2014年01月23日

漫画版「新世界より」(貴志祐介・及川徹)第5巻

発売から1か月以上経っているのでちょっと今更ですが、漫画「新世界より」第5巻を読みました。

新世界より(5) (少年マガジンコミックス)

原作は貴志祐介さんによる同名の小説で、一応アニメ版準拠らしき表記があったりしますが、アニメ版の放送がとっくに終わっても漫画はまだまだ続きます。本筋はホラーのはずですが、この漫画版ではやけに百合要素が濃く、特に第1巻や3巻では主人公・早季と真理亜という女の子との恋がストーリーに深く関係していました。


第4巻からは、ストーリーが早季の大人時代を描いたものになっています。今回の第5巻はその続き。

人間に使役されていた異形の生物「バケネズミ」達の反乱により、早季たちの町は壊滅状態に陥ります。バケネズミ達の戦力の中核は、「悪鬼」と呼ばれる存在でした。悪鬼はもとは人間なのですが、その素顔はかつて町を去った真理亜と守にそっくり。

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早季は悪鬼の正体は真理亜たちの子供だと推測します。

しかし、そうだとしても早季たちは悪鬼を倒さなければなりません。そのための切り札は、先史文明の遺産「サイコ・バスター」。

sinsekai5.jpg

なんか用語が急に安直になったような・・・。とにかく、そのサイコ・バスターというのを探して早季たちがかつての「東京」に向かうところで次巻に続きます。



こんな感じでストーリーは一応シリアスで、特に前半は虐殺とグロのオンパレード。ですがそんな中に、今回もちょっとだけ百合要素が入っています。

遙香という新キャラがいるのですが、悪鬼から逃げているところを早季と出会い、行動をともにすることになります。早季は遙香の中にかつての自分の少女時代に重なるものを感じ、絶対に守ると心に誓います。

sinsekai6.jpg

・・・と、ここまではいいのですが、早季は急に遙香の体を触り始め、そのままそういう関係に持ち込んでしまいます。最初は戸惑っていた遙香でしたが、最後にはすっかり早季に夢中になっていました。

このシーン、非常に唐突に挿入されるのですが妙に力が入っており、結構なページ数を使っています。ストーリー的にはまったく必要性を感じないどころか、それまでのシリアスな空気からかなり浮いているのですが、どうしても入れたかったのでしょうか。前巻にも夢オチというかなり強引な手法で女の子同士のシーンがあったような・・・。

新世界より(5) (少年マガジンコミックス)
新世界より(5) (少年マガジンコミックス)及川 徹 貴志 祐介

講談社 2013-12-09
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posted by trinder at 19:42| Comment(0) | TrackBack(0) | コミック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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