2013年05月05日

英語版「Girl Friends」を読んでみた CHAPTER2

前回の記事で森永みるくさんの漫画「Girl Friends」の英語版を紹介しました。前回の第1話に続き、せっかくなので2話目(CHAPTER2)も紹介してみたいと思います。


CHAPTER2

2話目からはあっこの友達のすぎさん(Sugi-san)、たまみん(Tama-min)が登場。まりもこの仲良しグループの一員となり、まりの周囲はにわかに賑やかになっていきます。

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It's kind of lucky that Akko-chan had to take that make-up exam.
(あっこちゃんは追試を受けてラッキーだったよ。)

「make-up exam」は「追試」。

She's been looking for excuse to talk to you!
(いつもあなたに話しかける口実を探してたから。)

日本語版では「ずっと友達になりたがってたもんね」でした。

あっこはまりと友達になるきっかけを以前から探していたようです。そこに偶然まりが試験当日の体調不良のせいで追試を受けることになって・・・というのが第1話の冒頭部分でした。


まりのほうも、あっこに話しかけてもらえたことをうれしく思っています。

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It still feels a little strange to be a part of a group.
(グループの中にいることがまだちょっと不思議に感じる。)

I never even talked to them before the make-up exam two weeks ago.
(2週間前の追試のまでは話したこともなかったから。)


まりの最近の変化を、家族も微笑ましく見守っており、新しい髪型を可愛い(cute)と言ってくれます。ですが、まりの中でのうれしさはあっこに褒めてもらった時とは全然違うものでした。

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I wonder why those same words mean so much more to me when Akkko-chan says them.
(同じ言葉なのに、あっこちゃんに言われるほうが私にはずっと価値があるように感じられるのはなぜだろう。)

日本語版では「何でかな・・・同じ言葉なのに、友達から言われるほうがうれしいんだもんな」でした。日本語版では一般論として「友達」としていたところが「あっこ」に限定されており、あっこがまりにとって特別な存在であることがハッキリ描写されています。


このように、まりとあっこの距離は順調に縮まっていきます。ただ、あっこが自分のあまりの急激なアプローチでまりが困っているのではないかと心配する一幕もあります。実際のところ、まりは少し戸惑ってはいたもののあっこ達に仲良くしてもらえることをうれしく思っていました。まりは思い切って自分のコンプレックスを告白します。

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I was jealous... Everyone else had so many photos...
(私、本当はうらやましかったの。他のみんなはたくさん写真を持ってて・・・)

プリクラのこと。

You all looked so cute and happy...
(みんな可愛くて、楽しそうで・・・)

And your outfits were all so pretty.
(服も可愛いのばっかりだったから。)


そんなまりを、あっこは自分の部屋に招待します。

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We're going to wear pretty clothes...
(これから一緒に可愛い服を来て・・・)

And take a ton of Print Club photos!
(プリクラもたくさん撮ろうね!)

「a ton of」は「たくさん」。「a lot of」のより大げさな表現。

そしてあっこは、まりに自分の持っている可愛い服を次々に着せてくれます。まるでファッションショーのよう。

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How do I look?
(似合ってるかな?)

It's cute!
(可愛い!)

こうしてますます仲良くなっていく、まりとあっこ。しかし、あっこが突然まりをベッドに押し倒し・・・という非常に気になる引きで次回に続きます。まあ、日本語版を読んでいる人はこの後のオチもわかってしまうでしょうが・・・。


というわけで、英語版「Girl Friends」の2話目を紹介してみました。第1話でもそうでしたが、日本語版ではやや漠然とした一般論のようだった台詞が、英語版ではあっこに関することだとハッキリ明示される傾向があります。単なる言語の性質の違いかもしれませんが、結果として百合度が上がっているように感じます。

余談ですが、日本の漫画では実在の商標はそのまま使わずもじってあるのに対して、この英語版ではそのまま実名が使われています。日本語版では「プリクラ」という略称でしか呼ばれなかったものが「Print Club」になっていたり、日本語版で「CanCan」となっていた雑誌名が「CanCam」という正しい表記になっていたりします。もじった名前では海外の人に元ネタが伝わらないのであえて実名に戻したのか、それとも英訳版なので国内では販売されないから問題ないということなのか・・・。

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英語を勉強したい

前回・今回の記事でかなり無理をして英語版の解説を頑張ってみたのですが、読んでいてなんとなくお分かりの通り私はそんなに英語に詳しくありません。過去に何度か英語を勉強しようと思ったことはあったのですが、さほど長続きせずに今に至ります。とりあえず、英語の勉強の手段はアニメゲーム、あとちょっと小説を読んだくらいでした。

以下では、これまで英語の勉強に使おうとした作品を適当に紹介してみようと思います。

小説「Fingersmith(邦題:茨の城)」

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サラ・ウォーターズ作のミステリー小説。百合な内容らしいと聞いて、英語の勉強になればと思い原書で購入してみました。

ちなみに原題の「fingersmith」は「スリ」の意味で、主人公の少女の生業を意味しているものと思われます。邦題の「茨の城」は主な舞台となるお城が茨に覆われているイメージからでしょうか。

以下は冒頭部分。

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最初の一文のシンプルさを見てもわかるように文法的にはそこまで難しくないのですが、ちょくちょくわからない単語が出てくるため、本気で最後まで読もうとすると結構大変です。私は結局日本語訳版も買ってきてそっちも参照しながら読む破目になりました。


内容はミステリーながら百合的にもかなりおすすめです。最初の山場は中盤あたりの、主人公スゥとヒロインであるモードの2人きりのシーン。

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中略しつつ、百合的においしい部分を抜粋してみます。

So, I kissed her again.
(そして、私は再び彼女にキスをした。)

Then I touched her.
(次に、彼女に触れた。)

I had touched her before, to wash and dress her, but never like this.
(体を洗う時や着替えの手伝いで体に触れたことはあったけど、その時とは全然違う。)

So smooth she was!
(彼女の肌のなめらかさと言ったら)

When her face grew wet with tears, I kissed them away.
(彼女の顔が涙で濡れたら、私はキスで拭い去った。)

"You pearl," I said. So white she was! "You pearl, you pearl, you pearl."
(あなたはまるで真珠・・・私はそう言った。彼女はそれほどまでに白かった。真珠、真珠、真珠・・・。)

ちなみに上記の台詞ですが、創元推理文庫の翻訳だと「あたしの真珠」とやや暴走した意訳を見せています。


最後は完全に百合エンドで、ラストシーンもやや控えめな表現ながら想像力をかきたてるものとなっています。

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"What does it say?" I said, when I had.
(わたしはその紙を手にとり、尋ねた。「何て書いてあるの?」)

She said, "It is filled with all the words for how I want you... Look."
(彼女は答えた。「私があなたを求める気持ちを綴った言葉で一杯なの。見て・・・」)



ゲームとか

ここからは、英語の勉強になるかもれいないゲームの話。ここからほぼ百合関係なくなるので特に興味がなければ読む必要はないと思います。

PSPが英語の勉強に意外と便利で、海外のゲームソフトをそのまま遊べる仕様になっているため、通販などを使えば手軽に英語のゲームが楽しめます。というわけでこれまで何本か買ってみました。


Call of Duty Roads To Victory

第二次世界大戦もののいわゆるFPS。アクション中心なので台詞は少な目ですが、一応フルボイスなので勉強にならなくもない?

ゲームの進行に応じて、作中に登場した実在兵器(多分)の詳細なデータを見ることもできます。

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これはいわゆるIV号戦車ってやつでしょうか?ミリタリーの知識がまったくないのでよくわからないのですが、「ガールズ&パンツァー」とか好きな人なら楽しめるのかもしれません。

ちなみにこのゲームでは戦車はもっぱら敵としての登場で、自分では操作できません。ドイツ軍の戦車部隊を1人で全滅させる主人公(歩兵)は一体何者なのでしょうか?


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Grand Theft Auto Liberty City Stories

GTAシリーズのPSPオリジナル作品。かなりの残虐ゲームですが、フルボイスな上に字幕付き、バックログまで完備と英後学習者には至れり尽くせりな内容。

カスタムサントラ機能があるので、百合アニメの曲を流しながらドライブが楽しめます。

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↑「Happy Go Lucky!ドキドキ!プリキュア」を流しながら街で暴れていたら警察に包囲され車ごと処分された主人公。画面の上のほうに曲名が出ているのが見えるでしょうか?


Grand Theft Auto Vice City Stories

こちらもGTAシリーズ。「Liberty City」と舞台とキャラが違うものの似たような内容です。ちなみにレズキャラがいます。

右のおばさんです。

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As I told you, I'm a lesbian on a committed journey with my life partner.
(言ったとおり、私はレズビアンでライフパートナーと共に生きています。)

そ、そうですか・・・という感じですが、このおばさん、私の記憶する限りこの1シーンしか出てきません。何だったんでしょうか。



Justice League Heroes

スーパーマンやバットマンといったDCコミックスのヒーローが共演するアクションゲーム。スパイダーな人やアイアンな人は版権元が違うので出ません。

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豪華共演・・・なのでしょうが正直アメコミ好きの人以外はスーパーマンとバットマン以外は知らない気がします。

アクションゲームながらステージ間のムービーに力を入れており会話量も十分。

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ただ、字幕が出せないのが残念。


Crisis Core: Final Fantasy VII

FF7のスピンオフの海外版。英語音声が新規に録りなおされています。日本版を知らないので脚本等の細かい変更点等はわかりませんが、そのぶん英語版のキャストにすんなり慣れることができました。

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Midgar's full of flowers, your wallet's full of money!
(ミッドガルは花でいっぱい、君の財布もお金でいっぱい!)

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Midgar, full of flowers, wallet, full of money...
(ミッドガル、お花でいっぱい、お財布、お金でいっぱい・・・)


Dissidia 012 Final Fantasy

FFシリーズのキャラクターが豪華共演する格闘ゲームの第2弾・・・の北米版。1作目から女性キャラがかなり増えたようなのですが、女性同士の友情等の描写はあまりないのが残念。

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女性同士の絡みがあまりに少ないので、女性キャラどうしがちょっと会話しただけでもちょっとうれしくなってくる不思議。

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It's been a while since I've fought anything but manikins.
(人形ども以外と戦うのは久しぶりね。)

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You wish to challenge me?You are quite the curious girl, aren't you?
(私に挑もうというのか?まったく面白い小娘だ。)


ゲームとかアニメとか小説の英語はTOEICに通用するのか

だいたいこんなのばっかりで英語の勉強(のつもり)をしていたわけですが、どれくらい通用するのかと思って以前TOEICを受けてみたことがあります。結果は・・・

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795と、なんかすごくハンパな点数。

結論:普通に参考書とか読んだほうがいい


英会話

DMM GAMES 遊び放題

posted by trinder at 17:57 | Comment(0) | TrackBack(0) | コミック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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