2020年01月27日

小説「聖クロス女学院物語」が南部くまこさんのnoteで再開

小説「聖クロス女学院物語」が、作者である南部くまこさんのnoteで再開されています。

「聖クロス女学院物語」とは





「聖クロス女学院物語」は、2014年に全3巻がリリースされた児童向け小説です。

舞台となる「聖クロス女学院物語」には「デスティーノ」と呼ばれる伝統があり、新1年生は上級生のお姉様と文通ができることになっています。ただし、互いに正体を知らせないのがルール。

そんなちょっと素敵な制度がある学院で、主人公の陽奈はユニークな同級生と出会います。彼女の名前は花音(かのん)。隻眼ながらも美しい容姿を持ち、そして熱烈なオカルトマニア。陽奈のことを妙に気に行った花音は、自らの主催する「神秘倶楽部」に陽奈を誘います。

そんなとき、学院では次々に不思議な事件が起こり始めます。花音に巻き込まれる形で事件解決に乗り出すことに……。


みどころ

伝統的なカトリック系女子校を舞台にした、王道の学園ストーリーです。姉妹制度も王道といっていいと思いますが、互いに正体を知らせないまま文通というシチュエーションがユニークです。

そんな制度がある一方で、ストーリー的には同級生の花音(かのん)がメインヒロイン的扱い。毎回は花音と陽奈がちょっとミステリィな事件の解決に奔走するエピソードがお話の中心です。その裏で、陽奈と花音の文通相手である「お姉さま」が誰なのか、という謎についても少しずつ近づいていきます。

このブログでは、過去の記事で第3巻までを紹介しています。

【参考記事】
聖クロス女学院物語(南部くまこ原作、KeGイラスト)


ちなみにリリースは「角川つばさ文庫」という児童向け小説レーベルでした。児童向けということで控えめながらも百合要素があり注目されました。作者さんのふだんの作風からしておそらく意図的なものだと思われます。


連載再開まで


2014年の間に1〜3巻という速めのペースで発行されていたものの、以降続編が出ていませんでした。3巻目も特に区切の良いところではなく、むしろ新たな伏線を散りばめたところで終わっていました。続きが気になっていた読者もいたと思います。

作者さんとしては続編を書きたい気持ちはあったようなのですが、いろいろと複雑な事情があったようです。

そんな中、2020年1月から作者さんのnote(クリエイター向けのブログのようなもの)で連載が再開するとの告知がありました。

聖クロス女学院物語4巻 お姉さまのなぞ

物語は、夏休み(=第3巻の内容)明けの新学期から。陽奈と花音たちの久しぶりの再会から始まっています。作中の台詞でも久しぶりだということがやけに強調されており、ファン向けのメタ的なメッセージとも受け取れます。

そんな中、「お姉さま」からのお手紙が再び届き、新たな物語の始まりを予感させます。1〜3巻では個々の事件の裏で「お姉さま」の正体に少しずつ近づいていましたが、そのあたりについに迫った内容になりそうです。
 





posted by trinder at 08:44 | Comment(0) | 小説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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