2017年03月12日

「柚子森さん」第2巻(江島絵理)

江島絵理さんの「柚子森さん」第2巻を読みました。



小学生の柚子森さんに一目ぼれしてしまった、女子高生のみみか。柚子森さんと友達になったみみかは、やがて自分の気持ちが恋であることをはっきりと自覚します。同時に、この気持ちは(柚子森さんにも社会にも)隠しておかなければならないと考えます。そんなところまでが第1巻。

「柚子森さん」第1巻(江島絵理)


続く第2巻の前半では、みみかの幼馴染「しーちゃん」の活躍が描かれます。しーちゃんは自分がいかにみみかと親しいかをアピールし、柚子森さんを挑発。普段はクールな柚子森さんですが、しーちゃんに対しては不快感を隠しません。これはもしかして、嫉妬……?

このとき柚子森さんは、自分の気持ちをはっきりと自覚しました。そして、みみかに「好き」と告白。まさかの急展開です。

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みみかは曖昧に同意して誤魔化そうとしますが、ついに気持ちが抑えられなくなります。そして柚子森さんに対して、友達以上の意味で好きだと伝えてしまいます。

すぐに後悔するみみかでしたが、実は柚子森さんの「好き」もそういう意味の「好き」でした。2人は両想いだったのです。


ただ、柚子森さんは1つだけ気になっていたことがありました。柚子森さんはその疑問をみみかにぶつけます。

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「みみかって、ろりこんなの?」


実際のところ、みみか自身もその可能性は否定しきれません。ですが、ただ小さいというだけで柚子森さんが好きなわけではないのは確か。柚子森さんのすべてが好き──その正直な気持ちを、柚子森さんにぶつけます。

「中学生の柚子森さんも、高校生の柚子森さんも、大人になった柚子森さんも、きっと好きです……!」

その気持ちは、しっかり柚子森さんに届いたようです。そして、柚子森さんはみみかのほっぺにキスをします。



第2巻のストーリーは、そんなところまで。

中盤での柚子森さんの告白から、思った以上の急展開となっています。ヘタレなみみかが悶々とする展開をしばらく続けるのかと思っていたのですが、2巻目にして両想いに。すでに綺麗にハッピーエンドな雰囲気すら漂っています。でも巻末にちゃんと第3巻の予告があるのでそこは安心。

いまや百合の一大ジャンルと言っても過言ではない「おねロリ」ですが、この作品はその中でもかなり思い切った感じです。姉妹や親戚でも、先生と生徒とかでもなく、赤の他人の幼女に突然一目ぼれするシンプルな展開。細かい設定による小細工無しの、正々堂々たるおねロリです。なにげに貴重かもしれません。

漫画としては、ダイナミックなページの使い方も見どころです。顔芸のアップだけで1ページ(場合によっては2ページ)使う思い切りの良さが素敵です。柚子森さんの言動の1つ1つに大袈裟に一喜一憂するみみかの表情が面白いです。


両想いになった柚子森さんとみみかですが、今後は恋人としてお付き合いするということになるのでしょうか。いろいろ問題がありそうな気もしますが、どういう展開になっていくのか楽しみです。


 
posted by trinder at 14:55| Comment(0) | TrackBack(0) | コミック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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