コミック百合姫S創刊
![コミック百合姫S (エス) 2007年 11月号 [雑誌]](http://images-jp.amazon.com/images/P/B000VWRJGU.09.TZZZZZZZ.jpg)
6月に百合姫の姉妹紙として「コミック百合姫S」が創刊されました。本家百合姫と比べると比較的ライトで読みやすい作品が多いことと、執筆陣が非常に豪華(それぞれすでに代表作があり、少なくとも百合好きな読者の間ではかなりの知名度がある人ばかり)なことが印象的でした。
12月に出たVol.3では、休載している作品が多かったり、他所からの再録や広告で無理矢理ページを稼いでいたりとちょっと不安な要素も見受けられましたが、百合姫とはまた違った魅力があるのでこれからも是非続けてほしいです。
かわいいあなた

百合姫で毎回質の高い短編を描いている乙ひよりさんの単行本。百合姫掲載作品だけでなく、描きおろしもありました。登場人物の気持ちの描写に力を入れた作風は、綺麗な絵柄とあいまって非常に爽やかな印象を与えます。この単行本に収録されている作品はほぼすべて一話完結ですが、現在乙さんが百合姫に執筆している作品は連載ものになるようですので、ことらも楽しみです。
百合姫Wildrose
![百合姫Wildrose [IDコミックス 百合姫コミックス] (IDコミックス 百合姫コミックス)](http://images-jp.amazon.com/images/P/4758070229.09.TZZZZZZZ.jpg)
10月発売のアンソロジー・コミック。複数の作家さんが百合をテーマにした読み切りを描いています。最大の特徴はエッチシーンがあることで、百合姫本誌ではエッチ無しの作品を描いている作家さんの意外な一面や、普段は百合姫には登場しない作家さんの作品を読むことができました。エッチありとはいえちゃんとそこにいたるまでのラブストーリーを描いていたのは百合姫の姉妹紙らしかったです。今のところ特にシリーズ化の発表はありませんが、是非Vol.2も出してほしいですね。
GIRL FRIENDS

コミックハイ!で連載中の森永みるくさんの作品がついに単行本化。個人的に森永さんは百合姉妹時代の作家さんの中ではかなり好きだったので、また百合漫画を描いてくれたのはうれしいです。話の展開のほうはちょっと遅めで、主人公二人の関係も友情なのか愛情なのかよくわからないレベルですが、連載開始当初森永さんが「百合まんが」だと言っていたので今後の展開に期待します。
他には、単巻ものだと袴田めらさんの短編集「夜空の王子と朝焼けの姫」、森嶋明子さんの「楽園の条件」が印象に残っています。百合姫で一度見た作品がほとんどですがまとめて読み返してみると違う魅力に気づいたりもします。
連載ものでは、今年で連載を終了した作品が何作がありました。相思相愛の姉妹百合になって完結した「スズナリ」、女王が百合ハーレムを作った「いおの様ファナティクス」、女同士の強い友情を描いた「ナ*ナ*キ!!」等がそうです。「女子高生」が修学旅行編の終了と同時に第一部完となったり、「ひとひら」も先輩達の卒業とともに一年生編が終了したりしました。ひとひらは現在も二年生編が続いていますが、百合要素のあるキャラがほとんど脱退済みなのでちょっと寂しい感じがしています。あと、百合といえるかは怪しいですが漫画版「かしまし」の完結編が出たのも今年でしたね。
それとは逆に、「アップル・デイ・ドリーム」、「メイドをねらえ!」、「BLUE DROP 〜天使の僕ら〜」「もっと!委員長」等は今年1巻が出たばかりですので、来年以降もいろいろと期待できそうです。
このブログの今年の更新はこれで最後です。今年も一年間ありがとうございました。来年も百合に関する話題を頑張って紹介したいと思うのでよろしくお願いします。