2012年11月20日

コミック百合姫 2013年 1月号

ちょっと遅くなりましたが、「コミック百合姫」2013年 1月号の感想です。

今回から表紙は浜弓場双さんになっています。

コミック百合姫 2013年 01月号 [雑誌]


citrus(サブロウタ)

巻頭カラーの新連載。女子高に転校したばかりの主人公・柚子でしたが、厳しい校則にうんざりで、しかも生徒会長の芽衣にいきなり目をつけられてしまいます。しかもその芽衣は母親の再婚相手の娘で、2人は義理の姉妹として同居することに・・・。

という感じで百合的には非常に面白そうなシチュエーションです。ただ、芽衣は学校で男性教師とキスをしており、それを柚子が問い詰めたところ突然柚子にもキスしてきます。

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キスなんて大した意味はないとでも言いたげですが、果たして彼女の真意は・・・?


月と世界とエトワール(高上優里子)

名門女子高に外部入学した主人公がいきなり皆の憧れの的な先輩に目をかけられて云々・・・な感じで女子高ものの王道を行く、連載第二回目。歌姫とか騎士とかエンゲージとか、どっかで聞いたような感じがしないでもないものの作品独自の個性も出てきています。

前回、世界という女の子が主人公・よぞらと同じ指輪を持っていることが明かされていました。前回は出番が少なめで、やや口が悪くとっつきにくい印象でしたが、今回はいきなりよぞらと「エンゲージ」するという急接近を見せます。

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意外にもよぞらのことが嫌いではないようです。その上、よぞらと世界のコンビは皆の憧れの的である海百合らと「月光祭」の歌姫の座を巡って対決することに。この感じだと、世界がメインヒロインで海百合が悪役ということになるんでしょうか・・・?


ゆるゆり(なもり)

第65話目「すき?きらい?」は、あかりに冗談で「嫌い」と言われてしまった京子がマジへこみするエピソード。あかりは普段絶対に他人の悪口などを言わないキャラなので、そのぶんいざそういうことを言うと重いのかもしれません。ちなみにタイトルの「すき?きらい?」を見て一瞬、杏花さんのあの曲を思いだしましたが特に関係ありません。

第66話目「ガールズパワー全開すぎ!!」は、ちなつが風邪をひきながらも結衣に気に入られるべく色々頑張るお話。ちなつはなぜか風邪をひいている時のほうが能力が高いようで、なんと普段は壊滅的な絵のセンスも人並み以上になっています。

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「異常な状態の時のほうが正常」というのは京子でも以前そんな話があったような・・・。



メタモルノイズ(黒霧操)


いつも一緒だった幼馴染と、ずっと変わらないでいたいと願う女の子のお話。しかし大人に近づくにつれて嫌でも変化を感じさせられる上、幼馴染の言う「もうあの頃と同じ気持ちじゃない」という言葉もあって、強い焦燥感にかられます。

黒霧操さんの作品に切ない終わり方のものが多いこともあって、これもそうなのではないかと思ったのですが・・・意外にも(?)ハッピーエンドです。幼馴染が言っていた「あの頃と同じ気持ちじゃない」は、単なる友情ではなく恋愛感情に変わったという意味でした。百合漫画としてはむしろベタベタではあるのですが、黒霧さんの作風でこういう普通の展開になると逆に意外というか、不思議な感覚でした。たまにはこういうのもいいですね。


百合男子(倉田嘘)

無意味にカラーページから始まる新展開。

学校行事でスキー合宿に来た啓介は、ここでも百合的においしい場面を期待して沙織や茜を影から観察しています。

そんな時、沙織や茜が雪崩に襲われます。啓介は例の驚異的な身体能力でとりあえず茜を助けたものの、沙織とともに雪崩に巻き込まれてしまいます。幸い大きな怪我はせずに済んだものの、スキー場に帰ることもできなくなってしまった啓介と沙織。そして2人は、偶然見つけた小さな小屋で一晩を過ごすという誰得展開に突入。

思いがけず2人きりになったものの、沙織は意外にも啓介のことを嫌っておらず、むしろ好印象を抱いていたようにも見えます。さらには衰弱した沙織の色っぽい表情や、透けて見える下着などもあって、啓介は邪な衝動にかられます。ここで啓介の脳内討論モードになり、啓介の健全な男性としての面と「百合男子」としての面が激しくぶつかり合います。

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最後に勝ったのは、百合男子としての面でした。啓介は沙織の体調のために必要な処置だけを施すと、あとは小屋の外で一晩を過ごしたようです。翌朝、2人は救助隊に見つかって助かりました。啓介は病院に運ばれたようですが・・・。

啓介が沙織に手を出さなかったのはいいのですが、今回の一件で沙織がさらに啓介に好印象を抱いたような描写もあり、今後の展開に不安が広がります。・・・いまさら誰もまともな百合展開など期待していなかもしれませんが。

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前号からの新連載も方向性が見え始め、今後が楽しみになる号だったと思います。今回から始まった浜弓場双さんの表紙イラストも、ライトでかわいらしい感じで雑誌のイメージに合っています。単なるカバーイラストではなく「カバーストーリー」となっているので、なもりさんの時のように次号以降に話が続いていくのでしょうか。

なお今回は付録として「ゆりゆり」の小冊子がついています。「過去に本誌掲載された幻の3話分を収録」だそうです。

コミック百合姫 2013年 01月号 [雑誌]
コミック百合姫 2013年 01月号 [雑誌]
一迅社 2012-11-17
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こちらはゲーマーズ特典のペーパー。
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相変わらず紙と印刷の質が悪く、結衣の頭のあたりが酷いことになっています。おまけを付けてくれるのはうれしいのですが、ペラペラの紙切れじゃなくてせめて厚紙にしてほしいところ。



ラベル:百合姫
posted by trinder at 22:22| Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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