2016年09月23日

「あの娘にキスと白百合を」第5巻(缶乃)

缶乃さんの「あの娘にキスと白百合を」第5巻を読みました。



女子校である清蘭学園を舞台に、女の子同士の恋をオムニバス形式で描くこの作品。前巻では既存キャラの掘り下げがメインになっていましたが、今回は表紙の通り新キャラクターのエピソードになります。


あらすじ

今回の主役は、広報委員会の2人。2年生の伊東紗和と1年生の西河いつきです。広報誌の記事を担当することになった2人は、優等生として有名な白峰あやかを取り上げようと考えます。そんなとき耳にした、あやかがかつて1日だけ学校をサボったことがあるという噂。2人は調査を開始するのですが……。

紗和は、なぜだかいつきに嫌われているような気がしてなりません。実際ときどき睨まれているようです。かと思えば急に親しげになったりも。いつきにそのような態度を取られる覚えのない紗和は困惑します。

しかしあるとき、いつきは真相を明かします。実は紗和といつきは小さい頃(幼稚園〜小1くらい?)頃の親友だったのです。しかもキスをしたり、将来の夢を誓い合ったりした仲だったとか。

いつきは当時を思い出すように、紗和にキスをします。

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いつきが幼い日の思い出にこだわる一方、紗和は当時のことは詳細には覚えていないようです。でも紗和なりに、現在のいつきとの関係をもう一度築いて行こうと考えます。


感想

先輩と後輩もの、それか委員会ものという印象で始まる今回のエピソード。あやかの秘密を探ろうとするシーンは探偵もののような感じも。やがては実は幼馴染ものであったことが明らかになり、幼い日の記憶が重要要素に。そして後半ではモデルや写真の話まで出てきて……。ジャンルがめまぐるしく変わっていく、新たなタイプのストーリー構成。それでいて紗和といつきの恋愛物語として一本筋が通っていて、きれいにまとまっています。個人的には、これまでの巻の中でも特にわくわくしながら読めたエピソードでした。


あやか&ゆりね

エピソードごと(おおむね1巻ごと)に主人公を変える群像劇スタイルの作品ですが、あやかとゆりねは常にストーリーに絡んできます。今回の場合は、紗和たち広報部に過去のサボリ疑惑を捜査されるという立ち位置での登場でした。

疑惑の真相は、第1話の内容にも通ずる意外と重いもの。常に完璧であろうとするあやかの強迫観念に踏み込んだストーリーとなっています。といってもただネガティブなだけの話ではなく、未来に向けた希望も描かれます。その中で、ゆりねの存在があやかの中でより大きくなっていることがうかがえます。

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キスシーンはあやかの迷いが絵のみで表現された面白いものになっています。

ストーリー面でも演出面でも新しい挑戦がいろいろ見られる巻でした。




【電子版】

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2016年09月19日

「魔法少女なんてもういいですから。」第1巻(双見酔)/ Kindleで半額セール中!

別の記事で紹介した通り、Kindleストアでアース・スター系のコミックが半額セール中です。

今回はその対象の中から、「魔法少女なんてもういいですから。」を紹介します。



現在、第1巻まで発売中。


あらすじ

主人公のゆずかは、謎の小動物・ミトンから魔法少女の力を授かります。しかし悪との戦いはすでに終わっているらしく、魔法少女としての使命とかは特に無し。変身時のコスチュームがなぜか水着なのも恥ずかしく、ゆずかはまったくうれしくありません。しかし今更やめることもできないそうで、ゆずかはしぶしぶ魔法少女ライフを続けることに……。


みどころ

近年の主流である「戦う魔法少女」の逆を行くような、何もしない魔法少女もの。戦闘どころか、ご近所トラブルレベルでの活躍すらありません。魔法少女にありがちな設定をパロったりしつつ、平和でゆるい日常が描かれていきます。


ちや

百合的なみどころは、ゆずかの親友のちや。基本的にクールで無表情なキャラなのですが、ゆずかのことになるとちょっと過剰なレベルの執着を見せます。ゆずかを魔法少女にしたミトンにはきつく当たりがちですが、これもゆずかを心配するがゆえなのでしょう。

魔法少女そのものの是非はともかく、ちやはゆずかの魔法少女姿(=水着姿)は気に入っているようです。作中、何度か見とれていました。

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感情をあまり表に出さないタイプのようですが、ゆずかに対する愛情表現はとても素直です。

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ゆずかの脱いだ水着をコレクションしたいという謎の発言をしたことも。冗談なのか本気なのか……。

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真冬

1巻の後半では、2人目の魔法少女である真冬が登場します。ゆずか達よりも年上で、面倒見の良い性格のようです。ちやほど本気っぽくはありませんが、ゆずかのことを可愛がっています。ついでにちやのことも可愛がろうとしたところ断られていましたが……。

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ただ、真冬は魔法少女の「定年」(=16歳)が近いとのこと。このへんが次巻以降のストーリーにも関わって来そうです。



百合メインの作品というわけではありませんが、「魔法少女」というエッセンスのある日常漫画としてはなかなか面白い作品です。主人公達の家族などを除いてキャラクターはほぼ全員女の子です。ちやが時折見せるゆずかへの過剰な友情(?)が楽しい作品だと思います。



 
アニメ版

今年(2016年)の1月にTVアニメ化されています。



TVアニメの放送開始はなんとコミック1巻の発売と同日でした。公式には漫画が原作とされていますが、もともとアニメ化前提の企画だったのかも……?

1回5分の短編アニメだったため、ファーストシーズン(全12話)は発売中のBlu-ray1枚にすべて収録されています。



10月からはセカンドシーズンが開始予定です。

アニメ版公式サイト

 
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Kindleでコミック・アーススター作品が半額 「ヤマノススメ」「マーメイドラヴァーズ」「魔法少女なんてもういいですから。」など

Kindleストアでコミック・アーススター関連の作品が半額セールになっています。

Kindleストア / 低価格になっているアーススター作品


このブログで紹介したことのある作品だと、「ヤマノススメ」が対象になっています。8月に発売したばかりの第12巻も半額です。



過去巻は現時点(9月19日午前)では半額になっていないものがあるようです。ただ過去の例からいって、最新の巻のみが半額ということは普通はないはず。そのうち残りの巻も半額になると思っていいでしょう。

 

【参考記事】
「ヤマノススメ」第12巻(しろ)
山の日なので「ヤマノススメ」を読もう(11巻まで&アンソロジー)



「魔法少女なんてもういいですから。」は、魔法少女もののパロディ満載な日常もの。主人公の親友・ちやがちょくちょく過剰な友情(??)を見せてくれます。



【参考記事】
「魔法少女なんてもういいですから。」第1巻(双見酔)/ Kindleで半額セール中!



他に百合要素のありそうなのは、「マーメイドラヴァーズ」。深見真さん原作、吉岡榊さん作画です。7月に発売された最新の第2巻まで半額になっています。

 



探せば百合要素の含まれる作品が他にもあるかもしれません。以下ではネットで百合情報のあった作品をいくつか挙げておきます。

  

このへんは私自身は未確認なので自己責任で。

 
Kindleストア / 低価格になっているアーススター作品

 
セール対象は徐々に増えているようなので、目当ての作品がある人は少し時間をあけながら見てみるといいかもしれません。
 
タグ:電子書籍
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2016年09月15日

女子高生 Girls-High 第13巻(完結) / 大島永遠

大島永遠さんの「女子高生 Girls-High」第13巻の感想です。



今回、ついに最終巻となっています。

思えば非常に息の長い作品です。連載開始はなんと2001年。女子校あるあるネタの先駆け的な存在です。15年に渡る連載の間、掲載誌が変わったり、アニメ化したり、連載が休止したりといろいろなことがありました。本編が休止している間に続編である「女子高生 GIRLS-LIVE」が始まったり(そして先に終わったり)もしました。

2014年に連載が再開されてからは、比較的順調なペースで新巻が出ていました。そして今回の13巻目にしてついに完結となります。


毛利さんと小柴さん

そんな最終巻の最初のエピソードでは、毛利さんと小柴さんが登場。

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ちょくちょく百合ネタが挟まれるこの作品ですが、明確に恋人として描かれているほぼ唯一のカップルです。連載再開後はめっきり見かけなかったので忘れられたのかと思っていたのですが、久しぶりの再登場ですね。

そんな毛利さんと小柴さんのイチャイチャ話が描かれるのかと思いきや、意外にも桃香が絡んでいきます。桃香はある日小柴さんに助けられたことがきっかけで、小柴さんに憧れを抱きます。

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そこに桃香の姉である由真が対抗心を燃やしてしまい……という感じの流れ。

久しぶりに毛利さんと小柴さんが見れて、それでいて実は由真×桃香の姉妹百合がメイン。ある意味2度おいしい感じのエピソードでした。



それぞれの旅立ち

この作品らしいおバカなギャグ会を挟みつつ、後半はちょっと真面目な雰囲気に。3年生への進学を前に、絵里子たちはそれぞれの将来を考え始めます。進路によっては、みんなが離れ離れになってしまう可能性も考えなければいけません。そんなとき、香田をめぐるある事件が……。

シリアスっぽい流れになりつつも、笑いを忘れないのがこの「女子高生 Girls-High」。最後は友情をテーマに綺麗にまとめられています。

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最後に絵里子と香田がメインというのはちょっと感慨深いかもしれません。思えば最初は仲が悪かったりしましたね。由真と綾乃、姫路と小川がすでに組み合わせとして確立していることを考えても、香田と対になるのは絵里子しかいないと言えるでしょう。


連載休止と復活を繰り返してきた作品なので、正直ぜんぜん終わったという感じがしません。いつかまたどこかで会えたらいいなと思います。


 

「女子高生girl's-high完結記念本」も発売中です(実は最終巻より先に出ていました)。



【電子版】



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2016年09月08日

Kindleストアで「なかよし」7・8・9月号が半額 「カードキャプターさくら」「魔法つかいプリキュア!」「さばげぶっ!」等連載

Kindleストアで少女漫画誌「なかよし」の7・8・9月号が半額になっています。

  

掲載作品のうち、「カードキャプターさくら」「魔法つかいプリキュア!」「さばげぶっ」はたまに百合方面でも話題にあがります。


カードキャプターさくら クリアカード編

「カードキャプターさくら クリアカード編」は、かつての連載終了以来なんと16年ぶりの新作。

旧シリーズ終了後のお話で、さくら達は中学生になっています。ただしさくら達がスマホを持っていたりと、世界観は現代に合せてアップデートされている模様。

百合的に注目なのは、さくらの親友の知世。かつての漫画では、さくらに恋愛感情を持っていることが描かれていました(アニメ版ではぼかした表現になっています)。

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(旧シリーズ第2巻)


ただし知世はさくらの幸せを考えて、自分の気持ちを打ち明けることはありませんでした。最終的にさくらは小狼という少年と恋人になりました。今回始まった「クリアカード編」はその続きなので、百合が本筋になることは今回も無さそう。

ただし、知世がさくらを大好きなのは今でも変わりません。ビデオカメラ片手にさくらを追いかけるというちょっと危ない(?)趣味も健在。

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(クリアカード編 第1話)

今回のシリーズでもいろいろと活躍に期待できそうです。


「魔法つかいプリキュア!」

上北ふたごさん作の漫画版プリキュアは、毎年百合方面への暴走が著しいことで有名です。このブログでも以前「ドキドキ!プリキュア」の漫画を紹介したことがありました。

「なかよし」7月号に掲載の回では、リコがみらいの「特別」になろうとするあまり、他の友達に嫉妬する姿が描かれました。

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「わたしだけよね みらいのこんな顔知ってるのって… うふふ」



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「…つまりさいしょから わたしじゃなくても だれでもよかったのね… わたしなにを期待してたのよ…」


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「リコはみらいの友だちにシットしてるモフ! きっとおおいぜいの中の1人じゃなくて みらいにとっての特別でいたいモフ」
「どうするモフ? リコはきっと”わたしと友だちと どっちをとるつもり”ってスネてるモフ」


お互いの気持ちを理解した2人は、パジャマデートで仲直り。

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ちなみに敵の出現や戦闘シーンはありません。嫉妬とデートだけの回です。漫画版ではよくあること。


単行本は8月に1巻が出たばかりです。



価格は現在確認する限り540円(+ポイント20%還元)。紙版が1000円近くするのと比べるとかなりお得になっています。
 
タグ:電子書籍
posted by trinder at 21:08| Comment(0) | TrackBack(0) | コミック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Kindleのポイント20%還元に8月発売作品追加 「ひなこのーと」「ご注文はうさぎですか?」「NEW GAME!」最新巻など

Kindleストアのポイント20%還元セールが更新されています。

最近はだいたい月の初めくらいに前月発売の作品が追加されている感じですね。今回は、8月発売だった最新作にポイント20%還元が付きました。


このブログで紹介した作品だと、8月27日発売だった「ひなこのーと」2巻が早くもポイント付きになりました。百合漫画満載の掲載誌コミックキューン最新号も同様です。

 

「ヤマノススメ」最新巻「餡さんぶるっ!」もポイント付きになりました。発売日にポイント無しで購入した身としてはちょっと複雑ですが、電子書籍ではよくあること……。

 


「ヤマノススメ」のしろさんの新作「セーラー服とブレザーちゃん」もポイントが付きました。女の子2人の同居ものなので良さそうかも……?ただし公式には特に百合推しはしていないようです。




プリキュアシリーズ最新作「魔法つかいプリキュア!」のコミカライズ版も8月に出たばかり。実は今回シリーズで初めての電子書籍化で、1000円近くする紙版よりもかなり安い価格設定となっています。ポイント還元までついてかなりお得です。




きらら系

8月は芳文社(特にきらら系)作品が充実した月でした。今回そのあたりの作品がいっせいにポイント20%還元になっています。ちなみに紙版が7月発売でも電子版は8月発売という例があり、その場合も今回初めてポイントが付いています。

「ご注文はうさぎですか?」「ハナヤマタ」「スロウスタート」など、以前から連載されている作品の最新巻は安定ですね。

  

「NEW GAME!」はアンソロジーがポイント付きに。本編第5巻もまだまだ新しいです。

 


8月に1巻目がリリースされた新しい作品にも注目です。「サクランボッチ」「みゅ〜こん!」「ぱぺっとコール!」などは早くも百合方面からの注目を集め始めている模様。

  

見逃していた方は、この機会にチェックしてみてもいいかも。


まだまだ新作

7月発売の作品も、20%還元を継続中です。ふだん割引セールをしない出版者の作品が体感的にはお得?

   

   

   

   
 
タグ:電子書籍
posted by trinder at 18:41| Comment(0) | TrackBack(0) | コミック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Kindleで芳文社のコミックがセール 「レーカン!」などが全巻半額

Kindleストアで、芳文社のコミックがセール開始されています。

Kindleストア / 低価格になっているコミック一覧

主にアニメ化された作品がセール対象になっているようです。


百合的には、「レーカン!」が全巻半額になっているのが目玉。

   

第7巻は今年の4月に発売されたばかりなので、まだまだ新しいです。

   

ちなみに第1巻はKindle Unlimitedの読み放題にも入っているので、まずはそちらで試し読みすることも可能です。


ふだん芳文社は電子書籍の割引にあまり積極的ではなく、たまにセールがあっても一部作品の1巻のみというのが通常。今回のように新しい作品を含めて全巻半額というのはかなり珍しいです。この作品が気になっていた方はこの機会を利用してみてはいかがでしょうか。


百合……というわけではなさそうですが、他には「恋愛ラボ」「小森さんは断れない!」なども全巻半額になっています。人によっては百合を期待して読んだりもするらしいですが自己責任で。

 

Kindleストア / 低価格になっているコミック一覧
 
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2016年09月02日

太田出版のコミックが半額セールを開始「青い花」「淡島百景」など

Kindleストアで太田出版のコミックの半額セールが始まりました。

Kindleストア / 太田出版半額セール一覧


もはやセールではおなじみですが、「青い花」は今回もきっちり全巻半額です。

  

ちなみに「青い花」はKindle Unlimitedで一時的に全巻読み放題になっていたのですが、現在は3巻までのみとなっています。


関連作「淡島百景」も半額セール中です。歌劇学校を舞台にした群像劇で、一部エピソードに「青い花」のキャラクターが登場します。




同じ志村貴子さんの短編集「どうにかなる日々」も半額。一部のエピソードで女性同士の恋愛を描いています。

 


同性婚をテーマにした「とある結婚」も太田出版なので半額です。




他に百合っぽいのは「きのこ人間の結婚」あたりでしょうか。




作品によってはKindle Unlimitedで読み放題になっています。読者的にも出版者さん的にも、今後は読み放題と割引セールの使い分けに悩むことになりそうですね。

Kindleストア / 太田出版半額セール一覧
 
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「咲-Saki-」実写化 ドラマと映画に

「咲-Saki-」のまさかの実写化が発表されました。

咲−Saki−:ドラマと映画で実写化 12月に4話放送&来年初頭に公開へ(まんたんウェブ)

今日(9月2日)発売のヤングガンガンで正式な発表が行われているようです。




まず12月に深夜ドラマとして全4話を放送。その後で、2017年初頭に映画が公開される予定とのこと。キャストやスタッフは後日発表。


最近は漫画の実写化が続いているので、「咲-Saki-」もその流れに沿ったものと言えそうです。麻雀漫画がドラマや映画になった例は過去にもあるので、そこまで無理な実写化というわけではないかもしれません。「咲-Saki-」の場合は、登場キャラクターの美少女ぶりや、麻雀シーンの奇抜な演出の数々がどこまで再現されるかに注目が集まりそうです。
 
 
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2016年09月01日

Kindle Unlimitedの読み放題作品が減少。「青い花」「ゆゆ式」「citrus」「まんがの作り方」等が巻数削減

8月初旬からスタートした「Kindle Unlimited」。Kindleストアで所定の電子書籍が月額980円で読み放題になるという画期的なサービスです。対象には百合漫画も多数含まれていました。

Kindle Unlimited公式サイト


しかし9月から、読み放題の対象作品数が減少し始めています。

これについて、Amazonや出版者から公式のコメントはほとんど出ていないようです。

ただし「コミックリュウ」関連作品については、出版社側から「対象作品を見直す」旨の発表がありました。百合漫画でいうと、全巻読み放題だった「まんがの作り方」が1巻だけになりました。




他の出版社の作品も、公の発表こそ無いものの読み放題の対象が減らされていることがあるようです。私が気づいたところだと、以下のような感じ。

・全巻読み放題だった「青い花」が3巻までのみになる
・最新巻以外読み放題だった「ゆゆ式」などが3巻までのみとなる
・「citrus」が3巻までのみとなる
・その他の百合姫作品も微妙に巻数が減っている場合がある

巻数削減があった作品については、どうやら「3巻までならOK」というのが一応の基準のようです。3巻までは試し読みさせてあげるから残りは買ってね、ということなのでしょうか。本当に無料の試し読みならまだわかりますが、Kindle Unlimitedは有料サービスなのでちょっと複雑ですね…。

対象作品削減が誰の意向によるものなのかは、公式に発表されていないのでわかりません。ただ、複数の出版社の作品が9月から一斉に削減されたところを見ると、Kindleストアの決定によるものである可能性が高そう…?

開始一か月にして早くもちょっと不穏な雰囲気のKindle Unlimited。ですがまだまだ読み放題の百合漫画はたくさんありますし、気長に様子を見てみるのもありだと思います。


Kindle Unlimitedで読み放題になっている百合作品

先日の記事でKindle Unlimitedの百合作品をまとめましたが、今回の対象削減を踏まえて少し加筆修正しました。何を読めばいいか迷っている方は参考にしていただければ幸いです。

「Kindle Unlimited」で読める百合作品一覧 /「ゆるゆり」「Citrus」「青い花」等
 
タグ:電子書籍
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2016年08月28日

コミックキューン 2016年10月号 / 創刊1周年記念&新連載4本!

雑誌「コミックキューン」2016年10月号の紹介です。



今回は創刊1周年記念となっています。もうすっかりおなじみな印象さえありますが、まだ1周年だったんですね。


表紙イラストは「ひなこのーと」。アニメ化の発表されています。巻頭カラーページには特集もあり。

ちなみに作者の三月(みつき)さんは創刊号の表紙も飾っていました。



コミックキューンを代表する作家さんの1人ですね。


さらに今回は付録として、なもりさん&桑佳あささんによる描き下ろしポスターも付いています(ただし電子版には無いようなので注意)。



コミックキューンは百合作品がとても多いことでもおなじみです。今月号は新連載が4本ありますが、いずれも程度の差こそあれ百合要素あり。まずはそちらから紹介していきます。


明るい記憶喪失(奥たまむし)

「ハートオブtheガール」の奥たまむしさんによる作品。読み切り版が好評につき、今回から正式に連載です。

アリサは記憶喪失になり、マリと恋人だった記憶を忘れてしまいます。でもマリと再会した途端、アリサはマリを一目で好きに。アリサの記憶は戻っていないものの、2人は以前のように恋人として同居生活を始めます。そんなシチュエーションから始まるラブコメディです。

記憶喪失だけでなく社会人同棲ものの要素もあり、上手く噛みあって独特の魅力を形成しています。

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今日も女の子を攻略した。(むく)

少し前まで同誌で「ニョロ子の生放送!」を連載していたむくさんの新作。

黛風澄(まゆずみ かすみ)は、容姿端麗・頭脳明晰・スポーツ万能な完璧美少女。でもちょっとコミュニケーションが苦手なところがあり、同性に話しかけるとなぜか口説いているような感じに。こうして、風澄は女の子たちを無意識に攻略してしまう……そんな感じのストーリー。

初回ということで登場キャラは風澄とクラスメイトの杏子の2人が中心。不器用な風澄が杏子という友達を作るまでの微笑ましい友情物語という印象です。

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杏子はこのままレギュラーになるのか、それともタイトル通りに他の女の子が次々に「攻略」されていく流れになるのか。次回以降の展開が楽しみです。


放課後の本屋さん(右左もりもり)

翼は、小学生の女の子ながらもエロ本専門店で働いています。働いているどころか実質経営者で、本の仕入れや新人の採用面接までやっています。エロスに関しては独特の美学を持ち、追求に余念がありません。

翼は「男などに興味はありません」と明言しており、百合の素質もありそうです。好きなのはあくまで女体だけということでしょうか。

ストーリー後半では、面接にやって来たマユという女の子を布団に誘い「えっちなこと」を許可しています。恐ろしい小学生です。

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寮長は料理上手(吉村佳)

新連載その4。

温泉町に引っ越してきた悠里(ゆうり)と、町の人々の交流を描いています。悠里の住む寮には温泉があり、さっそく入浴シーンがあります。

タイトルに寮長とある通り、寮長である麻耶がヒロイン。麻耶は料理上手で、悠里のためにお弁当を作ってあげることになります。

初回ということもあって、悠里と麻耶が友達になるまでの微笑ましいエピソードといった感じ。普段はクールなイメージの麻耶が悠里と話すときだけ顔を赤らめていますが、これに特別な意味があるのかに注目です。

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ここからは、以前からの連載作品のうち個人的に気になるものを紹介。なお紹介順は掲載ページ順ではありません。


かなえるLove Sick(タチ)

「桜Trick」でおなじみ、タチさんの作品。

キューピッド、こっくりさん、サキュバスの3人(いずれも女性)が、人々の恋を叶えるために奮闘するお話。当然のごとく(?)舞台が女子校なので、女の子同士の恋愛専門です。

ミステリアスな美少女・あんじゅを中心としたストーリーが展開することが多いです。ただし今回はあんじゅのファンの女の子同士による友情百合。

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さくらマイマイ(おしおしお)

世間知らずな天然お嬢様が、手違いによって庶民の学校に入学。そこから始まるドタバタコメディです。ドラマCDも発売される人気作品。



今回は、櫻子の頭の上に鳥が乗っかるというお話。

ツッコミ担当かつ百合担当の夏目が大活躍です。今回はツッコミの比重が大きめですが、純との関係について「まだ籍入れてないから……」という飛ばした百合発言もあります。


クロちゃん家の押入れが使えない理由(華々つぼみ)

主人公のクロちゃんの家に次々と宇宙人がやって来てしまうという、ちょいSFコメディ。

クロちゃんの親友のモモちゃんが百合キャラです。今回モモちゃんはかなり暴走気味で、自分がクロちゃんを百合妊娠させてしまったと勘違いしてしまいます。

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ゆめのロワイヤル(むらさき*)

ギャンブルですべてが決まる学園を舞台に、様々な賭け事に挑戦する女の子達を描きます。といってもそこまで賭ケグルってる感じではなく、友情メインのゆるい作風。

今回は主人公・ゆめの達と、さゆりという子の麻雀勝負が繰り広げられます。ちなみに負けたらさゆりと一泊デートだとか。

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今回で麻雀編が今回で終わるのでさゆりの出番もいったん途切れますが、いい感じの百合キャラのようなのでまた活躍を期待したいです。



お嬢様はアイスがお好き。(はなこ)

「私立星城学園きらりん寮」のはなこさんの作品。そういえば「きらりん寮」、百合っぽくて好きだったんですけどいつの間にか終わってましたね。2巻は出ないのでしょうか……。

さてこの「お嬢様はアイスがお好き。」は、アイスが大好きなお嬢様・有栖川氷香のお話です。クラスメイトの相沢スイは、氷香のことが気になって色々とアプローチをかけるのですが、氷香の反応は冷たくて……?

ラーメン大好きな女子高生とそのクラスメイトの関係を彷彿とさせますが、こちらの氷香はスイをまんざら嫌がってもいないので脈がありそう……?


せんぱいあい。(冬梨)

コミックウォーカーからの出張掲載。あちらで「百合」タグ付きだけあって期待できそうです。

今回掲載されているエピソードは、ポッキーゲーム。各キャラ達がさおり先輩とポッキーゲームをしていきます。ただそれだけなのですが、なんだかとてもくすぐったくて恥ずかしい感じ。

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単行本が11月21日に発売だそうで、期待の作品です。




「にゃんこデイズ」「となりの吸血鬼さん」「ギャルとオタクはわかりあえない。」「シーズンシアターシアトリカル」「パンでPeace!」「ぺたがーる」「しすたー・いん・らう!」「ルルメイト」「青春スウィートトラック」あたりも程度の差はありますが百合的に良い感じ。

他の掲載作品も女の子しか出てこないものが大半なので、少なくとも友情を感じることはできると思います。男性キャラの出る作品も少数ながら存在しますが、百合かどうかは別として作品としてはなかなか楽しめるものが揃っています。

作品にこれだけのバリエーションがあり、この大ボリュームで定価540円(税込)なら大満足だと思います。百合専門誌というわけではありませんが、百合目的で読んでも十分すぎるくらい元の取れる雑誌です。

創刊一周年を迎え、これからも頑張っていってほしいです。

 
 
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2016年08月27日

「ひなこのーと」第2巻(三月) / TVアニメ化も決定!

三月さんの「ひなこのーと」第2巻を読みました。



コミックキューンで連載中の人気作品です。先日、なんとTVアニメ化が発表されました。


コミックキューンの最新号ではさっそく告知ページが設けられています。

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劇団ひととせ初公演

ひな子は、極度の人見知り&あがり症な女の子。田舎から出てきたひな子は、自分を変えるために演劇に挑戦しようと決意しました。ひな子の住む「ひととせ荘」での日常、そして演劇仲間との交流がメインストーリーとなっています。

今回の第2巻で目標となっているのは、「劇団ひととせ」の初公演。ひな子のお母さんも見に来るということで、ひな子はこれまで以上に頑張ります。

実は演劇そのもののシーンは必ずしも多くはなく、日常シーンがメインです。初公演の様子もあまりはっきりと描かれません。演劇というよりも、女の子達が目標に向かって頑張る姿そのものが主題なのかもしれません。

アニメ化された際に、このあたりの演劇パートをどう膨らませるのかがみどころになりそうです。


百合要素

「わたしの友達が世界一かわいい」と同じ作者さんだけあって、この作品にもちょくちょく百合要素があります。あちらと違って百合をメインとして謳っているわけではありませんが、結構良い感じのシーンがちらほら。

一番わかりやすいのは、千秋のことが大好きなゆあ。出てくるたびに千秋に猛烈なアピールをしています。でもいざとなると勇気が出なかったり、乙女な一面も。バレンタインの回が特にみどころです。

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一方、千秋はゆあの気持ちにあまり気づいていない模様。他の女の子からもモテている描写もあり、どうやら天然の女たらしのようです。


千秋の親友の真雪も、千秋に対してかなり強い気持ちを抱いています。バレンタインの回では、千秋の名前を唱えながらチョコを作っていました。

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作品全体にちょくちょくこういう百合的な小ネタが挟まっています。日常シーンや演劇要素だけでなく、百合方面でも楽しめる作品だと思います。

 

【電子版】

 
 
過去の巻の感想:「ひなこのーと」第1巻(三月)
 
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2016年08月19日

Kindleでドラゴンコミックスエイジ作品が半額

Kindleストアで、ドラゴンコミックスエイジ系の作品が半額となっています。

Kindleストア / KADOKAWA・富士見書房系の低価格になっている作品一覧

人気ラノベやアニメのコミカライズが充実しているようです。


百合要素のある作品はそれほど多くはなさそうですが、しいて探すなら以下のような感じでしょうか。

  

  

やや古めで知名度も低めなのが多いですね。「京アミ!」はゲーム制作の話なので某人気アニメでその世界の興味を持った人は試しに読んでみてもいいかも・・・?


たまに百合シーンがあるとか、1人だけ百合キャラがいるとかを含めればもうちょっとあるかもしれません。



「最近、妹のようすがちょっとおかしいんだが。」は実写版はレズ要素満載でした。一応、原作にもその元となった描写はあり。


以下、過去に紹介したことのある作品は記事へのリンクを貼っておきます。

半額セール中「京アミ!」(ポルリン)
百合漫画紹介 バタフライキス
百合漫画紹介 ピクシーゲイル
ななしのアステリズム 1巻・2巻(小林キナ)
「ななしのアステリズム」第3巻(小林キナ)


【追記】



コメントで「ブレイブルーリミックスハート」にも百合要素があるという情報をいただいたので追記します。ただし厳密には主人公が元男のTSFだそうですのでそこは注意。
 
タグ:電子書籍
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2016年08月13日

「ヤマノススメ」第12巻(しろ)

しろさん作の漫画「ヤマノススメ」第12巻を読みました。



先日の記事では「山の日」記念(?)で11巻までの内容(+アンソロジー】をざっくり紹介しました。今回紹介するのは、8月12日発売の最新巻です。

今回からはあおい達は2年生になります。結構長くやっている印象でしたが、作中時間ではまだ1年しか経過していなかったんですね。

進級にともない、クラス替えが。あおいはものすごく緊張しています。

といっても日常漫画のお約束として、メインキャラとは離れ離れにならないもの。特にこの作品の場合、あおいには同級生でひなた以外に友達らしい友達がいません。ぶっちゃけ離れてしまったら話が作りづらいはずなのでまあ大丈夫でしょう。

……と思ったら無情にもひなたと別のクラスに。

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新しいクラスにはこれといった知り合いがおらず、あおいは進級早々ピンチです。「二年生早く終わらないかな」という情けないモノローグまで飛び出します。進級初日なのに。

そんなあおいでしたが、かすみさんが意外なフォローをしてくれます。

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ちなみにかすみさんというのは1年生の時のクラスメイトで、中学でも同じクラスだったことがあるようです(あおいは全く覚えてない)。以前には第10巻収録の初詣の回などに登場していました。2年生編では出番が増えるのかも?

ちなみに学校の後、あおいはひなたに「私いないから不安だったんでしょ〜?」とひやかされていました。図星です。

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次のエピソードは、あおいがひかりさん(バイト先のギャルっぽい人)と2人きりで遊びに行くというちょっと意外なお話。ある意味、デート…?ちなみに行き先は山ではありません。


この巻の残りのエピソードはわりと真面目に登山の話です。今回挑戦するのは妙義山、武甲山、雲取山。あおいは冬の間にちょっと体力が落ちていたようで、感覚を取り戻すために奮闘する姿が描かれます。最後はすっかり調子も戻って、これなら念願の富士山も大丈夫?

3巻で一度挫折して以来、リベンジするすると言いいつつなかなか登りませんね、富士山……。作中季節の関係もあるのでしょうが。次巻かその次くらいではリベンジ達成したりするんでしょうか?




【電子版】

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2016年08月11日

山の日なので「ヤマノススメ」を読もう(11巻まで&アンソロジー)

今日8月11日は「山の日」らしいです。今年から国民の祝日です。

というわけで、今回は登山をテーマにした漫画「ヤマノススメ」を紹介します。アニメ化もされている人気作品です。

今月最新の第12巻が出るのですが、「山の日」である今日ではなく明日(8月12日)発売です。惜しい。




というわけで、今回は12巻の前の予習・復習をかねて11巻までの内容を紹介します。主に百合的な視点からざっくり行きます。



主人公のあおいは、内気で人と話すのが苦手な女の子。

高校生になったあおいは、小学校時代までの幼馴染・ひなたと再会します。あおいとひなたは小さい頃いっしょに山に登ったことがあり、大きくなったらもう一度その場所に来ようと約束していました。

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ひなたは幼い頃の約束を果たすべく、あおいを登山に誘います。強引なひなたにあおいは当初困っていたものの、次第に登山の魅力に目覚めていきます。

ひなたがいつも強引なのは、引っ込み思案なあおいを思ってのこと。あおいも内心ではそれに気づいていて、滅多に言葉には出さないものの感謝しています。

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ここな&ほのか

ここなは、あおい達より2つ年下のふんわりした感じの女の子。作品初期の高尾山のエピソードであおい達と知り合い、以後よく一緒に登山するようになります。

ほのかは、やや遅れて4巻の谷川岳の話からの登場。ちょっと不器用で無口な性格なのですが、なんだかここなのことが気になる模様。

第10巻に収録されている「ほのかのバレンタイン」というエピソードでは、ほのかのここなへの特別な気持ちが描かれています。

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この話では、御岳山にある「夫婦杉(めおとすぎ)」をほのかとここなの2人でまたぎます。これは意中の二人で手をつないでまたぐと幸せになれるパワースポットだとか。

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もう両想いということでいいのでしょうか?



かえで&ゆうか

かえでは、あおい達より1つ年上。登山の先輩としてもとても頼れる存在です。ですが1人で危険な登山に挑むことも多く、それを親友のゆうかは心配しています。ゆうかはかえでのことをかなり良く見ており、かなり強い友情を感じさせます。普段はそれほど出番が多いわけではありませんが、今後の動向に注目です。



百合的なみどころはだいたい以上のような感じ。あと登山の過程で手をつなぐシーンが多いので、このあたりもビジュアル的になかなか良い感じ。

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登山漫画としてもかなり本格的だったりします。登山に関する知識が具体的かつわかりやすく出てくるので、自然に頭に入ってくるはず。登山を通して人間的成長などの普遍的なテーマを描いた話も多く、幅広い層が楽しめる作品だと思います。


   


コミックアンソロジー

最後に、公式アンソロジーを紹介。こちらも意外と百合的に面白かったりします。



多数の作家さんが参加していますが、それぞれ着眼点がまったく違うのがアンソロジーの醍醐味です。完全にギャグに走っている人もいれば、原作本編ばりに真面目に登山をさせている人もいます。

そんな中でも、あおいとひなたの友情にスポットを当てた作品が多いです。原作ではまずやらないレベルで直接的に恋愛感情をほのめかした作品もあります。

あおいがひなたとの間接キスを意識してしまうというお約束展開があったり。

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別の作家さんの作品では、カップル向けの観覧車に過剰反応するひなたが見られます。どうやらあおいとカップルのつもりのようです。別れるジンクスがあると聞いていったん乗るのをやめようとしますが、キスすれば大丈夫だと聞いて乗る気になっています。

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原作はここまで露骨ではないはずですが、あおいとひなたにそういう関係をイメージしていた人は少なくないようです。


あと百合というわけではありませんが、「天使のどろっぷ」等で知られる中嶋ちずなさんが相変わらずな漫画を描いています。

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やってることが普段のご本人の作品とまったく一緒ですね。

※ご本人の作品
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よそ様のキャラに対しても容赦しないこの姿勢、このブレなさは見習うべきかもしれません。

というかこれ一応公式アンソロジーなんですが、よくOKが出ましたね・・・。
 
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2016年08月10日

「ふたりべや」第3巻 (雪子)/ 第1巻の無料版も配信中!

雪子さんの漫画「ふたりべや」第3巻の感想です。



この作品は、桜子とかすみの下宿での同居生活を描いています。2人はとにかくラブラブ。作品のストーリーは2人の高校入学からスタートしましたが、第2巻では作中時間が2年目に。芹と硝子という後輩も登場しました。続く今回の第3巻では、桜子たちが将来を考えるエピソードなども描かれます。


桜子×かすみ

この巻でも桜子とかすみはものすごく距離が近いです。以前からそうですが、寝るときは一緒のベッドです。この点は桜子の妹からも改めてつっこみが入ります。

抱き合うシーンもしょっちゅう出てきます。バレンタインではお互いにチョコをあげていますがそんなのはもはや当たり前のようにすら思えてきます。慣れって恐ろしいです。

お花見の回では、キスシーンが登場。

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かすみもそれほど嫌がっていません。でも桜子が他の娘にもキスしようとした時にはかすみはとっさに止めていました。普段あまり感情を出さないかすみですが、桜子への気持ちが垣間見えた一幕かもしれません。


かすみが予備校に通い始めたり、将来を考えるエピソードも少しずつ登場します。でも桜子は「かすみちゃんと一緒に居ること以上にやりたいことなんて見つからないの」と大真面目に悩んでいました。


雛子

桜子の妹・雛子。もともと中学生だったのですが、受験勉強を経て桜子たちと同じ高校に入学する姿が描かれます。雛子視点の番外編もあり、よくできた姉である桜子へのちょっと複雑な思いが語られました。でも基本的にはお姉ちゃんに構ってほしいシスコン。

以前からかすみのことが大好きでしたが、今回はさらにエスカレート。入学早々に「かすみさんが欲しいです!」と言い放ちます。

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高校では雛子も下宿に住むことになり、藤穂というルームメイトができます。こちらとの仲の進展も楽しみ?


芹×ショーコ

後輩の同室コンビ、芹と硝子。たまにですがこの2人が主役のエピソードもあったりします。

桜子とかすみと比べて少しだけ遠慮がちな距離感(というかそれが普通)だった2人ですが、今回はもっと仲良くなるイベントがあります。ついにお互いを呼び捨てするようになったのが大きいかも。


ふたり童話

巻末には描き下ろしのオマケ漫画「ふたり童話」が収録されています。内容的には、世界の有名童話の百合パロディ。元ネタの登場人物が桜子とかすみに置きかえられており、2人がひたすらイチャイチャしていたら原作と展開が変わってしまうというパターンがお約束です。様々な童話が登場しますが、元ネタ通りにキスしたり結婚したりする場合があるのが注目です。

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電子版は今なら20%ポイント還元が付くのでちょっとお得。なお【電子限定おまけ付き】とありますが、これは最後のページにあるカラーイラストのことです。




ちなみに、現在第1巻が無料配信中です。



アメでポッキーゲームなど、この頃からすでにかなり飛ばしていました。未読の方はぜひ。

【期間限定 無料お試し版】とありますが、これは期限である8月23日まで読めるという意味。内容はちゃんと製品版と同じく全ページ入っているのでご安心を。
 
タグ:ふたりべや
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2016年08月05日

Kindleのポイント20%還元セール更新 。「ギャルとオタクはわかりあえない。」「ふたりべや」「新米姉妹のふたりごはん」「あやかしこ」最新巻など

Kindleストアのポイント20%還元セールの対象作品が更新されています。7月末に発売されたばかりの最新作も多数含まれます。

百合的に注目なのは、「ギャルとオタクはわかりあえない。」1巻、「ふたりべや」3巻、「新米姉妹のふたりごはん」2巻、「あやかしこ」3巻、「小百合さんの妹は天使」4巻など。その他にも新作百合漫画が多数ポイント20%還元です。

   

   

   

   


小説

小説作品も20%還元の対象です。「くま クマ 熊 ベアー」4巻は7月末発売の最新作。


 
「安達としまむら」6巻も6月(電子版は7月)発売なのでまだまだ新しいですね。



クラシックな作品だと、吉屋信子さんの「花物語」も対象です。実は今年の7月に電子版が出たばかりだったりします。

 


百合×英単語。
 
最後にちょっと宣伝になりますが、「ゆりたん」シリーズも(いつの間にか)ポイント20%還元が付いていました。よろしければこの機会にどうぞ。

 
 
タグ:電子書籍
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2016年08月03日

「Kindle Unlimited」で読める百合作品一覧 /「ゆるゆり」「Citrus」「青い花」等

【注意】この記事は8月初旬に執筆し9月初旬に加筆修正を加えたものです。「Kindle Unlimited」の対象作品は変動が激しいため、現時点では状況が変化している可能性があります。ご了承ください。


Kindleストア内の指定の書籍が月額980円で読み放題になる新サービス「Kindle Unlimited」が始まっています。

Kindle Unlimited公式サイト


漫画や小説の他、雑誌も含まれます。比較的新しい作品や人気作も。

ちなみに、1度にダウンロードしておけるのは最大10冊までです。


百合作品を探そう

読み放題に対応している作品は価格欄に [¥0 Kindle Unlimited] と表示されるので、これが一応の目印です。

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また、検索画面等に出る表紙画像のサムネイルにも、上に「Kindle Unlimited」という表示が入っています。

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すでに「Kindle Unlimited」に登録している場合は、Amazon(Kindle)のサイト上部のメニューから Unlimitedのトップページに行けます。ここからお目当ての作品を探してもOK。

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ではさっそく、読み放題になっている百合作品を探していきます(なおAmazonリンク上は読み放題かどうかか表示されないようですが、以下で紹介する作品はすべて読み放題対象です)。


百合姫コミックス系

百合姫系の作品はかなり積極的に「Kindle Unlimited」対象入りしています。最新作以外はほとんど読み放題と言っても過言ではないレベル。

Kindle Unlimited:読み放題ストア を「百合姫コミックス」で検索

「ゆるゆり」はなんと全巻が対象です。



普通に買ったら全14巻で約9000円するわけで、「Kindle Unlimited」のすごさを実感できます。


当初は「Citrus」などもほぼ全巻読み放題だったのですが、9月から3巻までのみとなったようです。残念。




その他にも、比較的新しめの作品がいろいろ読み放題になっています。

   

   

   

最近の作品のチェックはもちろん、ちょっと懐かしい作品を読み返したいときにも使えます。百合姫コミックスのファンには、「Kindle Unlimited」はかなりうれしいサービスになりそうです。


その他の百合漫画

漫画業界全体から見れば、読み放題の対象になっている漫画はまだ少ないようです。KADOKAWA、スクエニ、芳文社などは最近百合作品を多く出していますが、読み放題になっている作品はほとんど確認できません。

そんな中、「ぼくラはミンナ生きテイル!」は全3巻が読み放題。




なお8月の時点では「青い花」「ゆゆ式」「まんがの作り方」も全巻読み放題だったのですが、9月より巻数が削減されてしまいました。残念。「青い花」「ゆゆ式」は3巻まで、「まんがの作り方」は1巻までとなっています。

  

他の作品は、対象になっていても1巻のみということが多いです。試し読みのような使い方を想定しているのかもしれません。もともと1巻しかない作品は、結果的に全編読めることになるのでちょっと得した気分…?

   

   

   

  

  

これからさらに読み放題対象が増えることに期待。


雑誌

雑誌の中にも読み放題対象になっているものがあります。「このはな綺譚」が連載中の「コミックバーズ」などが読み放題です。こちらは連載作の第1話を集めた無料お試し版も配信中です。

 


小説

百合色シリーズ

ちょっとエッチなライトノベル「二次元ドリーム文庫」からは、「百合グラドル〜」「百合色〜」シリーズが大量に読み放題になっています。なんと6月発売の最新作「百合ドルミッション!」まで対象。

   

ざっと見た感じ、二次元ドリーム文庫の百合作品はほぼ全作が読み放題のようです。いっきに読破するチャンス?


その他の小説

一般小説の中にも、読み放題になっている百合作品があるかも・・・?

  
 

KDP(Kindle Direct Publishing、いわゆる自費出版のKindle版みたいなもの)の作品は、原則として読み放題対象になっている模様です。





私が少し探しただけでも、これだけの百合作品が読み放題になっていることが確認できました。きっと他にもまだまだあるでしょうし、これから追加されることも考えられます。百合以外の本もいろいろ読めますし、月額980円でこれならかなりお得なサービスと言えそうですね。

Kindle Unlimited公式サイト



最後に、ちょっとだけ宣伝。「ゆりたん」シリーズを始めとして、私がKindleストアで販売していた本も「Kindle Unlimited」に登録されています。読み放題ですのでもし興味があったらどうぞ。


 
タグ:電子書籍
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2016年08月02日

「あの娘にキスと白百合を」英語版がYen Pressからリリース決定

「あの娘にキスと白百合を」英語版の制作が発表されました。英語版タイトルは「A KISS AND WHITE LILY FOR HER」。

翻訳・出版を担当するのは、アメリカの出版社Yen Press(エンプレス)。このたび公式サイトやTwitterで翻訳・出版の権利を獲得したことを発表しています。


公式サイト内のニュース記事:YEN PRESS, LLC ANNOUNCES TWO NEW ACQUISITIONS

以下、公式サイト内から告知の一部を引用させていただきます。日本語は私が勝手に付けたものです。


YEN PRESS, LLC ANNOUNCES TWO NEW ACQUISITIONS
(YEN PRESSは2作品の権利を新たに獲得したことをお知らせします)

※もう1つは「くだみみの猫」。


A KISS AND WHITE LILY FOR HER by Canno.
(缶乃作「あの娘にキスと白百合を」)

Two girls, a new school, and the beginning of a beautiful friendship.
(高等部に進学した2人の少女。そして美しい友情の始まり)

In middle school, Ayaka Shiramine was the perfect student: hard-working, with excellent grades and a great personality to match.
(白峰あやかは、中等部では完璧な生徒だった。努力家で、優秀な成績で性格も良い)

As Ayaka enters high school she expects to still be on top, but one thing she didn’t account for is her new classmate, the lazy yet genuine genius Yurine Kurosawa.
(高校に入学しても、それは変わらないとあやかは思っていた。しかし、あやかはまったくの未知の存在と出会う。怠け者なのに超天才のクラスメイト・黒沢ゆりねだ)

What’s in store for Ayaka and Yurine as they go through high school…together?
(ともに高校生活を送る中で、あやかとゆりねを待つ運命は……?)



翻訳を担当するYen Pressは、日本の漫画の英語版をこれまでにも多数手掛けています。「けいおん!」や「涼宮ハルヒの憂鬱」も英語版はここが担当でした。

 

「咲-saki-」など、百合要素のあるものもいくつか。

  

石見翔子さんの「スズナリ!」のようなマニアックなところも。果たして売れたんでしょうか…。




見逃せないポイントは、Yen Pressは電子書籍版のリリースに積極的だということです。実際、上で紹介した作品はすべて電子版が販売されています。

紙の書籍でも通販サイトを利用すれば購入自体はできますが、海外からの発送になる場合は時間がかかりがちです。2週間くらい待つとか普通。

その点、電子書籍版ならいつでもどこでも、一瞬で手元に届きます。

さらに言えば、英語の勉強用に読む場合にも紙だといろいろと不便です。辞書を引いたり、日本語版と比較したりするたびにページを閉じなければいけません。電子書籍であればそれも圧倒的に楽。


「あの娘にキスと白百合を」は詩的で印象に残る台詞が多いので、英語版は非常に楽しみです。電子書籍版がリリースされる可能性も高いので、日本からも気軽に楽しむことができそうです。



Seven Seas Entertainmentの動き

百合漫画の英語版といえば、Seven Seas Entertainmentも有名です。森永みるくさんの「GIRL FRIENDS」「くびちるためいきさくらいろ」、サブロウタさんの「Citrus」などはここが英語化しています。

  

以前ブログでも紹介しましたが、英語版「やがて君になる」「あさがおと加瀬さん」「お姫様のひみつ」「ハナとヒナは放課後」「屋上の百合霊さん(漫画版)」のリリースも控えています。日本の百合漫画の英語化にかけては、ある意味超大手です。

「やがて君になる」の英語版がSeven Seasから発売決定
漫画「屋上の百合霊さん」「あさがおと加瀬さん」「お姫様のひみつ」の英語版がリリース決定


作品によってはリリースはかなり先なのですが、来年分も含めてもう通販サイトに登録されています。気が早いです。


9月20日発売予定の「NTR Netsuzou Trap」=「捏造トラップーNTRー」。




2017年1月3日発売予定の「Bloom into You」=「やがて君になる」。




2017年1月31日発売の「Kindred Spirits on the Roof: The Complete Collection」=「屋上の百合霊さん」。The Complete Collectionとなっているのは、日本語版では2人の作者さんによる別作品だったものが1冊にまとめられているからでしょう。




2017年2月14日発売予定の「Secret of the Princess」=「お姫様のひみつ」。




2017年2月28日発売予定の「Kase-san and Morning Glory」=「あさがおと加瀬さん」。




2017年3月14日発売予定の「Hana and Hina After School」=「ハナとヒメは放課後」。





いずれも(百合好きの間では)かなりの人気作・話題作です。百合好きかつ英語好きな人なら、Seven Seas Entertainmentからもしばらく目が離せませんね。

ただし、Seven Seas Entertainmentは現状電子版は無い模様。読みたい作品はある場合はAmazon等の通販サイトを通すことになりそうです。





またまた宣伝

最後に、またまたちょっと宣伝。百合を題材に英語を学ぶ「ゆりたん 百合×英単語。」シリーズ2作をKinldeストアで販売中です。

 

この「ゆりたん」で予習しておけば、今後リリースされる百合漫画の英語版もスラスラ読める・・・といいなぁ。
 
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Kindleストア8月の月替わりセールに「くま クマ 熊 ベアー」「ろこどる」など

8月に入り、Kindleストアの月替わりセールが更新されています。

Kindle月替わりセール / 2016年8月

百合的に注目は、ライトノベル「くま クマ 熊 ベアー」1巻。



最近流行(?)の異世界ものですが、主人公は女の子。なぜか装備がクマの着ぐるみだったり、女の子といちゃいちゃするシーンがメインだったりと強烈な個性を発揮しています。百合界隈でも話題沸騰中?

7月29日に最新の第4巻(さすがにセール対象外です)が発売されたばかりなので、今回のセールは入門用にも良いかも。




他には、アニメ化もされた「普通の女子校生が【ろこどる】やってみた。」の1巻もセール対象です。


 
タグ:電子書籍
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