2013年03月18日

コミック百合姫 2013年 05月号

「コミック百合姫」2013年05月号を読みました。

コミック百合姫 2013年 05月号 [雑誌]

今回の表紙は特別な仕掛けはなし・・・かと思いきや、なぜか裏に切り取り線が。

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この線で切り取ると残った部分がちょうどドアになるということのようですが、試す人はどれくらいいるんでしょうか。


ゆるゆり5周年記念

巻頭のカラーページでは、ゆるゆりの連載開始5周年を記念してちょっとした特集が組まれています。ねこ太さんによるライブレポート漫画、ゆるゆりの歴史などが載っています。黒歴史かと思われた連載版第1話のあかりの兄設定にまさかの言及があったり。

また、今年も夏あたりに色々出るようで3か月連続7冊刊行が告知されています。

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7冊のうち2つは単なるバージョン違い(というか限定版)なので実質5冊ですね。そしてファンブック的なのを除けば2冊ですね。それはともかく、注目はニコニコ静画で連載されている「大室家」が単行本化されることでしょうか。こっちも限定版あり。


以下、印象に残った漫画の感想です。

ゆるゆり(なもり)

なんと4話分で48ページも掲載。以前はハイペースで有名な作品でしたが、最近は大人しめだったのでここまでまとまった量が載るのは久しぶりな気がします。

69☆ 京子ちゃんの女子力

ありそうでなかったかもしれない、調理実習のお話。結衣が料理が得意なのはもちろん、綾乃もなかなかの腕。でも京子はほぼ遊んでいるだけです。個人的には京子が腕相撲がすごく弱かったという料理と関係ない話のほうが気になったり。


70☆ これも愛のチカラなの?

勉強中の櫻子と向日葵ですが、案の定櫻子はやる気なし。気まずい沈黙の中でお互いの意図を手探りし、お得意の勘違いコントへ移行します。

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71☆ 結衣にゃんの攻撃力


いつものごらく部の部室ですが、なぜか結衣がシュールなボケを連発しています。ぶっとんだセンスからして京子かちなつあたりによる妄想かと思ったのですが・・・原因はいつぞやの箱でした。まだあったんですね。


72☆ ちゅ〜がくせいの大人力?

喫茶店で上品にお茶をたしなむような、大人の女に憧れるあかり達。櫻子やちなつも挑戦しますが、なんか違います。けっきょく優勝は向日葵。

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そんな感じで、今回はボリューム多め&話のバリエーションも多彩で楽しめた「ゆるゆり」でした。


星や菫のことばかり(タカハシマコ)

女子高生とちょっとボケたお婆さんのお話。タカハシマコさんはたまに大人(今回はそれどころか老婆)が楽しかった昔を思い出すようなちょっと切ない話を描くので、若い女の子達が主人公なことが多い百合姫でも異彩を放っています。


月と泥(大北紘子)

普通の女の子と浮世離れしたお嬢様の心温まる交流・・・と思いきや後半明かされる真相はかなりシリアス。ラストシーンの後もかなり困難な現実が待ち構えていることが予感されますが、2人なら乗り越えられるかもしれないという希望も感じます。


キミにあいたい(蕗)

ちょっと久しぶりに登場の蕗さん。以前の作品は妙に絵がなもりさんに似ている気がしましたが、今回は少し大人っぽい絵になったためか特に気になりません。

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友情レベルの微笑ましいお話ですが、お互いの意外な面を知っていき、仲良くなりたいと思う気持ちは普遍的なものですね。爽やかで微笑ましい作品です。


インモールドガール(黒霧操)

孤立を恐れるあまり、何でも周囲の行動に合わせるように心がけ、そのためのマニュアルまで自作している主人公。そんな彼女でしたが、女の子から告白されて付き合うというある意味周囲から相当外れた行動を取るうちに、自分の意思を貫く力に目覚めていきます。

同性愛に必ずしも理解のない周囲の人間に関係がバレてしまうという重い現実も描かれていますが、瀬奈のキャラクターもあって基本的には明るく前向きな作品だったと思います。


月と世界とエトワール(高神優里子)

「月光祭」本番ですが、世界が何者かに閉じ込められて来られなくなってしまったため、よぞらはひとりでアカペラで歌うことに。よぞらは健闘しつつも投票の結果海百合に敗れますが、その後救出された世界は頑張ってくれたよぞらにエンゲージを申し込みます。

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海百合との勝負には負けてしまいましたが、よぞらと世界の関係は大きく動き出す予感。



センチメンタルダスト(河合朗)


最終回。海老沢先生は結局男と結婚することになります。その現実から目を逸らすばかりのひさ子でしたが、歩に背中を押され最後に先生とちゃんと向き合う勇気をもらいます。

途中つらい展開もありましたが、ラストは幼馴染ものとしてはハッピーエンドです。ただ、個人的には三角関係っぽい展開を予想(とうか期待)していたので、先生の存在意義が結果的にひさ子の成長の糧のようなところに落ち着いたのはちょっと惜しい気がしました。


百合男子(倉田嘘)

自宅で百合アニメを満喫していた啓介でしたが、届け物をしにやって来た沙織にその現場を目撃されてしまいます。見逃してもらおうと必死に懇願する啓介。

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しかし、実は沙織も百合に目覚めていたと知った啓介は、沙織に百合を基礎から教えてあげることになります。実在の作品名を挙げて、おすすめの漫画やアニメを紹介する一幕も。

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有名作品・定番作品に混じってちょくちょく百合姫関係の漫画を入れてるあたりはさすが百合姫の回し者。

そして百合トークで盛り上がる2人でしたが、ここで啓介の百合男子としての自意識過剰が炸裂してしまいます。男の自分が女の子と仲良くしてはせっかくの百合がぶち壊しだ的ないつものあれです。

そんな調子で勝手に盛り上がったり盛り下がったりする啓介に、いくら百合に目覚めたとはいえ沙織もちょっと困惑です。

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そしてさらには、沙織が啓介と一緒にいるところを茜に目撃されてしまいます。これは面倒な展開になりそうです…



今回の号は「ゆるゆり」が久しぶりにボリュームたっぷりで楽しめました。

次回は河合朗さんの新連載が始まるようです。

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なんでも「twitterで20000RT越えのあのイラストをコミック化」だとか。

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アニメイト特典は表紙イラストのカードでした。
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ラベル:百合姫
posted by trinder at 23:10 | Comment(0) | TrackBack(0) | コミック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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