2021年06月11日

「アネモネは熱を帯びる」1巻(桜木蓮)

桜木蓮さん作「アネモネは熱を帯びる」1巻を読みました。6/11発売。



「きらら」系列としては珍しく公式で明確に百合作品と定義しているいるため注目です。

「アネモネは熱を帯びる」


凪紗(なぎさ)は、高校受験の日に道端に助けていた女の子を助けたために、試験に間に合わなくなりました。結果、目標より下の高校に通うことに。

ポジティブシンキングをモットーとする凪紗は、頭を切り替えて新しい生活になじもうとします。ですがそこで出会ったのは、あのとき助けた女の子・茉白(ましろ)。

茉白は体が弱いらしく、体調が悪い時は保健室で休んでいるようです。席がとなりなこともあって茉白に懐かれてしまった凪紗は、いろいろと茉白の世話をすることになります。

凪紗にとって茉白は、いわば因縁の相手。ですが凪紗はここでもポジティブさを発揮し、この機会に茉白のことを好きになろうと決心します。

一方、茉白は凪紗に素直に好意を向けており、安心するからという理由でハグを求めて来るほど。

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(ちなみに茉白がアイマスクをしているのは、保健室の風景が苦手という理由によるもの。)


意外と積極的な凪紗に戸惑いつつも、断ることができず流されてしまう凪紗。ですが凪紗もまた、自分の気持ちを確認するために茉白を必要としているようにも見えます。1巻後半では、凪紗のほうからハグを求めるシーンも。

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全編を通して、凪紗の複雑で繊細な心情が丁寧に描かれている作品です。恋人同士にしか見えないことをしているのに、自分の中の好意を素直に信じられない様子は、どこか「やがて君になる」を髣髴とさせる部分もあったり。

果たして、凪紗は茉白を本当に好きになることはできるのか。好きになったら、その先はどうするのか。物語の行く先が注目されます。




posted by trinder at 22:04 | Comment(0) | コミック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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