2015年12月19日

「新米姉妹のふたりごはん」第1巻(柊ゆたか)

柊ゆたかさんの漫画「新米姉妹のふたりごはん」第1巻を読みました。




あらすじ

両親の再婚によって、サチとあやりは突然姉妹になりました。しかも両親は仕事でしばらく海外に行っているらしく、サチとあやりは2人きりで生活することになります。

一応姉であるサチは、あやりとなんとかして打ち解けようと四苦八苦。しかし、サチは無表情なあやりが何を考えているのかつかみきれません。

そんなある日、海外の両親から届けられたちょっと珍しい食材。それを見たあやりの目が輝きだします。あやりは料理が大好きなのです。そして、サチは食べるのが大好き。2人はいっきに会話が弾みます。

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料理、そして食事を通して、サチとあやりは姉妹の絆を深めていきます。


感想

突然姉妹になった女子高生2人が、料理を通して姉妹愛を暖めていくお話です。「美少女&グルメ」という萌え漫画界のトレンドと、「義理の姉妹」という百合界のトレンドの合わせ技と言えるかもしれません。結果として1つの新しいタイプの姉妹漫画が誕生しています。

料理描写は結構本格的。舞台が自宅のキッチンなので家庭料理がメインですが、ちょくちょく珍しい食材が出てくるのも目を引きます。第一話のメイン食材からして「ハモン・セラーノの原木」(生ハム)。多分わかる人にはわかる通好みなチョイスなのでしょう。各話の後にはわざわざ1ページずつ使って解説まで入っています。


百合と言ってよいのかはまだわかりませんが、姉妹の距離感の探り合いもみどころです。2人とも良い子ですしお互いのことを好きなのは間違いないのですが、一歩を踏み出すきっかけがつかめずモヤモヤしている感じ。毎回どちらかがちょっとだけ思い切ったことをして、少しずつ姉妹らしくなっていきます。

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個人的には、サチがお姉ちゃんらしく振舞おうと頑張る回がお気に入り。


基本的にサチとあやりがメインですが、サチの親友の絵梨あたりもちょっと気になる存在です。

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サチとあやりの関係を見て「妬いた」と呟くあたり、サチに特別な気持ちを抱いているように見えなくもないですが、果たして…?

今のところサチとあやり以外ではほぼ唯一の名前ありキャラですし、今後の活躍に期待。





メロンブックス特典は、約20Pの小冊子。小冊子とは言いましたが漫画本体より大きいA4版です。

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「新米姉妹のふたりごはん」の作者本人である柊ゆたかさんと、5人のゲスト作家さんが参加している豪華な内容です。作家さんそれぞれの切り口でサチとあやりを描いています。

百合的に注目は、「やがて君になる」の仲谷鳰さんが参加していることでしょうか。

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「やがて君になる」の特典小冊子のほうには「新米姉妹のふたりごはん」の柊ゆたかさんがゲストで登場していましたね。
 
posted by trinder at 00:10| Comment(0) | TrackBack(0) | コミック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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