2012年06月25日

「咲-Saki-」第10巻

「咲-Saki-」原作本編10巻も、「阿知賀編 」2巻と同時発売です。

今回は2回戦・副将戦の前半からです。和がいきなりのどっちモードを発動しているあたり、かなりの強敵揃いの予感。

まず曲者なのが、なぜかみんな巫女の格好をしている永水女子の薄墨初美(うすずみ はつみ)。「悪石の巫女」として対戦相手から非常に警戒されています。

10a.jpg

なんでも、この子は鬼門(北東・・・つまり「北」と「東」)を集める特徴があるようです。さらには裏鬼門(南西・・・つまり「南」と「西」)の牌まで集まる性質があり、結果として四喜和(役満)ができあがってしまうとか。

対戦相手たちは自然と四喜和を警戒し、なんとかしてそれを防ぐ立ち回りになっていきます。一方、そんなオカルトありえませんとばかりにただ1人普通に打つ和。結果的にはこれが功を奏したのか、四喜和を警戒して右往左往する対戦相手たちを尻目に和は冷静に2位をキープ。大将の咲に勝負を託します。

そして大将戦がスタート。咲は得意の嶺上開花で攻勢をかけます。

10b.jpg

しかしここで、これまで4位だった宮守女子の姉帯豊音(あねたい とよね)が急激な追い上げを開始。追っかけリーチばかりしたかと思えば今度は裸単騎を連発したりと、つかみどころかない打ち方でアガり続け、ついにはトップになってしまいます。これに危機感を感じたか、永水女子の巨乳巫女・石戸霞が本気を出し何かに覚醒したところで次巻に続きます。


というわけで、今回は2回戦の副将戦〜大将戦前半までです。時系列的に「阿知賀編」のアニメに追い抜かれていますが、ネタバレを避けるためかあちらのアニメでは2回戦の最終結果はぼかされていましたね。

今回は主人公チームである和や咲の見せ場は控えめで、他校の駆け引きやそれぞれの友情模様にページが割かれています。前巻では回想シーンなどは少なめでしたが、今回は各校ともに過去の描写が充実し背景事情がわかるようになっています。メインであるはずの和や咲の内面があまり詳しく語られないこともあって、他の3校による群像的のような様相です。

まずは姫松高校。副将の愛宕絹恵(あたご きぬえ)は姉に憧れて同じ高校に入学し、麻雀部にも入ったという設定。特別な能力はなく地味ながらも、健気に努力する姿が描かれています。比較的一般人に近い思考回路だからかモノローグが多く、副将戦はかなりの割合がこの絹恵視点です。そのためか、この巻の表紙に抜擢されています。

第2の主役?宮守女子

そして今回、特に描写が充実しているのが宮守女子。副将の塞は白望(しろみ)との友情がクローズアップされます。

10c.jpg

この白望は宮守女子関係の回想でかなり出番が多く、普段はダルそうにしていますが意外にも友情に厚い子だったことがわかります。

そして大将をしている豊音にも注目。長身でクールっぽい外見ですが実はかなりの恥かしがりや。

10d.jpg

豊音は過疎地の出身のせいで同年代の友達に恵まれなかったようで、宮守女子のみんなと友達になれたことをとても感謝し、大切にしています。

そしてエイスリンさん。

10g.jpg

留学生で日本語はまだまだなようですが、豊音を友達として歓迎するなど、友達を大切にする性格であることがうかがえます。余談ですが、脇役なのに妙に可愛いので一部で人気があるとかないとか。

10h.jpg

白望やエイスリンさんは前巻で大きな見せ場もないまま負けていたキャラなのですが、ここに来て副将や大将キャラとの絆を通して再度スポットライトが当たったのは、上手い使い方だと思います。


麻雀シーンの面白さもさることながら、各校の友情模様にも描写が入るようになり、キャラクター漫画としても面白くなってきたと思います。このあたりのバランスが「咲-saki-」のキモだと思うので、2回戦決着に向けて更なる盛り上がりに期待したいです。

咲-Saki-(10) (ヤングガンガンコミックス)


とらのあな特典は美穂子(+ちっちゃい池田)のホログラムカード。

10i.jpg
でも2人とも漫画本編には出てなかったような・・・?
タグ:咲-saki-
posted by trinder at 20:16| Comment(0) | TrackBack(0) | コミック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/277254722
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。

この記事へのトラックバック