2017年06月21日

「賭ケグルイ」6巻まで / 「賭ケグルイ双」3巻まで

今回は、「賭ケグルイ」とそのスピンオフ「賭ケグルイ双」を紹介します。7月からアニメも放映開始される人気作品です。

 

原作コミックは、6月22日に本編第7巻、「賭ケグルイ双」4巻、そして新たなスピンオフ「賭ケグルイ(仮)」が発売予定。



今回の記事では、その直前まで(本編6巻まで、「賭ケグルイ双」3巻まで)の内容を紹介します。



「賭ケグルイ」(河本ほむら原作、尚村透作画)



まずは「賭ケグルイ」本編を紹介。

舞台は、私立百花王(ひゃっかおう)学園。名家の子女たちが通うこの学校では、勝負強さを鍛えるためにギャンブルが推奨されています。ギャンブルですべてが決まると言っても過言ではありません。

蛇喰夢子(じゃばみ ゆめこ)は、学園にやってきたばかりの転校生です。一見可憐な美少女なのですが、ギャンブルになると異様な昂ぶりを見せる「賭ケグルイ」。

夢子は神がかり的な勝負強さで学園内ギャンブルで次々と勝利。そしてやがて、学園を支配する生徒会との全面対立へと発展していきます。


作中登場するギャンブルは、既存のものからオリジナルのものまでバラエティ豊か。純粋に運のみで勝負することは少なく、イカサマ上等のノリです。相手のイカサマも考慮に入れつついかに心理戦を制するかに重点が置かれています。

日常シーンでは萌え萌え媚び媚びな絵も多いのですが、ギャンブルシーンとなるとキメ顔・ドヤ顔・変顔が連発されるのもみどころです。


百合グルイ

舞台になる学園は共学ですが、明らかに女子のほうが目立っています。

冒頭は鈴井涼太という男子生徒の視点から始まるものの、べつに主人公というわけではなかったらしく次第に影が薄くなります。最近はせいぜい凡人代表の驚き役といったポジション。その他の男性キャラも、モブや敵キャラとしてたまに出てくる程度です。

そんな女子率高めな世界観のおかげで、必然的に(?)百合度高めの作風となっています。


早乙女芽亜里(さおとめ めあり)

芽亜里は、第1話で夢子の対戦相手として登場したキャラクター。そこで終わりの噛ませ犬かと思いきや、後のエピソードで再登場し夢子と共闘します。以後は夢子に妙に気に入られてしまい、(嫌々ながら)夢子の頼れる仲間となりました。夢子は芽亜里に対してはやけにスキンシップ激しめです。

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この2人は扉絵やおまけ漫画などでも百合的サービスカットが多め。

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芽亜里は人気があったのか、スピンオフ「賭ケグルイ双」の主人公にも抜擢されています。


五十嵐清華(いがらし さやか)

生徒会書記の清華は、生徒会長の桃喰綺羅莉(ももばみ きらり)に心酔しています。コミック第6巻では、「会長の一番」の座をかけて夢子と対決することに。

対決の内容は珍しくアトラクション系です。様々な仕掛けのある塔を往復して百合の花を持ち帰る……意味深なものになっています。百合の花をくわえながら会長のもとへ向かう清華の姿はとても幸せそうです。

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最後は百合園の上で会長と抱き合います。もはや夢子そっちのけで2人で勝手に百合エンド状態。

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巻末には「綺羅莉様がみてる」というどっかで聞いたようなタイトルのおまけ漫画も収録されています。


上に挙げた以外にも、作中夢子と対決する女性キャラはそれぞれ誰かと強い絆を持っていることが多いです。対戦相手が入れ代わり立ち代わり登場するので1人1人の描写は短めですが、いろいろ想像の余地ありです。



賭ケグルイ双(河本ほむら原作、斎木桂作画)



本編でも活躍している早乙女芽亜里(さおとめ めあり)を主人公にしたスピンオフ。本編の1年前、芽亜里が1年生だったころを描いています(本編では夢子や芽亜里は2年生)。


芽亜里は庶民の出ながらも、必死の努力によって百花王学園に特待生として入学しました。芽亜里はそこで、小学生時代の幼馴染・花手毬つづら(はなてまり つづら)と再会します。

つづらは裕福ではあるものの、気が弱くギャンブルに消極的。そのため学園内でも最低ランク「家畜」として虐げられていました。自らも学園の理不尽に憤っていた芽亜里は、つづらとともに「勝者」を目指して立ち上がります。

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芽亜里は本編同様、実力はあるものの決して完璧ではないというキャラクターです。良くも悪くも人間臭く、感情的になりやすい面もあります。勝利のためには、つづらを始めとする仲間たちとの信頼関係、そして協力が必要不可欠。このあたりが、ほぼ夢子のワンマンショーである本編との魅力的な対比になっています。


百合グルイ双

芽亜里が主人公で、つづらがヒロインという構図です。本編の百合要素が(5巻以前までは)味付け程度だったのに対し、「賭ケグルイ双」はだいぶわかりやすく百合漫画しています。

特につづらの芽亜里に対する絶対の信頼がみどころ。自分が困っているときは絶対に助けに来てくれると信じ、心の中で「私の王子様」と呼んでいます。わざわざ見開きでイメージシーンが描かれたことも(コミック第2巻)。

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ただしこのつづら、作中時系列上1年後にあたる「賭ケグルイ」本編には今のところ出ていないようです。芽亜里が出ているのならつづらも出てきていい気がするのですが、何かあったのでしょうか……?そういう意味でも気になるキャラクターです。


幸子&みくら

生徒会役員である聚楽幸子(じゅらく さちこ)は、みくらという女の子を専属の「家畜」として飼っています。みくらは幸子に絶対の服従を誓っており、幸子のためにいろいろ策を巡らします。でも結局芽亜里たちに敗れ、幸子にお仕置きされるのがお約束。でもそれすらも喜んでいるドMです。

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家畜とはいったものの、幸子からも結構(彼女なりの方法で)可愛がられているように見えます。



そんな感じで、ギャンブルを通して女の子同士の絆を描く(こともある)「賭ケグルイ」シリーズ。

来月から始まるアニメ化に合わせてか、原作漫画含め様々な関連書籍が予定されています。興味を持った方はぜひチェックしてみてください。



  
 


ラベル:賭ケグルイ
posted by trinder at 23:40 | Comment(0) | TrackBack(0) | コミック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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