2019年02月17日

ファンタジー百合ADV「Heart of the Woods」 Chapter1の内容を英語学習者向けに紹介!

ファンタジー百合ADV「Heart of the Woods」が日本時間の2月16日にリリースされました。海外の作品につき全編英語ですが、Steamでの配信なので日本からも購入可能です。



2月23日までは発売記念価格として10%OFFの 1,368円で購入可能です。

「Heart of the Woods」とは




Steam内の公式ページでは、以下のように紹介されています。

A fantasy yuri visual novel filled with magic, fairies, and a ghost girl.
(魔法、妖精、幽霊の少女などが登場するファンタジー百合ADVです)

When Maddie and her best friend, Tara, journey to a remote forest village to investigate rumors of the supernatural, they find a whole lot more than they bargained for.
(Maddieと親友のTaraは、超常現象の噂を取材するため、人里離れた森にある村を訪れます。そこで彼女たちは予想もしなかったものに出会うことになります)

公式で百合と言い切っているので期待してよさそうですね。

Chapter 1 のあらすじ 〜英語学習者向けに〜


最初に書いた通り、この作品は全編英語です。今のところ日本語には対応していません。

英語のレベルはADVとしてはかなり高めといっていいでしょう。私は3〜5クリックに1つくらいはわからない単語があり辞書を引いています。電子辞書(なければ無料アプリなどでも)の用意を勧めます。

以下では、ゲーム開始からChapter 1終了までの流れを簡単に紹介していきます。あえてネタバレ全開で書きますので、どうしても英語が理解できないときの参考用としてもどうぞ。おおまなか舞台や人間関係さえ把握して序盤を越してしまえば、後のストーリーも理解しやすいと思います。

また、ストーリーの理解のうえで重要な英単語や、頻出の英単語も紹介します。


オプション

まずゲームを起動するとオプション設定があります。質問されるのは、「画面が揺れる演出の有効/無効」「曲名表示の有効/無効」といった内容。後でいつでも変更できるので、特にこだわりがなければすべて有効(enable)でいいのではないかと思います。


列車

オプション設定を完了すると、列車の場面からスタート。

woods1xx1.jpg

主人公マディー(Maddie)は、親友のタラ(Tara)とともに山奥の寒村アイゼンフェルド(Eysenfeld)に向かっています。タラは、わりと有名なvlogger(vlog=video blogを配信している人。日本でいうユーチューバーとほぼ同義)。超常現象を特集した動画で人気です。

今回はアイゼンフェルドに住んでいるファンからメールがあり、超常現象があるからぜひ取材に来てほしいと言われてやってきたのでした。

マディーは、主に撮影や編集などのアシスタント的な部分を担当しています。ただ、今回を最後にやめるつもり。これがタラとの関係を少しぎこちないものにしています。


【単語】

winter wonderland:冬のワンダーランド(タラを呼んだファンはメールでアイゼンフェルドをこう宣伝した)
forest:森 village:村  email:メール  remote:人里離れた  
paranormal:超常的な(Taraがparanormalな現象を紹介する動画のタイトルがTaranormal) 




駅で2人を待っていたのは、メールを送ってきた少女・モーガン(Morgan)でした。

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もう夜も遅いので、マディーたちは今夜はモーガンの小屋で泊まらせてもらうことになります。このアイゼンフェルドという村はとても寒く、深い森と氷で覆われています。車もろくに走れないようで、なんと馬車での移動になります。

馬車での移動中、モーガンから超常現象の詳細を聞くタラたち。しかし、「喋る猫」だの「森の妖精」だの、どうも胡散臭く内容もあやふやなのが気になります。

【単語】

cold:寒い   chill:寒さ  frigid:寒い  thermos:魔法瓶、保温ポッド(Morgaがコーヒーを入れて愛用)  handshake:握手  cabin:小屋  carriage:馬車  rein:馬車の手綱  back and forth:往復する  supernatural:超常的な  spirit:妖精、霊  


小屋


ようやく小屋に到着した一行。ですが小屋の前には中年の女性が不機嫌そうに立っていました。実は彼女はモーガンの母親で、小屋の所有者で、さらに市長さんのようです。どうもモーガンとはあまり仲が良くなさそう。とりあえず今日は立ち去ってくれましたが、何か思うところがあるようです。

とにかく、なんとか部屋に着き落ちつくタラたち。モーガンが小屋の中を案内してくれます。一応一通りの宿泊施設は整っており、部屋もちゃんと個室です。電話は通じませんが、一応Wifiがあったり。Maddieはモーガンの妙な挙動(突然夜中に尋ねて来たり)が気になるものの、明日の取材に向けてゆっくり休みます。

【単語】

mayor:市長  interrogate:取り調べる(かなり大げさな表現)  quick tour:簡単な案内  blanket:毛布  slam:ドアを勢いよく閉める  


村へ

翌朝、タラたちはモーガンに村まで送ってもらいました。さっそく調査を開始します。しかし、歴史のありそうな村ではあるものの、これといって不思議というほどの物はありません。村の人たちに聞き込みをしても、つれない反応をされます。これでは超常現象の動画など作れそうにありません。

特に手がかりも見つからないまま、モーガンの働く骨とう品店を訪ねるタラたち。店に並ぶ骨とう品は、一見いわくありげですが実際には特に価値がなさそう。モーガンは前も言っていた「喋る猫」なるものを連れてきますが、実際には全然喋ってくれません。

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マディーの中ではモーガンへの不信感が高まっていきます。タラとの仲までギクシャクした雰囲気に。取材を続けるというタラを置いて、マディーは先に小屋に帰ることにします。

【単語】

episode:(ここでは)動画一回分のこと  footage:映像  edit:編集する  shrug:肩をすくめる(主にMaddieが多用)  rumor:うわさ  legend:伝説  candidate:候補(ここではインタビューの相手)  faith:信用、信頼  antique:アンティーク、骨とう品  cursed:呪われた  stubborn:頑固な  lost:道に迷うこと  


再び小屋で

1人で小屋に戻ったマディーのもとに、モーガンの母親(市長)が訪ねてきます。彼女は娘であるモーガンについて話をします。それによると、モーガンは昔から嘘や作り話をしてばかりで困っている、とのこと。

やがてタラが小屋に戻ってきます。マディーは先に帰ってしまったことを謝り、とりあえず仲直り?

そして、夜中。またモーガンがマディーの部屋に訪ねてきます。モーガンはタラたちの配信しているオカルト系の動画「Taranormal」のかなり熱心なファンのようです。そして、この地に伝わる不思議な現象について真剣に語ります。その純粋さは、決して嘘をついているようには見えませんでした。その真剣さを見たマディーはもう少しこの村にとどまり調査してみる決意をします。

【単語】

laptop:ノートパソコン  pretend:〜のふりをする  lie:うそをつく(現在進行形はlying)  daughter:娘  make up:作り話をする  ridiculous:ばかげている  bitchy:意地悪な  invite:招く


森へ

次の日の夜。見せたいものがあるというモーガンに従い、タラたちは深い森へと足を踏み入れます。そして森の奥に浮かぶ謎の光を発見。

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タラは必死に追いかけるものの、見失ってしまいます。一行はいったん小屋に戻ることに。

【単語】

flashlight:懐中電灯  sparkle:光る  glimmer:(ぼんやり)光る  lung:肺  spooky:気味が悪い  further:遠くに  


教会

そして後日、再び森の中へ。しかし、天候が急変し周囲は猛吹雪に。タラたちは森の奥にある教会へと避難します。ここはかなり古い建物のようですが、そのわりによく保存されているようです。神秘的な雰囲気。しかも、ストーブもないのに中はなぜか温かいという不思議。モーガンいわく「魔法」とのことですが……?

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もともとオカルトの類を取材をしに来たタラは、ここでようやくテンションが上がってきます。

その時。巨大な音と振動が教会を揺らします。マディーたちが扉を開けると、教会のすぐ側を2本角の巨大な怪物が歩いていたのでした。

woods1xx6.jpg

【単語】

blizzard:吹雪  church:教会  ancestor:先祖  pew:(教会の)信者席  shelf:棚、本棚(複数形はshelves)  dust:ほこり  boom:大きな音を表す擬音  undeniable:否定できない、現実である



Chapter1はここまで。

いわゆる導入部ですがかなりボリュームがあります。1つ1つの描写が非常に丁寧で、人物のちょっとした仕草にも詳しい説明が張ることが多いです。結果としてかなりの分量の英文があるので、たくさん読んで読解力を鍛えたい人には最適です。

序盤ということで、百合的にはまだまだこれからという感じ。公式ページで(おそらく)センターヒロインとして紹介されているAbigailもまだ登場していません。マディーとタラの友情、モーガンのタラたちへの憧れなどは今後の進展に期待できそうです。

マルチエンドとのことなので、これまでに登場した女性キャラ達にも固有のエンディングがあるのかもしれません。どのキャラも魅力的なので、chapter2以降も楽しみです。またある程度進んだら紹介したいと思います。

なおこのChapter1は体験版でもプレイできます。気になった方はまず体験版を遊んでみるのもいいかも。


【追記】chapter 2からは本格的に百合要素がストーリーに絡んできます。
ファンタジー百合ADV「Heart of the Woods」Chapter 2 を英語学習者向けに紹介!



ラベル:Heart of the Woods
posted by trinder at 09:23 | Comment(0) | ゲーム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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