2015年04月15日

Steamの始め方 〜Sakura Angelsを買ってみた〜

前回の記事で、「Steam」で百合ゲーが出るかもしれないことを紹介しました。

「Steam」はダウンロード専門のゲーム販売サイトです。もともと海外のサービスらしいのですが、現在は日本語に対応しており、国内から日本円でゲームを購入することができます。ただし、もともと海外サイトだったからか取り扱っているソフトは洋モノが多めです。英語版しかないソフトも多いです。

実は私は「Steam」は利用したことがなかったのですが、百合ゲーが出る(かもしれない)のでちょっと試してみることにしました。

以下では、「Steam」の登録・利用の初歩を簡単に紹介しておきます。

Steam へようこそ(公式トップページ)


まずは登録


トップページ上部の大きい広告から右下のあたりに「サインインまたはSteamに登録」というメニューがあるので「Steamに登録」」をクリックします。

steam_sample3.jpg

希望するアカウント名、パスワード、メールアドレスなどを入力し、利用規約に同意。入力したメールアドレスに確認メールが来るので、その中にあるリンクをクリックしたら登録は完了です。

なお、登録自体は無料です。課金はゲームを購入する際に行われます。



プレイしたいゲームを探す


トップページにメニューや検索窓があるので、そこから好きなゲームを探します。ゲームによっては、作品個別ページに入る前に年齢確認(生年月日の入力)があります。

今回は「Sakura Angels」を選択。百合ゲーになりそうな「Sakura Fantasy」の前作(?)です。ストーリーのつながりはないようですが。

作品個別ページに移ると、作品紹介やサンプルCG、ユーザーの感想などを見ることができます。サンプルCGの少し下くらいに値段が書いてあり、すぐそばの「カートに入れる」をクリックすると購入できます。

steam_sample4.jpg

支払方法はその都度選べます。なんとコンビニ決済も可能です。ただしコンビニ決済は手数料がかかるようなので、クレジットカードがあればそちらを使ったほうがいいかもしれません。


ゲームを起動

ゲームをプレイする際は、「Steam」というアプリケーションを経由します。トップページ最上部に「Steamをインストール」というリンクがあるのでそこからダウンロードしてください。このアプリケーション自体は無料です。

「Steam」をインストールし、起動&ログインするとこんなメニュー画面が。

steam_sample2.jpg

購入済みのゲームは左側のメニューに表示されるので、そこから選択することでプレイできます。今回は、さきほど購入した「Sakura Angels」を選択。

タイトル画面はこんな感じ。

steam_sample5.jpg



Sakura Angels

というわけで、さっそく「Sakura Angels」をプレイ開始です。

百合ゲーの可能性が高い「Sakura Fantasy」の関連作ということで勢いで買ってしまいましたが、実はどんな内容なのかよく知りません。

でも私の経験からすると、タイトルに桜が付く作品はきっと百合のはず。それも相当な名作なはず。多分。きっと・・・。






「Sakura」の名を冠するこのゲームでも、きっと華やかでキャッキャウフフな世界が展開されていることでしょう。


そんな期待とは裏腹に、ゲームは真っ黒な画面と男性主人公のモノローグから始まります。

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"Every night... I have the same dream."

(毎晩…同じ夢を見るんだ)


この調子で、真っ黒な画面のまま主人公の1人語りが延々と続きます。誰かに追いかけられているような気がするとか、でも夢だから大丈夫だとか、追いつかれると思ったけど大丈夫だったとか、でも心配だとか、妙に回りくどい話が延々と続きます。

このモノローグともポエムともつかない文章を全文律儀に読んでいたら5分くらいかかりました。真っ黒な画面の中に5分。軽く拷問です。

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"I'm in a bleak, barren wasteland of nothingness. Spending any prolonged amount of time here begins to make me doubt even my own existence."

(この夢はうすら寒い虚無の荒野だ。これ以上ここにいたら、僕は自分自身の存在にさえ自信がなくなってしまうだろう)

ポエムはもういいから話を進めてくれませんかねぇ・・・


夢の中の真っ黒ポエムを数分間にわたって我慢すると、ようやく主人公が目を覚まします。

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"Ugh... My head is killing me. These morning migraines are the worst."
(うう…頭が痛くて死にそうだ。最近、朝の頭痛が特に酷い)

怖い夢の次は頭痛に悩まされているようです。この後、しばらく頭が痛い頭が痛いと訴え続けます。

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"I feel like my head is going to split open."

(頭が破裂してしまいそうだ)

この主人公はプレイヤーにどうしてほしいのでしょう?アスピリンでも持ってきてほしいのでしょうか?

そしてこの後は、主人公の境遇や家族構成が長々と説明されます。寝ても覚めても自分語りの好きな主人公です。


またしても数分に渡る主人公の自己紹介に付き合わされたあと、ようやく家から出て登校シーンになります。


しかし、なんだか街の様子がおかしい。登校時間のはずなのに誰もいない。不安にかられ始める主人公。そこで待ち受けていたのは・・・

steam_sample10.jpg
"A monster."

(怪物だ。)

たしかに怪物です。が、ギャグかと思うほど大雑把な絵に笑ってしまいます。しかしテキスト上は主人公が生命の危険に晒される非常にシリアスなシーンなので、笑わせようとしているわけではないようです。

ヒロインの絵(いまだに1枚も出てきてませんが)はかなり綺麗なのに、それ以外となるとこの適当ぶり。可愛い女の子以外の絵にはやる気が出なかったのかもしれませんが、それにしてもあからさますぎやしないでしょうか。


怪物に抵抗を試みるものの、歯が立たない主人公。死を覚悟したその瞬間・・・

steam_sample11.jpg
"Right before the beast can connect with me, and bring my life to a grisly end, a dazzling, radiant light floods my vision, engulfing both me and the monster."

(怪物が今まさに僕を捕え、無残にも殺そうとした瞬間。眩しい光が視界いっぱいに広がり、僕と怪物を包み込んだ。)

この間、画面は真っ白です。正直、さっきの落書きみたいな怪物よりもここにこそイベントCGが欲しかったですね。


怪物はまばゆい光の中に霧散していきました。光がおさまった時、そこには・・・

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"Two girls, roughly my age, stands before me."

(僕と同じくらいの年齢の女の子が2人立っていた)

ゲーム開始から約15分ほどで、ようやく女の子の絵が出てきました。というか、このゲームに人間の絵が出てきたのはこれが初めてです。


女の子2人は、さきほどの怪物の正体を主人公に教えます。

steam_sample13.jpg

"A shadow."

(あれは「影」よ。)

"The physical manifestation of all the hatred and negative emotions that might lurk in one's heart."

(人の心に潜む憎しみや後ろ向きな感情が、実体化した物なの。)

なんというベタな設定。そういうのの退治はプ〇キュアあたりに任せておけばいいんじゃないですかねぇ・・・。


とにかく、この女の子2人は「影」を退治して回っているようです。さらには、主人公のことを何か特別な存在とみなしてマークしていた模様。片方の子は理由を教えてくれようとしたものの、もう片方に制止されてしまいます。どうやら言ってはいけない決まりのようです。

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"Whap! The serious one raps her fist against the other's head, who sticks her tongue out in sort of..."Tee-hee, my bad!" kind of way."

(真面目そうなほうの子は、もう1人の子の頭を叩いた。叩かれた子は、「えへへ、危ない危ない」と舌を出した)

「Tee-hee」は英語における漫画的な笑い声です。一瞬てへぺろ☆のことかと思いましたが多分気のせいでしょう。



そうこうしているうちに、急がなければ学校に遅れてしまう時間。主人公達はいったん彼女達と別れ、全力疾走でなんとか登校時間に間に合います。


クラスは、転校生が来るという話題でもちきりでした。

steam_sample14.jpg
"Transfer students? At this time of the year? I's a bit late to be joining, don't you think? Even the teacher sounds confused as he announces them. And not just one, but two?"

(こんな時期に転校生?ちょっと遅くないか。先生ですら困惑してるように見える。しかも1人じゃなくて2人も?)

いったいどんな子達が来るのか、まったく見当もつきません。いったいどんなイエローとピンクなのでしょうか。



というわけで、さっき購入したばかりの「Sakura Angels」の序盤を紹介してみました。

日本のラノベやギャルゲーにきわめて近い世界観ですが、全編英語ということもあり独特の雰囲気を感じます。ベタすぎるようでどこかズレている不思議な作風です。意図的か素かわかりませんがツッコミどころ満載なので、ネタとしては十分に楽しめると思います。

絵は低価格作品とは思えないほど美麗なので、これだけのために購入する価値があるかもしれません。ただしヒロインの絵(というか人間の絵)が出てくるまで15分くらいはかかるのでそのつもりで。

英語はそれほど難しくないので、初心者でも意外と理解できるかもしれません。というか良く読むとところどころ文法が不自然なので、無理に読解しようとしないほうが良い可能性があります。これで英語を勉強しようとすると間違った文法を覚えるおそれがあります。もしかしたらどこかの方言的なものとしては正しいのかもしれませんが、少なくとも綺麗なアメリカ英語ではないように思います。というわけで、無理に理解しようとせずに気軽に読み流すくらいがちょうど良いのかもしれません。

綺麗な絵を眺めつつ、ストーリーにツッコミを入れながら、たまに英単語を調べたりしてプレイすれば十分楽しめる作品です。私も今のところかなり楽しめています。続きが楽しみです。

ちなみに今のところ百合の気配は特にありませんが、サンプルCGに多少それっぽいのがあるので気長に待ってみようと思います。


Sakura Angels (Steam)

 

【追記】

2015年9月、アップデートにより日本語のボイスとテキストが追加されました。詳しくは以下の記事で。

「Sakura Angels」がアップデートで日本語対応、日本語音声追加
 


ラベル:Sakura Fantasy
posted by trinder at 04:58 | Comment(0) | TrackBack(0) | ゲーム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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