2017年01月07日

「ひだまりスケッチ」第9巻(蒼樹うめ)

昨年末に紹介しきれなかった作品をいまさら取り上げるシリーズ。

今回は、蒼樹うめさんの「ひだまりスケッチ」9巻です。11月26日発売でした。



思えば息の長い作品です。1巻目が出たのが2005年なので、ゆの達はもう12年くらい高校生をしていることになるのでしょうか……。でも作中なりのペースでしっかり時間は流れています。

この前の第8巻では、沙英とヒロの卒業が描かれました。原作開始当初からのレギュラーだった2人の卒業は、かなり大きな変化です。そして作中時系列は3年目に入り、ゆの達は3年生に。新1年生として、茉里(まつり)という女の子がひだまり荘に入ったりもしました。

参考記事:「ひだまりスケッチ」第8巻(蒼樹うめ)


今回の第9巻では、ゆの達が進路を真剣に考えるシーンが増え始めます。このへんはさすが3年生。でもまだまだ緊迫感は薄めで、修学旅行のような楽しいイベントも描かれています。


修学旅行

修学旅行編は準備含めてかなりのボリュームがあり、この巻のだいたい3割くらいを締めています。関西の有名観光地を多数巡るので、旅行好きな人は楽しめるはず。

ちなみにゆの班のメンバーは、宮子、真実、中山。ひだまり荘メンバー以外はこれまであまり目立った活躍がなかったので新鮮かも。

特に中山は修学旅行以後のエピソードでもちょくちょく存在感を発揮するようになっています。ちょっと恥ずかしがり屋な性格で、見ようによってはちょっと百合っぽい……?

hidamari9c.jpg



夏目、沙英、ヒロ

沙英に片思い(?)しており、作中屈指の百合担当キャラだった夏目。現在はヒロと同じ美大に通っているようです。意外にも2人は仲良くなっており、「ヒロちゃん」と呼ぶ間柄。

hidamari9a.jpg

どうやら、沙英のためにヒロをさりげなく守ってくれているようです。大学見学に来たゆの達を案内してくれたり、実は良い人らしいことが描かれています。


茉里

新1年生、茉里。前巻では先輩達にたびたび過剰なスキンシップを迫り、百合的な期待を持たせてくれました。

今回は肉体面だけでなく、精神的に先輩たちにグイグイ行く描写が増えています。特に乃莉に対してやけに馴れ馴れしい感じ。乃莉も1年生の頃けっこう図太かった気がしますが、乃莉はもっとです。

hidamari9b.jpg

乃莉となずなにとっては初めての後輩ということで、2人の新たな側面も引き出してくれそうです。



ゆるやかな時間の中でも、人間関係や環境がちょっとずつ変化しています。ゆの達の高校生活最後の1年でどんなことが起きるのか、これからも見守っていきたい感じです。



【電子書籍版】


 
posted by trinder at 21:58| Comment(0) | TrackBack(0) | コミック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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