2020年07月09日

『声がだせない少女は「彼女が優しすぎる」と思っている』第1巻(矢村いち)

『声がだせない少女は「彼女が優しすぎる」と思っている』第1巻(矢村いちさん作)を紹介します。7/8発売。



あらすじ

真白音(ましろ おと)は、失声症で声が出せない女の子。周囲とのコミュニケーションは主に筆談ですが、うまく伝わらないことも多いです。

真白さんは転校してきて以来クラスに上手くなじむことができず、ちょっと浮き気味です。そんな真白さんとなにかと仲良くしてくれるのが、クラスメイトの心崎菊乃(ここさき きくの)。一見ちょっと怖い目つきをしていますが、よく気が付く優しい子。真白さんは、そんな心崎さんをまるで心が読めるようだと感じます。

実は、心崎さんは本当に他人の心が読める能力を持っています。望んでいなくても聞こえてくるので、むしろ他人を避ける原因になっていたのですが、真白さんの素直で優しい心の声を聞いて、放っておけないと感じているようです。


感想

真白さんと心崎さんの、筆談&心の声によるふれあいを描いた作品です。真白さんの素直な好意が心の声で聞こえてきて、心崎さんが照れるのがみどころ。

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なお心崎さん以外のクラスメイトも決して真白さんに冷たいわけではなく、どう接していいかわからないだけのようです。実際、他のクラスメイトが真白さんと心崎さんの関係をうらやましく思っているという描写もあります。

また真白さんは客観的にはかなりの美少女のようです。コンビニの店員さん(女の子)から「好みドストライク」な子として可愛がられている描写があります。

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というかこの人は準レギュラー的にちょくちょく出てきて、高校生ではないにも関わらずなぜか修学旅行の話にも登場します。真白さんのことが本当に好きなようです。


不器用だけど優しい女の子たちのふれあいを描いた作品でした。巻末の描きおろしでは本編の裏側が補足されていて、登場人物たちの心情をより深く知ることもできます。次巻も楽しみです。




posted by trinder at 15:38 | Comment(0) | コミック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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