2017年08月13日

芳文社セールから未紹介作品を特集 「黒髪巫女とマリアウィッチ」「夢見るプリマ・ガール!」「アニマエール!」など

先日の記事でお伝えした通り、Kindleストアで芳文社・白泉社などの作品がセールになっています。セール期間は8月11日(金)〜14日(月)。

Kindleで芳文社・白泉社作品がポイント約50%還元セール 「私は君を泣かせたい」「きんいろモザイク」「NEW GAME!」最新巻も


今回はセール対象になっている百合作品の中から、これまでブログで紹介したことがなかったものを取り上げたいと思います。


黒髪巫女とマリアウィッチ(内藤隆)



主人公の頼子は、神社の巫女ながらも西洋の魔法使いに憧れています。そんな彼女の前に現れたのが、修行中の魔法使い・マリア。もう何から何まで頼子の好みです。そして実は、マリアも理想のヤマトナデシコな頼子のことを気になっていました。こうして2人はすぐに仲良しに。

さらに、マリアを追いかけて妹のクロエがやって来ます。シスコンかつツンデレな性格で、マリアを頼子に取られるのではないかと心配しているようです。でも一方で頼子のこともちょっと気になっている模様……?


そんな3人のにぎやかな日常が繰り広げられる作品です。頼子のマリアへのオーバーな愛情表現(鼻血を出すとか)が笑えます。マリア個人だけでなく、マリアとクロエの姉妹愛を見るのも好きなようです。もはや百合好きそのものと言っても過言ではないかも……?

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一方でマリアも頼子のことが大好きなので、もうほぼ相思相愛。

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基本この3人のイチャイチャがメインですが、あとがきによるとテーマは「繋がりの軌跡とステキ」。そういわれればそんな気もしてくる、ピュアで微笑ましい作品です。


夢見るプリマ・ガール!(昆布わかめ)



バレエ部唯一の部員、みゆ。いつも1人で練習していたみゆですが、気づけば個性的でちょっと変な仲間が集まってきて……?

バレー部志望のゆきな、ヒップホップをやっているあい、ベリーダンスが得意なサフィ、オタ芸ならできるナツ。種目はバラバラですが、踊りで何かを伝えたいという気持ちは同じ。みゆ達は「ダンス部」として新たなスタートを切ることになります。


メイン5人は基本的にいつもイチャイチャ気味ですが、特に注目なのはあい。以前はみゆと一緒にバレエを習っていた幼馴染で、今でもみゆのことを気にかけています。ただしかなりのツンデレなのでそれを認めたがりません。でも周囲にはバレバレ。

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みゆのことが気になるあまりストーキングまがいのことをしている描写まであります。非常にガチっぽい雰囲気を漂わせるキャラです。


また、ナツとサフィの先輩コンビにも気になるやりとりがあります。特にナツが風邪をひく回で顕著。

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次巻以降の掘り下げに期待です。


なお、作者の昆布わかめさんは最近コミックキューンで始まった「世界で一番おっぱいが好き!」でも話題です。この「夢見るプリマ・ガール!」でもおっぱいに対するこだわりの片鱗が見えます。



「アニマエール!」(卯花つかさ)



人の力になることが好きな女の子・鳩谷こはねは、最近チアリーディングに憧れています。こはねがチアを知るきっかけになったのは、有馬ひづめという同級生。いつか自分も有馬さんのようなチアがしたいと思って声をかけるものの、彼女はすでにチアをやめていて……。

1巻序盤は、こはねが有馬さんを追いかけるのがメイン。始めはチアへの復帰を拒んでいた有馬さんですが、こはねの純粋な気持ちが彼女の心を開かせることになります。

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さらには、こはねを心配する親友の宇希もみどころ。宇希は無鉄砲なこはねをいさめつつも、ついつい世話を焼いてしまいます。こはねの何気ない台詞に顔を赤くして「ドキッ」とするなど、変な方向にこはねを意識しているような描写も。

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有馬さん加入後は、こはねとの仲良し度で張り合うような言動も見せます。


1巻の後半からは本格的にチアとしての活動が始まります。

応援の対象は運動部に限らないようで、恋愛の応援をする場合も。ここでは、家庭教師の先生(女性)に恋してしまった女の子からの相談を受けています。

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果たしてこはね達の応援は、この子の百合恋を成就させることができるのでしょうか……?



NEW GAME!アンソロジーコミック



「NEW GAME!」のアンソロジー。原作本編はいまさら紹介の必要もないほど有名なので、ここではあえてアンソロジーを取り上げます。

作家陣はかなり豪華。何らかの形で百合を描いたことのある人が多めです。とめきちさん(すわっぷ⇔すわっぷ)、ねこうめさん(すのはら荘の管理人さん)、くろば・Uさん(ステラのまほう)、こるりさん(桃色トランス)、缶乃さん(あの娘にキスと白百合を)などなど。

このうち、缶乃さんの作品は青葉&ひふみもの。青葉の二面性(優しい&いじわる)に戸惑うひふみを描いています。

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原作のキャラクター性を活かしつつ、先輩後輩の微妙な攻守(?)関係を描いた短編としてもよくできていると思います。


こはる日和。(ねこうめ)

 

かわいい女の子たちの日常を描いた4コマ漫画です。部活に入っているわけでもなく、登場人物に共通の目的があるわけでもないので意外と紹介が難しいかもしれません。きらら系4日常コマの王道にして異端?そんな不思議な存在感の作品。

主人公(多分)のこはるが(女の子の)臭いフェチだったり、みさきが可愛い女の子好きだったりします。

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他にも、多くの登場キャラにちょっとずつ趣向の異なる百合要素あり。ただし、登場キャラお多さもあって1つ1つの描写はあっさりめです。恋愛感情を強調した描写はあまりなく、軽いじゃれあいという感じのシーンが多めかも。

個人的に一番本気っぽい雰囲気を感じるのは、こはるの妹のさおり。実の姉であるこはるを過剰に意識し、ドキドキしているような描写がチラホラ。

さおりは特に2巻から出番が増え、クラスメイトとの友情も描かれるようになります。本来人見知りなさおりが自分から人間関係を広げていこうとする姿は、姉のこはるとはまた違った魅力が。

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さおりは本人の人見知りとは裏腹に周囲からかなり好かれており、特にアーニャという子はわりと直接的に恋愛感情がありそうな発言をしています。さらにシスコンでもあり、姉であるニナの秘密を知るためにその友人たちに近づく場面も。

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球詠(マウンテンプクイチ)

 

百合姫コミックスもいくつか出していたマウンテンプクイチさんの作品。

詠深(よみ)と球姫(たまき)は、かつて一緒に野球をした幼馴染。2人は高校で久しぶりに再会します。

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意気投合した2人はさっそく野球部に入ろうとしますが、この高校の野球部は活動停止状態。まずはメンバー集めからスタートすることになります。

やがてチームもなんとか形になり、2人の目標も大きくなっていきます。果たして、どこまで行けるのでしょうか……?

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幼馴染とのかつての「約束」と再会、という王道展開から始まる野球漫画です。というか、想像以上にガチで野球漫画をやっています。野球部分がメインで、その合間に人間ドラマが入っている印象。そういう意味では野球版「咲 -saki-」をイメージすると少し近いかもしれません。野球が好きな人、これから野球を好きになりたい人におすすめ。


きらきら☆スタディー〜絶対合格宣言〜(華々つぼみ)

 

真零(まれい)は、高校二年生になったばかり。幼馴染の満(みちる。通称みっちゃん)が「赤門大学」を目指していると知った真零は、自分も同じ大学を目指すべく勉強する決意を固めます。

満とずっと一緒にいたい一心で勉強をする真零が百合っぽい感じ。ですがそれ以上に、満が赤門大学を目指している理由がすごいです。なんと将来の夢が真零のお嫁さん。

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良い大学を目指しているのは、将来自分が真零の世話をできるように。

最初から相思相愛&婚約(?)済みという、ある意味すごい2人です。2巻では本格的に結婚式の真似事まで始めました。

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もちろんただイチャついているばかりではなく、ちゃんと(彼女たちなりに)勉強もしています。1巻の後半からは、勉強の効率を高めるために専用の部活を設立することに。

そこでメンバーとして集められたのが、見た目はギャルだけど中身は古風な乙十葉(おとは)。そして、見た目の通り眼鏡で委員長なキャラの千代。

タイプが違うためによくケンカもする2人ですが、少しずつ友情が芽生えていきます。2巻の後半では、なんと同棲(作中で自ら同棲と言っています)を始めました。一応受験勉強に集中するためという理由があるのですが、周囲からはますます冷やかされることに。すっかり真零×満に続く第2のカップルです。

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現在セール中の芳文社作品から、このブログで取り上げたことのなかったものを紹介してみました。

過去に取り上げた作品については、以下の記事内に各個別記事へのリンクがあるのでもし興味があれば参考にしてください。

Kindleで芳文社・白泉社作品がポイント約50%還元セール 「私は君を泣かせたい」「きんいろモザイク」「NEW GAME!」最新巻も
 


ラベル:電子書籍
posted by trinder at 11:00 | Comment(1) | コミック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
きらら系(笑)百合は、軽百合ばかりと言われることが多いですが(そりゃぁ一般誌だからなぁ)

けいおん、ひだまりスケッチ、Aチャンネル、かなめも、まどか☆マギカ、きんいろモザイク、桜Trick、 ……etc.etc.

結構「ガチ」なのありますよ〜(だがそれがいい)
三者三葉、GA、ステまほ(ステラのまほう)、スロウスタート、こみがる(こみっくがーるず)、まほかれ(魔法少女のカレイなる日常) ……etc.etc.

で、球詠ときらきらスタディーは「これは確実にTV漫画化まで行く」と思う……
アニマエールと夢プリ(夢見るプリマ・ガール!)は、あと、ひと推し、かな?

三者三葉のTVをやっていた時に結構プッシュされていた、こはる日和〜最近、ちょっと低調で悲しい

サクランボッチの二の舞にならななければ良いが

あと、どうびじゅ(どうして私が美術科に!?)も推して下さい〜 絶対TV化して欲しい
Posted by 紅玉国光(富山市) at 2017年08月30日 01:33
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