2020年04月25日

GWセールから未紹介作品を特集「真面目ガールと青春ランジェリー(2)」「すわっぷ⇔すわっぷ(3,4)」「ダンジョンでお花摘みなんか許しません!!」

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今回はセール対象の中から、このブログで未紹介だった作品を特集します。



「真面目ガールと青春ランジェリー」2巻(タチ)」




こちらはKADOKAWAセールより。

【参考記事】
KADOKAWAセール作品一覧


「桜Trick」で知られるタチさんの作品です。

下着というテーマを通して、女子高生たち(あと下着店のお姉さん)の交流を描いています。下着に関する蘊蓄が豊富ですが、女の子たちのイチャイチャもみどころ。

下着選びが苦手な蘭と、下着が大好きな女の子・ジェリーのやりとりが注目です。下着というデリケートな話題もあって、非常に距離の近いやりとりが展開されます。仲良しの証としてお揃いの下着(サイズは違う)を買ったりも。

ジェリーが蘭への好意をいちいち下着にたとえて言うあたりはこの作品ならでは。蘭も不器用ながらも無自覚に告白めいたセリフを言ったりします。

このブログでは第1巻を紹介済み。

【参考記事】
「真面目ガールと青春ランジェリー」第1巻(タチ)


第2巻でも、ジェリーは非常に積極的です。「(蘭と)お互いのブラジャーを気軽に取り換えるような仲になりたい」という発言までしています。というか実際勝手に取り換えようとしていたり。これには蘭も赤面です。

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今回完結となっているのですが、特に後半は百合方面の盛り上がりが顕著です。ジェリーが涙目で「蘭とずっといっしょにいたい」と口走ったりもします(欄が引っ越すと勘違いしての発言ではありますが)。

最終回ではジェリーが「いつかきっと蘭のガーターベルトになる」という名言(?)を残します。ジェリー語がわかる人(下着店のお姉さん)によると、これは「蘭を支える存在になりたい」という意味とのこと。これはもう完全に告白ということでいいのでは……?蘭のほうももちろんジェリーが大好きです。


下着×百合という新たなジャンルに挑戦した、楽しい作品だったと思います。



「すわっぷ⇔すわっぷ」4巻(とめきち)




こちらは芳文社セールからです。

【参考記事】
芳文社セール作品一覧


勉強は得意だけどぼっちな春子と、明るく人気者の夏子は、キスで体を入れ替えることができます。2人の性格は正反対で、初めは事故でキスしただけ。ですが入れ替わりの便利さに気づいてからは度々キスをするようになっていきます。

あくまで便利だからキスしているだけと自分に言い聞かせている2人ですが、回数が増えるにつれ特別な感情を自覚していきます。一応キスは隠れてやっているものの、周囲からはかなり早い段階でカップルと認識されているようです。


1巻の後半あたりからは、2組目の入れ替わりカップルとして秋穂・冬美も登場。こちらはもともと恋愛関係で、偶然や事故ではなく好きでキスしていたようです。高校で出会った春子たちと違い、幼馴染で昔から互いを好きだという点も特徴です。

第2巻では、春子に片思いする、あゆという女の子も登場。ギャルっぽい外見とは裏腹にかなりの堅物で、春子に不器用なアプローチを続けます。そして春子と親密そうな夏子のことは敵視。でも悪い子ではないのでほほえましいです。


このブログでは過去に第2巻まで紹介しています。

【参考記事】
「すわっぷ⇔すわっぷ」第1巻(とめきち)
「すわっぷ⇔すわっぷ」第2巻(とめきち)


ここからは3巻・4巻(完結)のみどころを紹介。


これまでに続いて、キスによる入れ替わりを活用したエピソードが満載です。

学園祭の演劇の回では、春子がお姫様、夏子が王子様役。クラスメイト達がこの配役を推しているあたり、2人が周囲から完全にカップル扱いされていることが伺えます。本番では夏子がセリフを忘れてしまうのですが、もともとキスのシーンがあるのを活用して春子との入れ替わりで危機を脱します。

春子の誕生日の回もユニークです。夏子が春子の体を借りて服を買いに行き、全身コーディネート。そのまま体を返すことで誕生日プレゼントにするという、この作品ならではのお話となっています。


3巻後半からは作中時間が2年目になっており、ちょっとした新展開が。

春子の担任になった千夏先生は、なんと入れ替わり経験者です。現在恋人(女性)と同棲しており、今でもときどき入れ替わりを活用しているようです。4巻では、千夏先生の恋人も登場。さらには、高校生時代の2人の回想エピソードまであります。こちらはまるまる1回使った正統派の百合エピソードとなっています。


先生と同様に2年生編から登場のゆり・あやめも面白いキャラです。2人は春子と夏子がキスしていることを知っており、からかい半分にちょっかいを出してきます。結果的に春子と夏子の仲をたきつけるような展開になることが多く、面白い役回りです。なお、ゆりがあやめのことを好きであることを示唆する描写も少しありましたが真相は想像に任されています。


作品初期から春子たちの友人として登場している五月&夢芽にも、4巻でついにキスシーンが。もともと一般人的な観点から春子たちを見てきたキャラ達でしたが、確実に影響を受けています。

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ちなみに入れ替わりは起きない模様。つまりは純粋なキスそのもの。


気づくとあちこちで百合カップルが誕生していますが、やはり主役は春子と夏子。後半に向かうにつれ、2人の入れ替わりの謎に迫る描写も増えていきます。

春子と夏子が、キス以外での入れ替わり方法を探す回もあります(3巻収録)。手をつなぐという無難なところから始まり、抱き着いてみたり、唇以外にキスしてみたり、結局は唇どうしで普段より長いキスをしてみたり。

終盤では、春子が夏子以外の女の子からキスされ体を入れ替えられてしまう展開もあります。その子は、実はあゆのことが好きで、あゆが片思いしている春子のことが気になっていたようです。

それが解決したと思ったら、今度は春子と夏子がキスしても入れ替わりできなくなってしまいます。焦った夏子は春子を押し倒し、より情熱的なキスを試してみますが……?

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最後の最後までかわいらしいキスシーンが満載で、楽しめる作品でした。女の子同士がキスで入れ替わるというアイデアからここまで話を広げられたのはすごいことだと思います。個人的には、百合満載の近年の芳文社作品でも特にお気に入りです。



「ダンジョンでお花摘みなんか許しません!!」1〜3巻(はのみど)




こちらはRYU COMICSです。
【参考記事】
RYU COMICSセール作品一覧


これまでこのブログで紹介したことがなかったので、作品概要から紹介します。

舞台は、ダンジョンに挑む冒険者たちで賑わうファンタジーな世界。冒険者は、受注した「クエスト」を達成して無事にギルドに戻ると報酬がもらえます。戦闘不能になるとクエスト失敗とされ、不思議な力で強制的に町に戻されます。

問題は、「お花摘み」に失敗した場合も戦意喪失ゆえかクエスト失敗扱いになること。ダンジョンにそれ用の場所が都合よく用意してあるはずもなく、冒険者たちは常に「お花摘み」の衝動と戦いながらクエストに挑むことになります。

登場人物は全員女の子です。主人公はC級冒険者の剣士さん。当初はソロで冒険していましたが、やがて魔道士さんとコンビを組むようになります。

剣士さんは優しい性格ゆえかなかなかの人気者。当初は魔道士さんから邪険にされていたものの、次第に強い友情を育んでいきます。

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プライドの高い魔道士さんも、剣士さんと2人きりであれば気を許して「お花摘み」をするほどです。呪いのアイテムで行動不能になった際には、手伝ってもらったことまで。

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また、剣士さんは王国のお姫様を知らずに助けたことがあります。そのため、お姫様からも身分を越えた友情を抱かれています。


第3巻では、そのお姫様が「魔王」(女の子です)にさらわれてしまうという展開が。王国の騎士団に加え、剣士さん&魔道士さんが救出に向かうことになります。

ここでは姫様に絶対の忠誠を誓う「ルーンナイト」の活躍もみどころです。姫様からの信頼こそが自分の存在意義とまで語っています。当初厚い鎧に身を包んでおり正体不明でしたが、ちゃんと女の子。

「お花摘み」がテーマということで好みが別れるとは思いますが、ある種の極限状態での女の子同士の友情・信頼を描いた作品ともいえます。3巻ともセールになっているので、もし興味があればどうぞ。





posted by trinder at 12:17 | Comment(0) | コミック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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