2021年09月23日

「ひめちゃんは重い女」「社畜さんと家出少女」「ホレンテ島の魔法使い」/ 芳文社セールで50%還元セール中!

Kindleストアで、芳文社の作品を対象とした50%還元セールが開催中。セール期間は他のストアと同じなら本日9/23までです。

【参考記事】
Kindleで芳文社作品ポイント50%還元セール「ななどなどなど」「のむラリアット!」「ゆめぐりっ!」「ぬるめた」他

今回はセール対象から、「ひめちゃんは重い女」「社畜さんと家出少女」「ホレンテ島の魔法使い」を紹介します。


ひめちゃんは重い女(花束葬式 )




大学生の姫乃は、女の子しか好きになれない女の子。現在は夜(よる)という女の子とお付き合いしていますが、姫乃はちょっと心配性。夜が自分を嫌いにならないかとか、他の娘を好きにならないかとか、いろいろと考えてしまいます。夜からラインの返事がすぐに来ないと、不安のあまり情緒不安定になってしまうほど。


そんな姫乃の、ちょっと重ための愛を描くコメディです。これでも夜とのお付き合いは順調で、夜も姫乃の性格を知りつつ受け入れているので相思相愛。姫乃の一見深刻な悩みも、あくまで夜と会えない間だけのもの。夜と会ったとたんにすべて忘れてしまうのがお約束となっています。姫乃もべつに夜や第三者に八つ当たりするわけではないので、意外と実害はないかのかも……?

ちなみに夜は姫乃の恋人のわりには出番がそこまで多くなかったりします。あくまで姫乃のやきもきする姿が作品のメインということなのかもしれません。姫乃1人だけか、あとは愚痴の聞き役としてはじめくんという友人だけが出てくる回が多め。このはじめくんは、レズビアンである姫乃とは逆に、男性しか好きになれない男性。姫乃とはお互いに恋愛対象にはなりえないので、その意味では安心です。


なおこの作品は、世界観としてはわりとリアル寄りです。姫乃と夜が付き合っていることは大学でも有名らしく、レズカップルとして噂になっているという場面があります。

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上記のはじめくんに関するエピソードも含め、いわゆるLGBTQというテーマを掘り下げようという意欲も感じられる作品となっています。



なお第1巻は7/1発売で、おそらく今回のセール対象の百合漫画で一番新しいです。

社畜さんと家出少女(タツノコッソ)




社会人女性のナルさんは、女子高生のユキちゃんと同居中。

普段は社畜なナルさんですが、ユキちゃんの存在(あとお酒)が貴重な癒しとなっています。一方ユキちゃんは冷静なしっかり者ですが、ときおりナルさんを見つめて顔を赤らめる場面も。ナルさんに対して単なる同居人や保護者以上の感情を持っているように見えます。

このブログでは第1巻を紹介済み。

【参考記事】
「社畜さんと家出少女」1巻ほか


第2巻でも、ナルさんとユキちゃんのイチャイチャ多めな毎日が描かれています。

登場キャラも少し増え、ナルさん関連の交友関係が掘り下げられています。ナルさんの大学生時代からの友人であるホドシマさんは、一見クールな大人の女性。ですが内心ではナルさんに対してちょっと行きすぎた感情を抱いています。ナルさんと親しげなユキちゃんを見て、ホドシマさんは気が気でないようです。表面上は冷静を装いつつ、心の中ではナルさんへの愛や嫉妬を叫び続けています。

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ホドシマさんが店長を務めるカフェは以後頻繁に登場するようになり、ナルさん宅に続く第2の舞台という感じ。

2巻中盤では、アオという女の子も登場。こちらは大学時代のナルさんやホドシマさんの後輩のようです。一応大人のはずですが、見た目も中身も子供っぽい自由人です。ホドシマさんが店長をしているカフェで働きつつ、ホドシマさん宅に居候することになります。


キャラクターと舞台が広がりを見せたことで、年の差同棲ものとしてだけでなく、社会人百合としても楽しめる作品となってきました。百合を狙っていることは作者さんの趣味(ゆ〇式の百合同人などを描いていた方です)からしてほぼ確実なので安心して読めます。

なお、ユキちゃんがナルさんと同居している理由(=自分の家に帰れない事情)については、第2巻ではあまり触れられません。おかげで日常シーンを気楽に楽しく読めますが、いつかは触れなければならない点。このあたりも含め、次巻も目が離せません。


現在、第2巻(2020/10/27発売)まで50%還元セール中。



なお第3巻は10/27発売予定です。


ホレンテ島の魔法使い(谷津)




海のどこかにあるというホレンテ島では、魔法使いの伝説が有名です。主人公のあむは、魔法使いに憧れてこの島にやってきました。しかしいくら探しても、あるのは観光客向けの見せ物とお土産屋ばかり。それでもあむは、この島に魔法使いの伝説が存在する意味を自分なりに考えていきます。


魔法使いを探すファンタジー、かと思いきや地方の寂れた観光名所(迷所)をパロディにしたギャグ漫画です。魔法使いの伝説をただの観光資源と割り切った、商魂たくましい島の人々を描きます。B級観光地あるあるネタが豊富なのがみどころです……かと思いきや魔法使いが実在することを示唆する描写もあり、やっぱりファンタジーにも思えます。そして第1巻クライマックスはなぜかミュージカル。つかみどころのない不思議な作風となっています。

メインキャラはほぼ全員女の子で、主人公あむとの交流が描かれています。多くは友情レベルですが、比較的期待できそうなのはユシャという女の子。あむに島を案内してくれるのですが、これを「デート」と呼称します。あむのことを「大好き」だと言ったりも。あむのほうも、これを「告白」と解釈してノリノリで応じています。

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ユシャは島の観光に深く関わっている立場のため、何らかの打算でこのような言動をしている可能性も十分あり。ですがあむのことを気に入っているのは本当のよう。現状ほぼ唯一のわかりやすい百合キャラなので今後の活躍に期待です。



第1巻は2021/2/25発売でした。現在50%還元セール対象です。
 




posted by trinder at 15:29 | Comment(0) | コミック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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