2018年12月05日

「となりの吸血鬼さん 公式コミックアンソロジー」

TVアニメ版も好評放送中の「となりの吸血鬼さん」。今回は、「公式コミックアンソロジー」を紹介します。9月27日発売。



表紙の絵柄にどこか見覚えが……と思ったら、イラストは「きんいろモザイク」の原悠衣さんが担当しています。特定のカテゴリーの女の子が大好き、という点では両作品の主人公は通じるものがあるかも?


参加している作家さんはバラエティ豊かです。「となりの吸血鬼さん」が連載中のコミックキューンの作家さんの他、自身も吸血鬼百合を描いている作家さんも参加しています。「遠藤靖子は夜迷町に隠れてる」のFLOWERCHILDさん、「吸血鬼ちゃん×後輩ちゃん」の嵩乃朔さんあたりは注目です。

FLOWERCHILDさんが今回描いているのは「もしも洋館に地下室があったら」というお話。灯が地下室で眠るソフィーと一緒に夜更かしするというものです。FLOWERCHILDさんらしい奇抜なギャグが満載。でも灯の夜更かしの理由がソフィーと一緒にいたかったから、というあたりはちゃんと百合ラブコメしています。

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嵩乃朔さんは「となりのメイドさん」という作品で参加。ソフィー(とエリー)がメイドに扮して灯たちの世話をしてくれようとします。ちなみに、「吸血鬼ちゃん×後輩ちゃん」のような官能的な吸血シーンは残念ながら(?)なし。


その他にも個性的な作品が揃っています。

「あとで姉妹ます。」などで知られるめのさんも参加しており、こちらは収録作の中でもかなり真面目に百合漫画しています。タイトルは「ふたりのパンケーキ」で、朔夜と夕が主人公。タイトル通りふたりでパンケーキを食べます。原作本編では作中屈指のガチ百合感を出しつつも出番が少なめな朔夜と夕ですが、そんな2人の主役回があるのはアンソロジーならではという感じ。

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守姫武士さんの「着せ替えOK?」は、灯がソフィーに色々な服を着せられるというもの。灯はいつもソフィーを着せ替えして楽しんでいますが、逆は珍しいですね。


吉野貝さんの「悠久の吸血鬼さん」は、いきなり世界滅亡から始まる衝撃の展開。ソフィーと灯で子供を作って人類を再生するという壮大すぎる物語が描かれます。非常に突飛なストーリーに思われますが、ソフィーと灯で子供を作るという発想自体は原作本編にも出ているのが恐ろしいですね。オチも原作(の単行本のオマケページ)のオマージュ。


作家さんによって注目するカップリングが違うあたりがアンソロジーの面白いところです。灯×ソフィーは王道として、灯×ひなた、ソフィー×エリー、エリー×ひなた、朔夜×夕など、原作本編でそれっぽい描写があった組み合わせはほぼ網羅されています。一部作品ではキスシーンもあったり。

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原作本編ではソフィーと灯のキスシーンはなかったと思いますが、アニメ(のOP)ではしているのであながちありえないとは言い切れないかも?


どの収録作も原作の要素を上手く拾いつつ、作家さんの個性も感じさせるものになっています。「となりの吸血鬼さん 」ファンにはおすすめのアンソロジーです。




posted by trinder at 07:39 | Comment(0) | コミック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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