2020年04月20日

「当て馬カノジョ」第2巻 / 鈴菌カリオ(完結)

鈴菌カリオさんの「当て馬カノジョ」第2巻を読みました。今回で完結となっています。



「当て馬カノジョ」とは


平凡な女の子の栞(しおり)が、憧れの先輩である七海花音に告白したらなんと即OK。ですが待っていたのは、あくまで「当て馬」としてのお付き合いでした。花音は恋人だった怜から最近一方的にフラれており、新しい恋人ができたように見せて怜の気を引きたかったのです。

しかし実はNTR(ねとり)大好き属性だった怜は、花音と栞の交際を見てむしろ大喜び。そして栞も、たとえ当て馬だとしても花音と付き合えるチャンスを利用する気満々です。

花音はあくまで怜のことが好きなのですが、NTR好きな怜の関心を惹くためには栞と交際しているフリを続けるしかなさそう。こうしてカオスな三角関係が展開されていきます。

第1巻の後半では、花音が好きだという新たな女の子・遊(ゆう)まで登場し事態はさらに複雑になりました。



第2巻


第2巻は夏休みということで新展開となっています。

遊の叔父さんが民宿と海の家をやっているということで、栞・花音・怜・遊は1週間泊まり込みでアルバイトをすることに。一緒に生活しているからか、これまで以上に距離の近い絡みが多くなっています。より強烈なNTR感を怜に与えるため、花音が栞にお風呂で迫る場面まであったり……。

そこに遊の企みも絡んで、事態はさらに混沌としていきます。でもそんな中でも一貫していたのは、栞のまっすぐさ。どんな時でも自分の気持ちに素直に行動し、想いを伝えることを恐れない姿は、花音の心をも動かしたようです。

そんな感じでいい話風にまとまっていく……と見せかけて、最後にオチがあるのがこの作品らしいところ。ちょっとシリアスな場面もありましたが、特殊なシチュエーションを活かしたユニークで楽しいラブコメだったと思います。



なお巻末のあとがきではうちきりであったことが堂々と宣言されています。



ちなみに、作者の鈴菌カリオさんの過去作「花と星」も最近になって電子版がリリースされました。興味がある方はこちらもどうぞ。

【参考記事】
つぼみ連載「花と星」(鈴菌カリオ)が初の電子版をリリース。紙版には未収録の短編も
 


posted by trinder at 13:15 | Comment(0) | コミック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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