2015年04月20日

Sakura Angelsを最後までプレイしてみた

先日の記事でも少し紹介したゲーム「Sakura Angels」。

これ自体はおそらく百合ゲーではないのですが、百合ゲーの可能性が高い新作「Sakura Fantasy」の関連作品ということで、せっかくなので最後までプレイしてみました。もしかしたら作者さんの作風の予習になるかも・・・?

なおゲーム内の文章はすべて英語のため、内容の紹介はあくまで私の解釈です。台詞の意味、キャラクターの口調などが作者さんの意図と異なっていたら申し訳ありません。


ストーリー


Guardian Angels


人間の心の闇が実体化した怪物「影」に襲われた主人公・ケンタ。彼を救ったのは、驚異的な戦闘能力を持つ2人の女の子・サヤカとヒカリでした。その後、その彼女達はなんと転校生としてケンタの前に現れます。

sakuraangels_2a16.jpg

"We're not from here--rather, we were sent here specifically to ensure your safety."

サヤカ「私達は、とある遠い場所から来たんだ。君を護衛するために」


Dark Angel


こうして、ちょっと過剰なほどにケンタにぴったりくっついて「護衛」を開始するサヤカとヒカリ。しかし、そんな彼女達でも手におえない新たな敵が現れます。

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"Ahhh. There you are. "

???「ふふ、見つけた」

"I'll take the boy, if you don't mind."

???「悪いけど、その子はいただいていく」


突然現れた、謎の銀髪の少女。戦闘服はサヤカ達に似ているものの、「影」によく似た禍々しい気配を持っています。その少女はユズキと名乗り、ケンタの誘拐を図ります。

ケンタを守るため戦うサヤカとヒカリでしたが、ユズキの強大な力の前に歯が立ちません。2人まとめて軽くあしらわれてしまいます。

シリアスな場面のはずなのですが、空気を読まないサービスシーンが挿入されたりも。

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"Just... get off of me! Nnghh... you're so heavy!"

ヒカリ「どいてよ!重いじゃない!」

絵的には微妙に百合っぽく見えなくも・・・ないかも?


まともに戦っても勝ち目はないと判断したサヤカ達は、ケンタを連れてやむなく逃げることになります。

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I think it's time for a 'tactical retreat', wouldn't you agree?

ヒカリ「ここは『戦略的撤退』よ!」


School Life

この一件でさらに強い危険を感じたサヤカとヒカリは、これまで以上にケンタにべったりで「護衛」をするようになります。毎日ケンタの部屋に来るようになり、もはや完全にハーレム系ラノベのノリです。偶然着替えやシャワーを覗いてしまうお約束のイベントも完備(しかもほぼ同じパターンで3回くらいある)。

このあたりからしばらく日常描写が続きます。サヤカの大食い&料理下手、ヒカリのツンデレなどのラブコメヒロイン王道スキルが英語で表現されているのは意味勉強になるかも・・・?


唐突に海に行ったりもします。

sakuraangels_2a4.jpg

"Sayaka giggles, and hugs tighter against Hikari. who surprisingly, also has a smile on her face."

(サヤカは笑いながら、ヒカリをもっと強く抱きしめた。意外なことに、ヒカリも少し笑った)

おそらく、これが作中で一番百合っぽいイベントCGです。サンプルCGの中にもあったので、これを見て百合要素に過剰な期待を抱いた人もいるとかいないとか・・・。

なお、2人がなぜ抱き合ってるのかはよくわかりません。キャッキャウフフ的なシーンのお約束なのかもしれません。


Dark queen

平和な日常の中でも、「影」との決戦は確実に近づいていました。「影」を裏から操っている強大な存在の気配が急激に大きくなり始めたのです。

サヤカ達はケンタに事態の全貌を説明し、そしてケンタを護衛していた理由を明かします。

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"It might be a little difficult to believe, but you are a descendant of a long running line of mages -- people with magical abilities."

サヤカ「信じられないかもしれないけど、あなたは魔道士・・・つまりは魔法を使えた一族の末裔なの」


"Hundreds years ago, back when magic was still prevalent in the world, there existed a mage with a tremendous power."

サヤカ「数百年前、魔法がまだ一般的だった頃、強大な魔力を持った魔女がいたの。」

しかし魔女は力を求めるあまり暴走し、周囲の国を次々に制服。「闇の女王(dark queen)」と恐れられる存在になってしまいました。それに立ち向かったのがケンタの子孫でした。


"Basically, you're related to the person that had the courage to stand up to this dark queen and put her in her place."

ヒカリ「彼は闇の女王に勇敢にも立ち向かい、封印に成功した。あんたはその子孫なのよ」


しかし、長い年月の中で封印は弱まり、再び闇の女王がこの世に現れようとしています。人の心の闇が実体化した存在「影」の活動が活発になったのは、その前兆でした。闇の女王を再び封印できるのは、勇者の血を引くケンタだけ。ケンタは、サヤカとヒカリとともに封印の地へ向かうこととなります。

ちなみに、闇の女王が封印されている場所がどかというと・・・

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"Huh? Didn't we say? She's sealed just outside this town."


サヤカ「あれ?言ってなかったっけ?封印はこの町のはずれだよ」

"What? She's that close by?"


ケンタ「何だって!そんなに近くに!?」


数百年前に世界を恐怖に陥れた闇の女王町のはずれに封印されている・・・この作品の世界観がよくわからなくなってきました。現代の日本でいいんですよね?今更ですが、日本神話とか和風伝記風に解釈したほうが良かったのでしょうか?テキストを読む限り和風要素なんて全然感じませんが・・・。


Final Battle

町のはずれにある封印の洞窟に到着したケンタ達は、さっそく封印の儀式に取り掛かります。

しかし、一行を待ち構えていたユズキが立ち塞がります。ユズキは自らの孤独を「闇の女王」につけこまれ、ある契約のもとに彼女に協力していたのでした。

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"We're fighting my on turf!"


ユズキ「ここは私達の庭も同然!」

"I have a direct connection to her here."

ユズキ「ここなら、私は女王の魔力を直に受け取ることができる」

"I can... I can feel her within me."

ユズキ「感じる・・・女王が私の中にいるを!」


しかし、戦いの中で成長したヒカリ達の前にユズキもついに敗北。そしてケンタも、「闇の女王」を再び封印することに成功します。


Friends

残されたのは、満身創痍のユズキだけでした。

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"It's...It's over, isn't it? I... lost."

ユズキ「どうやら、これまでのようだな。私の負けだ」

"She's...she's gone completely now. My queen... I can't feel her at all."

ユズキ「女王の力は消えてしまった。もう彼女を感じることはできない」


"I have no reason to alive now."


ユズキ「もはや、私が生きている理由もなくなってしまった」


ユズキは、自分が「闇の女王」に協力していた理由を明かします。かつて友達を作れず寂しい日々を送っていたユズキは、何でも願いをかなえてくれるという「闇の女王」に「友達が欲しい」と願いました。女王の戦士として戦わされていたのは、その願いの代償。


"I was so desperate for some kind of companionship in my life that I willingly gave my life to her."

ユズキ「私は誰かとのつながりを求めるあまり、女王に生命を捧げてしまったんだ」

"It does sound stupid...I know."

ユズキ「自分でも馬鹿みたいだと思う」

"To think of that I did all of this in vain hope it would get me...friends."

ユズキ「でも、これなら私にも友達ができるかもしれない──そんな淡い希望を抱いてしまったんだ」

"But now, with the one chance I had at ever obtaining my goal gone, Why should I continue to live? It's hopeless..."

ユズキ「今やそのたった一つのチャンスも消えてしまった。もう生きている理由も、希望もない。」


しかし、サヤカはユズキを見捨てることができませんでした。


"I think I know an easy solution to all of this!"

サヤカ「一つ、良い方法があるよ!」

"We'll be your friends, Yuzuki."

サヤカ「私達と友達になろう、ユズキ」


思いもしなかった言葉に、ユズキはもちろんヒカリまでも驚きます。しかし、サヤカは明るく続けます。

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"You don't seem like a bad person. "

サヤカ「あなたは悪い人には見えないよ」

"I think you were just going things wrong way."

サヤカ「ただ、ちょっと道を間違えちゃっただけ」


"I... I don't reserve any of this. Why are you being so nice?"


ユズキ「私には友達を作る資格なんてないのに・・・。どうしてそんなに優しくしてくれるの?」

"Ah... don't be like that. Everyone deserves firends!"


サヤカ「そんなこと言わないで。友達を作る資格は誰にでもあるよ!」

"Who cares if you might have done a few silly things before?"

サヤカ「少しくらい間違ったことをしちゃったとしても、気にしないよ」

"True friends overlook those sort of things!"

サヤカ「本当の友達は、それくらい大目に見るものなんだから!」

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というわけで、「Sakura Angels」のストーリーを最後まで紹介しました。

なんというか、ハーレム系ラノベのテンプレ展開にな〇はま〇かプ〇キュアを混ぜたようなストーリーだったような気がします。今回はあえて省きましたが、実際のゲームではケンタを中心とするラブコメ調のシーンが多いです。

今回は意識的に、女の子同士の友情を感じさせる部分を中心としたまとめ方をしてみました。こうして見るとエッセンスは意外と悪くないのかも・・・?欲を言うなら、ユズキを友情に飢えているキャラにするのであれば、事前にサヤカ達とのもっと踏み込んだ絡みが欲しかったかもしれません。

Steamでのダウンロード専売で980円ということを考えれば十分に楽しめるゲームだったのではないかと思います。低予算を感じさせる部分は随所にあるものの、決めるところはしっかり決めていると思います。

今度こそ百合ゲーになりそうな次回作「Sakura Fantasy」が楽しみになりました。

Sakura Angels (Steam)
Sakura Fantasy (Steam)

制作者Winged CloudさんのTwitter



ラベル:Sakura Fantasy
posted by trinder at 17:07 | Comment(0) | TrackBack(0) | ゲーム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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