2010年11月12日

GIRL FRIENDS 第5巻

森永みるくさんの「GIRL FRIENDS」第5巻を読みました。

前巻で完全に両想いになったまりとあっこは、これまでの分を取り戻すかのように恋人気分を満喫しています。女の子どうしなのでちょっとくらいイチャイチャしていても意外とバレないようです。実際最後まですぎさんくらいにしか感づかれてません。

まりが小学校の同級生だった子と再会して仲良くなって、それをあっこがちょっと嫉妬する一幕もありますが、2人の基本的には順調に進展していきます。まりへの想いがどんどん強くなっていくあっこは、なんとかしてキスよりもっと先まで進もうと画策しますが・・・いざという時になって思い切れず、2人の仲はちょっと足踏み状態に。

そんな時、学校ではそろそろ進路を決める時期がやってきます(そういえば現在2年生後半でしたね)。まり含むほとんどの同級生は付属の短大に上がる中、あっこはメイク関係の専門学校を志望します。進路が別になることで一緒の時間が減ることを心配するまりは、あっこの選択を素直に受け入れられず、2人の仲はまたしてもちょっとギクシャクしていきます。

ですがまりもやがて、一緒にいる時間の長さがすべてではなく、一緒にいようと努力する気持ちが大事なことに気づき、まりがあっこの夢を理解する形で仲直りします。そしてこれをきっかけにいっきに距離が近づいた2人は、ある夜ついに恋人としての一線を超えることに。

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ちなみにこのシーン、作者の森永さんが元々成人向けコミックで活躍している人だけに、ストーリー漫画としては長さも描写も結構力が入っています。


そして今後何があっても絶対に離れないことを誓い合う2人。最終回では約1年飛んで卒業式が描かれていますが、まりとあっこは卒業後進路が別々になっても相変わらず恋人として幸せに過ごしているようです。


というわけで、今回でついに完結の「GIRL FRIENDS」。第1巻が2007年12月発売だったので約3年にわたって続いたことになります。

序盤は大人しいまり視点の描写が多く、そんなまりが不器用ながらに友達を作っていく成長物語のような印象でした。当初はあっこが何を考えているのかよくわからない部分が多かったのですが、3巻くらいからあっこから見た描写が多くなって、2人ともお互いのことが好きなのに上手く伝えきれずにすれ違う・・・という構図になっていきました。このあたりは、2人の気持ちを知っている読者からするとかなりもどかしい感じでしたね。特に、勢いで思わずキスしたものの後であわてて誤魔化すという展開が何回もあったような・・・。

百合漫画なのは間違いないですが、中盤にまりが男と付き合う展開があったり(すぐ別れましたけど)、甘々なばかりでなく結構いろいろあった作品でした。すぎさんが複数の男と同時につきあってるとか、担任の先生が太った男性とできちゃった婚したとか、百合的に正直どうでもいいようなエピソードも結構あったような気がします。

ですがメインはあくまでまりとあっこのラブストーリーですし、直接的な百合描写もそれ以外の出来事もいろいろあったうえでこの作品の世界観が成り立っていたのだと思います。全体的には、2人の女の子が回り道をしつつもお互いの気持ちを理解し、結ばれて幸せになるまでを描いた、丁寧に作られた百合漫画だったと思います。

GIRL FRIENDS(5) (アクションコミックス)


ところで、この5巻には「重大発表」があると予告されていましたが、どうやらそれはドラマCDの製作についてだったようです。ドラマCDの製作自体は前から発表されていた気がしますが、メインキャストや発売予定時期、発売元等が新たに発表されているのでこのへんが重大発表なんでしょうか。

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まり役は佐々木未来さん、あっこ役は遠藤綾さんです。佐々木未来さんは調べたところ「探偵オペラ ミルキィホームズ」でエルキュール・バートンを演じている方のようです。

発売予定は2011年1月で、コミケ先行販売とのこと。
 

posted by trinder at 22:07 | Comment(0) | コミック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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