2018年01月06日

DMMでPCゲーム最大50%OFFセール第2弾「その花びらにくちづけを にゅーじぇね!」「素晴らしき日々 〜不連続存在〜」「クラス全員マヂでゆり?!」他

以前の記事でもお伝えした、DMMの年末年始セール。一般作と成人向けでセール期間が違い、成人向けは1月5日のお昼ごろまででした。

今回、第2弾として新たなセールが始まっています。セール対象は大きく入れ替わっており、新たに多数の作品が追加されました。

DMM / 美少女ゲーム最大50%OFFセール 第2弾

今回のセール期間は1月6日から1月22日まで。

セール中の百合ゲー


それでは、さっそく百合ゲーを探してみます。

「その花びらにくちづけを」シリーズからは、「にゅーじぇね!」および青文字系シリーズがセール対象入りしています。

【その花びらにくちづけを にゅーじぇね!】
その花びらにくちづけを にゅーじぇね!
2,750円 50%OFF
【その花びらにくちづけを 天使たちの約束】
その花びらにくちづけを 天使たちの約束
1,656円 30%OFF
【その花びらにくちづけを 天使たちの春恋】
その花びらにくちづけを 天使たちの春恋
1,736円 30%OFF
【その花びらにくちづけを 天使のあこがれ】
その花びらにくちづけを 天使のあこがれ
1,736円 30%OFF



その難解な内容でも話題になった「素晴らしき日々 〜不連続存在〜」。

【素晴らしき日々 〜不連続存在〜】
素晴らしき日々 〜不連続存在〜
5,586円 30%OFF


1人でクラス全員を攻略するというおバカすぎる百合ゲー「クラス全員マヂでゆり?! 」。

【クラス全員マヂでゆり?! 〜私達のレズおっぱいは貴女のモノ・女子全員潮吹き計画〜 DL版】
クラス全員マヂでゆり?! 〜私達のレズおっぱいは貴女のモノ・女子全員潮吹き計画〜 DL版
2,430円 50%OFF

【参考記事】
クラス全員マヂでゆり?! 感想


ライアーソフトの名作「サフィズムの舷窓〜an epic〜」。「百合霊さん」が出るまでは、ライアーソフトの百合といえばこの作品でした。ちなみにこの「an epic」というのはオリジナル版の3年ほど後にシナリオやCGを追加してリリースされた完全版的なバージョンです。

サフィズムの舷窓〜an epic〜
サフィズムの舷窓〜an epic〜
1,440円 50%OFF


個人的な趣味全開であえて紹介させていただくと、「D.C.II To You 〜ダ・カーポII〜 トゥーユー」もセール中です。D.C.(ダ・カーポ)シリーズ自体は普通の美少女ゲームですが、本作にはシリーズ唯一の女性主人公シナリオ「まひるに降る雨」が収録されており、女の子2人の友情を描いたストーリーです。

【D.C.II To You 〜ダ・カーポII〜 トゥーユー】
D.C.II To You 〜ダ・カーポII〜 トゥーユー
2,086円 30%OFF

以前このブログで非常に詳しく紹介したことがあるので、興味があればそちらもどうぞ(ネタバレ注意)。

【参考記事】
D.C.シリーズで百合(まひるに降る雨)

toyou15re.jpg


百合キャラがいる、という点で紹介させていただくとゆずソフトの「サノバウィッチ」もあります。

サノバウィッチ【萌えゲーアワード2015 キャラクターデザイン賞 受賞】
サノバウィッチ【萌えゲーアワード2015 キャラクターデザイン賞 受賞】
4,896円 30%OFF

越路さんというサブキャラが、ヒロインの憧子に片思いしています。人助け的な部活動をしている主人公たちは、越路さんの百合恋を応援してあげることに。共通ルートで結構丁寧に描かれるイベントなので、印象に残りやすいです。

【参考記事】
「サノバウィッチ」に百合イベント?

ちなみにゆずソフトさんは(多くはネタレベルとはいえ)ちょくちょく軽い百合要素を入れているようです。PVが百合ネタだったり、ドラマCDで「マリみて」パロがあったり。


一発ネタ系の百合が多いメーカーだと、ASa Projectなども注目です。さすがに百合ルートまでは無いものの、女の子同士のキスシーンやそれに近いキャッキャウフフが頻繁に描かれます。

「ひとつ飛ばし恋愛」あたりは特に顕著です。

ひとつ飛ばし恋愛
ひとつ飛ばし恋愛
3,498円 50%OFF

hitoture2.jpg

【参考記事】
PS Vita「ひとつ飛ばし恋愛V」(Vita版発売記念にPC版を紹介した記事)


自分だけの百合の園を作りたい、という創作意欲溢れる人には「ジンコウガクエン」。

ジンコウガクエン
ジンコウガクエン
3,240円 50%OFF

容姿や性格を自由に設定してキャラクターを作成し、学園生活を送らせるゲームです。登場キャラを女性のみにすることで、百合ゲーへと変貌します。

このブログでは次作「ジンコウガクエン2」については非常に詳しく取り上げたことがありました。

【参考記事】
「ジンコウガクエン2」で百合プレイ

今回セール対象なのは残念ながら「2」ではなく1作目のほう。ただし1作目にも独自の魅力はあり、実は女性同士限定のイベントは1のほうが(少しだけ)豊富だったりします。お好みでどうぞ。

一般作セールは1月9日まで


ここまで成人向け作品を紹介しました。

全年齢向け作品については、年末からのセールが1月9日まで継続中です。こちらの対象作品は以前の記事をご覧ください。

【参考記事】
DMMでPCゲーム最大50%OFFセール 「白衣性愛情依存症」「ソルフェージュ」他
 

posted by trinder at 15:53 | Comment(0) | ゲーム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年01月02日

FLOWERS公式サイトで新年のごあいさつボイス公開中

FLOWERS公式サイトで、新年のごあいさつボイスが公開されています。

FLOWERS冬篇公式サイト
(TOP絵右下あたりにボイスがあります)

登場するのは、蘇芳・立花・マユリ。FLOWERSシリーズ全体を通しての主人公ともいえる3人ですね。内容は、新年のあいさつ。そして、互いの振り袖姿についてです。

会話中でも言われていますが、FLOWERSシリーズも早や5周年を迎えました。昨年の「冬篇」にて物語は1つの完結を迎えましたが、今年も何か動きがあったらうれしいですね。

現在発表されているところだと、2月には作品をイメージしたオードトワレが発売予定。



さらに3月には、「冬篇」のPS Vita移植版が発売されます。



今年も、FLOWERSのさらなる展開に期待せずにはいられません。
 

posted by trinder at 15:01 | Comment(0) | ゲーム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年12月31日

FLOWERSシリーズを振り返る 夏篇

2017年に完結したFLOWERSシリーズを振り返っていきます。前回の「春篇」の記事に続いて、今回は「夏篇」。

夏篇




ファンの多くが気になっていたのは、「FLOWERS」の物語をどのようにつなげるのかということだと思います。「春篇」単体でも(悲劇的とはいえ)物語に1つの区切りがついていたようにも思え、以降どの部分をどのように広げていくのか、期待と少しの不安があったのではないでしょうか。

そんな中でリリースされた「夏篇」は、主人公の変更により「春篇」とはまた違った魅力を持った作品となっていました。

flowers_re2e.jpg

えりか


「春篇」では「車椅子の少女」として登場していた八重垣えりか。「春篇」では印象的な登場をしたものの、後半のストーリーには大きく関わらなかったキャラクターです。主人公としての抜擢は、個人的には正直かなり意外に感じました。

人付き合いの苦手な本好き、という点では蘇芳と共通点を持ちます。しかし他人と仲良くしたい意思自体はある蘇芳と違い、えりかは根本的な人間嫌い。相当にひねくれていると言っても過言ではありません。それゆえ「春篇」では共感しにくい面が目立っていましたが、「夏篇」では彼女の主観視点となったことで、独自の魅力が表れます。

不器用ながらも他人を気遣うキャラクターであることも描かれました。特に、マユリを失って沈んでいる蘇芳に発破をかける姿が印象的です。蘇芳との絆は、次作以降でも物語上重要な意味を持つことになります。


えりか視点となったことで、謎解きのシーンにも変化が表れました。単に真相を解き明かすだけではなく、「真相を知りつつ誤魔化す」「煙に巻く」のが目的のパートも登場しました。えりかのキャラクターとゲーム性が上手く結びついていると思います。

千鳥


「夏篇」のヒロインとなったのは、転入という形で登場する新キャラクター・千鳥。非常にクセのある性格で、転入早々に周囲と険悪な雰囲気を作りかけます。そのあまりの協調性のなさは、自身が人間嫌いのえりかですら心配になってしまうほど。

千鳥とアミティエ(同室)になってしまったえりかは、ときに衝突しつつも次第に距離を縮めていきます。他人と衝突しがちだけど、優しさも併せ持っている。そういう根底の部分では似ているところもあるのでしょう。やがてそれぞれの過去を知り、互いの気持ちを理解したことで、愛し合うようになります。


千鳥が歌・演劇・バレエなどの芸事が得意という設定も、シリーズに新しい風を入れています。クライマックスはバレエのシーンとなっており、前後の展開によって結末は細かく分岐。あえて決別する、再会を誓い合いつつも別れる、いつまでも一緒にいる、なども展開があり、いずれも納得のいく描写のうえでのこと。えりかと千鳥の絆の深さが鍵となっていました。

全体的に見て、えりかと千鳥の2人の物語という印象が非常に強くなっています。前作「春篇」で始まりの物語をひとおり描いており、次作「秋篇」ほど終わりを意識しなくていい。作品のそんな立ち位置が、キャラクターを中心とした自由な物語につながったのかもしれません。

ダリア


脇道ながら、ダリア先生のルートもありました。

ダリアは、足が不自由なえりかを入学以来ずっと介助してくれていた優しい女性。最初は懐かなかったえりかでしたが、現在では強い信頼を抱いています。そしてそれは、やがて愛情へと変わっていきます。

私は初プレイ時にダリアENDに入り驚きました。プロモーション上はヒロインは千鳥1人とされていたというのもあります。

ルートがあること自体は意外ではあるものの、えりかがダリアに恋心を抱く描写は非常に丁寧です。人間不信なえりかが普段からあれほど心を許している相手ですから、その根底に特別な感情が含まれていたのも自然なことなのかもしれません。

ただし、このルートでえりかの恋が成就することはありません。えりか自身もそれをほとんどわかっています。それでも、映画の台詞『人間は、人生を失敗する権利がある』を自分に言い聞かせて一歩を踏み出すえりかの姿が印象的です。人間嫌いの冷めた少女という普段のイメージとはまた違った、情熱に身をゆだねる姿をみることができます。

演出、システム面


新たな物語やキャラクターだけでなく、作品の作りこみという点でも驚かされる一作でした。

「春篇」プレイヤーがまず気付くと思われるのが、BGMがほぼ一新されていること。「春篇」に登場した音楽も、季節やキャラクターを意識した新しいアレンジで登場しています。

ビジュアル面でも確実に進化。立ち絵が夏服に変化しており、新鮮な印象を与えます。以降も「秋編」「冬篇」ではそれぞれ個別の制服が用意されました。1作=1季節、であることをより強くプレイヤーに印象付けていたと思います。一部のシーンでは立ち絵が動く演出もありました。

中価格帯の作品であり、四部作予定という事情からして、流用できる素材は流用するものと予想していた人も多かったのではないでしょうか。1作ごとに新作のような作りこみが見えたのは素晴らしいことだと思います。

PSP版


「春篇」に続き、今回もPC版から半年ほどでPS Vita&PSP移植版が発売されました。私は今回もPSPでプレイ。

flowers_re2f.jpg

なお、PSPでのリリースは今作が最後となりました。以後は移植はPS Vitaのみとなります。少し寂しいですが、時代の流れなので仕方ないですね。

移植の出来は今回も完璧です。スクリーンショット、ボイスコレクションにももちろん対応。

1つ目玉だったのは、初回特典で新作ドラマCDが付いたこと。前作「春篇」の移植版についていたドラマCDはPC版と同じものでした。

ドラマCDのクライマックスでは、ゲーム本編のOP曲である「夏空の光」が蘇芳の作曲という設定で演奏されます。歌うのはえりかと千鳥による二重唱。ゲームの「冬篇」にてこのことと思われる出来事が言及されており、正史に組み込まれていることが伺えます。

秋篇へ


えりかと千鳥の物語、という印象が強い「夏篇」。

ですが最終シナリオは蘇芳視点から描かれ、「FLOWERS」全体としてのつながりを感じさせます。蘇芳は、ニカイアの会の会長である譲葉であれば学園の謎、そしてマユリの行方を知っているのではないかと推論立てます。そして、その譲葉自身が主人公である「秋篇」へと物語は続いていきます。

【PC版】【PS Vita版】【PC/ダウンロード版(DMM)】


【参考記事】
FLOWERS夏篇 プレイ開始
「FLOWERS夏篇」 chapter1 かえるの王様
「FLOWERS夏篇」chapter2 千匹皮
「FLOWERS夏篇」chapter3 髪長姫
「FLOWERS夏篇」chapter4「歌う骨」 chapter5「ホレおばさん」
「FLOWERS夏篇」chapter6「マリアのこども」
PSP版「FLOWERS夏篇」
PS Vita/PSP「FLOWERS夏篇」初回特典ドラマCD「夏空の光」
FLOWERS夏篇ファンブック
ラベル:flowers

posted by trinder at 11:12 | Comment(0) | ゲーム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

FLOWERSシリーズを振り返る 春篇

2017年にリリースされた「冬篇」をもって完結した、「FLOWERS」シリーズ。


今回からの記事では、全4作の歴史と魅力を振り返っていきたいと思います。今回は、まず1作目の「春篇」から。


春篇




シリーズ第1作ということもあり思い入れの深い作品です。


flowers_re1a.jpg


2014年、百合をテーマにした完全新作のゲームが出るということは大きな話題を集めました。百合を扱ったゲームが少ないのは当時も現在も変わっていませんが、四部作という長期的な構想を持ち、さらにそれを事前にアナウンスしていたのはかなり珍しい例です。どこまで本気なのか、正直最初は半信半疑だった人もいたかもしれません。


体験版も公開され、具体的な情報が出ていくと予想以上の本格的な内容に百合ファンの期待は非常に高まっていきました。そして製品版でも、作りこまれた世界観と丁寧な描写に多くのプレイヤーが引き込まれていくことになります。


蘇芳


「春篇」をプレイして私まず魅力に感じたのは、主人公である蘇芳のキャラクターです。事情によりそれまず学校に通っておらず、友達というものに憧れる内気な少女。


そういった背景もあって、蘇芳は他人との関係性についてちょっと意識過剰なところがあります。結果として、なにかと他の女の子のことが気になったり、じろじろ見てしまうといった描写が序盤からたびたび挿入されることに。まだ物語の起伏の少ない序盤から(疑似的とはいえ)百合を思わせる要素が入ることで、プレイヤーのモチベーションを高めるという効果もあったように思います。


蘇芳と「友達」というテーマは、chapter5で1つのクライマックスを迎えました。七不思議の一つ「血塗れメアリー」をきっかけに、学院を去っていく同級生たち。蘇芳は、彼女たちに「だって、友達じゃない」という言葉をかけます。


これは蘇芳が他人を初めて自分から「友達」と呼ぶ場面です。それまでの蘇芳は、周囲から友達として認めてもらうことに意識を向けていたように思います。「友達っぽいこと」に憧れていたも、それを通して間接的に友達に入れてもらおうという期待があったのかもしれません。


友達になることを迷わず、そして友達の力になろうとする。それができるところまで蘇芳が成長したことがうかがえる名シーンだと思います。


マユリ


「春篇」リリース前のプロモーション等では、蘇芳・マユリ・立花の3人を平等に扱った紹介が多かったように思います。主人公は蘇芳として、ヒロインはマユリと立花のどちらなのか。多くのプレイヤーが気になっていた部分だと思います。物語内の見せ場やシーン分岐もマユリ寄りと立花寄りがほぼ平等に用意されており、先が読めない展開でした。


結論としては、蘇芳はマユリと結ばれることになります。内向的な蘇芳とは違う世界の、明るく社交的な人。そんなイメージだったマユリが実は蘇芳同様に心に傷を負っており、それゆえに惹かれ合うという展開は引き込まれるものがありました。


試練を乗り越え、最後には結ばれる2人。もしここで完結していても1つの作品として十分名作だったと思うのですが、最後に波瀾があり次作「夏篇」へと続きます。

Now reasoning...


「FLOWERS」シリーズは公称「百合系ミステリィADV」です。


「春篇」でも、蘇芳による推理(謎解き)シーンがたびたび登場します。プレイヤーの中には、謎解きのあまりの難しさに驚いた人も多いのではないでしょうか。「キリスト教徒 一番多い国」とか「忌み数字」でネット検索したプレイヤーが全国に大量に発生したことでしょう。


正直、私は一発で正解できたことはシリーズ通してほとんどありません。正解すること自体よりも、困難な謎解きを作中のキャラクター達と同じ目線で体験することが楽しみでした。そういった演出としては、非常に面白く機能している要素だったと思います。


PS Vita版&PSP版


PC版が好評だったのか、約半年後にPS Vita版&PSP版移植版が発売されました。


私は当時PS Vitaを持っていなかったのでPSPでプレイ。ちょっと懐かしいですね。


flowers_re1b.jpg


内容はPC版をきわめて忠実に再現しています。携帯機という特性に合わせてシステム面もより便利に調整が入りました。ロードも存在自体を感じさせないほど速いです。スクリーンショット、ボイスコレクションなどにも対応していました。


ちなみに、ごく一部ですがテキストが変更されている箇所がありました。宗教色の強い描写がマイルドになっていたり、クイズの問題が少し簡単になったりしています。


英語版


2016年には、北米向けに英語版もリリースされました。


まず春頃に体験版が配信されたのですが、ここでいきなりつまずきが。誤訳、誤字、脱字、文法間違い等が大量に発見され、短期間に何度も修正版が再配信されるという混乱がありました。これが初プレイである海外プレイヤーからも多くのツッコミが入っていたので、日本語版と照らし合わせるまでもないレベルの明らかな間違いも相当数あったようです。


何か月かの発売延期の後、夏についに製品版がリリースされました。ダウンロード版もあるのですが、(体験版はできたのに)日本からはダウンロードできない仕様。私はパッケージ版を海外から取り寄せることでようやくプレイできました。


flowers_re1c.jpg


flowers_re1d.jpg


体験版と比べると大幅にクオリティアップしており、明らかな間違いはほとんどなくなりました。特に日本独自の言い回し(ことわざ等)は英語風に置き換える独自の工夫をしており、なかなか勉強になります。全体的には十分満足できる出来となっています。


夏篇へ


春篇の悲劇的な結末から、物語は次作「夏篇」へと続いていきます。「夏篇」については次の記事で紹介したいと思います。


【PC版】【PS Vita版】【PC/ダウンロード版(DMM)】)






【参考記事】





















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posted by trinder at 05:31 | Comment(0) | ゲーム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年12月29日

「FLOWERS冬篇」の感想

今年9月発売のPC版に続き、2018年3月にはPS Vitaへの移植も発表されている「FLOWERS冬篇」。



今回は、PC版をプレイしてのその感想を書きたいと思います。未プレイの人、Vita版でプレイするという人もいると思うのでできる限りネタバレは避けます。

物語


「ニカイアの会」の会長となった蘇芳が、多忙な業務に追われながらも、マユリの行方を探す姿が描かれます。その中で蘇芳は、アングレカム学院の知られざる歴史をも知ることに。主人公である蘇芳の恋物語を通して、世界観全体を総括する壮大な物語となっています。

キャラクター


物語の中では、これまでのシリーズで登場したキャラすべてが魅力的に掘り下げられています。「春篇」として「冬篇」シリーズ全体の主人公である蘇芳は、「ニカイアの会」の会長として振舞う成長した姿が描かれました。一方で、いまだ過去のトラウマにさいなまれる弱さも見受けられます。

立花は、悩む蘇芳を支える立場での活躍が描かれました。分岐によっては個別のエンディングもあり、「春篇」に続いて彼女もまたヒロインであることを印象付けています。


「夏篇」の主人公であるえりかも、蘇芳とはまた違った切り口で物語に関わります。人間嫌いだったえりかが、蘇芳のために惜しまず手を貸し、ときには本気で怒ったりもする。そんな姿にたしかな成長が感じられます。

「秋篇」のメインキャラクターたちも、それぞれの形で活躍しました。ときに蘇芳たちの敵として立ち塞がるという衝撃的な展開もありますが、彼女たちならではのやり方で物語を盛り上げてくれたと思います。


過去のシリーズで名前だけ出ていたキャラクター達も、グラフィックと声付きで登場。それぞれの立場から蘇芳たちに関わります。


そして、「春篇」のエンディングを最後に姿を消していたマユリもついに再登場。アングレカムの歴史にも関わる意外な設定とも関連し、物語のキーとなっています。つらい展開もありますが、待ち続けた蘇芳にとって(そしてプレイヤーにとっても)救いのある結末を迎えます。

感想


「春篇」から四作にわたる壮大な物語の中で、少女たちの恋と、それによって紡がれる物語が描かれました。どの作品も百合として、そして物語として想像以上に楽しいものでした。

百合をテーマにした作品が非常に少ない時代において、4部構成という長期的なプロジェクトを発表し、最後までやり遂げてくれたのはすごいことだと思います。

四部作もただ続きものだというだけではなく、主人公を分けることで各作品が明確な個性を持っていました。始まりの物語であり、一定の区切りを付けつつも後のシリーズへの布石を打った「春篇」。春の物語を承けつつも、主人公2人の恋愛物語として描かれた「夏篇」。真相の多くを知るはずの人物を主人公に据えつつも、あくまで個人としての苦悩を掘り下げ、さらに完結編への橋渡しでもあるという複雑な立ち位置の「秋篇」。そして、それらすべてを総括する「冬篇」。

内気な少女の成長物語として始まり、壮大な群像劇として最後まで描ききってくれました。私はシリーズが好きすぎて終わりを見たくなくてしまい、「秋篇」後半くらいからはときどきプレイに謎の拒否反応を覚えることすらあったのですが、今は最後まで見届けられたことをうれしく思っています。


後日、これまでのシリーズ全体を改めて振り返っての感想を書いてみたいと思います。
 

ラベル:flowers

posted by trinder at 21:23 | Comment(0) | ゲーム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年12月25日

PS Vita版「FLOWERS冬篇」ゲームの仕様や特典が公開 予約受付もスタート

PS Vita版「FLOWERS冬篇」に関する記事がいくつかのニュースサイトに掲載されています。

百合ADV『FLOWERS冬篇』のPS Vita版が2018年3月16日に発売。PC版の色味に近づける“色合い調整機能”搭載(電撃オンライン)

「色合い調整機能」「タッチスクリーンに対応」「PS Vita TVに対応」といったVita版ならではの特徴が紹介されています。これまでのシリーズの移植版同様、快適にプレイできる作品になりそうです。

また、初回生産分特典として、ドラマCD「Candytuft」が付くことが発表されています。


amazonなどではすでに予約受付がスタートしているようです。



PC版経験者も、Vitaで初プレイの人も楽しめる作品になりそうですね。
 
発売日は2018年3月16日です。
 

posted by trinder at 21:31 | Comment(0) | ゲーム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年12月23日

DMMでPCゲーム最大50%OFFセール 「白衣性愛情依存症」「その花びらにくちづけを」「つい・ゆり」他

DMMの年末セールで、多数のPCゲームが大幅割引価格になっています。

一般作


【セール特集ページ】
70タイトル以上が最大90%引き!PCゲーム/ソフトウェア年末年始セール!

セール期間は2018年1月9日(火)17:00まで。


白衣性恋愛?愛情?診断書 〜シリーズダブルパック〜
白衣性恋愛?愛情?診断書 〜シリーズダブルパック〜
8,480円 キャンペーン価格 4,240円


白衣性愛情依存症
4,800円 キャンペーン価格 2,400円


白衣性恋愛症候群RE:Therapy
4,800円 キャンペーン価格 2,400円


ソルフェージュ〜La finale〜
ソルフェージュ〜La finale〜
2,980円 キャンペーン価格 1,490円


ネプテューヌRe;Birth1-2-3 セットエディション
ネプテューヌRe;Birth1-2-3 セットエディション
9,720円 キャンペーン価格 4,860円

R18


【セール特集ページ】
DMM PCゲーム最大50%OFFセール 第1弾

セール期間は2018年1月5日(金)12:00まで。

【追記】1月6日より第2弾がスタートしました。
DMMでPCゲーム最大50%OFFセール第2弾「その花びらにくちづけを にゅーじぇね!」「素晴らしき日々 〜不連続存在〜」「クラス全員マヂでゆり?!」他


<以下は第1弾セールにつき終了しています>

その花びらにくちづけを ミカエルの乙女たち
その花びらにくちづけを ミカエルの乙女たち
6,980円 キャンペーン価格 4,887円


その花びらにくちづけを アトリエの恋人たち
2,480円 キャンペーン価格 1,736円


つい・ゆり 〜おかあさんにはナイショだよ〜
つい・ゆり 〜おかあさんにはナイショだよ〜
5,184円 キャンペーン価格 2,592円


キャンペーン価格 2,592円
屋上の百合霊さん
5,800円 キャンペーン価格 2,900円


雷の戦士ライディII〜邪淫の神殿〜
雷の戦士ライディII〜邪淫の神殿〜
4,937円 キャンペーン価格 2,468円


一部に百合キャラがいる、百合ルートがある、というところまで含めれば他にもいろいろあるかも?

サクラノ詩 -櫻の森の上を舞う-
サクラノ詩 -櫻の森の上を舞う-
7,980円 キャンペーン価格 5,586円


本当に一発ネタレベルでよければ他にも結構ありそうですが、決して百合メインではないので自己責任で。

Clover Day’s
Clover Day’s
7,800円 キャンペーン価格 3,900円

 ToHeart2 XRATED
ToHeart2 XRATED
4,320円 2,160円キャンペーン価格


「ワルキューレロマンツェ」あたりはアニメ版ではやたら百合っぽくなってたりしましたね

「ワルキューレロマンツェ」シリーズ4本セット
「ワルキューレロマンツェ」シリーズ4本セット
19,866円 キャンペーン価格 9,933円
 

数が膨大なので、探せば他にもありそう。また何か見つけたら追記します。
 

posted by trinder at 13:48 | Comment(0) | ゲーム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年12月22日

「FLOWERS冬篇」PS Vita版が2018年3月16日に発売

「FLOWERS冬篇」PS Vita版の発売が発表されました。


「FLOWERS冬篇」PS Vita版公式サイト


PC版のほうの公式サイトでも、記念ボイスがアップされています。

「FLOWERS冬篇」公式サイト


「FLOWERS」シリーズの移植は、毎回非常に高いクオリティなので今回も期待できそうです。詳しい仕様はまだ発表されていませんが、「夏篇」「秋編」に続いて新作のドラマCDなどが付くのかが注目されます。
 
【参考記事】
PS Vita版「FLOWERS秋篇」を購入しました
PSP版「FLOWERS夏篇」プレイその1 プロローグ
「FLOWERS」PSP版
ラベル:flowers

posted by trinder at 08:14 | Comment(0) | ゲーム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年12月17日

Life is Strange: Before the Storm / Episode 2のストーリーを紹介

「Life is Strange: Before the Storm」のEpisode3が、12月20日(アメリカ時間)にリリースされます。今回でついに完結編。


そこで今回の記事では、Episode3の配信前にEpisode2のストーリーを紹介しておきたいと思います。

なお、過去の記事ではEpisode1まで紹介していました。

【参考記事】
「Life is Strange: Before the Storm」Episode1: Awake クリアまで
プレイの参考に! 「Life is Strange: Before the Storm」Episode1: Awake 英単語帳

Episode 2: Brave New World




Episode1後半にて、クロエを連れ出して学校をサボってしまったレイチェル。2人は翌日学校に呼び出されます。クロエは、もともと不良である自分がすべての罪をかぶることでレイチェルを助けました。しかし、度重なる非行をとがめられ、クロエ自身は退学処分に。

学校に行けなくなり、家にも帰る気になれないクロエは、ジャンクヤードでぶらぶらするようになります。ドラッグディーラーに借金があり、そこに付け込まれてちょっと危ない仕事をさせられたりも。

一方、レイチェルはなんとかこれまで通りの学園生活を続けていきます。かねてから練習していた劇にも、予定通りに出演できることに。

劇の本番前、クロエは応援のつもりで楽屋を訪れます。そこでクロエは、急な代役を頼まれることになりました。ちなみにこれはヴィクトリアの代わりで、彼女はレイチェルに薬を盛り陥れようとして自滅した形です。自業自得。


なお、劇のシーンはゲーム的に、そして英語的になかなかハードです。要所で2〜3択が出るので、台本通りの台詞を選んでいきます。さらに後半はレイチェルがアドリブを始めるため、クロエもこれに合わせて気の利いた答えを選ぶ必要があります。

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台詞には現代では使われない古語も多く含まれ、かなり難しいです。ただし実はカンニング可能(台本含め、一度見た文書はEscキーから入るメニューでいつでも閲覧可能)なので、頑張ればなんとかなるかも?頑張ってハッピーエンドを目指しましょう。

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劇も大成功で終わり、レイチェルは上機嫌です。それでもやっぱり、いつかクロエと一緒に町を出ていく夢は捨てていない模様。一方、クロエは普通の幸せな暮らしも送れるであろうレイチェルを本当に巻き込んでいいのか、躊躇を覚えます。

ここで、レイチェルはクロエを乗り気にさせるためにお願いを聞いてくれます。ここは選択肢が出て、「キスしてほしい」「タトゥーを入れてほしい」「ブレスレットを譲ってほしい」の3択。

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キスを選ぶと、2人は本当にキスをします。しかも、かなり深いキス。

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レイチェルの本気がうかがえます。

レイチェルは今夜にでも決行といわんばかりに、いったん家に荷物を取りに戻ります。しかし両親と遭遇してしまったため、とりあえずクロエともどもレイチェルの両親と夕食をともにすることに。

クロエは彼女なりに大人しくふるまいますが、レイチェルが父親の不倫の件を口にしたことでいっきに緊迫した雰囲気に。そしてレイチェルの父親は、彼が密会していた女性の意外な正体を明かします。それは、レイチェルの………。

Episode 2: 感想


全体的にかなりシリアスな内容でした。クロエの退学という展開から始まり、お金のために犯罪まがいの行為に手を染めることもあります(プレイヤーに選択の余地はありそうですが)。

そのぶん、演劇のシーンの盛り上がりが印象的です。決して長くはないものの、一緒になって1つのことをなしとげる青春のエッセンスがつまった場面だと思います。そしてその後はキスシーンもあり。

レイチェルはクロエとの駆け落ちを本気で考えており、盛り上がりはストーリー的にも百合的にも最高潮です。


12月20日配信のEpisode3はいよいよ最終章です。「Life is Strange」本編の前日譚という関係上、2人に幸せな結末が待っているとは正直考えにくいです。それでも、2人の行きつく先を最後まで見届けたいと思います。



【前作PS4版】


iOS版


数日前から、前作にあたる「Life is Strange」本編のiOS版が配信開始されています。



前作を手軽に楽しみたい方にはこのiOS版も良いかもしれません。
 
【参考記事(PC版感想)】
Life Is Strange(ライフ イズ ストレンジ)
「Life Is Strange(ライフ イズ ストレンジ)」Episode 2・3
「Life Is Strange(ライフ イズ ストレンジ)」Episode 4・5
重要度別!「Life Is Strange」英単語集

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2017年12月15日

「咲-Saki-全国編Plus」追加キャラ、ネットワーク対戦が有料DLCとして12月21日から配信

「咲-Saki-全国編Plus」の公式サイトにて、アップデートver2.00の詳細が公開されています。

「咲-Saki-全国編Plus」公式サイト


告知ムービーも公開中です。



追加キャラクターは、「阿知賀編」の春絵などのプロ雀士キャラ4人。その他にシステムが一部改良されます。その中でも目玉は、ネットワーク対戦の実装。

全国チケット


追加キャラとネットワーク対戦は「全国チケット」という有料DLCを購入すると使えるようになります。くわしくは公式サイトの「製品情報」の下の方に記載あり。12月21日配信予定で、2000円です。

公式サイトの「システム」欄によると、ネットワーク対戦(全国対戦モード)の仕様は以下の通りです。

要望の多かったPS Vitaのネットワーク通信機能を使った通信対戦をが可能に!
全国のプレイヤーと最大4人で対局が可能です。
対局部屋を作成の際に、能力、育成等各種ON/OFFを設定が可能。
また、対局者が4人に満たない場合には、CPUを交えて対局することもできます。

※全国対戦モードのプレイには、追加コンテンツ「全国チケット」のご購入と、Ver.2.00へのアップデートの適用が必要となります。

「咲-saki-」のゲームもPSPで1作目が出てから結構長いです。3作目である「全国編」にアップデートを重ね、ついにファンの求める理想形に近いものが完成しつつあるように思われます。ファンなら見逃せないアップデートになりそうです。

ラベル:咲-saki-

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2017年11月23日

Steamでオータムセール開始 百合ゲーも多数 「Love Ribbon」「Life Is Strange」「Sakuraシリーズ」など

ゲームのダウンロード販売サイトであるSteamで、「オータムセール」が開始されました。多くの作品が大幅割引価格になっています。期間は11月29日まで。

Steam公式サイト


いわゆる洋ゲーのイメージが強いサイトですが、最近は日本の作品も多数配信されています。日本のゲームの海外版を買える貴重な場でもあるので、英語の勉強に使っている人も多いかもしれません。個人的には、英語の百合ゲーをプレイするのに活用しています。

今回の記事では、セールになっている英語の百合ゲーを紹介しようと思います。過去にこのブログで紹介したことがある作品は、該当記事へのリンク付き。

なお紹介順は単なる趣味であり深い意味はありません。



※作者サイトに18禁化パッチあり

【参考記事】
オール英語の新作姉妹百合ゲー「Love Ribbon」
出る順? Love Ribbon 英単語帳



【参考記事】
Steamの新作百合ゲー「Sakura Gamer」






※作者サイトに18禁化パッチあり
※日本語選択可能

【参考記事】
出る順!「Sakura Fantasy」英単語集 〜これで読めるかも〜



※日本語字幕、日本語音声を選択可能
※エピソード1が無料、全5エピソードパックは75%OFFで495円

【参考記事】
Life Is Strange(ライフ イズ ストレンジ)
「Life Is Strange(ライフ イズ ストレンジ)」Episode 2・3
「Life Is Strange(ライフ イズ ストレンジ)」Episode 4・5
重要度別!「Life Is Strange」英単語集



【参考記事】
「Life is Strange: Before the Storm」が配信開始
「Life is Strange: Before the Storm」Episode1: Awake クリアまで
プレイの参考に! 「Life is Strange: Before the Storm」Episode1: Awake 英単語帳




※「屋上の百合霊さん」海外版



※「その花びらにくちづけを 出会った頃の思い出に」海外版
※日本語選択可能



※「白衣性愛情依存症」海外版
※日本語選択可能



※「よるのないくに」の海外版



※同人ゲーム「ねのかみ」の海外版










探せば他にもまだまだ百合ゲーがありそうです。今回のセールをきっかけに色々発掘してみるのも楽しいのではないでしょうか。

ちなみに「FLOWERS春篇」の英語版も本来Steamで配信されているのですが、日本からは買えないようになっているようです(いわゆる「おま国」)。残念。
 

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2017年10月26日

Winged Cloud‏の新作ゲーム「Sakura Halloween」が無料配信中

Winged Cloudさんの‏新作「Sakura Halloween」が10月24日より無料配信されています。

Sakura Halloween公式配信サイト(年齢確認あり)


Winged Cloudさんは、主にSteamなどで作品を発表しているゲーム制作グループ。毎回タイトルに「Sakura」と付けることで知られ、たまに百合ゲーも出しています。直近だと「Sakura Gamer」が百合でした。

【参考記事】Steamの新作百合ゲー「Sakura Gamer」



今回発表された「Sakura Halloween」も百合な内容です。

なおダウンロードは無料ですが、その前に作者さんのツィッターアカウントのフォローとRTが必要です。

また、Winged Cloudさんの作品ではいつものことですが言語は英語のみなので注意。


あらすじ

今夜はハロウィン。エリザベス侯爵夫人のお屋敷では、パーティーが行われています。ちなみにエリザベス侯爵夫人は吸血鬼で、招待客は人外ばかり。

自意識過剰な吸血鬼・ミユは、自分がパーティーに招かれなかったことを不思議に思っていました。きっと招待状を出し忘れたに違いない、そう判断したミユは勝手にお屋敷に乗り込みます。

ミユはそこで、思わぬ人物と再会します。それは、ミユと昔(60年くらい前)付き合っていた魔女・サブリナでした。

sakurahalo1bb1.jpg

I dive forwards, kicking against the wooden floorboards with the sole of me shoes, and pull Sabrina into a tight embrace.
(わたしは床を蹴るようにしてサブリナに飛びつき、強く抱きしめた)


サブリナは突然のことに驚きます。

Sabrina: I broke up with you sixty years ago, Miyu!
サブリナ「あなたとは60年前に別れたでしょ、ミユ!」


サブリナの言葉に耳も貸さず、他の招待客の視線も気にせず、一方的にサブリナを愛撫するミユ。サブリナはたまらずに逃げ出してしまいます。

ミユは後を追い、食堂でサブリナを発見。強引にサブリナを押し倒します。


ここでエッチシーン。ゲームのダウンロード時に年齢を聞かれるだけあって、この作品はいわゆる18禁な描写が多数存在します。というかむしろエッチシーンがメインかも。


エッチの後、強引なミユに、ついにサブリナが怒ります。

Sabrina: You don't ever listen to me!
サブリナ「ぜんぜん私の話聞いてくれないんだから!」

Sabrina: You were like this when we were dating, too!
サブリナ「付き合ってた頃もそうだったよね!」

sakurahalo1bb2.jpg

Sabrina: It didn't matter what I said! You always did whatever you wanted! You never lisettened to me!
サブリナ「私が何を言っても無駄で、自分のしたいことばっかり。私の言うことなんて聞いてくれないんだもん」

Sabrina:Ithought you might have changed during the last fes decades, but you haven't changed at all! You're still the same selfish, egotistical vampire you always were!
サブリナ「ここの数十年で少しは変わったかと思ったけど、昔のまんまだね。ミユは今でも以前と同じの、自分勝手でわがままな吸血鬼」

すっかり怒ってしまったサブリナは、ミユへのおしおきを決意します。傲慢なミユのプライドをくじいてやろうというわけです。エッチを通して。


というわけで、ここで2回目のエッチシーン。今度はサブリナが攻め。


サブリナの激しいおしおきに、さすがのミユも少しは(ほんとに少し)反省したようです。そして一通り鬱憤を晴らしたサブリナも、自分の気持ちに少し素直になります。

Sabrina: I do think you're annoying, and yuo do try my patience to the absolute limits, but..
サブリナ「ミユはうっとうしいし、いつも頭に来るけど……」

Sabrina: I don't hate... being around you...
サブリナ「一緒にいるの……嫌いじゃないよ」


言いたいことを言い合い、ようやく気持ちが通じ合ったミユとサブリナ。思えば今日はハロウィン。お菓子がたくさんあります。そこで……

Miyu: Do whatever you want o do... with me.
ミユ「サブリナのしたいこと、何でも私にしてもいいよ」

Sabrina: What I want to do...
サブリナ「私の、したいこと……」

サブリナは甘いものが好きです。そこで、……

sakurahalo1bb3.jpg

The two of us suck at opposite sides of the lollipop for a while. Our tongues glide across the glazed surface of the sweet treat, only inches away from each other.
(私たちはキャンディーを両端からなめあった。お互いの舌はほとんど密着して、甘いお菓子の表面をすべる)


ひととおりキャンディーを味わった後は、そのままベッドへ。

sakurahalo4.jpg

2人は思う存分愛し合うのでした。


Sabrina: Right now... I think I've got what I want...
サブリナ「ずっと欲しかったものが、見つかった気がする」

Miyu: What a coincidence! Me too~
ミユ「奇遇ね。私もよ」

I dip my head and press a soft, gentle kiss against her swollen lips.
(私は頭を上げ、サブリナの唇にやさしいキスをする)

I guess this was a pretty good Halloween Party after all~
(とっても素敵なハロウィンパーティーだった)



というわけで、「Sakura Halloween」を最後まで紹介しました。

思った以上にエッチシーンの比率が多く、テキストの半分近くそういうシーンに当てられているのではないかと思うほどです。

Winged Cloudさんの作品は過去にもエッチシーンがありましたが、「パッチで追加できるおまけ」くらいの印象でした。今回は初めからエッチシーン織り込み済みで話を作っているのが大きいのかもしれません。

百合的にもなかなか面白いお話です。ハロウィーンというシチュエーション、そして吸血鬼と魔女という組み合わせがきちんとストーリーに活かされています。

無料でダウンロードできますし、興味を持った方はぜひプレイしてみてください。

Sakura Halloween公式配信サイト(年齢確認あり)



英語について

作品に使われている英語はやや難しめです。おそらくは、雰囲気作りとキャラ付けのためにやや芝居がかった文体を使っているためと思われます。

(多分)低予算作品ゆえに絵や音による演出が少なく、状況把握をテキストに頼らざるを得ないのも難易度上昇に貢献しています。

また、どこの世界でもエッチシーンではなぜか難しい言葉を使いたがるものですが、この作品も例外ではありません。テキスト上のエッチシーンの比率が高いため、結果的にやはり語彙レベルの上昇につながっています。もっとも、一度こういう語彙に慣れておくと今後他の作品でその手のシーンに当たった時に参考にできそうです。



Sakura Halloween 英単語帳


以下では、作中で頻出かつ重要度の高い単語をまとめていました。参考までに。


Miyu de Lioncourt:ミユのフルネーム

読み方はミユ・デ・リオンコート?自己主張の強いミユはしょっちゅう自分のフルネームを名乗ります。


Countess Elizabeth:エリザベス侯爵夫人(Countess Elizabet)

ハロウィンパーティーの舞台となっているお屋敷の主人。背景設定のみで本人は登場せず。


Sissy:シシー

ミユの髪留めに宿っている幽霊。一応女性らしい。ちょくちょく喋ります。


invite:招待する

ミユは今回招待されていないのですが、過去にいろいろやらかしたのが原因のようです。


mansion:屋敷

お金持ちが住むような大きなお屋敷のことです。日本語で「マンション」というとアパートの高価版くらいの印象ですが、英語ではそういう意味ではありません。


annoying:不快な、うざい

自覚はありませんがミユはしばしば周囲からこう思われているようです。


witch:魔女

サブリナの種族。


break up:(恋人と)別れる

ミユとサブリナは60年前に別れています。過去形のbrock upが頻出。


compliment:褒め言葉

ポジティブすぎるミユは何でも褒め言葉と受け取ります。


thigh:ふともも

エッチシーンでここに関する描写がちょくちょく。


tongue:舌

キスシーンやキャンディーをなめるシーンなどに登場。


embarrass:恥ずかしがらせる、恥をかかせる

embarrassing(恥ずかしい様子のの)、embarrassed(恥ずかしく感じて)なども頻出。


fluid:液体

主にエッチシーンで登場。


saliva:唾液

キスシーンなどで登場。


clothes:服

服を脱がせたり脱がされたり。


popsicle:アイスキャンデー

あるシーンでサブリナが使用。
 

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2017年10月16日

「咲-Saki-全国編Plus」穏乃のメイド水着コスチュームが配信中

9月より本格的にアップデートが始動した「咲-Saki-全国編Plus」。

【参考記事】PS Vita版「咲-Saki-全国編Plus」がアップデート 今後も大型アップデートを予定


10月12日に新たなアップデートが行われ、穏乃の新衣装が配信されました。その名も「メイド水着」。斬新な響きです。

さっそく着用してゲームをプレイしてみました。

sizunomaid1q2.jpg

sizunomaid1q1.jpg

まこの実家の雀荘を思わせる独特のメイド服、もといメイド水着です。お色気というよりネタ衣装にも見えます。この衣装がなぜ穏乃用なのかという点も含め、そこはかとなくシュール。とはいえ原作でもキャラクター達のファッションセンスはだいたいこんな感じなので、ある意味原作再現度が高いと言えるかもしれません。

好みは別れそうな衣装ですがせっかく無料なので、ゲームを持っている人はダウンロードしてみてはいかがでしょうか。ダウンロードはPS Storeから行えます。

「咲-Saki-全国編Plus」公式サイト
PS Store / 高鴨 穏乃 メイド水着

次は10月26日にも新衣装の配信が予定されています。詳細はまだ不明ですがこちらもいろんな意味で期待です。

また、10月27日にはゲームのビジュアルファンブックが発売されます。こちらもゲーム内で使える追加衣装のダウンロードコードが付く予定です。

 

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2017年10月08日

Steamの新作百合ゲー「Sakura Gamer」

Winged Cloudさんの新作「Sakura Gamer」が、Steamで10月7日より配信開始されました。

「Sakura Gamer」 Steam内配信ページ

Winged Cloudさんは、主にSteamで作品を発表している海外のゲーム制作グループです。多くの作品はタイトルに「Sakura」と付くため、「Sakura」シリーズと呼ばれます(ただし内容の関連性は無し)。

たまに百合作品を出すこともあり、約2年前の「Sakra Fantasy」はこのブログでも取り上げました。

【参考記事】出る順!「Sakura Fantasy」英単語集 〜これで読めるかも〜

海外の制作グループということで、作品は基本的に全編英語。ですが作品によってはアップデートで日本語の音声や字幕が追加されることもあります。


Sakura Gamer

最新作「Sakura Gamer」は、女の子のみで展開される完全な百合作品。ゲーム制作をテーマにした物語です。ただしゲーム会社などが舞台ではなく、主人公たちはアマチュアです。


Nekohime & Clover

主人公のサヨ(Sayo)は、PCの修理の仕事をしている女の子です。幼いころはゲーム制作者を目指したこともありましたが、忙しい生活の中でそんなことも忘れつつあります。

サヨとシェアハウスをしているのが、親友のチカ(Chika)。サヨとは10年来の仲ですが、子供の頃はネットを通してだけの交流でした。小さいころからお互いを知っているけど、実際に会ったのは成長してからというちょっと変わった関係です。かつては、サヨとともにゲーム制作の夢を真剣に語り合ったこともあります。

ネット上のみの交流が長かったためか、サヨとチカは日常生活でもお互いをハンドルネームで呼びます。サヨが「ネコヒメ(Nekohime)」、チカが「クローバー(Cloever)」。作中でもほとんどこの名称で呼ばれるので、この記事でも以下ではキャラクターをハンドルネームで紹介していきます。


Suki

ある日、クローバーの紹介で新たな同居人がやって来ます。「スキ(Suki)」というハンドルネームを名乗るその女の子は、元・神社の巫女だったということ以外すべてが謎。

イラストが得意だというスキはゲーム制作を目指しており、ネコヒメとクローバーにも協力を頼んできます。最初は渋るネコヒメ。ですが幼いころにクローバーと語り合った夢をふと思い出し、参加を承諾します。

こうして、女の子3人による初めてのゲーム制作がスタートしました。目指すは、「マンガマーケット(Manga Market)」での頒布です。


Kiss

ネコヒメはクローバーとの夢を思わぬ形で実現できることを喜びます。ですがその一方で、ミステリアスなスキも気になる存在です。

そんなある日、ネコヒメはスキとクローバーがキスしているところを目撃してしまいます。

sakugamer1dd1.jpg

Th- They're kissing.
(2人が──キスしている)

(中略)

It looks like a deep kiss. It's deeper, even, than the one before.
(今度はディープキスのようだ。さっきしていたのより、もっと深い)


女の子同士のキスを目撃して、ネコヒメは驚きます。ですがそれ以上に、胸に言いようのない痛みを感じました。


It's not fair...
(こんなの、ずるいよ……)

Why does my chest hurt so much?
(どうしてこんなに胸が痛いのだろう?)

(中略)


I wish...
(………ならよかったのに)

ここで、選択肢が出ます。

sakugamer1dd2.jpg

A pretty girl like Suki would kiss me.
(スキのような可愛い女の子が私にもキスしてくれたらいいのに)

Clover had told me about this earlier.
(クローバーがもっと早く教えてくれたらよかったのに)

We could enjoy ourselves together.
(みんなで一緒に楽しくできたらいいのに)


ストーリー分岐にも影響しそうな、重要な選択肢と思われます。

この後、クローバーとスキの「単なる遊び」だったという必死のフォローもあって、この件はひとまず置いておくことになります。ですが、ネコヒメは心の中でずっと引っ掛かりを覚えることに。


lesbian love story

ネコヒメ達が制作するゲームは、百合ものに決まります。

sakugamer1dd3.jpg

After some discussion, we decided it should be a lesbian story.
(話し合いの結果、百合なラブストーリーを作ることに決まった)

(中略)

A cute, heart-warming, ever-so-slightly erotic story about a shy shrine maiden called Tsubaki, who gets a part-time job at a maid cafe and becomes friends with two of the waitress there.
(可愛くて心温まる、そして少しだけエッチなストーリー。主人公はツバキという内気な巫女さんだ。彼女がメイドカフェでアルバイトをして、2人のそこでウェイトレスと出会う)


ネコヒメはプログラムとシナリオを担当しています。かつてはそういう仕事を夢見ていただけあって、作業は思ったよりかは順調に進みました。

ですが、一番の問題はエッチシーンのテキスト。

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"Tsubaki squeezed Nobuko's bountiful milk spheres between her fingers. The flesh spilled out over her fingertips appealingly. while helpless moans and cries--"
(『ツバキはノブコの豊かな乳袋を指で強く握りしめた。指先の上に艶めかい肉感が溢れだす。力なく鳴く彼女を──)


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Noo...!! I can't do it! It's impossible!
ネコヒメ「ダメ!!できない!無理!」

How can an inexperienced girl like me, who's never had sex before, write a sex scene?
ネコヒメ「自分でも経験ないのに、エッチシーンなんて書けるわけない!」


そんな感じで色々苦労するものの、仲間達のアドバイスもあって作品はなんとか形になっていきました。


Love

めでたくゲームも完成し、あとはマンガマーケットでの頒布を残すのみ。ネコヒメ達は打ち上げで盛り上がります。そしてその後、ネコヒメはゲーム制作を通してより絆を深めたパートナーと結ばれることに。

ここはお互いに本名で呼び合う作中通しても少ないシーンです。


sakugamer1dd7.jpg

Chika: All this time, Sayo... you're the only one that I've wanted.
チカ「私が欲しかったのは、ずっとサヨだけ」

Chika: You're the one that I love.
チカ「愛してるよ、サヨ」


Sayo: Being with her, holding her in my arms, and trading soft, gentle kisses like this, it feels right.
サヨ(チカを腕の中に抱きしめめ、優しいキスを交わす。とても心地が良い)

Sayo: Is this what "love" is?
サヨ(これが「愛」というもの?)

Sayo: If it is, then... I never want to be without Chika.
サヨ(もしそうなら、私はもうチカ無しでは生きられない)

Sayo: She's the person I love more than anyone els in the whole world.
サヨ(チカのことを、世界中の誰よりも愛しているから)
 


今回はクローバー(チカ)のルートを簡単に紹介しました。

ゲーム制作をメインテーマにしており、アマチュアなりに創作活動に挑む姿が魅力的に描かれています。プレイヤーの興味を上手く惹きつける範囲内で専門用語も出てきて、なかなか本格的な内容です。

加えて、社会人ものや青春ものの要素も強い作品です。忙しい生活に追われる中で、短い期間ながらも幼い日の夢をもう一度追おうとする主人公に共感する人も多いかもしれません。

百合作品としては、社会人同棲ものであり、同時に幼馴染ものでもあります。ネコヒメとクローバーが元々はネットのみの交流だったという設定がユニークです。そんな頃によく語り合っていた夢を、大人になって実現できるという展開がちょっと感慨深いかも。お互い言葉には出さなかったものの、かつての約束を大切にしていたことが伺えます。


もう1人のヒロインであるスキは、巫女だったということ以外謎だらけの存在。同居生活を初めて間もないうちにクローバーにキスしてしまうなど、奔放な面が目立ちます。ですがそれも、実家の神社で厳しいしつけを受けてきたことの裏返しだったり。

クローバールートに進むと、スキは結果的にネコヒメとクローバーに互いの恋心を自覚させる役回りとなります。これはこれでしっくり来るのですが、スキ自身のさらなる掘り下げは本人のルートに期待ですね。


様々な要素が上手くかみ合い、魅力的な作品になっていると思います。英語がわかる人、あるいはこれから勉強したい人にはぜひおすすめの作品です。

「Sakura Gamer」 Steam内配信ページ


ちなみに、今回中国語も搭載されています。ですので中国語がわかる人(勉強している人)にもおすすめ。

sakugamer1dd8.jpg
 

posted by trinder at 11:14 | Comment(0) | ゲーム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年10月07日

「屋上の百合霊さん」フルボイス版の詳細発表 CG追加も

PCゲーム「屋上の百合霊さん」フルボイス版の詳細が発表されました。タイトルは「屋上の百合霊さん〜フルコーラス〜」。

「屋上の百合霊さん〜フルコーラス〜」公式告知ページ


2012年に発売された「屋上の百合霊さん」はパートボイスで、重要なシーンにしか声がありませんでした。フルボイス化によってすべての台詞に声が付くのが最大のポイントです。

さらに、文化祭のシーンで陽香が歌う「AA愛!」にボーカル版が採用されるとのこと。無印版ではインスト版のみ流れる仕様になっていました。ボーカル版はもともと存在しておりストーリー的にも歌声を流さないのが不思議な場面だったので、純粋に演出強化といえそうです。

さらに、描き下ろしCGも追加されるとのこと。既存のCGにも一部演出強化が入るようです。


そしてオマケとして、無印版発売当時に制作された特典ドラマCDがすべて付いてくるそうです。無印版の公式サイトによると、当時購入店舗別に全9種類の特典ドラマCDがあったようです。

屋上の百合霊さん / 特典情報

ちなみに上記公式サイトではいまだにサンプルの視聴可能。

これらの特典ドラマCDをすべて聞けた人はファンでも多くないと思います。これが付いてくるだけでも十分すぎる価値があるかも?


「屋上の百合霊さん〜フルコーラス〜」は2018年1月27日発売予定です。



ついでに、英語版も少し紹介。

無印版は2016年に「Kindred Spirits on the Roof」のタイトルで英語版のリリースが行われています。Steamを通して日本からも購入可能。

Kindred Spirits on the Roof / Steam

翻訳のレベルは非常に高く、英語学習者におすすめの1本となっています。日本独自の文化をさりげなく海外風に変更するといった配慮がされている部分もあります。テキスト量が非常に多いのですが、シーンが短く分けられているので勉強にも使いやすいです。

ゲーム本編に続き、ドラマCDや漫画版も英語化がされています。ドラマCDはゲーム同様Steamでの販売で、日本語音声を聞きながら画面上の英語字幕を見るという斬新な仕様。

Kindred Spirits on the Roof Drama CD Vol.1 / Steam


漫画版は、日本語版では2本別々だったのですが英語版は1冊にまとまっています。こちらも非常に良い出来です。

【参考記事】
Kindred Spirits on the Roof: The Complete Collection(漫画「屋上の百合霊さん」英語版)
Kindred Spirits on the Roof(漫画「屋上の百合霊さん」)英単語帳
  

posted by trinder at 08:24 | Comment(0) | ゲーム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年10月04日

PS Plus10月度フリープレイで「アイドルデスゲームTV」が配信開始

会員になることでPlayStationに関する様々なサービスが受けられる「PS Plus」。その目玉として、月替わりで数本程度のゲームを無料でプレイできる「フリープレイ」があります。

10月分のフリープレイとして、「アイドルデスゲームTV」が配信開始されました。

PS Plus フリープレイ一覧


今流行のアイドルものですが、「デス」という物騒な単語が付いているのがポイント。アイドル達がセンターの座を目指し、文字通り「生き残り」を賭けた選挙に挑むというストーリーです。



約1年前に発売ということで(フリープレイとしては)新しい作品です。アイドル同士の百合っぽい展開があると当時一部で話題になっていました。

ゲームそのものの評判は必ずしも芳しくないようですが、フリープレイなのでPS Plusに加入している方は遊んでみてはいかがでしょうか。

というか、配信中に一度無料ダウンロード手順を踏んでおけば来月以降もずっとプレイ可能です。今すぐプレイする気が無くてもとりあえずチェックしておいて損はないと思います(PS Plusのフリープレイ作品全般に言えることですが)。


【参考記事】
PS Plusのフリープレイで「Life Is Strange」が配信開始(8月度分)


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2017年09月15日

「FLOWERS冬編」プレイ開始

本日9月15日、「FLOWERS冬編」がついに発売となりました。



パッケージの中身はこんな感じ(右上のはパンフレットです)。今回も場所を取らないコンパクト仕様。

flowers4kk1.jpg

さっそく、プレイを始めたいと思います。


プロローグ

冒頭のシーンは、部屋の窓から雪を眺めるマユリのモノローグ。アングレカムでの日々を回想し、蘇芳への想いを募らせます。

「冬篇」のマユリがどのような形で再登場するのか注目されていましたが、まさかの1シーン目からの登場です。ただし、ここがどこで、今のマユリが何をしているところなのかはまだ明かされません。何やら、あまり自由の効かない環境にいるようにも見えますが……?


場面は変わり、蘇芳視点。その視線の先には雪に埋もれた墓標があり、「バスキア」の名が刻まれています。「秋篇」ラストの続きと言えそうなシーンで、「冬篇」の物語の始まりを予感させます。

そしてここで、オープニングムービー。




章の始まりは、引用文から始まるモノローグ。すっかりシリーズでおなじみの構成ですね。語りを担当するのは、もちろん主人公である蘇芳……かと思いきや意外な人物の声です。そして引用されるものは物語ではなく、西洋のことわざ。蘇芳が「春篇」クライマックスで連想していたことわざと同じものです。

シリーズの伝統を踏襲しつつも、変化を感じさせる作り。これからどんな物語が待っているのか、期待せずにはいられません。


ラベル:flowers

posted by trinder at 23:40 | Comment(0) | ゲーム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

英語版で振り返る「FLOWERS春篇」

9月15日発売の「冬篇」で完結を迎えるFLOWERSシリーズ。「春篇」ラストで姿を消したマユリがどのような形で蘇芳と再会するのか、そして物語はどんな結末を迎えるのか注目されます。



今回の記事では、「冬篇」前の復習として「春篇」を振り返ってみたいと思います。ただし普通に日本語版で振り返るのではなく、英語版を使用します。

以前書いた英語版の紹介記事がchapter2までになっていたので、今回はchapter3から。

【参考記事】
英語版「FLOWERS春篇」その1
英語版「FLOWERS春篇」その2
英語版「FLOWERS春篇」その3 One Step, Sweet Step



chapter3: Half Angel, Half Devil(半身の天使と悪魔)

蘇芳・マユリ・立花がアミティエとして少しずつ打ち解けて来たころのお話。

前半はマユリの部活探しです。マユリの美術部での活動が「夏篇」で言及されましたが、入部を決めたのはこのときのようです。また、合唱部見学のシーンで譲葉とネリネが初登場。


オリエンテーション

後半は、校内オリエンテーションがメインとなります。しかし、その最中にマユリが行方不明に。マユリの行方を捜す蘇芳は、手がかりとしてマユリがが解いていたクイズに目をつけます。

クイズは「キリスト教徒が一番多い国」の「忌み数字」(taboo number)を答えるもの。ただし正解は若干議論が分かれるもので、少々混乱したプレイヤーもいたようです。そのためか、携帯機移植版では別の無難な問題に差し替えられていました。

参考記事:「FLOWERS」PSP版 その3


英語版ではどうなったかというと、オリジナルであるPC版準拠の出題となっています。

flowers_elp1.jpg

Which country has the most Christians?(キリスト教徒が一番多い国はどこでしょうか)

北米向けバージョンでもそのまま残されているということは、特別議論が分かれる部分ではないと判断されたのでしょう。もっとも、この英語版をプレイした海外プレイヤーの中にはやはり多少引っかかった人もいたようですが……。


chapter4: A Beautiful Dance With Her(美しいダンスを彼女とともに)

基本的には明るく社交的なマユリ。ですが、蘇芳に対して一線を引く一方、立花に対しては特別な気持ちを抱いているようなところも……?大きな事件こそ無いものの、マユリの背景設定が示唆されるエピソードです。


school caste

英語的には、蘇芳とえりかがスクールカースト(school caste)について言及するシーンに注目。もともとカタカナ語が多かった部分で、英語版でもそれらの用語がほぼそのまま使われています。

flowers_elp12.jpg

Erika: Kousaka's not the type . She's the queen bee in the school caste.
えりか「勾坂はそんなタイプじゃないと思うけどね。スクールカーストで言うならクイーン・ビー(Queen Bee)だ」

元々アメリカにはほぼ同種の概念があり、日本でスクールカーストを語る際の用語もそちらから来ているようです。

参照:ジョック(wikipedia)



Chapter5: The Legend of the Clown(ピエロの伝説)

学園の七不思議の1つであり、その儀式を実行した者は「消失」してしまうと言われる「血塗れメアリー」(Bloody Mary)。沙沙貴姉妹に誘われるまま儀式を行った蘇芳たちでしたが、次の日苺が学院から消えてしまい……。

個人的には、シリーズ通してもっとも好きなエピソードの1つ。作品の舞台である学院とそこでの人間関係が、「ミステリィ」の背景として非常に上手く機能していると思います。同時に、蘇芳の成長もうかがえるエピソードです。それまでただ漠然と「友達」を欲していた蘇芳ですが、自分の周囲にいる人々を能動的に「友達」と実感できるようになったのは大きな一歩なのではないでしょうか。

flowers_elp13.jpg

Suoh: I mean, we're friends, right?
蘇芳「だって、友達じゃない」



Yes. I should have said the words earlier.
(──そうだ。早く言葉に出せば佳かった)

If keep my inner thought hidden.
(秘めている思いは秘めたまま)

And don't express them in words or actions, they won't understand.
(言葉に出さなくては、行動に移さなくちゃ分からないんだ)

So, I'll say it. Say the word "friend" without getting all worked up.
(だから、私は言おう。何の気負いもなく、友達という言葉を)

Like it is the most obvious thing in the world...
(それはきっと当たり前のように──)


※should have 過去分詞:〜するべきだった  hidden:隠れている、秘めている  express:表現する  worked up:気が高ぶって  obvious:明らかな、当然の



宮沢賢治

この章でちょっとしたキーアイテムになっている、宮沢賢治の本。日本語版は、えりかと苺の間で以下のようなやりとりがありました。

えりか「宮沢賢治は割と難解だぞ。何回読んでも新しい発見があるしな」
苺「おおっ難解と何回を掛けたね!」


これは日本語をベースにした駄洒落(えりかはそのつもりはないようですが)なので、英語ではそのままは使えません。そこで、英語版では以下のようなやりとりになっています。

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Erika: Kenji Miyazawa is fairly tough. Reading it once is not enough.

直訳すると「宮沢賢治は結構難解だぞ。1回読むだけじゃ十分じゃない」。

※fairly:とても、かなり  tough:強い、大変だ、難しい  enough:十分な

tough(タフ)とenough(イナフ)は韻を踏んでいます。それに対する苺のリアクションが以下の通り。

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Ichigo: She's a poet, and she doesn't even know it!

これは直訳すると「自分では気づいていないようだが、彼女は詩人だ」。意図せずに韻を踏んだ発言をしてしまった人へのツッコミで、細かい言い回しは色々あるもののわりと一般的なようです。



chapter6: Take me(私を連れて行って)

学院の重要イベントである「聖母祭(Feast of Assumption)」が近づき、物語は佳境へと入っていきます。

聖母マリア(Virgin Mary)役には立花が有力視されていましたが、実際に選ばれたのはマユリでした。生徒たちには動揺が広がり、蘇芳たちアミティエの関係も少しぎくしゃくしたものになってしまいます。

マユリが蘇芳に自身の過去を明かす場面があるのも重要です。マユリは幼いころに両親が離婚しており、忙しい父親の代わりに家政婦さんに面倒を見てもらっていました。そして、いつしかその家政婦さんに恋愛感情を抱いてしまっていたのです。

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Mayuri: I fell in love with her.
マユリ「私は彼女に恋心を抱いたんだよ」

ちなみに上の台詞で単にloveでなくfell in loveとなっているのは、loveは「(その時点ですでに)愛している」という意味になるためです。「(そうでない状態から)好きになる」という意味を表現するには、fall in love(恋に落ちる)というフレーズを使う必要があるわけです。


ところで、幼いマユリが実母の浮気現場を回想する台詞は一部で話題でした。日本語版では「情交」という文学的(??)表現が使われていました。14歳の台詞としては妙な感じなのでかえって印象に残ってしまった人も多いかも。中の人すらネタにしていたとかいないとか……。

英語版では、特に包み隠さない普通の表現になりました。

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I saw her having 〇〇〇 with a man I didn't know.



このあたりの章からマユリや立花視点のモノローグが入るようになります。登場人物がそれぞれどういう思惑で動いていたのかがある程度示され、物語に厚みが増してきます。

モノローグパートは日本語版(PC版)は縦書きの小説風の書式になっていましたが、英語版では横書きです。

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ちなみに日本語版でも携帯機移植版などは見やすさを優先してか横書きになっていました。



chapter7: Emotional Night(感傷的な夜)

マユリが過去を告白したことは、蘇芳への強い信頼を意味します。そして蘇芳も、自分と同じように過去に傷を持つマユリをより近しく感じていました。

しかし、2人の会話は立花に立ち聞きされていました。かねてから蘇芳に恋愛感情を抱いていた立花は、マユリの秘密を漏らさないのと引き換えに蘇芳に自分との交際を迫ります。さらには、皆の前で交際宣言することで既成事実化を図ったりも。

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Rikka: Suoh-san and I are now in a relationship.
立花「この度わたしと蘇芳さんは、お付き合いすることになりました」

relationshipは「関係」という意味ですが、ここでは「お付き合い」という意味で使われています。

「付き合う」という表現としては一般的にはgo out withやdateがあり、作中ではこちらもよく使われます。



立花がこうも必死になって蘇芳をつなぎとめようとする理由は、彼女の生い立ちにありました。立花は現在の花菱の家には引き取られてきた子であり、優秀な兄といつも比較されてきたといいます。

「──兄の方が……わたしよりも優秀で……せっかく引き取ったのに意味がないって……」

この台詞は英語版ではなぜか「弟」になっています。

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My little brother... he was always better than me... They took me in , but it was pointless.

さすがにこんなところを間違えるとは思えないので、何か意図があって変えたのでしょうか?このあとの台詞でも一貫してlittle brother(弟)になっています。


自分を卑怯者だと認めつつも、なおも蘇芳を求める立花。そんなとき、八代先輩が頭部に怪我をして病院に運ばれる事件が起きます。何者かに襲われたという噂もあり、しかもその犯人候補としてマユリの名前が挙がってしまいます。

マユリの危機を前に、試されるアミティエの絆。蘇芳はマユリの濡れ衣を晴らすために奮闘します。その姿を見た立花も、やがてマユリを救うために協力することになります。


Suoh: The three person Amitie group... I'm certain it is there so that, should one person falter, the others will support her.
蘇芳「アミティエが三人制なのは……きっと一人がつまずいだ時、支えてあげる為のものだと思うの」

※certain:きっと〜だ、〜と確信している  falter:つまずく  support:支える

なお上の台詞ではshouldを倒置で使うことで仮定を表現しています。should one person falter = if one person falter。高校英語の参考書などには載っていますが、実際に使っているのは珍しいかも。このような古風な文章言葉をあえて使っているのは、日本語版の文章を意識した演出とおもわれます。



モモ缶

譲葉襲撃事件でちょっとした手がかりとなるのが、サッカー用語の「モモ缶」という言葉。これを初めて聞いた蘇芳のリアクションは、「モモ缶?なんでサッカーに果物が……」というものでした。

英語版では、「モモ缶」ではなく「Charley horse」という言葉になりました。それを聞いた蘇芳のリアクションは以下の通り。

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A charley horse? Why are animals in soccer?

直訳すると「チャーリーの馬?なんでサッカーに動物が……」。

Charley horseというのは、スポーツのしすぎによって筋肉がつってしまう症状のことのようです。語源は諸説あるようですが、野球選手のチャーリーさんがこの症状に悩まされていたとかなんとか。

参照:英辞郎on the web



fool's errand

言葉遊びとしては、もう1つ面白い箇所があります。えりかが図書室の蘇芳のもとを訪れる場面の台詞です。

日本語版では、「無駄足にならなくて佳かったぜ。まぁ元々足は動かないけどな」。

英語版では以下のような台詞になっています。

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Glad I didn't run a fool's errand. Not that I can run anyway.

前半のerrandは「お使い」で、run an errandで「使い走りをする」という意味です。runは後半にも出てきますが、こちらは文字通り「走る」という意味。あえて日本語に直訳しなおすとしたら、「無駄な使い走りにならなくて佳かったぜ。まぁ元々走れないけどな」。

日本語的な表現を上手く英語に置き換えていると思います。



chapter8: Something Bigger Than Love(愛よりも大きしもの)

マユリの疑いも晴れ、あとは聖母祭本番へ向けてひたすら練習あるのみ。

しかし、蘇芳は聖母祭にかかわる気になる噂を耳にします。七不思議の1つ「真実の女神(Goddess of Truth)」です。



Nerine: These special circumstances occur when, at the Feast... the student chosen to play the Virgin Mary sings the hymn in a beautiful voice.
ネリネ「特異な条件というのは、聖母祭の……聖母役で選ばれた生徒が美しい歌声をマリア様に捧げることで起こる、とされているわ」

Nerine: That is to say that only a special student, who was not only chosen for the role, but also able to sing beautifully in it, taken away.
ネリネ「つまり聖母役に選ばれたうえで、聖歌を上手に披露できた──優秀な生徒が攫われる、というものなの」

※circumstances:条件、環境  hymn:聖歌  taken away:連れ去られる


もう1つ蘇芳にとって心配なのは、ピアノの伴奏。義母のトラウマを克服しきれていない蘇芳は、リハーサルで失態を演じてしまう場面も。しかし、仲間たちの励ましもあって再びピアノと向き合う決意を固めます。そして、一番の心の支えになったのはやはりマユリでした。マユリは、蘇芳とある約束を交わします。

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Suoh-san, If our performance at the Feast is a success, there is something I want to tell you.
(蘇芳さん。聖母祭で──私たち二人の合奏が成功したら、聞いて欲しい話があるんだ)

※performance:演奏、演技  Feast:饗宴(ここではFeast of Assumption/聖母祭のこと)


マユリの励ましもあり、聖母祭での蘇芳たちの演奏は成功を収めました。そしてその夜。蘇芳は、聖堂でマユリを待ちます。もしかしたら来ないのかもしれない、そんな不安が蘇芳の頭をよぎったその時、マユリが現れます。

蘇芳「約束を違えたのに……」

ここは、マユリとの約束が「合奏が成功したら」という条件だったことを指しています。結果的には成功しましたが厳密には最初に少しミスしていたので、約束は果たされないと解釈する余地もありました。

それに対するマユリの答えは。

マユリ「そうだね。でも守るとは言っていない」

約束したから、ではなくあくまで自分の意志で蘇芳を選んだことがうかがえて感慨深い台詞です。


そんなちょっと良い感じのやりとりですが、英語版では少しアレンジが入っています。

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Suoh: ...You're late.
蘇芳「遅いわ」

Mayuri: ... I am. But I never said I'd be on time.
マユリ「そうだね。でも時間に遅れないとは言っていない」

※on time:時間通り

日本語版とは少しニュアンスが変わっていて、蘇芳が長い時間待っていたことを強調した台詞になっています。来ること自体は疑っていないとも取れ、蘇芳のマユリへの信頼がうかがえるかも。それに対するちょっとキザっぽいマユリの台詞もなかなか「らしい」のではないでしょうか。



そしてついに、マユリの口から蘇芳への想いが語られます。そして蘇芳も、マユリへの気持ちを告白することに。

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Suoh: ... I like you, Mayuri Kohsaka. Not as an Amitie partner, and not a friend. I like you.
蘇芳「私は、匂坂マユリが好きです。アミティエとしてでなく、友人としてでない、あなたが好き」

そして、マユリの答えは。

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Mayuri: ... I like you, Mayuri. Not as an Amitie partner, and not a friend. I like you.
マユリ「私は、マユリが好きです。アミティエとしてでなく、友人としてでない、あなたが好き」

……??

なぜか突然自分で自分を好きだと言い出したマユリさん。蘇芳の台詞を(ちょっと変えつつ)オウム返ししているようにも見えますが、それはそれで意図が不明です。

実はここ、ミスによりマユリの台詞として直前の蘇芳の台詞が表示されているようです。

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実はこういう「同じテキストが繰り返し表示される(そのぶん本来の台詞が消えている)」というミスは、英語版全体を通して何度かあります。今回のはその中でも一番ひどい箇所かもしれません……。

なお現在はパッチなりアップデートなりで修正されている可能性があります(日本からはDL販売サイト等にアクセスできないので未確認)。


また、告白の意味でloveでなくlikeを使っていることを意外に思う人もいるかもしれません。日本では「likeは友情、loveは恋愛感情」とされがちですが、実際にはそう明確に区別できるものではありません。相手とのもともとも関係性によるところが大きいです。もともと親しい人(家族等)にはloveを使っても特別おかしくはありません。逆に現時点でそういった関係性が無い人にlikeと言ったら、恋愛の意味と受取られる可能性が十分あります。

上記の蘇芳とマユリのシーンではlikeとloveが特に区別せずに併用されています。

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loveとlikeの使い分けという観点からは非常に参考になるシーンです。


Goddess of Truth

(英語版独自のミスは置いといて)気持ちが通じ合った蘇芳とマユリ。2人はついに恋人として交際を始めることになります。七不思議の「真実の女神」のようにマユリが消えることもありませんでした。

しかし、「真実の女神」伝説には続きがありました。

Erika: You weren't listening properly. In the legend of the Goddes of Truth, the person who played Virgin Mary doesn't disappear immediately.
えりか「話を聞いてなかったんだな。真実の女神は聖母役をした生徒が聖母祭ですぐ消えるんじゃない」

Erika: She disappears after the "Returning of the Veil."
えりか「返還の儀式の後、消えちまうのさ」

※properly:正しく  legend:伝説  disappear:消える  immediately:すぐに  veil:ベール


そんなとき、蘇芳とマユリが交際しているということが学院側の耳に入ってしまいます。2人の関係は蘇芳たちの想像以上に問題視されているらしく、いずれなんらかの方法で引き離される可能性が出てきました。不安を感じつつも、何もできない蘇芳。

そしてある週末。マユリと一緒に花畑を見に行こうと約束していた日。マユリは現れませんでした。待ち合わせ場所であった東屋には、マユリの手によるものと思われる相合傘が掘られていました。

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It's small but there it is; mine and Mayuri's names, carved into the column.
(小さくだが、確かに私とマユリの名前が其処にあった)

細かい点ですが、後半のcarved into the column(柱に刻まれていた)という部分は日本語版には無かった部分です。状況が伝わりやすいように補足したのかもしれません。

※carve:刻む、掘る  column:柱


ところで、「相合傘が日本語で書かれていては海外のプレイヤーは読めないのでは?」と心配になる人もいるかもしれません。実は、上のCGでは英語(アルファベット)も併記されています。正直気づきにくいと思うのですが、ウィンドウの右上に小さく何か書いてあるのが見えるでしょうか。

ウィンドウを消せばハッキリ見えます。

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イベントCGそのものを書き換える方法もありえるはずですが、今回はそうしていないようです。ちなみに作品序盤に苺が自分の名前を書くシーンはCG内の文字がアルファベット書き換えられていました。今回そうしていないのは、作品の最後を飾る重要な場面に安易に手を入れないほうが良いという配慮でしょうか……?単純に相合傘にスペルを収めにくいというのもあるのかも。



蘇芳は、ダリア先生からすべての真相を聞かされます。マユリはすでに学院を去ってしまったのです。理由はわからないまま。蘇芳には、ただ泣き崩れることしかできませんでした。


I'm sorry I fell in love with you...
(ごめんなさい 好きになってしまって)

And...
(そして)

Please forget me...
(どうか私のことを忘れてほしい)

For the first time in her life, Suoh Shirahane prayed to God.
(白羽蘇芳は初めて、心から神に祈った──)

※for the first time:初めて  life:人生  pray:祈る



「FLOWERS春篇」英語版を、エンディングまで振り返ってみました。

体験版の頃には翻訳のクオリティが不安視されていましたが、製品版ではかなり改善されています。日本特有の言い回し(ことわざ等)を自然に英語に言い換えているなど、かなり良くできている部分も多いです。全体的には十分なクオリティだと思います。

2017年内には「夏篇」の英語版も発売が予定されています。こちらも楽しみです。

英語版「FLOWERS」シリーズ公式サイト
 
ラベル:flowers

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2017年09月11日

プレイの参考に! 「Life is Strange: Before the Storm」Episode1: Awake 英単語帳

先日の記事では、「Life is Strange: Before the Storm」Episode1: Awake のストーリーを紹介しました。

「Life is Strange: Before the Storm」Episode1: Awake クリアまで


現在この作品は日本語化されていないため、基本的には英語でプレイすることになります。そこにハードルを感じて手を出していない人もいるはず。そこで今回の記事では、作中に登場する英単語のうち重要なものをシーン順に紹介していきます。プレイの参考になれば幸いです。


Old Mill(古い工場)


mill:加工場、工場、製粉所

最初の舞台。随分前に廃業しており、普段は廃屋になっているようです。


Firewalk

冒頭のシーンでライブをしているバンドの名前。firework(花火)ではないので注意。


bouncer:(クラブなどの)用心棒

入り口に立ちふさがっている人。なかなか通してくれません。


floral:お花の

入り口前のちょっといかついバイクにはかわいいお花のプリントが。後述の「Backtalk challenge」に関係します。


backtalk:口答え、言い返し

本作では「Backtalk challenge」という新システムがあります。口論などのシーンで選択肢(制限時間付き)を選び、相手を言い負かせば成功です。最初の相手は上記のbouncer(用心棒)。

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playground:遊び場

最初のBacktalk challengeで、正解選択肢の1つとして登場。


insult:侮辱する

クロエは不良なのでちょくちょくこんな選択肢が登場します。


graffiti:(壁などの)落書き

「Life is Strange」といえば多彩な落書き。「Life is Strange」本編では読むだけでしたが、本作ではクロエ自ら落書きをすることができます。なぜ常にマジックペンを携帯しているのかは謎ですが……。


apologize:謝る

酔っ払いにぶつかった際の対応として、選択肢に登場。


buck:ドル

要するにアメリカのお金ですが、会話ではよくこの呼び方もされます。


pot:マリファナ、大麻

通常は「つぼ」とか「鍋」という意味の単語ですが、この作品ではドラッグ関係のスラングとして使われています。クロエはこの頃すでにそっち方面に手を出しているようで……。


stairs:階段

会場内には、これ見よがしに2階への階段が。


dick:ばか

本来は男性のアレを意味するようですが、「ばか」「あほ」くらいの意味で多用されます。派生形でdickheadとかdickholeとかも出てきますが、基本的にぜんぶ悪口だと思っておけば間違いありません。



Price House(クロエの家)


clothes:服

change clothesで「着替える」。


pirate:海賊

クロエは幼いころにマックスと海賊ごっこをしていました。当時の思い出の象徴としてよく登場する単語です。


drunk:酔っている、酔っ払っている

クロエのような不良少女にとっては飲酒くらい当たり前?


engagement ring:婚約指輪

クロエの母親は、亡き前夫との困惑指輪を処分しようとしています。クロエはそれが気に入らないようです。


purse:ハンドバッグ、財布

財布という意味もありますが、ここでは母親のハンドバッグです。クロエが1階に降りる際に取ってくるよう頼まれます。


stain:染み、よごれ

1階のカーペットには、昔マックスとクロエがワインをこぼした染みが残っています。「Life is Strange」本編でもマックス視点で言及されていました。


wildfire:野火(野山での不審火)

新聞記事の見出しに踊っている単語。Episode1終盤のストーリーに意外な形でかかわります。


text:携帯電話のメール

英語ではemail(Eメール)と言ったらPCによるメールを指します。初期の携帯メールが単純な文字情報(テキスト)しか送れなかったことの名残。クロエの母親は中年だからか"text message"と呼びますが、クロエに「"massage"はいらない」と指摘されます。


Blackwell:ブラックウェル高校

クロエが通っている学校の名前。悪意をこめてBlackhell(ブラックヘル)と呼ばれることも。


principal:社長、会長、校長

ここでは校長の意味。クロエの素行の悪さは、校長から家に電話がくるほど。


discipline:規律、自制心

クロエに一番足りないもの……とデイビッド(クロエの母の新しい恋人)が言っていたらしい。


mind your own business:大きなお世話だ、でしゃばるな

他人から余計な忠告をされたり、介入をされたりしたときに使います。今作で頻出の表現。


asshole:ばか、あほ

文字通りには「尻の穴」ですが、単なる悪口であって深い意味はありません。


ashtray:灰皿

車のキーが入っているので取ってくるように言われます。


socket wrench:箱スパナ

デイビッドに取って来いと頼まれます。お使いの多いゲームです。toolbox(道具箱)を調べると入手。


fist bump:拳と拳を合わせるあいさつ

デイビッドがうながしてきますが、スルーも可。



School(学校)


Tmpest:嵐、騒動

劇の演目。学校内のそこら中にポスターがあります。


step in:介入する、割り込む

ネイサンが絡まれているのを止めるかどうか、という選択肢で登場。


BFF:大親友

best friends foreverの略。レイチェルがクロエとのツーショットをフェイスブックに載せてしまったことで、周囲から2人は親友だと思われてしまいます。


tabletop game:テーブルゲーム

オタクグループがいわゆるテーブルトークRPGをやっています。クロエも混ざることができ、かなり凝った内容を楽しむことができます。かなり難しい表現も出てきますが、ストーリー本編とは関係ないので今回の単語集では割愛します。


owe:借りがある

I owe youで、「私はあなたに借りがある」。クロエは、昨夜レイチェルに酔っ払いから助けてもらったことを借りだと感じています。


ditch:捨てる、(授業などを)さぼる

優等生のはずのレイチェルは、なぜかクロエをサボりに誘います。



Train(列車)

crate:木箱

列車に乗った後、まずは椅子がわりに使えそうな箱を探すことに。


hang out:出かける、ぶらぶらする

「この2人で出かけるなんて不思議」みたいな台詞で登場。

company:連れ、仲間

「会社」のイメージが強い単語ですが、ここでは「連れ」「友達」といった意味。レイチェルは、クロエを連れ出した理由を「一緒にいる友達が欲しかったから」と語ります。


lie:嘘、嘘をつく

レイチェルは自己紹介がてら、あるゲームをクロエに提案します。自分について2つ本当のことと1つ嘘を言い、どれが嘘か当ててもらうというルールです。


ambidextrous:両利き

「2つが本当、1つが嘘」ゲームで選択肢として登場。なおスラングで「両性愛者」という意味もある単語ですが、今回はそういう意味ではないようです。

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Leo:しし座

星座の1つ。上記「2つが本当、1つが嘘」ゲームの選択肢として登場。


share:共有する、分かち合う

いわゆるシェア。物理的に分ける必要はなく、1つの物を他の人と一緒に使う場合も含まれます。ここでは、クロエとレイチェルがイヤホンを1つずつ使うことに。


Overlook(高台の公園)

quarter:25セント硬貨

本来は「4分の1」を表す単語ですが、ここでは25セント硬貨の意味で使われます。1ドルの4分の1の価値だからquarter。


viewfinder:(カメラなどの)ファインダー

カメラなどのファインダー(目で覗く部分)で、ここでは双眼鏡(観光地とかによくあるやつ)の覗き口のこと。ほぼ双眼鏡そのもののような意味で使われています。


pry:のぞく、こじあける

クロエは、viewfinderに詰まってしまったレイチェルのquarterを取り出すために奮闘する破目に。


nail file:つめ用やすり

クロエはレイチェルからつめやすりを借り、viewfinderをこじあけようとしますが……。


smell:においがする、においをかぐ

つい臭いをかいでしまうのは、相手を意識しているから……?

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act:演じる、演技する

未成年であるレイチェル達は、ワインを手に入れるために一芝居演じることに。


Junkyard(廃品置き場)


moody:不機嫌な、気分屋な

公園を出てからのレイチェルは、なんだか機嫌が悪そう。


space:空間、放任

通常は「空間」「宇宙」などの意味で使われる単語ですが、ここでは「放任、不干渉」の意味。レイチェルの「しばらく放っておいて」という感じの台詞に登場します。give me spaceで、leave me aloneとほぼ同じ。


ruin:駄目にする、台無しにする

「レイチェルとの関係を駄目にしたくない」というクロエの台詞で登場


smash:壊す、叩き割る

レイチェルが去った後、むしゃくしゃしたクロエは……。


I'm sorry:ごめんなさい、お気の毒に

レイチェルとの会話で選択肢に登場。「ごめんなさい」という謝罪の意味の印象が強い言葉ですが、単に同情を示す意味にも使われます。このシーンでは、レイチェルの父親の一件に関して。


comfort:なぐさめる

落ち込むレイチェルに対する選択肢で登場。


courage:勇気

勇気を出して本当の気持ちを伝える、という意味で登場。


badass:すごい、かっこいい

文字面からはそう見せませんが、褒め言葉です。レイチェルがクロエに惹かれ始めていることがうかがえます。

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ラベル:life is strange

posted by trinder at 22:53 | Comment(0) | ゲーム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年09月08日

「FLOWERS冬編」カウントダウンボイス公開開始

「FLOWERS冬編」公式サイトにて、発売へ向けたカウントダウンボイスの公開が開始されました。

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発売7日前である今回(9/8公開分)のボイスは、蘇芳と立花が担当しています。第一作であった「春篇」でメインを務め、完結編である「冬篇」でも主要キャラクターになるであろう2人。ちょっと感慨深いものがあります。「春篇」のメインだったキャラでもマユリは今回出てきませんが、このあたりは「冬篇」本編での再会までお預けという感じでしょうか。

9月15日のゲーム発売まで毎日更新されるようなので、楽しみにしたいと思います。


ラベル:flowers

posted by trinder at 19:21 | Comment(0) | ゲーム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする