2018年04月12日

「はなにあらし」第1巻(古鉢るか)

古鉢るかさんの「はなにあらし」第1巻を読みました。



千鳥は、クラスメイトのなのはと付きあっています。でも、周囲にはそのことを隠しています。

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仲良しグループ5人組のうちの2人が付きあっているという感じです。他の3人の目を盗んで、こっそり手をつないだり、密かにお揃いの物を身につけたり。なんだかんだで、こうして隠れながらイチャイチャする状況を楽しんでいるようにも見えます。他の3人も基本的に良い子なので、もし千鳥となのはが付きあっているのがバれても普通に祝福してくれるような気も。


コミック後半では、2人のなれそめが描かれます。なのははバレンタインをきっかけに、自分が千鳥を「本命」だと思っていることに気付きます。そしてある日、思わず「好き」と口走っていました。

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千鳥もなのはが好きだったことを打ち明け、こうして2人はつきあうことに。

このエピソードでは、2人が付きあっていることを周囲に隠すことにしたきっかけも描かれます。茶化されそうで恥ずかしい、というのが主な理由のようです。女の子同士の交際を隠すことに比較的ライトで微笑ましい理由付けをしているあたりが、過去の百合漫画たちと一味違うところ。

お付き合いをまだ完全にオープンにはできないけれど、決して後ろめたい気持ちはない。そのあたりに百合の現代的な潮流を感じる作品と言えるかもしれません。

ちなみにタイトルの「はなにあらし」とは、おそらくことわざの「花に嵐」のこと。良いことには邪魔が入りやすいという意味です。なかなかイチャイチャできない2人の状況にぴったりな言葉かも?

あのキスとの共通点?


実は「あの娘にキスと白百合を」と同じ街を舞台のモデルにしているようで、同一と思われる場所がちょくちょく登場します。興味があったら探してみるといいかもしれません。

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※「あのキス」1巻

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※「はなにあらし」1巻


(kindle版あり)


posted by trinder at 21:49 | Comment(0) | コミック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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