2021年06月15日

「HGに恋するふたり」第3巻まで(工藤 マコト) / 1・2巻はセール中!

工藤マコトさん作「HGに恋するふたり」を第3巻(5/26発売)まで読みました。



今回は1・2巻を振り返りつつ、主に第3巻を紹介します。

HGに恋するふたり


「HGに恋するふたり」は、アラサーOLの神崎さやかと女子高生の高宮宇宙(そら)が、ガンダムのプラモデル(ガンプラ)を通して交流する姿を描く作品です。タイトルにあるHGとは、1/144サイズのガンプラのシリーズであるHG(ハイグレード)のこと。

さやかは、思い入れのある「ガンダムSEED」の放映と同じ年に生まれた宇宙に、ちょっとした縁を感じているようです。当時の自分を宇宙と重ねたりも。年の差女子2人が共通の話題で盛り上がる光景が楽しい作品です。

2人の間に恋愛感情がある……といった描写はないものの、想像の余地はいろいろあり、多様な楽しみ方ができます。ゲーマーズ百合部が推していたりもしました。



このブログでは、第1巻を紹介済み。

【参考記事】
「HGに恋するふたり」第1巻(工藤 マコト)


第2巻では、宇宙と同年代くらいの、ももという女の子がフィーチャーされています。



ももはガンプラが好きなのですが、親に反対されるため普段はその趣味を隠しているようです。さやかは、これまで自分の好きなものをずっと抑えてきたために、色々こじらせてしまった自分とももを重ね合わせます。そして、もものためにちょっとしたおせっかいを焼くことに。

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さやかのおかげもあって、ももはガンプラの趣味をオープンにするようになります。このあとはガンプラ仲間としてレギュラー化。実はかなりの腕前なので、さやかにテクニックを教えてくれたりもします。


なお巻末の描きおろしでは、さやかが以前買った服を宇宙にあげるというエピソードがあります。珍しくガンプラが絡まない話であり、短いながらも女の子らしくて微笑ましいエピソードです。

第3巻




第3巻では、さやかが自分なりのガンプラ改造(初歩的な塗装程度ですが)に挑戦する姿が描かれています。宇宙やももに教えてもらいながら、着実に上達しているようです。さやかが2人を自分の部屋に呼ぶシーンもありますが、女子高生を部屋に呼ぶアラサーOLというのもなかなかユニークですね。


中盤では、ちょっとした新展開。さやかを遠くから熱い視線で見つめる女の子が登場。百合展開の予感……?

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さやかの後をつけたり、かなり怪しいです。彼女自身でも「これじゃストーカー」と思ってしまうほど。

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彼女は、つぼみという女の子で、さやかの会社にインターンシップに来ていたようです。そこでさやかに憧れたのか、就活などについていろいろ相談しようとしていた模様。

つぼみは、さやかがガンプラにハマっているのを見て、職場でのイメージとの違いに驚きます。ですがやがて予想通り(?)自分もガンプラの世界にハマっていくことに。ももが師匠的立場でつぼみと仲良くなるという意外な展開もあります。


ガンプラを出発点としつつも、人生観だったり、自分の気持ちに素直になることだったり、なかなか深いテーマが根底にある(気がする)作品です。年齢も立場も違う女の子達の交流が丁寧に描かれていると思います。



なお、現在1・2巻は30%OFFセール中。

【参考記事】
KindleのKADOKAWAセールに「みかん氏短編集 ハッピーエンドはいらない 」「JKとともだちのオカン」「HGに恋するふたり」など追加


 


posted by trinder at 15:55 | Comment(0) | コミック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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