2017年08月11日

「かみつき学園」第1巻(キダニエル)

キダニエルさんの「かみつき学園」第1巻を読みました。




吸血鬼のような特性を持つ「エピキュリアン」と呼ばれる種族が、「ニンゲン」を支配している世界。

梅田雫(うめだ しずく)は、エピキュリアンのための学校「神月学園」の新入生です。ここでは、生徒一人につき一頭のニンゲンが支給されます。表現だけ聞くとモノのような扱いですが、実際には血液(=食料)の供給源として大切にし、愛することが推奨されています。

雫に支給されたニンゲンは、凛とした美少女でした。

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彼女はエピキュリアンに徹底して従順な態度を取り、「家畜一号」を自称しています。

雫はさっそく「お食事」を勧められますが、いざとなるとこの美しいニンゲンから血を吸うことを躊躇してしまいます。ですがあくまで従順に血をさしだそうとする彼女に、雫もついつい欲望のタガが外れて……?

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エピキュリアンとニンゲンの、ちょっと不思議な補完関係を描いた作品。

作中では「エピキュリアン」と呼ばれていますが、基本的には吸血鬼そのものです。吸血鬼百合自体は最近ちょくちょく見るようになりましたが、この作品の場合は吸血鬼側がすでに社会の中心になっているのが特徴的。

吸血鬼に合わせて作られた社会の中、ニンゲンは所有され、可愛がられる対象です。すでにそういう社会構造として安定しているらしく、作中を見る限りは特に争いなどはないようです。

吸血鬼優位の世界という舞台設定がニンゲンとの関係にどのような影響を与えるか、百合的にも注目です。

他にも百合を盛り上げる設定がいろいろ。例えばエピキュアンはニンゲンにときめきを感じるほど血をおいしく感じ、さらに自身の能力が向上したりするようです。

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もはや社会道徳レベルでエピキュアン×ニンゲンの百合が推奨されているといっても過言ではないでしょう。

雫たち以外にも、複数のカップル(?)が登場します。こちらも次巻以降の掘り下げが期待できそうです。



【電子版】
posted by trinder at 06:37| Comment(0) | コミック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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