2018年01月31日
Kindleで「ラーメン大好き小泉さん」第5巻まで半額セール
【参考記事】
「ラーメン大好き小泉さん」(鳴見なる)3巻まで
「ラーメン大好き小泉さん」第4巻(鳴見なる)
「ラーメン大好き小泉さん」第5巻(鳴見なる)
ちなみに、最新は1月30日発売の第6巻。同日にアンソロジーも出ています。5巻までのセールは予習・復習に良さそうです。
2018年01月30日
「再生学校」第2巻まで(空木あんぐ) / Kindleでポイント50%還元セール中!
【参考記事】
Kindleで一迅社ポイント50%還元セール 1月発売最新作「吸血鬼はじめました。」「再生学校」百合姫コミックスも対象
今回はセール対象の中から、空木あんぐさんの「再生学校」を紹介します。第2巻は1月22日発売でかなり新しいです。
あらすじ
「大災害」によって高度な科学技術が失われた未来の世界。前時代の「遺物(アイテム)」を研究する機関「学校」に、新しい先生・メルが赴任しました。メルはまだ13歳ながらも、教員試験を首席で合格した天才児です。
メルは年齢と外見のせいでちょっと軽く見られながらも、生徒たちとともに「遺物」調査のために邁進します。
みどころ
前時代文明の「遺物」の発掘・調査をテーマにした4コマ漫画。「遺物」には現代に実在している道具もありますが、ドラ〇もんのひみつ道具レベルのトンデモ遺物もちょくちょく登場します。毎回登場するユニークな遺物の思わぬ効果に、キャラクター達が振り回されるのがお約束のパターン。
百合ポイント
登場キャラクターは全員女の子で、メル先生+生徒3人がレギュラー。2巻目からは生徒が1人増えたりもします。
百合的に注目は、生徒の1人であるネミッサ。第1巻のキャラクター紹介で「女の子が大好き」とされています。

いわば公式の百合キャラで、可愛い女の子を見ると何かしら反応します。登場したらだいたい何かしら百合的言動をしてくれると思っても問題ないレベルです。初期の頃は、メル先生の抱き心地を気に入っておりよく抱き着いていました。
可愛い女の子なら基本誰でも好きなようですが、幼馴染であるルルコに対しては特に強い気持ちが伺えます。こちらは要所要所で何度か掘り下げられます。
あるエピソードでは、ネミッサとルルコの仲を見た新キャラに「あの2人は近々お子さんが産まれると思います」と言われていました。

ちなみにこの際、前時代はiPS細胞で同性間でも子供ができたというエピソードが紹介されます(背景に百合の花付き)。すごいですね、前時代の技術。

ちなみにルルコのほうは素直でないので、ネミッサに対する気持ちを強く出すことはありません。ですが、終盤「ドキドキカップル以心伝心ゲーム」に挑戦した際にはネミッサに関する情報に全問即答&正解していました。無自覚にせよ両想いと思っていいかも……?
作品としては全2巻で完結しており、遺物の発掘調査というテーマのもとに綺麗にまとめられています。どちらかというとキャラクター間の関係性より遺物ネタのほうに比重があるので、終始イチャついているかというとそういうわけでもありません。ですがちょっと変わったシチュエーションの中でエッセンスとして展開される百合としては、なかなか良い味を出している作品だと思います。
2月1日までポイント50%還元セール中なので、興味を持った人はぜひこの機会に。
Kindleストア/『50%ポイント還元』一迅社フェア
2018年01月29日
Kindleで最大56%OFFの『電撃25周年記念フェア』 「とある科学の超電磁砲」「ぷあーなんてもうしまい」「百合星人ナオコサン」など
Kindleストア / 【最大56%OFF】電撃25周年記念 電子書籍フェア
割引率は作品によって異なり、最大56%OFFとのこと。
割引率は控えめなものが多いものの、いくつか百合漫画が含まれます。
「とある科学の超電磁砲」は第12巻まで26%OFFになっているのが確認できます。
「あーなんてもうしまい」は全2巻が26%OFF。
「百合星人ナオコサン」は全5巻が26%OFF。
Kindleストア内のセール特集ページから確認できたのはこんな感じ。また何か新しく見つけたら追記したいと思います。
「籠の少女は恋をする」第1巻(川浪いずみ)
【参考記事】
「やがて君になる」第5巻(仲谷鳰)
「エクレア bleue あなたに響く百合アンソロジー」
今回は、川浪いずみさんの「籠の少女は恋をする 」第1巻を取り上げます。
預けられていた親戚の家を追われるように出た千鶴は、全寮制の学園に入学することになりました。そこでは生徒は美しい容姿の少女ばかりで、授業の内容は非常に高度なもの。千鶴が少しずつ感じていた違和感は、健康診断で性交の有無を調査されたことで決定的なものに変わります。
この学園の生徒たちは、やがて男に売られるために育てられているのです。商品として優秀と認められると「卒業」し、裕福な男性に高値で買い取られていく。
それでももう帰る場所のない千鶴は、なんとしてもこの学園に居場所を作ろうと決心します。そこで千鶴が見たものは、限られた時間で精いっぱいにお互いを愛し合おうとする少女たちの姿でした。
感想
身売りするために育てられる少女たち、という非常に重くダークな設定の作品。
仮に百合専門誌で発表しても重すぎて賛否が分かれそうですが、なんと「電撃大王」連載とのこと。「一般向け」あるいは「萌え」のイメージが強い雑誌に、百合漫画の中でもかなり特殊な作品が載っていることにちょっと驚き。作者さん自身があとがきで「企画が通ったこと自体が信じられなかった」と述べているほどです。現在の百合をとりまく状況の急速な変化を感じます。
舞台設定には男性の影を感じずにはいられませんが、物語の主役となるのはそこで暮らす少女たち。追いつめられ、苦しみながらも、お互いを愛し合うことでひと時の安息を得ようとする少女たちが描かれます。このような設定でなければ描けない百合がある、という点では世に出る価値がおおいにある作品と言えるのかもしれません。
冬子と美緒
序盤で大きく取り上げられるのが、冬子と美緒の姉妹。入学したばかりの千鶴と同室ということで出番も多いです。
この姉妹はお互いを愛し合っており、特に妹の美緒は冬子に強く依存しています。冬子の「卒業」が決まってからは、美緒は情緒不安定気味。一方で冬子は密かに他にも恋人を作っており、ちょっと複雑な人間関係です。
冬子以外になつかない美緒でしたが、冬子の卒業後は成長の兆しを見せます。千鶴の芯の強さを知ってからは、お互いにパートナーとして認めあっているようです。「実技講習」では、千鶴に積極的なてほどきをしてあげていました。

夕映
序盤こそ冬子・美緒姉妹の出番が多いものの、ミステリアスな美少女・夕映も存在感を放っています。
夕映はその美しさで他人を惹きつける魅力があるものの、過去に起こした問題から学園内でも隔離されているようです。千鶴は夕映を「寂しそう」と感じ、友人になりたいと思いますが……?

夕映は公式のキャラ紹介に載っている4人に入っているのでおそらくは重要人物。次巻以降のストーリーでどう関わってくるのか注目です。
(Kindle版あり)
「やがて君になる」コラボ特典
こんな作品ですが、電撃大王つながりか「やがて君になる」とのコラボキャンペーンがあります。
メロンブックスで2作を同時購入すると、ネーム集「籠の少女は君になる」がもらえます。

こちらは、「やがて君になる」と「籠の少女は恋をする」それぞれの一部エピソードのネームを掲載したものになります。


同時購入特典ということで、「やがて君になる」のネームを読みたければ「籠の少女は恋をする」も購入する必要があります。後者は魅力的ながらも非常に人を選びそうな作品なので、人によってはジレンマ……???
2018年01月28日
「エクレア bleue あなたに響く百合アンソロジー」
【参考記事】
「やがて君になる」第5巻(仲谷鳰)
続いて今回は、「エクレア bleue あなたに響く百合アンソロジー」を取り上げます。
電撃大王編集部によるこの百合アンソロジーも、早や3巻目。今回も百合的に非常に豪華な作家陣が参加しています。
巻頭イラスト
巻頭のカラーイラストページは、ひびき玲音さん(マリア様がみてる)、のんさん(安達としまむら)、(柊ゆたかさん(新米姉妹のふたりごはん)です。
それぞれ普段の代表作とはまた違ったテイストのイラストに仕上がっており魅力的です。ひびき玲音さんの作品などは、初期の百合姫(とその前身の百合姉妹)の表紙を髣髴とさせてちょっと懐かしい気持ちになりました。
以下では、今回掲載されている漫画のうち印象に残ったものを紹介します。
U35 『ブルーライン』
表紙イラストにもなっている2人のお話です。
「なっちゃん」はゆずきが好きで、ゆずきはそれを知っています。でも互いにそれ以上の一歩は踏み出せない。そんな親友同士のもどかしい関係を描いています。
表紙にも描かれている自転車の場面が爽やかで、とても綺麗。この作品、ひいては今回の「エクレア」そのものを象徴するような1シーンです。
缶乃 『無職とJK』
「あの娘にキスと白百合を」の缶乃さんの作品。
読み切りが多い「エクレア」としては珍しい連載(といっても前後関係は明示されていません)作品。いつもマオ(無職)のもとに押しかけていた羽純(JK)ですが、親の決めた婚約者がいることが判明します。今回は自分を頼ってきた羽純のため、マオはちょっと思い切った行動に出ることになります。
未幡 『運命の私』
「私の百合はお仕事です!」が人気の未幡さんの作品。
おまじないが好きな律は、想い人の星奈を振り向かせるために様々なおまじないを試しています。

星奈は実はそれを知っているのですが、律がおまじないでなく自分の意志で行動を起こすのを信じて見守る日々です。
律の気持ちを知りながらスルーし、でもときにちょっと大胆な行動に出る星奈。意地悪なような微笑ましいような、ちょっと不思議な感覚の作品です。
仲谷 鳰 『こみみけーしょん』
「やがて君になる」でおなじみ、仲谷鳰さんの作品。
「やが君」とは打って変わって、ちょっとファンタジーなケモノっ娘ものです。人間とケモノっ娘が共存している世界観で、キツネ耳の転校生に惹かれる人間の女の子を描きます。
ケモノ耳の女の子が普通の人間の耳に興味津々な様子はちょっと新鮮。考えてみれば、お互いに違う種族どうしなのですから人間側が興味の対象になるのも自然にありえること。こういうジャンルの、新しい魅せ方かもしれません。

文尾 文 『未完成のプロローグ』
「私は君を泣かせたい」「屋上の百合霊さん(漫画版)」で知られる文尾文さんの作品。
家出した女子高生は、フェリーの上で同じく家出したらしき人妻と出会います。現実からちょっとだけ逃げ出したくなった2人が、短くも不思議な時間を共有する姿を描いています。
しいて分類するなら年の差ものですが、出会い方も年齢差(おそらくそこまで離れてはいない)も他であまり見ないタイプ。2人とも大人になりきれいないような印象も受けます。
百合系青春ストーリーとして、作家さんの強い個性を感じる作品です。
奥たまむし 『おっぱいいっぱいの幸せ』
「明るい記憶喪失」の奥たまむしさんの作品。
ずっと憧れていたクールな想い人は、実は極度のおっぱい好きでした。

巨乳がコンプレックスだった主人公でしたが、そのおかげで両想いになれて幸せです。でもおっぱいばかり見られるのはちょっと複雑だったり……。
ほとんどおっぱいの話ばかりのおバカな百合漫画です。でも作中で足早に流れていく時間からは、無駄な壮大さ・悠大さも感じられます。いつの間にか社会人ものになっていたり。
フライ 『その先の平行線』
先生と生徒もの。先生は生徒の女の子に密かに片思いしており、ときどきいやらしい妄想をしてしまったりも。そしてそんな自分に自己嫌悪。生徒の側も普通に先生を慕っているので、決して脈が無いわけではなさそうですが……。
人間関係をひととおり提示しつつも、大きな動きはなく、ほぼ主人公の心の中だけで完結します。シンプルな作りがアンソロジーらしい、というか「エクレア」らしいかもしれません。その後をいろいろ想像するのが楽しいタイプの作品と言えますね。
カボちゃ 『たそがれ時のこと』
作者のカボちゃさんは、エクレアのVol.1が商業デビューだったとか。まだまだ他の媒体ではあまりお見かけしないこともあって、私の中ではエクレアを象徴する1人のようにも見えたりしています。
ストーリーは、親友に対する片思いを描いたもの。これもまた主人公のモノローグに重きを置いており、出来事としては大きな動きはありません。キャラクターの真意を読者に想像させるような作りです。ここでも、短編らしさ、エクレアらしさを感じます。
ヒロイチ 『恋色ドロップス』
親友の「ことちゃん」に、惚れ薬と称する飴を食べさせるやっこ。果たして、その効果は……?
おまじないに自分の気持ちを託す、というのはもはや王道かもしれませんね。相手がいつ気付くか、気付いたときにどうするか、という点に作者さんの個性が表れています。
伊藤ハチ 『コンプレックスは終わらない』
おねロリものばかり描いていると言っても過言ではなさそうな、伊藤ハチさんの作品。
今回の作品は偶然にも(?)、おねロリもののばかり描いている漫画家さんが主人公です。自身も極度のロ〇コン。そんな彼女が、姉の娘(幼女)を預かることになります。果たして、理性はもつのでしょうか……?
いつにもまして、開き直ったようなお馬鹿さ全開のおねロリものです。一方で、自分の中の子供と大人の間で揺れ動く幼女の姿を丁寧に描いてもいます。単なるおねロリ物にとどまらない普遍的なストーリーに見えてくるから不思議です。
というわけで、個人的に特に印象に残った作品を紹介しました。
百合アンソロジー「エクレア」も早や3巻目。今回も、描きたいことが明確で読みやすい作品がそろっています。それぞれ個性はあっても変なヒネリはないので、素直に共感しやすい感じ。百合初心者から百合好きまで、幅広くおすすめできるアンソロジーです。
ちなみに、今回からKindle版が紙書籍版と同時発売になりました。
Vol.2までは紙書籍版の発売から少し間が空いていましたが、これで電子版派の人も一安心。紙書籍版のほうは店舗ごとの特典が豪華だったりするので、何を重視するかで良い感じに棲み分けできているのかも。

2018年01月27日
「やがて君になる」第5巻(仲谷鳰)
店舗によっては同時購入特典もあり、並べてみると壮観です。

今回はその中から、まず「やがて君になる」5巻を紹介します。
前巻では、生徒会が文化祭での劇に向けて本格的に動き出しました。劇の内容は、記憶喪失の少女がかつての知人たちの話を聞いて、過去の自分を取り戻そうとする物語。主人公を演じることになった燈子は、かつての姉のようになりたいと思っている自分を役と重ね合わせます。生徒会の夏合宿では、侑・燈子・沙弥香でちょっとした腹の探り合いがあったりも?
【参考記事】
「やがて君になる」第4巻(仲谷鳰)
続く今回のストーリーは、夏休みの後半くらいから。文化祭に向けて、思い思いに過ごすキャラクター達が描かれます。
侑と燈子は水族館デート。表紙イラストにもなっている一幕です。

ちょっと久しぶりに、心配事を忘れて思いっきり楽しむ2人を見ることができます。同時に、この時間が永遠に続くわけではないことも示唆されていてなんとなく寂しい気持ちになったりもします。
そして夏休み明け。脚本担当のこよみは、劇の結末の変更を提案します。これは侑の発案によるもの。当初の脚本では、記憶喪失の主人公は恋人から聞いた過去の自分に戻ろうとしました。しかし変更後は、今現在の自分自身を受け入れるという結末になります。
この提案は生徒会メンバーの多くから賛成されますが、燈子のみは反対。燈子は変更前の主人公像に、自分自身を重ねていたようでした。
本来の自分というものを持たず、理想の中の姉のようになることに存在意義を感じている燈子。一方、現在の燈子自身を否定してほしくないと思っている侑。

これまで燈子に求められるままにキスに応じていた侑が、断る一幕もあります。
果たして、2人は文化祭本番までに気持ちの折り合いをつけることができるのでしょうか……?
文化祭の劇に向けて、各々の気持ちが交錯する模様が丁寧に描かれています。侑と燈子を中心にしつつも、その他のキャラクターのエピソードも自然な形で関わってきて物語を盛り上げます。
燈子の凛としながらも不安定なキャラクターが魅力的です。自分の理想を確固として持っていながらも、それはあくまでイメージ中のの姉の姿になりきっているだけ。侑はそれも含めて燈子そのものと感じていますが、燈子自身はそう思えない。本当の自分という普遍的なテーマが、女の子同士のラブストーリーと自然な形で融合しています。
作中の時間はゆっくりながらも確実に進んでおり、次巻はいよいよ生徒会劇本番になりそう。この物語の結末がどこへ向かうのか、見届けていきたいです。
(Kindle版あり)
Kindleで幻冬舎コミックがポイント約40%還元セール 「ふたりべや」「このはな綺譚」等が最新巻まで
幻冬舎で百合といえば、まずは「ふたりべや」。昨年12月発売の第5巻に37%還元が付いています。主人公たちが大学生となり、新章スタートとなっている巻です。
【参考記事】
「ふたりべや」第5巻(雪子) 大学生編スタート!
もちろん、これまでの巻もセール対象になっています。現在一部抜けている巻もありますが、後から追加される可能性はあります。
「ふたりべや」の雪子さんの百合短編集「おねだりしてみて」もポイント37%還元中。
【参考記事】
おねだりしてみて(雪子)
アニメも話題の「このはな綺譚」も、最新の第6巻(昨年9月発売)がセール対象です。
もちろん過去の巻もセール。「ふたりべや」同様にポイントがまだついていない巻もありますが、最新巻だけがセールということは通常少ないので今後の追加に期待です。
前身「此花亭奇譚」をはじめ、天乃咲哉さんのその他の作品もいくつかセールに。
他にも幻冬舎の百合作品がいろいろセール対象入りしています。
【参考記事】
「惑星クローゼット」「Lily lily rose」「ともだちごっこ」等
現在セール対象に確認できる百合作品はとりあえず以上。また何か見つけたら追記します。
現在、他に開催中のセールとしては一迅社のポイント50%還元セールがあります。こちらも注目です。
【参考記事】
Kindleで一迅社ポイント50%還元セール 1月発売最新作「吸血鬼はじめました。」「再生学校」百合姫コミックスも対象
2018年01月26日
Kindleで一迅社ポイント50%還元セール 1月発売最新作「吸血鬼はじめました。」「再生学校」百合姫コミックスも対象
Kindleストア/『50%ポイント還元』一迅社フェア
新しいもので、1月に発売されたばかりの作品も対象です。
「吸血鬼はじめました。」は、なんと1月22日発売で早くも50%還元が付いています。
このブログでも紹介したばかりのおすすめの作品です。
【参考記事】
「吸血鬼はじめました。」第1巻(雨宮結生)
「再生学校」第2巻も、1月22日発売でセール対象入りしています。もちろん1巻も対象。
【参考記事】
「再生学校」第2巻まで(空木あんぐ)
百合姫系
1月18日発売の最新の百合姫本誌および百合姫コミックスも対象です。
昨年12月発売分など、まだまだ新しい作品も多数。
百合姫コミックスは基本的にほとんどの作品がセール対象のようなので、この機会にいろいろ読んでみるのも良さそうです。
Kindleストアを百合姫コミックスで検索
【参考記事】
「パルフェ おねロリ百合アンソロジー」「私の百合はお仕事です!」
ぱれっと系
最近の「吸血鬼はじめました。」「再生学校」など、百合(っぽい)漫画が結構ある雑誌「ぱれっと」。1月22日発売の本誌、および最新のコミックスが多数セール対象です。
【参考記事】
「大上さんとケルベロスゥ」1巻・「悟れ!弥勒ちゃん」1巻・「くらまちゃんにグイってしたらピシャってされた!」1〜2巻ほか
「悟れ!弥勒ちゃん」第2巻まで(ぼるぴっか)
REX系
REXもたまに百合(っぽい)漫画があるので油断できません。
ポイント還元的に注目は、「ろんぐらいだぁす!」系のファンブックや画集でしょうか。元の価格がコミックよりも高いため、物によっては1000〜1400ポイントくらいついてきます。
「猫娘症候群」あたりは完全に百合漫画そのもの。他にも脇役に百合キャラがいる等を含めれば結構ありそうな感じです。
【参考記事】
「猫娘症候群」第1巻(ネコ太郎)
「八十亀ちゃんかんさつにっき」ほか
アンソロジー
一迅社は最近ニッチなテーマのアンソロジーをいろいろ出していますが、これらはREXレーベル扱いです。
百合的に注目は「スキだらけJKといちゃエロできちゃう アンソロジーコミック」シリーズ。Vol.1に「ゆりまぐねてぃっくす」、Vol.2に「女子恋 〜JK×JK〜」という百合漫画が収録されています。
REXのアンソロジーシリーズは最近多すぎてチェックしきれていませんが、他にも百合っぽいものがないか探してみても面白いかも?
Kindleストアを『アンソロジーコミック (REXコミックス)』で検索
【参考記事】
「スキだらけJKといちゃエロできちゃう アンソロジーコミック」ほか(記事の下のほう)
一迅社セールから、セールになっている百合漫画を紹介しました。また何か見つけたら追記したいと思います。
Kindleストア/『50%ポイント還元』一迅社フェア
2018年01月24日
「百合展2018」開催決定
【百合展2018】
— 百合展2018 (@yuri_fair) 2018年1月22日
「百合」をテーマにした大規模フェア『百合展』が今年も開催決定です!
本日より、こちらの公式Twitterから最新情報を順次発表していきます!#百合展
会場としては、東京、大阪、福岡が発表されています。
【百合展2018】
— 百合展2018 (@yuri_fair) 2018年1月22日
本日は開催会場の告知です!
▽東京会場
3月17日(土)〜25日(日)
@池袋マルイ
▽大阪会場
4月1日(日)〜8日(日)
@なんばパークス
▽福岡会場
4月中旬より開催予定
※詳細は決まり次第こちらのTwitterにてお知らせいたします。#百合展
他にも、これまでの例からいって物販に関しては全国のヴィレッジヴァンガードでも展開されるのではないかと推測されます。
参加する作家さんも発表も始まりました。
【百合展2018】
— 百合展2018 (@yuri_fair) 2018年1月23日
本日より百合展2018のクリエイターを順次発表していきます!
最初の参加クリエイターは…
『終電にはかえします』の漫画家・雨隠ギド先生です!#百合展 #雨隠ギド pic.twitter.com/UUQzkPvcBC
【百合展2018】
— 百合展2018 (@yuri_fair) 2018年1月23日
本日は3名のクリエイターを発表させていただきます。
続いての参加クリエイターは…今年初参加!
『このはな綺譚』の漫画家・天乃咲哉先生です!#百合展 #天乃咲哉 pic.twitter.com/kuvGoVmAIZ
【百合展2018】
— 百合展2018 (@yuri_fair) 2018年1月23日
続いての参加クリエイターは…今年初参加!
motocaさん、erikaさんによる美少女撮影活動チーム
Albina Albinaです!
参加クリエイターは明日以降も順次発表予定!
乞うご期待!#百合展 #AlbinaAlbina pic.twitter.com/htBsdKPrrM
参加作家さんの作品は、百合展オリジナルのグッズが制作・販売されることになると思われます。
毎年、東京や大阪の会場および全国ヴィレッジヴァンガードで賑わいを見せている「百合展」。今年も楽しみです。
「百合展」公式サイト
ちなみに公式サイトはまだ「百合展2017」のままですが、イベントの雰囲気やグッズ展開を知る参考にはなると思います。
「吸血鬼はじめました。」第1巻(雨宮結生)
表紙をめくると、何やらすでにすでにクライマックス。

巻頭カラーの4ページほどは、今回の単行本に収録されている場面をカラーで美麗に描きなおしたものになっています。このように最初にみどころをダイジェストで見せる演出は、アニメではたまにありますが漫画では珍しい気がします。この後始まる本編への期待を高めてくれる、非常に効果的な演出だと思います。後から本編の描写と比べてみても面白いです。
吸血鬼はじめました。
東雲夢子(しののめ ゆめこ)は、最近吸血鬼になりました。事故で死亡したところに吸血鬼のマリーから血を与えられ、自身も吸血鬼として蘇ったのです。
吸血鬼になっても、生活はそれまでと大差ありません。学校に通うこともできます。ただし、1日に1回は血を吸わないといけなくなりました。
吸血衝動に苦しむ夢子をみかねたクラスメイトの綾羅木めい(あやらぎ めい)は、自分の血を差し出します。しかも、これからも自分の血を吸ってもいいとのこと。その代わりとして、めいは夢子と友達になりたいと言います。
元々ぼっちだった夢子としては、血も吸えるし友達もできるでしで願ってもない話。でも、クラスの人気者であるめいがここまでしてくれることに内心ちょっと驚いたりも。
とにかく、こうして夢子の吸血鬼ライフは始まったのでした。
感想
近年百合界隈で大人気ジャンル(?)な吸血鬼ものです。
【参考記事】
ハロウィン記念!百合吸血鬼特集
同じ吸血鬼ものでも、主人公が吸血鬼にになる経緯や、吸血鬼としての生態描写などは作品ごとの個性が表れていて面白いところです。
「吸血鬼はじめました。」の場合は、主人公・夢子とヒロイン・めいの関係を中心にストーリーが展開しています。夢子はもともと、目つきが悪いのが原因で友達がいませんでした。一方、めいはクラスでも人気者の美少女。一見対照的な2人が惹かれ合う様子が、この作品に単なる吸血鬼物以上の個性を与えています。
めいは夢子が「天使」と形容するほど純粋で優しい子。決して表裏のある性格ではなさそうですが、それでも夢子のことをここまで気にかけてくれる理由は明確には語られていません。やはり純粋に夢子のことが好きだから、ということなのでしょうか。
基本的にどこまでも優しいめいですが、夢子が他の娘から吸血鬼しかけたときは嫉妬しているような一面も見せます。めいが自分の意見を強く主張した数少ない場面かもしれません。ここからも夢子に対する強い思い入れが伺えます。

ちなみに、夢子とめいの吸血関係は周囲には秘密。しかしクラスメイトに何度か目撃されかけており、その際の言い訳として2人は恋人同士だということにしてしまいます。

恋人ということであればいつも一緒にいても不自然ではないので、今後も吸血関係を安心して続けられるかも……?
ぼっち少女とクラスの人気者、というちょっと変わった関係性から描いた百合吸血ストーリーです。その合間に吸血鬼あるある的なエピソードもちょくちょくあり、吸血鬼ものの王道も押さえています。雰囲気もシリアスすぎず軽すぎずで、絵もかわいらしい感じ。百合吸血鬼ものの様々な魅力が詰まった一冊だと思います。
(Kindle版あり)
ちなみに今月はあと2冊百合吸血鬼ものがあります。読み比べてみても楽しいかも。
2018年01月20日
FLOWERSシリーズを振り返る 秋篇&冬篇
【参考記事】
FLOWERSシリーズを振り返る 春篇
FLOWERSシリーズを振り返る 夏篇
今回は、3作目「秋篇」から。
秋篇
個人の感想としては、非常に特異な存在に感じられる作品です。
まず、主人公である八代譲葉。ニカイアの会の会長であり、蘇芳やえりかから見て先輩にあたります。これまでの主人公とは違った立ち位置からの物言いが多く、少々毛色が異なります。
また譲葉は、公式サイトなどで「エキセントリックで行動的」などと紹介されてきたキャラクターです。思わぬ言動で蘇芳たちを驚かせたり、戸惑わせたりすることも多くありました。考えようによっては、プレイヤーにその胸中を予想させない、把握させないことに1つの個性があったともいえます。
いわば、第三者であることによって魅力が成立しているキャラクターという印象が非常に強かったのです。その譲葉が主人公になるというのは、楽しみでもあり、不安も感じるというのが「秋編」プレイ前の印象でした。
そんな色々な気持ちが入り混じってプレイした「秋篇」。そこでは、譲葉のキャラクターが丁寧に掘り下げられていました。譲葉がこれまで蘇芳たちに見せてきた側面は、作られたものであり、意図して演じたもの。ここまでは程度の差こそあれ多くのプレイヤーが予想していたことだと思います。こういったタイプのキャラクターにそういった裏側があるのは、百合ものに限らず王道といってもいいでしょう。
ですが、この作品ではもう一歩踏み込んでいます。譲葉の振る舞いの根底には、幼馴染であるネリネへの恋心があったことが描かれました。ネリネを守るためにはどんな仮面でも被るという覚悟を持ち、しかし一方で本来の自分というものがない。心がない空っぽの存在のようでいて、でもそう悩むこと自体が繊細な心を持っている証にも思える。そんな複雑で矛盾した内面が魅力的に描かれました。
強いようでいて、同時に弱くて繊細。そういった矛盾した側面はストーリーにも反映されていました。ネリネをずっと強く想っていたにも関わらず、他の娘と交際する展開があります。しかも、共通ルートで。
「春篇」も三角関係は描かれましたが、あちらは蘇芳が自分自身でも気持ちを自覚しきっていない段階でのストーリーでした。立花の行動にも問題があり、蘇芳にそこまでの非があるとも言い切れません。
しかし譲葉の場合、ほぼ逃避のような形で他の娘と交際します。ネリネへの気持ちを断ち切っているかといえばそうではなく、非常にあいまいな心理状態。このあたりはプレイ中にはすっきりしない感じでしたが、後のシナリオ上では譲葉の成長のきっかけの1つとしてきちんと活かされました。
個々の言動を外から見るとバラバラで不安定な印象が強い、「秋篇」の譲葉。ですが彼女の内面からストーリーが描写されたことで、意外にも共感できる部分も少なからず感じられました。譲葉にとってはネリネへの想いが第一にあるものの、そのために目先の小事で迷うこともある。そんな迷える主人公としてとても愛らしく思えました。
複雑なストーリーではありましたが、一つの幼馴染ものとして見ると、「秋篇」は一本筋の通った魅力的な作品であったと思います。
苺&林檎
以前から個々のエピソードでは印象的な役割を演じてきた沙沙貴苺・林檎。「秋篇」ではついにメインキャラクターに抜擢されました。
この沙沙貴姉妹も、譲葉同様にメインへの昇格に期待と不安があったというのが正気な感想です。行動をプレイヤーに読ませない描かれ方をされてきたという印象が強く、特に苺は公式でも「トラブルメーカー」「トリックスター」と紹介されていました。やはり主人公格には向かないタイプという印象は強かったです。
そしていざプレイした「秋篇」。意外な行動を取るという点では以前と同様ながらも、プレイヤーにきちんとその意図が理解できる掘り下げ方がされていました。導入部で林檎が譲葉に急接近するという展開がすでに驚きです。ストーリーが進むにつれ、林檎がそのような行動に至った理由や、苺への秘めて来た思いが描かれていきました。
譲葉視点を中心に物語が構成されているため、分量としては苺・林檎側の描写は少なめです。あくま譲葉を表としたうえでの裏の主人公たちという感じでしょうか。構成上そのあたりは仕方ないのでしょうし、私としては沙沙貴姉妹なりの内面が見れて楽しめるシナリオでした。待望の姉妹エンドがあるのも(ファンサービスのように感じられる側面もあるものの)好印象でした。
PS Vita版
今回も、携帯機に移植が行われました。ただし今回からPSP版は出なくなり、PS Vita版のみとなっています。PSPは当時すでに古いハードだったので仕方ないですね。「夏篇」まで移植してくれただけでもありがたいくらいです。
今回もプロトタイプさんによる移植ということで、移植度は完璧です。携帯機ならではの機能もあり、快適に楽しむことができました。
録りおろしドラマCDが2枚付くという点も話題になりました。こちらのドラマCDはまた機会があったら感想を書きたいと思います。

ちなみに私はこのためにPS Vita本体を購入したので個人的にも思い出深いです。FOWERSのイメージに合わせて本体カラーは白にしてみました。

FLOWERS −Le volume sur automne− (秋篇)【ダウンロード版(DMM】

冬篇
譲葉はニカイアの会の会長という立場上、アングレカム学院に関する秘密を少なからず知っているはずでした。これまでに起きた事件の真相が「秋篇」で明かされることを期待したプレイヤーは多かったと思われます。
ですが「秋篇」はあくまで譲葉個人としての物語として描かれており、彼女がその折々で直面する問題に絞ってストーリーは展開しました。蘇芳が「春篇」以来追ってきた謎に対する答えは、蘇芳自身が主人公となる次作「冬篇」へと持ち越されることとなりました。
そして2017年9月、ついに「冬篇」が発売されました。事前に多くの情報を明かさないプロモーション戦略が採られており、プレイヤーは様々な想像をもって作品をプレイすることとなりました。
「冬篇」の感想については、比較的最近に個別の記事に詳しく書いています。
【参考記事】
「FLOWERS冬篇」の感想
以下では、上記の記事で書ききれなかった部分について少し感想を述べてみたいと思います。
「冬篇」は主人公が「春篇」以来の蘇芳に戻ったことで、完結編にして原点回帰といった印象を受けました。学院生活自体にはさすがにもう慣れているはずですが、ニカイアの会の会長となったことでまたしても新たな体験を積む毎日。個々の学校行事で四苦八苦する姿も、ちょっと懐かしい気持ちになりました。
そんな学生らしい生活の一方で、マユリの行方を追い、学院の秘密に迫るストーリーが展開されました。これまでのシリーズでも特に濃密なシナリオになっていたのではないかと思います。
学院生活においても、謎解きにおいても、一貫して蘇芳を支えていたのが立花です。シリーズ通してのメインヒロインがマユリという事実はもはや動かないとは思いますが、蘇芳のそばに一番長くいたのは立花です。(もしマユリと結ばれなかったらという前提付きとはいえ)立花との個別エンドもあり、「春篇」からの積み重ねを強く感じました。
余談ながら、立花に関しては声と演技に関しても作品を重ねるごとに魅力的になっていったのが楽しみでした。キャラクターと演技が活き活きとリンクしていたキャラクターだったと思います。
まだまだ書ききれないほどの感想がありますが、とりあえずはこのあたりまで。「冬篇」のPS Vita版、ファンブック、ドラマCD、そして画集やアート展まで、「FLOWERS」シリーズはまだまだ新しい展開が用意されているようです。折に触れて、またいろいろ紹介できたらと思っています。
「屋上の百合霊さん フルコーラス」声優さんコメント公開開始
「屋上の百合霊さん フルコーラス」公式サイト / フリースタイルボイス
内容は、いわゆる出演者コメントです。今回は第1弾ということで、聖苗役の桜川未央さんと美紀役の水純なな歩さんが登場。
桜川さんが自由な内容なのに対し、水純さんは非常にまじめに、かつしっとりと作品を紹介しています。この傾向の違いは「フリースタイルボイス」らしさが存分に出ている感じ。
オリジナル版は2012年の発売ということで、懐かしいというのはお2人のコメントから共通して感じることです。ちなみに私の場合は比較的最近の英語版からハマったのでそこまで昔の作品という感覚は無かったりします。長く愛されている作品なのでファンの間でもいろいろ層が分かれていて面白いかもしれませんね。
他のキャストさんのコメントも順次公開されるようなので、次が楽しみです。
「屋上の百合霊さん フルコーラス」は、1月26日発売です。
2018年01月19日
Kindleの週替わりまとめ買いセールに「くま クマ 熊 ベアー」「ステラのまほう」
Kindleストア / 週替わりまとめ買いセール
百合要素がありそうな作品だと、「くま クマ 熊 ベアー」「ステラのまほう」あたりが該当。
くま クマ 熊 ベアー (8冊) 『30%OFF』
ステラのまほう(6 冊) 『30%OFF』
1週間限定なので、作品に興味があった人はこの機会にチェックしてみてはいかがでしょうか。
KADOKAWA Kindle限定70%OFFセール
ついでに、他の細かいセールをちょこっと紹介。
現在、『KADOKAWA Kindle限定70%OFFセール』というものが行われています。
Kindleストア / 【70%OFF】KADOKAWA Kindle限定70%OFFセール
セール対象はそこまで多くないものの、70%OFFなのでかなりお得です。ジャンルは雑多で、ビジネス新書、一般小説、ラノベ等々。百合っぽいのは「緋弾のアリアAA」あたりでしょうあ。
2018年01月18日
「FLOWERS冬篇」ファンブック、アートワークス、アートギャラリー等の情報が公開

冬篇ファンブック
まずは、冬篇のファンブック。春篇移行恒例となっていましたが、最終作となる冬篇でももちろんファンブックが発売されます。
FLOWERS冬篇ファンブック特設サイト
これまでのファンブック同様、原画や設定画がスギナミキさんの解説付きで収録されるようです。
また、「秋篇」までのファンブックでは次作の主役を演じる声優さんたちのインタビューが行われるのが恒例でした。ゲーム本編が完結している今回は、ドラマCDからダリア=バスキア役の高城みつさんと、方喰たまき役の森なな子さんが登場するとのこと。
さらっと紹介されていますが新作ドラマCDが作られることも伺えます。こちらは以前からスタッフさんのツィートなどでも触れられていました。
ごきげんよう。昨日はFLOWERSのドラマCDの音声収録でした。ダリア×たまきのお話です。役者さまのお芝居が素晴らしく、理想の方喰寮長を演じて頂くことができましたので熱の冷めないうちにキャストを公開させて頂きます。方喰たまき役は森なな子さんです。森さん、FLOWERSの世界へようこそ。#ゆりグレ pic.twitter.com/3lziGAyhqM
— スギナミキ (@mikisugina) 2018年1月16日
昨日になりますがドラマCDの収録に行ってきました。方喰寮長とダリア先生のお話です。掛け合いが面白く、そして感動できる作品に仕上がっていると思います。内容はまだ明かせませんが、新しい試みの構成になっており聞き応えのある作品に為っています。彼女たちの物語をお愉しみに🍀 #ゆりグレ
— 志水はつみ (@simizuhatumi) 2018年1月16日
ゲーム以外の媒体で新しいストーリーが楽しめるということで、こちらも非常に楽しみです。
ファンブックの発売予定日は3月16日です。
アートワークス『Couleur』
ファンブックとは別に、アートワークス『Couleur』の制作も発表されました。
アートワークス『Couleur』特設ページ
こちらは総ページ数536Pのフルカラー、2冊組+透明ケース入りという非常に豪華な仕様となることが明かされています。FLOWERシリーズ四作の美しいビジュアルが存分に楽しめる本となるようです。
発売予定日は6月8日。
アートギャラリー『Couleur』
アートギャラリー展「Couleur」の開催も発表されました。
アートギャラリー『Couleur』特設ページ
詳細はまだ不明ですが、FLOWERSシリーズに関するイラスト等が展示されるものと思われます。
会場はThe Artcomplex Center of Tokyo。開催期間は6月15日〜17日。14日には「プレミアムアコースティックLive」も開催されるとのことです。
アートワークス同様、FLOWERSの美しい世界観を存分に楽しめるイベントになりそう。
ゲーム本編は「冬篇」で完結を迎えたものの、今年も新しい動きがありそうな「FLOWERS」シリーズ。今年も美しい百合の世界にまだまだ浸ることができそうです。

2018年01月11日
Kindleストアで「なでしこドレミソラ」1・2巻が半額セール / 3巻も本日発売!
最新の第3巻は、本日1月11日発売。こちらはポイント10%還元が付いており、新作としてはちょっとお得です。
「なでしこドレミソラ」は、和楽器ガールズバンドとして活動する女の子たちのお話です。ビジュアルを使った独特の音楽表現がみどころで、友情ものとしてもなかなか楽しめる作品となっています。興味があった人は、この機会に読んでみるのもいいかも。
【参考記事】
「なでしこドレミソラ」第1巻(みやびあきの)
2018年01月10日
実写ドラマ版「咲-Saki-阿知賀編」特別編 / 現在全5話配信中!
【見逃し配信(1月21日(日)まで)】
咲-Saki-阿知賀編 episode of side-A
前半は、全国進出を決めた阿知賀女子が各県の高校と練習試合をして回る様子が描かれます。長野県二位だった龍門渕も登場し、「咲-saki-」本編と「阿知賀編」のクロスオーバーにもなっています。
漫画っぽさ全開の「咲-saki-」本編キャラと、比較的現実な演出の「阿知賀編」キャラが同じ画面にいるのはちょっと不思議な雰囲気かも?

後半は、のちに全国大会で阿知賀女子と戦うことになる各高校の様子が描かれます。千里山からは、原作で屈指の百合キャラである怜と竜華も登場。まだそこまでイチャついているわけではないものの、2人だけの世界を感じさせます。

怜の人は喋り方がアニメ版に比較的近いかも?竜華の人はグラビアアイドルのようなのでスタイル的には原作に近いのかもしれません。
その後は新道寺の面々が登場。チーム編成の苦悩が語られます。なお一部で人気がある(かもしれない)江崎仁美は、髪のボリュームが控えめになったせいか意外にも普通にかわいいです。迷言「なんもかんも政治が悪い」もしっかり言ってくれます。
そして最後には、ラスボス的存在の白糸台が。宮永照の詳細はこれまで伏せられてきた感じでしたが、ついにその姿が明らかになります。

なんと、咲役と同じ浜辺美波さんが照を演じます。まだ出番は短いながらも、咲とはまったく違ったオーラをまとっており、演じ分けを感じさせます。
原作でも咲と照は姉妹ですが、2人が似ているかどうかは特別言及されてきませんでした。映画では同じ役者さんが演じることで、姉妹の違い(あるいは類似性)が浮き彫りになりそうな予感です。映画本編に期待です。
ドラマ版全話配信中
現在、以下のサイトで特別編を含むドラマ版全5話が無料配信されています。
咲-Saki-阿知賀編 episode of side-A(GYAO)
咲-Saki-阿知賀編 episode of side-A(動画イズム)
これまでの放送を見逃した人、あるいは映画の前に見返したい人は利用してみてはいかがでしょうか。
2018年01月06日
Kindle月替わりセールに「観葉植物になって百合カップルのイチャラブ生活を見守るお話」
Kindle本月替わりセール対象タイトル
たまに百合作品が含まれている、この月替わりセール。今月はみかみてれんさん作の小説「観葉植物になって百合カップルのイチャラブ生活を見守るお話」が選ばれています。
以前から話題になっている作品なので、興味があった方は今回のセールを利用してみてはいかがでしょうか。
Kindle Unlimitedでも
ちなみに、上記作品は Kindle Unlimitedの読み放題対象にも選ばれています。
Unlimitedのサービス開始当初と比べると減った印象はありますが、探すと意外と百合作品があったりします。
出版社を通さない自主制作作品は自動的にUnlimitedの読み放題に登録されるようです。そういった作品をいろいろ読んでみたいという人にも楽しいサービスだと思います。
ちょっと宣伝になりますが、私がKindleストアで販売している電子書籍もすべてUnlmitedの読み放題に登録されています。もし興味があればどうぞ。
DMMでPCゲーム最大50%OFFセール第2弾「その花びらにくちづけを にゅーじぇね!」「素晴らしき日々 〜不連続存在〜」「クラス全員マヂでゆり?!」他
今回、第2弾として新たなセールが始まっています。セール対象は大きく入れ替わっており、新たに多数の作品が追加されました。
DMM / 美少女ゲーム最大50%OFFセール 第2弾
今回のセール期間は1月6日から1月22日まで。
セール中の百合ゲー
それでは、さっそく百合ゲーを探してみます。
「その花びらにくちづけを」シリーズからは、「にゅーじぇね!」および青文字系シリーズがセール対象入りしています。
【その花びらにくちづけを にゅーじぇね!】![]() 2,750円 50%OFF | 【その花びらにくちづけを 天使たちの約束】![]() 1,656円 30%OFF |
【その花びらにくちづけを 天使たちの春恋】![]() 1,736円 30%OFF | 【その花びらにくちづけを 天使のあこがれ】![]() 1,736円 30%OFF |
その難解な内容でも話題になった「素晴らしき日々 〜不連続存在〜」。
【素晴らしき日々 〜不連続存在〜】

5,586円 30%OFF
1人でクラス全員を攻略するというおバカすぎる百合ゲー「クラス全員マヂでゆり?! 」。
【クラス全員マヂでゆり?! 〜私達のレズおっぱいは貴女のモノ・女子全員潮吹き計画〜 DL版】

2,430円 50%OFF
【参考記事】
クラス全員マヂでゆり?! 感想
ライアーソフトの名作「サフィズムの舷窓〜an epic〜」。「百合霊さん」が出るまでは、ライアーソフトの百合といえばこの作品でした。ちなみにこの「an epic」というのはオリジナル版の3年ほど後にシナリオやCGを追加してリリースされた完全版的なバージョンです。
サフィズムの舷窓〜an epic〜

1,440円 50%OFF
個人的な趣味全開であえて紹介させていただくと、「D.C.II To You 〜ダ・カーポII〜 トゥーユー」もセール中です。D.C.(ダ・カーポ)シリーズ自体は普通の美少女ゲームですが、本作にはシリーズ唯一の女性主人公シナリオ「まひるに降る雨」が収録されており、女の子2人の友情を描いたストーリーです。
【D.C.II To You 〜ダ・カーポII〜 トゥーユー】

2,086円 30%OFF
以前このブログで非常に詳しく紹介したことがあるので、興味があればそちらもどうぞ(ネタバレ注意)。
【参考記事】
D.C.シリーズで百合(まひるに降る雨)

百合キャラがいる、という点で紹介させていただくとゆずソフトの「サノバウィッチ」もあります。
サノバウィッチ【萌えゲーアワード2015 キャラクターデザイン賞 受賞】

4,896円 30%OFF
越路さんというサブキャラが、ヒロインの憧子に片思いしています。人助け的な部活動をしている主人公たちは、越路さんの百合恋を応援してあげることに。共通ルートで結構丁寧に描かれるイベントなので、印象に残りやすいです。
【参考記事】
「サノバウィッチ」に百合イベント?
ちなみにゆずソフトさんは(多くはネタレベルとはいえ)ちょくちょく軽い百合要素を入れているようです。PVが百合ネタだったり、ドラマCDで「マリみて」パロがあったり。
一発ネタ系の百合が多いメーカーだと、ASa Projectなども注目です。さすがに百合ルートまでは無いものの、女の子同士のキスシーンやそれに近いキャッキャウフフが頻繁に描かれます。
「ひとつ飛ばし恋愛」あたりは特に顕著です。
ひとつ飛ばし恋愛

3,498円 50%OFF

【参考記事】
PS Vita「ひとつ飛ばし恋愛V」(Vita版発売記念にPC版を紹介した記事)
自分だけの百合の園を作りたい、という創作意欲溢れる人には「ジンコウガクエン」。
ジンコウガクエン

3,240円 50%OFF
容姿や性格を自由に設定してキャラクターを作成し、学園生活を送らせるゲームです。登場キャラを女性のみにすることで、百合ゲーへと変貌します。
このブログでは次作「ジンコウガクエン2」については非常に詳しく取り上げたことがありました。
【参考記事】
「ジンコウガクエン2」で百合プレイ
今回セール対象なのは残念ながら「2」ではなく1作目のほう。ただし1作目にも独自の魅力はあり、実は女性同士限定のイベントは1のほうが(少しだけ)豊富だったりします。お好みでどうぞ。
一般作セールは1月9日まで
ここまで成人向け作品を紹介しました。
全年齢向け作品については、年末からのセールが1月9日まで継続中です。こちらの対象作品は以前の記事をご覧ください。
【参考記事】
DMMでPCゲーム最大50%OFFセール 「白衣性愛情依存症」「ソルフェージュ」他
実写ドラマ版「咲-Saki-阿知賀編」第4局(完結)
【見逃し配信】
咲-Saki-阿知賀編 episode of side-A第4局(1月21日まで視聴可)
特訓を経た阿知賀女子は、いよいよ県大会に乗り込みます。そして誰もが予想しなかった快進撃を見せ、決勝にて名門・晩成高校との直接対決に。
この県大会は原作では、3ページくらいでさらっと流されたパートでした。単なる通過点にすぎないという演出だったのでしょう。ですが、ドラマでは1つのクライマックスとして大きく肉付けされています。
玄・宥の姉妹は能力を存分に発揮し、油断していた晩成に大打撃。大きなリードを作ります。
憧は中学時代の友人・初瀬との因縁の対立が描かれます。試合後にはきちんと和解しており、初瀬は憧と一緒に晩成で全国に行きたかったという本心を語ります。
灼は、春絵によって部長に選ばれた経緯が回想で語られました。ここは原作ではもう少し後に出てくるシーンだったと思います。ドラマ版の灼はとにかく春絵との絆が丁寧に描写されていました。キャラクター性が早い段階で示されたおかげで、共感しやすい面も出てきました。
そして大将戦の穏乃は、晩成の追い上げに苦戦する姿が描かれます。ドラマ版の穏乃は自分の力不足に悩む姿があったり、等身大の女の子として感情移入しやすくなっている感じ。主人公らしくて好印象。大好きな「山」にまつわる能力が覚醒する瞬間も、ストーリーを盛り上げます。
そして原作同様、県大会は阿知賀の勝利で幕を下ろします。各校それぞれ、泣き笑いする姿も描かれます。阿知賀も晩成もそれぞれ抱き合うシーンがあって百合っぽいかも?
連続ドラマ版はひとまずこれで完結です。続いて1月7日(日)深夜0時50分からは「特別編」がオンエア。阿知賀以外のキャラクター達が顔見せ登場するようです。そして、1月20日公開の映画ではいよいよ全国大会が描かれます。
ここまでのドラマ版の感想としては、想像以上に楽しい作品でした。溢れんばかりの原作リスペクトは前作(「咲-saki-」本編)同様です。加えて、今回はより実写向きに話が再構成され、等身大の女の子の青春ストーリーが活き活きと描写されていました。キャラクターそれぞれの絆や葛藤がしっかり掘り下げられていたのも好印象です。
漫画作品の実写化の1つの形として、思った以上に魅力ある作品でした。特別編、そして映画版も楽しみです。
【参考記事】
原作漫画「咲-Saki- 阿知賀編 episode of side-A」第1巻
アニメ「咲-Saki-阿知賀編 episode of side-A」 第1局「邂逅」
アニメ「咲-Saki-阿知賀編 episode of side-A」 第2局「始動」・第3局「接触」
2018年01月05日
Kindleストアでギャグマンガフェア 「まめコーデ」「まんがの作り方」などが全巻半額
Kindleストア / 『50%OFF以上』ギャグマンガフェア
セール期間は、1月5日(金)〜1月18日(木)まで。
「ギャグマンガ」といってもかなり広い範囲まで含むようです。おそらくは何らかのギャグシーンがあればギャグマンガと呼んでいるのでしょう。
その中で、百合っぽい作品は以下のような感じです。
「まめコーデ」は、昨年12月発売の第3巻まで全巻半額。
「まんがの作り方」は全8巻が半額。
【参考記事】
まんがの作り方 第8巻(完結)
「第七女子会彷徨」は全10巻が対象です。
双葉社ラブコメ祭り
最後に、他のセールをちょっとだけ紹介。
Kindleストアで「双葉社ラブコメ祭り」というものが行われています。期間は1月11日まで。
Kindleストア / 双葉社ラブコメ祭り
セール対象は決して多くはないようですが、百合的な目玉は森永みるくさんの名作「GIRL FRIENDS」。1・2巻は99円、3巻が199円となっています。
興味があった方は、この機会を利用してみてはいかがでしょうか。