2015年06月01日

Sakura Fantasy Chapter 1 Part 2

Steamで配信中の前編英語な百合ゲー「Sakura Fantasy」。

「Sakura Fantasy」(Steam)

前回の記事では序盤の流星のシーンまでを紹介しました。今回はその続きです。

なお英文の意味はあくまで私の解釈です。間違っている可能性もありますのであしからず。


Ardena

突如降り注いだ巨大な流星により、王国はパニックに陥ります。首都への直撃は避けられたたものの、不吉なことが起きる前触れだと人々は口々に噂しています。

一夜明け、レイリン(主人公)は今日も近衛師団として議会の警備。いつもはやる気のない議会も今日ばかりはさすがに流星について話し合っていますが、あまり緊張感はありません。

そこに、昨日レイリンに流星を予言したあの神秘的な少女が現れます。レイリンはここで初めて、彼女が女王アディーナであったことを知ります。

アディーナは、首都の外へ落下した流星を詳しく調査するよう提案します。しかし、そこへ向かうには街の防壁を出て、モンスターの生息する危険地帯「Mires(マイラス)」を越えなければなりません。これまでにマイラスを無事に越えられた人間はおらず、議員たちは対応を渋ります。

のらりくらりとした議員たちの態度に、アディーナ女王は対応に怒りを露にします。彼女の体から発せられる協力な魔力は、まるでお城全体を揺るがすかのようでした。

sakufan2t1.jpg

"So I will make this clear. This is not a request like all of those other times."

アディーナ「はっきりさせておこう。これはこれまでのような「要請」ではない。」

"This is a command from your Empress."


アディーナ「女王としての命令だ。」

"Find me a group of warriors willing to brave the Mires."


アディーナ「マイラスに立ち向かう騎士団を組織しろ。」

"The best group you can spare."

アディーナ「一番優秀なのをよこすんだ」

ちなみに「Mires(マイラス)」は王国を襲うモンスターの総称であるとともに、それらが棲息する一帯の呼称でもあるようです。

アディーナの迫力に、彼女をなめてかかっていた議員たちも態度を正します。こうして、マイラスへの騎士団派遣の件は正式に承認されたのでした。


議会の閉会後、レイリンはアディーナから声をかけられます。レイリンは、気になっていたことをアディーナに尋ねます。なぜ流星を予知できたのか、そしてなぜ流星の落下跡の調査に固執するのかと。しかし、アディーナから返ってきたのははぐらかすような言葉でした。

sakufan2t2.jpg

"I'm afraid that star's significance would be lost on anyone of this age."

(あの流星が何を意味するのかも、長い時の中で忘れられてしまったようだな)

アディーナは何か知っているようなのですが、詳細は「言っても理解できないだろう」と話してくれません。


"I can tell you one thing about the star."

アディーナ「あの星について教えてやれることは1つだけだ。」

"It means change. Great change."


アディーナ「あれは『変革』を意味する。とてつもなく大きな変革をな。」


Keira

後日、アディーナは自ら兵士達の訓練場に出向き、調査隊への志願者を募ります。アディーナが真っ先に声をかけたのは、数いる騎士の中でもレイリンでした。レイリンには何か特別な物を感じるとのこと。

それを見た教官のキーラは、教え子だけを危険な目には遭わせられないと自分も志願します。さらには、レイリンの親友グウィンも、レイリンの身を案じて同行を願い出ます。

"I will not let my friend go there without me."

グウィン「私の友人だけをただ行かせるわけにはいきません」

"Allow me join this expedition."

グウィン「私も遠征隊に加えてください」


こうして、流星の調査へ向かうメンバーは決定しました。レイリンはキーラから、最後の仕上げとばかりに連日とても厳しい訓練を受けます。

なおこのあたりで、キーラに誘われて一緒にお風呂に行くイベントがあります。しかも、ただのお風呂ではなくチョコレート風呂。王国でも最高のぜいたくの1つらしいのですが、生きて帰れるかわからない危険な任務の前に一度はやってみたかったとか。普段は凛々しい女騎士であるキーラの意外な趣味です。

ちなみに、このチョコレート風呂だけでイベントCGが2枚も使われます。製作者さんのお気に入りのプレイなのでしょうか?


Realm of Dreams

出発直前の激しい訓練で、レイリンは毎日くたくた。そんなある夜、レイリンはまどろみの中である女の子の夢を見ます。誰の夢かは選択肢で選ぶことができ、アディーナ、グウィン、キーラがあります。

sakufan2t3.jpg

なんとなく百合ゲーらしくなってきましたね。今回のプレイではアディーナを選択してみます。


眠りに落ちたと思っていたレイリンは、自分がいつの間にかお城にいることに気づきます。そして目の前には、なぜかアディーナ女王の姿が。

sakufan2t4.jpg

"So now you've learned how to wander the realm of dreams..."

アディーナ「ようやく『夢の世界』の歩き方がわかってきたようだな。」

"Your gift is capable of many wondrous things, Raelin."


アディーナ「お前のギフトは実にいろいろなことができるんだぞ、レイリン。」


ギフト(gift)は本来「贈り物」「天賦の才能」という意味の英語ですが、この作品では騎士が持つ固有の特殊能力という意味で使われています。


アディーナによれば、今レイリンとアディーナは1つの夢を共有している状態なのだとか。今この夢の中にいるのは、アディーナとレイリンの2人だけ。だから何も隠す必要はないし、ありのままの自分になっていい。アディーナはそう語ります。

そしてアディーナはふいにレイリンに近づいてきて・・・

sakufan2t5.jpg

"She leans over and kisses me directly my lips."

レイリン(女王は私に寄りかかり、唇に直接キスをした)


"Do not be afraid of me."

アディーナ「怖がることはない」

"There is no need to be ashamed."

アディーナ「何も恥ずかしがる必要はないんだ」

"It is only you and me here."

アディーナ「ここには私とお前しかいない」

"We have no need of masks of shame here."


アディーナ「恥じらいなど捨て去ってしまえばいい」


"But.. But... You are the Empress... "


レイリン「でも・・・でも、女王様にこんなこと・・・」

"Is it really okay?"

レイリン「本当にいいんですか?」


""Do not think of me your Empress right now. "

アディーナ「今だけは、私が女王であることは忘れてほしい」

"Think of me as your lover."

アディーナ「お前の恋人として扱ってくれ」


"She's... She's right... My lover..."

レイリン(はい、わかりました、私の恋人・・・)

"Eagerly, I return her kiss, pressing up against her soft body."

レイリン(私は情熱的にお返しのキスをして、体を強く押しつける)


月夜の下で、情熱的に愛し合う2人。しかし、レイリンはこれが夢だということに気づいていました。悲しそうにするレイリンに、アディーナはこれがただの夢ではないことを示唆します。


"Raelin, your farseeing isn't just simply seeing things..."


アディーナ「レイリン、お前の千里眼はただ遠くを見るだけの力ではない」

"It can make the realm of mind real."


アディーナ「心に描いたことを現実に変える力があるんだ」


"Yes, This is not a merely dream."

アディーナ「そう、これは単なる夢じゃない」

"It might as well have happened."

アディーナ「こういう現実もありえるんだ」

"So... We really have been lovers tonight?"


レイリン「つまり・・・今夜私達は本当に恋人だったということですか?」

"Yes."

アディーナ「ああ。」



"I hope can do this again one day."


アディーナ「また、できるといいな。」


やがて、2人は夢から醒めていきました。



というわけで、「Sakura Fantasy」 Chapter 1から遠征への出発前あたりまでのストーリーを紹介しました。

「Chapter1」がどこまでの物語までなのかはわかりませんが、かなり丁寧でボリュームのある作りになっているようです。世界観に関する描写もところどころに入っており、ファンタジーとしてもなかなか興味を引かれるものになっています。

百合的には、アディーナ女王との情熱的なキスシーンがあったのが注目です。ここはかなりの尺をもって濃密に描かれており、必見の出来栄えです。イベントCGとしては1枚だけなものの、触れ合う唇、絡み合う指先、そして抱き合い体を絡め会う様子がテキストで濃厚に描写されています。

アディーナの言葉によればこの夢は現実に変えられるとのことですが、果たしてこの後の二人の展開は・・・?

【過去の関連記事】

Steamの始め方 〜Sakura Angelsを買ってみた〜
Sakura Angelsを最後までプレイしてみた
「Sakura Fantasy」 Chapter 1 プレイ開始
「Sakura Fantasy」 Chapter 1 プレイその2



出る順?? Sakura Fantasy英単語帳

今回プレイしたパートに出てきた英単語を、体感的な頻度順に紹介します。

expedition 遠征


マイラスを越えて、首都の外に落ちた流星を調査しに行くこと。

realm 領域、国


レイリンとアディーナが逢瀬を楽しんだのはrealm of dreams。直訳すると「夢の国」と取れなくもないが、違う場所を想像しそう。

vacant 空虚な、からっぽの


アディーナの普段の目つき。怒ったり真剣になったりすると目つきがかわるらしい。

shame 恥じらい
shamed 恥じらっている状態


夢の世界に恥じらいは不用らしい。

doomsayer 厄災を予言する人

流星に関してあること無いこと言って市民を不安がらせているとか。

bathhouse 公衆浴場

キーラさんに連れて行かれるところ。

slab (石などの)板


CGからはわかりづらいですが岩盤浴的なものがある模様。

agitate 怒らせる、動揺させる


女王様はわりとすぐカッとなる。

idly 怠けて、あてもなく


主人公は訓練その他もろもろで忙しいはずなのだが、なぜかわりと頻繁にこの単語が登場。

quarter 部屋

1/4の意味で使うことが多い単語ではあるが、この作品では私室の意味で多用される。



ラベル:Sakura Fantasy
posted by trinder at 22:28 | Comment(0) | TrackBack(0) | ゲーム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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