2015年11月28日

「すわっぷ⇔すわっぷ」第1巻(とめきち)

とめきちさん作の4コマ漫画「すわっぷ⇔すわっぷ」第1巻を読みました。



帯には、「キスで入れ替わりって便利だね。」とのキャッチコピーが。

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このコピーの通り、キスと入れ替わりがキーワードになっている作品です。


クラスで1番の成績を持つ春子。そして、クラスで1番ギャルっぽい(ただし別に遊んでいる様子はない)夏子。2人はある朝、通学路で出会いがしらに正面衝突。そしてその拍子で、キスをしてしまいます。その時2人は、なんとお互いの体が入れ替わっていることに気付きます。

仕方がないのでしばらくそのまま過ごす2人でしたが、やがてもう1度キスすれば戻れることを発見。以後、2人はなにかと入れ替わりのためにキスをするようになります。といってもその使い道は可愛いもので、新しい服が似合うかを客観的に確認するために入れ替わったりという感じ。猫アレルギーだけど猫に触りたいのでしばらく体を貸してもらう、なんて話も。

こんな調子なのでかなり頻繁にキスシーンが登場しますが、きちんと恥じらいはあって毎回照れているのが可愛いです。基本的には、周囲の目からは隠れてキスしています。プールの回では、一瞬だけ水面に潜ってからキスするという高度な技(?)も見せています。

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でもたまにクラスメイトに見られてしまい、そういう関係だと誤解されることもあったり。

キスを目撃してしまった人のうち、夏子の友人である夢芽と五月にだけは事情を説明済み。2人ともわりとすんなり受け入れているのがすごいです。この流れで春子・夏子が夢芽や五月とも入れ替わり可能か試そうとするシーンもあります。でも春子・夏子ともに他の相手とはキスしたくないということでお流れに。便利だから入れ替わっているだけではなく、お互いに特別な気持ちを抱いているようにも見えます。


後半では、秋穂・冬美というもう1組の入れ替わりカップルが登場します。体が弱くて外出できない冬美が、ときどき秋穂の体を借りて学校に行っているという関係です。この2人の場合も入れ替わりの手段はキスですが、最初のキスのきっかけが事故ではなく本気だったことに注目です。ほぼ明確に恋愛関係として描かれています。

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秋穂・冬美は1巻ではまだ出番が少なめ(巻頭のキャラクター紹介にも載っていません)ですが、今後にいろいろ期待できそうな2人です。



そんな感じの、「すわっぷ⇔すわっぷ」第1巻です。

「女の子どうしのキス」と「入れ替わり」の相乗効果によって、まったく新しい百合ワールドが展開されています。それぞれの要素は特別新しいものではありませんが、融合したことで未知の可能性が生まれています。

入れ替わりの使い道も、単なる替え玉のようなズルイ目的ではなく、どれも可愛らしい感じなのが好印象。自分のおしゃれを客観的に確認するために入れ替わる等は、女の子ならではです。毎回ささやかながらも斬新な有効活用法が出てくるので飽きさせません。

毎回キスシーンがあるので百合漫画としても素晴らしいです。一応入れ替わりが便利だからキスしていることになっていますが、他の相手とは試すのも躊躇するあたり、互いに特別な気持ちがあるようにも見えます。特に春子は初めての親しい友達である夏子に強い気持ちを抱いているようです。初めてお互いを名前で呼ぶシーンは、さりげないながらも微笑ましい感じ。

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さらに後半では、かなり本気な感じの2組目のカップルまで登場します。

次巻以降はどんなキスシーンや入れ替わり活用法が登場するのか、そして春子と夏子の関係に何か変化はあるのか、とても楽しみです。





メロンブックス特典は、「フレグランスイラストカード」。その名の通り、「フレグランス」(香り)が2人の唇のあたりについています。

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posted by trinder at 09:00| Comment(0) | TrackBack(0) | コミック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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