2016年10月18日

本日発売「百合の世界入門」 みどころを紹介!

「百合の世界入門」が本日、10月18日に発売です。

百合の世界入門(玄光社さん公式紹介ページ)




この本は、百合漫画初心者のための入門書です。取り上げている作品はなんと140以上。多彩なゲストさんも魅力です。

実は私は、記事を寄稿している関係で一足先に読ませていただいています。今回は、個人的に特にみどころだと思う部分をネタバレにならない程度に紹介してみます。参考にしていただけたら幸いです。


描き下ろしイラスト

この本のために描き下ろされた美麗なイラスト。

仲谷鳰(「やがて君になる)さん、缶乃(「あの娘にキスと白百合を」)さん、くずしろさん(「犬神さんと猫山さん」)、森永みるくさん(「GIRL FRIENDS」)、玄鉄絢さん(「少女セクト」)等、錚々たる作家さん達が参加しています。

まさかの「あの娘にキスと白百合を」出張版な缶乃さん、漫画でずっとやりたかったことをイラストで表現したというくずしろさん等、作家さんの個性もよく表れています。

いずれも線画段階からのメイキング付き。作家さん達はどういうことを考えながら百合イラストを描いているのか、という観点からも面白いものとなっています。


特別インタビュー

上記の作家さん達へのインタビュー記事。

それぞれが百合を好きになったきっかけや、作品にかける思いなどが語られています。各作家さんにとっての百合のルーツがわかるのはとても興味深いです。影響を受けた作品なども触れられています。このあたりは世代の違いも出ていて面白いです。


百合作品紹介

代表的な百合作品を紹介していくコーナー。入門書として見たときの、この本のメインと思われる部分です。

カテゴリーの分け方が独特で、「ほのぼの&やさしい作品」「切ない&シリアス作品」「ギャグ&ラブコメディ作品」「ファンタジー&SF」「ハード&アダルト作品」といった感じ。

既存のジャンル名にとらわれず作風を重視して分けているのはちょっと新鮮です。そういった点を重視する読者は多いと思うので、百合というテーマととても上手くマッチしていると思います。

各作品の解説も非常によくできており、あらすじとみどころが的確にまとめられています。すべての作品に表紙と本編1ページ以上の画像が添えられているので、ビジュアル的なイメージも掴むことができます。

なお、取り上げられている作品はおおむね2010年以降のものが中心。絶版で読めない作品とかを紹介されても困るので、このあたりは妥当なところだと思います。特に人気の高い名作は、少し古めのものでもきちんと紹介されています。


編集部おすすめ!これだけは押さえておけ

記事の間に何度か挿入される、おすすめ作品コーナー。1作品につき1ページ使って詳しく紹介されています。

チョイスが絶妙で、見逃されがちな名作から期待の最新作まで幅広く紹介されています。単行本すらまだ出ていない「柚子森さん」(12月に1巻が出るようです)まで取り上げられています。なにげにすごいです。


百合愛好家による個人的〇〇ベスト5

様々な分野の百合好きな人達が、お気に入り作品をランキング形式で紹介しています。参加しているのは、ライターさん、ブロガーさん、ショップ店員さんなど。それぞれテーマを指定したランキングとなっており、選出作品も含めて個性的なものになっています。

実は私もこのコーナーにちょっと参加しています。興味がありましたら探してみてくれるとうれしいです。



見どころ満載のこの「百合の世界入門」。

まさに入門としてはうってつけの内容で、これから百合を知っていきたい初心者には特におすすめです。ビジュアルが豊富なので、作品のイメージがきちんとつかめるようになっています。解説文も簡潔ながら的確で、読んでみたい気持ちにさせてくれるはず。

すでに百合に親しんでいる人でも、過去の名作や最新作をカバーするカタログとして大いに意義があると思います。取り上げられている作品数が膨大なので、まだ読んでいない作品も必ずあるはず。

ゲスト作家さんが非常に豪華なので、描きおろしイラストやインタビューも必見です。各時代の代表的な作家さんが共演しているのは、百合好きな人には感慨深いはず。

百合に興味がある方は、ぜひ手に取って読んでみてください。


 

今日発売したばかりということで、今回の記事はとりあえずここまで。後ほど、より詳しい感想を書いてみたいと思います。
 
posted by trinder at 07:44| Comment(1) | TrackBack(0) | コミック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
I read a few negative reviews (amazon, blogs) of this book. I don't like that definition of yuri and their introduction to kira... I mean yuri. Seriously? That's yuri now? I'm disappointed with this book.
Posted by Anon at 2016年10月27日 04:24
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック