
 
posted by trinder at 22:44 | Comment(0) | コミック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年12月17日

Kindleで双葉社コミックがポイント約50%還元セール 「小林さんちのメイドラゴン」ほか

Kindleストアで、双葉社の一部コミックに約50%のポイントがつくセールが行われています。







まだ数は多くありませんが、今後の追加に期待です。
 
posted by trinder at 23:15 | Comment(0) | コミック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Life is Strange: Before the Storm / Episode 2のストーリーを紹介

「Life is Strange: Before the Storm」のEpisode3が、12月20日(アメリカ時間)にリリースされます。今回でついに完結編。


そこで今回の記事では、Episode3の配信前にEpisode2のストーリーを紹介しておきたいと思います。

なお、過去の記事ではEpisode1まで紹介していました。

【参考記事】
「Life is Strange: Before the Storm」Episode1: Awake クリアまで
プレイの参考に! 「Life is Strange: Before the Storm」Episode1: Awake 英単語帳

Episode 2: Brave New World




Episode1後半にて、クロエを連れ出して学校をサボってしまったレイチェル。2人は翌日学校に呼び出されます。クロエは、もともと不良である自分がすべての罪をかぶることでレイチェルを助けました。しかし、度重なる非行をとがめられ、クロエ自身は退学処分に。

学校に行けなくなり、家にも帰る気になれないクロエは、ジャンクヤードでぶらぶらするようになります。ドラッグディーラーに借金があり、そこに付け込まれてちょっと危ない仕事をさせられたりも。

一方、レイチェルはなんとかこれまで通りの学園生活を続けていきます。かねてから練習していた劇にも、予定通りに出演できることに。

劇の本番前、クロエは応援のつもりで楽屋を訪れます。そこでクロエは、急な代役を頼まれることになりました。ちなみにこれはヴィクトリアの代わりで、彼女はレイチェルに薬を盛り陥れようとして自滅した形です。自業自得。


なお、劇のシーンはゲーム的に、そして英語的になかなかハードです。要所で2〜3択が出るので、台本通りの台詞を選んでいきます。さらに後半はレイチェルがアドリブを始めるため、クロエもこれに合わせて気の利いた答えを選ぶ必要があります。

lifeisbs2ee2.jpg

台詞には現代では使われない古語も多く含まれ、かなり難しいです。ただし実はカンニング可能(台本含め、一度見た文書はEscキーから入るメニューでいつでも閲覧可能)なので、頑張ればなんとかなるかも?頑張ってハッピーエンドを目指しましょう。

lifeisbs2ee1.jpg


劇も大成功で終わり、レイチェルは上機嫌です。それでもやっぱり、いつかクロエと一緒に町を出ていく夢は捨てていない模様。一方、クロエは普通の幸せな暮らしも送れるであろうレイチェルを本当に巻き込んでいいのか、躊躇を覚えます。

ここで、レイチェルはクロエを乗り気にさせるためにお願いを聞いてくれます。ここは選択肢が出て、「キスしてほしい」「タトゥーを入れてほしい」「ブレスレットを譲ってほしい」の3択。

lifeisbs2ee3.jpg

キスを選ぶと、2人は本当にキスをします。しかも、かなり深いキス。

lifeisbs2ee4.jpg

lifeisbs2ee5.jpg

レイチェルの本気がうかがえます。

レイチェルは今夜にでも決行といわんばかりに、いったん家に荷物を取りに戻ります。しかし両親と遭遇してしまったため、とりあえずクロエともどもレイチェルの両親と夕食をともにすることに。

クロエは彼女なりに大人しくふるまいますが、レイチェルが父親の不倫の件を口にしたことでいっきに緊迫した雰囲気に。そしてレイチェルの父親は、彼が密会していた女性の意外な正体を明かします。それは、レイチェルの………。

Episode 2: 感想


全体的にかなりシリアスな内容でした。クロエの退学という展開から始まり、お金のために犯罪まがいの行為に手を染めることもあります(プレイヤーに選択の余地はありそうですが)。

そのぶん、演劇のシーンの盛り上がりが印象的です。決して長くはないものの、一緒になって1つのことをなしとげる青春のエッセンスがつまった場面だと思います。そしてその後はキスシーンもあり。

レイチェルはクロエとの駆け落ちを本気で考えており、盛り上がりはストーリー的にも百合的にも最高潮です。


12月20日配信のEpisode3はいよいよ最終章です。「Life is Strange」本編の前日譚という関係上、2人に幸せな結末が待っているとは正直考えにくいです。それでも、2人の行きつく先を最後まで見届けたいと思います。



【前作PS4版】


iOS版


数日前から、前作にあたる「Life is Strange」本編のiOS版が配信開始されています。



前作を手軽に楽しみたい方にはこのiOS版も良いかもしれません。
 
【参考記事(PC版感想)】
Life Is Strange(ライフ イズ ストレンジ)
「Life Is Strange(ライフ イズ ストレンジ)」Episode 2・3
「Life Is Strange(ライフ イズ ストレンジ)」Episode 4・5
重要度別!「Life Is Strange」英単語集
posted by trinder at 17:36 | Comment(0) | ゲーム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年12月16日

英語ブログを改題・移転しました

以前の記事で英語専門ブログを開設したことを報告しましたが、このたび改題・移転いたしました。新しいタイトル・URLは以下の通りになります。

わかりやすい外国語学習
http://foreignlearn.seesaa.net/

英語の学習に興味がある方は、こちらもよろしくお願いします。取り上げてほしいこと、書いて欲しい記事のリクエストなどがあったら教えていただけるとうれしいです。
 
posted by trinder at 19:53 | Comment(0) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする