2017年07月29日

実写ドラマ版「ふたりモノローグ」第1話

1つ前の記事では、「ふたりモノローグ」のコミック第1巻を紹介しました。

「ふたりモノローグ」第1巻(ツナミノユウ)

続いて今回は、実写ドラマ版を紹介します。



正式なスタートは10月らしいのですが、7月28日より「第1話」がAbema TVで先行配信中です。

実写ドラマ版「ふたりモノローグ」公式サイト
 
今回はこれを見てみました。


放送時間は約25分。以下の3つのエピソードで構成されています。

1限目「隣の席の元・親友」……原作第1話に相当
2限目「隣の席の親友候補」……ひなた達の幼少時の回想
3限目「あいさつできるかな?」……原作第2話に相当

ストーリーは基本的に原作に忠実です。原作の要所を的確に押さえつつ、実写ドラマらしい膨らませ方をしている感じです。

ドラマ独自の要素といえば、例えば第1話のみかげがサングラスやヘッドホンをしています。もともと「怖いギャル」というキャラ設定なので違和感はありません。サングラスは(おそらく)目線隠し・照れ隠しだったりと、シナリオ上もきちんと意味があります。

2限目はひなたとみかげの小学生時代を描いた回想エピソードになっています。ここは特にオリジナル色強めです。原作では、ひなたとみかげが(転校以前に)疎遠になったきっかけは、ひなたに他の友達ができてしまったことでした。みかげの性格も、「やや気難しかった」程度でそこまで問題とされてはいませんでした。

対してドラマ版では、幼少時のみかげは思いっきり変な子に描かれています。小難しい言動で周囲をポカンとさせたり、虫系のゲテモノ好きだったり。

極めつけは、「しんゆう💓ひなたちゃん かんさつ日記」なるものをつけていたこと。

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ここは百合的にはすばらしいアレンジ。

でも当時のひなたちゃんには刺激が強かったのか、ドン引きしていました。このような数々の奇行についていけず、自然とみかげから離れていったようです。


ひなたといえば、演じる福原遥さんがとてもハマり役です。目を見開きながらキョドる姿は、原作のひなたそっくり(原作ほど巨大な目ではないにせよ)。某麻雀実写ドラマのようにコスプレで無理やり原作に似せる手法もおもしろいですが、今回のように純粋に演技で表現するのも見ごたえがあると思います。


百合的にもおおむね原作通りのみどころが再現されています。体感的にはむしろちょっと百合度が上がっているようにすら感じることも。

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エンディングも一見の価値あり。曲は主演のお2人が歌う「ふたりモノロック」です。

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タイトルがすでにちょっと面白いです。歌詞も、原作から細かくネタを拾っています。2人がエアギターで熱唱する映像もユニーク。


思った以上に面白かった実写版「ふたりモノローグ」。10月の正式配信が楽しみです。




なお「第1話」は7月末〜8月上旬にかけて何度か繰り返し配信されるようです。詳しくは公式サイトを参照。

実写ドラマ版「ふたりモノローグ」公式サイト
 
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KindleストアでNHK番組のテキストが半額セール 「基礎英語2」など

Kindleストアで、NHKのテレビ/ラジオ番組のテキストが半額セールになっています。

Kindleストア /【50%OFF】NHKテキスト・バックナンバーフェア

百合と何の関係があるの?と思う人もいるかもしれませんが、ラジオの「基礎英語2」にちょっと百合な雰囲気が漂っているからです。以前の記事でも詳しめに紹介したことがあります。

【参考記事】
NHKラジオの基礎英語2が百合だと聞いて

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もし興味があった人はこの機会に読んでみてはいかがでしょうか。

ちなみに百合っぽい回が含まれるのは上記の記事でも紹介した4、5、6月号です。

  

7月号は特に百合要素なし。8月号(セール対象外)はこれまでの復習的な内容で、ストーリーの進展はありません。

 

なお「基礎英語2」の難易度は中学2年生相当です。一方で英語を勉強しなおしている大人に配慮したような記述も見られます。基本的にはどんな年齢層でも違和感なく読める作りと言えそうです。

英語が得意な人には中2レベルの難易度はちょっと簡単かもしれません。しかし「中2くらいの語彙でも百合ラノベ(らしきもの)を書ける」という観点から読んでみるとまた違った面白さがあるのではないかと思います。
 
ラベル:電子書籍
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2017年06月02日

Kindleでライトノベルが50%OFF 二次元ドリーム文庫 百合シリーズなど

Kindleストアで、ライトノベルが50%OFFになるセールが行われています。

【50%OFF】Kindleライトノベルフェア


セール期間は6/4(日)まで。

セール対象になっている作品はかなり多いようです。ただし、百合作品は思ったほど見つからないかも?

とりあえず二次元ドリーム文庫は最新作以外は50%FFになっていました。

   

  

ちなみに二次元ドリーム文庫の百合シリーズ最新作は「百合ラブスレイブ わたしだけの委員長」(2017年2月発売)と「騎士の私と悪魔の取引 百合の口付け」(3月発売)ですが、しぶとく(?)セール対象から外れています。

 
 

かなりの数のライトノベルが確認できる、今回のセール。他にも百合作品があってもおかしくないので、また何か見つけたら追記しようと思います。
 
ラベル:電子書籍
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2017年05月21日

NHKラジオの基礎英語2が百合だと聞いて

NHKのラジオで放送されている、英語学習番組。「ラジオ英会話」や「ビジネス英会話」を勉強に利用している人も多いと思います。

そんな中、今年の「基礎英語2」という番組の内容が百合だという噂をどこからともなく耳にしました。試しにテキストの表紙を確認してみると……



たしかに百合……に見えなくもない感じ。これはもう、内容を確認するしかありません。

というわけで、さっそくテキストを購入。冒頭にはストーリーやキャラクターのおおまかな紹介があるので、まずはここを見てみましょう。

主人公は、智美という中学二年生の女の子。

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大人しそうな外見ですが、父親が柔道の師範であるため自身もかなりの実力を持つようです。さらに公式キャラ紹介によると、「行く先々で精霊を見てしまう」という謎の設定持ち。さすが中二。イマドキの萌え系なキャラデザに加えてこのラノベのような設定、とてもNHKの語学番組とは思えません。時代の流れを感じます。


メインキャラのうちもう1人の女の子が、尚子。智美の親友です。ですが公式キャラ紹介によると「智美とは正反対の正確で、気が強く、勝負ごとに燃えるタイプ。智美を一方的にライバル視している。」ライバル百合の気配を感じずにはいられません。


それでは、実際のストーリーを見ていきます。


Lesson 1 「ライバルたちの新学期」(4/3放送)

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第1話(Lesson 1)からいきなり、智美と尚子のライバル関係を描いたストーリーです。

柔道で智美に勝つことに執念を燃やしている尚子。智美は柔道の才能を持ってはいるものの、あまり柔道が好きではないようです。


Naoko: I practiced hard and I'm strong now. Let's have a match?
尚子:私は一生懸命したわ、それで今は強いのよ。試合をしましょう!

Tomomi: Well...
智美:そうねぇ…

Naoko: You're afraid of me, right?
尚子:私のことが怖いのね?

Tomomi: Oh no! We're late! Hurry, Naoko!
智美:あら大変!わたしたち、遅刻よ!急いで、尚子!

Naoko: Wait! She always avoids me like that.
尚子:待って!智美はそうやって、いつも私を避けるんだから。



尚子からの挑戦を避け続けていた智美ですが、ひょんなことから2人はついに試合をすることになりました。結果は、智美の勝ち。ですが、智美の心は晴れません。智美は、そのことを博之(1つ上の先輩。男性)に相談します。


Lesson 10(5/11放送)より

Tomomi: Actually, I won. I can guess Naoko's moves.
智美:実はわたし、勝ったの。尚子の動きが読めるのよ。

Hiroyuki: Well done! You know Naoko so well. But... aren't you happy about it?
博之:よくやったね!尚子のことをとてもよく知っているもんな。でも…うれしくないの?

Tomomi: Not really... We're still rivals.
智美:それほどでもないの……。わたしたち、まだライバルだもの。


「尚子の動きが読める」「尚子のことをとてもよく知っている」という台詞から、智美と尚子が以前からかなり親しい関係であることがうかがえます。親友といっていいと思うのですが、同時にライバルでもあるようです。



ネタバレ注意!

ここからは現在(5/21)の時点ではまだラジオで放送されていない内容になります。テキストはかなり早めに発売されるので内容を事前に読むことができるのですが、リアルタイム派の人は注意。



Lesson 14 「尚子の悩み」(5/25放送予定)


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試合で智美に敗北した尚子も、やはり気分は晴れません。尚子は、このもやもやした気持ちを学校の城田先生(女性)に相談します。

Ms. Shirota: So, Tomomi is avoiding you?
城田先生:つまり、智美さんはあなたを避けているのね

Naoko: Yes. But I have to beat hear!
尚子:はい。でもわたしは智美を打ち破らなければならないんです

Ms Shirota: I understand that,but Tomomi doesn't like competition, right?
城田先生:それはわかるわ。でも智美さんは競争が好きではないのよね?

Naoko: She doesn't understand! She's so strong, but she wastes her talent!
尚子:智美はわかってないんです!彼女はとても強いのに、自分の才能を無駄にしています!


完全にライバル百合そのものな展開。「あの娘にキスと白百合を」とかをちょっとだけ髣髴とさせる……かも?


なおこの回では、テキストに「尚子の秘密の日記」なるものが掲載されています。何が秘密なのかは不明ですが、1ページ分まるまる智美に関することで埋め尽くされています。

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What is Tomomi's dream for the future?
(智美の将来の夢って何だろう)

I am talking to Tomomi, but I do not listen to her.
(私はいつも智美に話すばかりで、智美の話を聞いていなかった)

(中略)

I will ask her.
(智美に聞いてみよう)

We must make up and become good friends again soon!
(すぐ仲直りして、元の仲良しに戻らないと!)

※なおこのページはストーリー本編と違って日本語訳が付いていません。上記の日本語は私が勝手に付けました。



一方、智美も尚子との関係を克則(智美の友達の小学生)に相談していました。


Lesson 16(6/1放送予定)より

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Tomomi: My friend is upset with me.
智美:友達がわたしのことでとまどっているの。

Katsunori: What happend?
克則:何があったの?

Tomomi: I avoided her for a long time. Now she's sad about it. What should I do?
智美:わたし、長い間彼女のことを避けていたの。今は彼女、そのことを悲しんでいるのよ。わたしは何をすべきかしら?

Katsumi: You still like her, right? You should apologize and explain your feelings.
克則:まだその子のことは好きなんだよね?あやまって、自分の気持ちを説明したほうがいいよ。

さりげなく「その子のことが好きなんだよね」と核心を突いてくるこの克則君。なんとなく、「やがて君になる」の槙くんを髣髴とさせる役回りです。将来が楽しみな小学生ですね。



こうして、智美も尚子もお互いに仲直りする決心を固めました。2人はついに、自分の本当の気持ちを語り合います。


Lesson 18「わたし、あやまりたいの」(6/7放送予定)

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Naoko: Tomomi... I want to apologize. I was pushing judo on you.
尚子:智美… わたし、あやまりたいの。柔道をあなたに押し付けていたわ。

Tomomi: Naoko! I'm sorry too. I was avoiding you.
智美:尚子!わたしもごめんなさい。あなたを避けていたわ。

Naoko: You're are good at judo, but you don't like it. That's okay too. What do you like?
尚子:あなたは柔道がとてもうまいけれど好きじゃない。それでもいいわ。あなたは何が好きなの?

Tomomi: Well... maybe I can show you! I want to go cycling with you. Okay?
智美:そうね…もしかしたら、見せてあげられるかも!あなたと一緒にサイクリングに行きたいわ。いいかな?


こうして、2人は無事に仲直りすることができました。最後はもう完全にデートに誘っていると言って過言ではないですね(考えすぎ)。


やがてすっかり元の仲良しに戻った、智美と尚子。今日も2人仲良くしている……はず?


Lesson 22 「それを言わないで!」(6/22放送予定)

2人のその後を描くレッスン22は、運動会の場面です。

Naoko: Tomomi, I was so worried! Hurry up, or we'll miss the race!
尚子:智美、とても心配していたのよ!急いで、そうじゃないとレースに間に合わないでしょう!

Ryuji: Tomomi won the race last year, right? You two are rivals in everything!
隆次(クラスメイトの男子):去年は智美がレースに勝ったんだよね?君たちふたりはすべてにおいてライバルだね!

Tomomi: Don't say that. We just made up! Naoko has that fire in her eyes again!
智美:それを言わないで。私たち、仲直りしたばかりなの!尚子の闘争心にまた火がついちゃった!

Naoko: Come on, Tomomi! Let's race!
尚子;早く、智美!競争しましょ!


こうして、2人のいつも通りの日常は続いていくようです。


NHKラジオ「基礎英語2」のテキストの4・5・6月分から、百合を感じる部分を探してまとめてみました。

まさかNHKさんが意識して百合を狙ったわけではないと思いますが、ライバル百合・友情百合として楽しむことが十分に可能なストーリーになっていると思います。

中学レベルの英語だけを使って書かれた百合小説、という観点から読んでもとても興味深いです。なにも難しい言葉なんて使わなくても十分に百合は表現できるということを証明しています。


テキストの価格は1ヵ月あたり400円程度で、電子書籍版もあります。ラジオ放送だけ聞く分には無料です。視聴・購読のハードルは決して高くないと思うので、興味がある方がいたら勉強ついでにチェックしてみてはいかがでしょうか。

ちなみにこの「基礎英語2」のレベルは、中学2年程度です。そのわりにあまり子供向けっぽくない雰囲気なのは、英語学習をやり直している大人にも手に取ってほしいという配慮からと思われます。


【テキスト】
  

【CD付きテキスト】
  


今回のうっかり

最後に一応注意しておくと、すべてのエピソードが智美と尚子の2人で展開されるわけではありません。他にも男性含む様々なキャラクターが登場します。

というか、智美の設定をよく読むと「博之に思いを寄せている」とあったり……

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尚子の紹介にも似たようなことが……

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今のところは博之との恋愛描写が直接的に描かれてはいませんが、今後どうなるかはわかりません。NHKの中学生向け語学番組で男女恋愛をメインにするとは考えにくい気もしますし、これまで通り女の子の友情も描いていくのかもしれません。今後どうなるか、ある意味目が離せない状態かも?語学学習用ラジオのストーリーを本気で気にしている人というのもなかなかいない気もしますが。
 
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2017年05月05日

Kindleで二次元ドリーム文庫がポイント46%還元セール 百合色シリーズなど

Kindleストアで、「二次元ドリーム文庫」にポイント46%還元が付いているようです。実質ほぼ半額ですね。

Kindleストア /二次元ドリーム文庫

二次元ドリーム文庫は、エッチな要素ありのラノベ風小説レーベル(18禁注意)。たまに百合小説を出してくれることでおなじみです。今回のセールでも、歴代の百合小説が最新作を除いて多数対象になっています。

   

   
 

このレーベルで百合小説を書いてくれる作家さんはほぼ決まっていて、だいたいあらおし悠さんと上田ながのさんです。あらおし悠さんの百合最新作は「百合ラブスレイブ わたしだけの委員長」、上田ながのさんの最新作は「騎士の私と悪魔の取引 百合の口付け」。ただし今回のセールでは対象外のようです。

  
  
成人向け百合小説を定期的にリリースしてくれる商業レーベルというのはかなり貴重だと思います。今後のさらなる発展に期待です。
 
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2017年02月20日

百合展2017 特製グッズ45点が公開

「百合展2017」公式サイトで、グッズの情報が公開されました。



「百合展2017」公式サイト/商品一覧

Tシャツ、缶バッジ、クリアファイル、トートバッグ、スマホケースなどが用意されるようです。

「百合展」だけあって、どのグッズにも百合なイラストがプリントされています。参加している作家さんは非常に豪華。現代を代表する百合作家さんが揃っています。それぞれの代表作を使ったグッズも多数。

「やがて君になる」「あの娘にキスと白百合を」等は昨年に続いての参加です。いまや現代の百合界を代表する人気作ですね。


玄鉄絢さんは懐かしの「星川銀座四丁目」での参加。新装版が出るからでしょうか。

「柚子森さん」「ななしのアステリズム」などの新しい作品も注目です。もしかしたら史上初のグッズ化かもしれません。

オリジナルだと、雪子さんのイラストが素敵です。



これらのグッズは、東京・大阪会場だけでなく全国のヴィレッジヴァンガードで販売予定。さらに通販もあります。


今年も、百合好きなら見逃せないイベントになりそうですね。
ラベル:百合展
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2017年02月07日

百合展2017が3月より開催

「百合展」が今年も開催されます。

百合展2017公式サイト

「百合展」とは、百合をテーマにした様々な作品の展示やグッズ販売を行うイベント。昨年も東京・大阪を中心として、全国のヴィレッジヴァンガードで開催されました。

昨年開催時は大きな話題を呼び、イベントレポートが「百合の世界入門」に掲載されたほどでした。このブログでも、当時の記事で少し取り上げたことがあります。

「百合展2016 〜放課後に、そっと咲いた一輪の花〜」が開催中


昨年に引き続き、今回のイメージビジュアルも長谷川圭佑さんの写真と缶乃さんのイラストのコラボです。


参加する作家さんは、現在のところ缶乃さん、雨隠ギドさん、長谷川圭佑さん(写真家)が発表されています。以後続々と追加で発表されていくものと思われます。


東京では3月18日、大阪では4月1日からスタートです。こちらは複製原画や写真の展示あり。その他、昨年と同じなら全国各地のヴィレッジバンガードでも特製グッズ販売が行われるものと思われます。続報が楽しみです。
 
ラベル:百合展
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2017年01月22日

実写ドラマ版「咲-Saki-」感想 特別編まで

実写ドラマ版「咲-Saki-」を最後まで見てみました。



昨年12月に本編全4話が放送され、今年になってから特別編1話が放送されました。


本編

本編は、原作コミック第1巻の内容をまるまる再現したものでした。原作にかなり忠実ながらも、一部カットされたところがあったり(京太郎とか)、逆に膨らまされたシーンがあったりしました。結果としてストーリーがすっきりし、咲と和がストーリーの中心だということもより明確になりました。百合的にもかなり良い感じ。

特に2人の出会いのシーンは、運命を感じさせる印象的な演出になっています。原作・アニメ版では最初はすれ違う程度だったので、ここに限ればこれまでのメディア展開で一番百合っぽい出来です。

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咲が麻雀部に向かうきっかけも、和を追いかけるという流れに変更されました。

原作・アニメ版では咲の幼馴染の京太郎が間に入っていたのですが、今回のドラマでは綺麗さっぱり存在抹消。彼は別にいなくもても問題ない(むしろいない方が自然にすら見える)ということが実証されてしまいました。どうせこの後も特にストーリーに絡みませんしね。彼もべつに悪い奴ではないんですけどね……。



咲と和の指切りのシーンもばっちり再現。

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ただし、後に和が咲を回想しながら指をなめるシーンはありません。実写でやるにはレズビアン色が強すぎたからでしょうか。もともとメディアによってあったりなかったりな描写なので、このへんは仕方ないかもしれません。


最終話となる第4話は、強化合宿のエピソードとなっていました。咲と和の決意が改めて語られた他、部長とまこが抱き合うという意外な(?)シーンもありました。

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尺の都合であまり掘り下げられませんでしたが、この2人もそれなりに長い付き合いのはず。そのあたりがちょっと感じられた気がする一幕。


そして清澄高校の5人が県大会へ向かうシーンで、ドラマ版は終わっています。県大会の模様は劇場版で描かれることになります。



特別編

年が明けてから放映された特別編。

清澄が県大会決勝で戦うことになる3校それぞれの背景を描いた内容です。原作・アニメでは対局中に回想と言う形で挿入されていましたが、実写版ではこの特別編にまとめられています。


風越のエピソードは、メンバー(主に池田)のキャプテンへの信頼を描いた内容です。龍門渕は、一が透華によって見出されるまでの話。衣の脅威な強さも断片的ながら描かれます。

鶴賀は、ゆみが桃子を麻雀部にスカウトするエピソード。ゆみの「私は君が欲しい!」が完璧に再現されています。

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ちなみに、桃子の影が薄いという設定は画面から見切れるという形で再現することになったようです。原作の「ユラッ」ややアニメでの半透明演出は実写では再現困難だったのでしょうか。


こうして各校それぞれの全国へ向けての決意が描かれ、ストーリーはやはり劇場版へと繋がっていきます。



特別編の感想

この特別編は、清澄以外の3校が本格的に登場する初のエピソードです。原作ファンなら楽しく見れたのではないかと思います。

どのキャラも原作再現度が非常に高いです。ただし、二次元的描写を強引に実写化したことによる違和感は清澄以上。このへんはむしろツッコミどころとして楽しむべきなのかもしれません。

特に風越の面々はネタの宝庫です。まず、常に片目をつぶっている違和感が半端じゃないキャプテン。

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原作ではウィンクのような可愛らしい表情だったのですが、実写だとずっと目をつぶっていないといけない役者さんが明らかにつらそう。目といえば、文堂さんも意図的に目を細めているのが明らかで単なる目の悪い人のようです。

原作では地味キャラだった未春は、灰色の髪を再現した結果むしろ一番目立つ外見に。そして、原作に反して特別太っていない純代(髪型再現は頑張っている)……。

どれもこれも(純代の体形以外は)原作再現なのですが、原作にある要素はなんでもかんでも再現することに無理を感じずにはいられません。ですが、無理のあることをあえてやり通す気概は評価されるべきかも……?



劇場版

県大会編を描いた劇場版は、2月3日から公開予定。




プロモーションとして、ニコニコ生放送やラジオも予定されています。以下、公式サイトより。

■ニコニコ生放送
タイトル:映画「咲-Saki-」公開&きみにワルツ発売記念!清澄高校麻雀部〜嶺上開花〜
日程:2017年1月25日(水) 20時〜予定
URL:http://live.nicovideo.jp/watch/lv288123734
出演:浜辺美波、浅川梨奈(SUPER☆GiRLS)、廣田あいか(私立恵比寿中学)予定

■オールナイトニッポンR
タイトル:清澄高校麻雀部のオールナイトニッポンR〜映画『咲-Saki-』スペシャル〜
日程:2017年2月4日(土) 深夜3時〜
出演:浜辺美波、浅川梨奈(SUPER☆GiRLS)、廣田あいか(私立恵比寿中学)予定



現在、ドラマ版のDVD&Blu-rayが発売中。限定版はメイキング付き。



Amazonビデオでは、特別編を含む全5話が配信中。1話あたり216円なので、お試し的に見たいならこちらもあり。




主題歌CDは2月1日発売。ドラマ版と共通の曲ですが、劇場版に合わせてのCD化のようですね。サントラも同日発売です。

 


主題歌を歌っているのは清澄高校の4人。



和の人が目立つパートで良い感じにアピールしている一方、咲の人が微妙な扱いなのは歌唱力の関係でしょうか……?

個人的には、この曲意外と好きです。「咲-saki-」関係の曲では「MIRACLE RUSH」の次くらいに好み。
 
ラベル:咲-saki-
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2016年12月19日

実写ドラマ版「咲 -saki-」第2話まで

12月から放送が始まっている実写ドラマ版「咲 -saki-」を第2話まで見てみました。



放送前は賛否両論あった(むしろ否が多め?)だった今回の実写化。ですが第2話まで実際に見てみた感想としては、とても良くできていると思います。

役者さん達の演技は思った以上に良い感じ。キャラクターの個性をきちんと表現しつつ、実写作品の演技として自然な感じに落ち着いています。一方で一部の役者さん(主に優希)はアニメ版の声や喋り方を徹底的にオマージュしているので、そちらも聴きどころ。

ストーリーが原作にきわめて忠実なのも好印象です。舞台や衣装、小道具も可能な範囲で原作(特にアニメ版)に近づける努力がされています。原作へのリスペクトを各所から感じます。

和がネット麻雀で使っているアバター「のどっち」に至ってはまさかの原作(アニメ)絵が登場。

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麻雀ドラマとしてもかなり楽しめる出来です。ルールや戦局をテロップや図でさりげなく解説してくれるので、麻雀未経験者や初心者でも安心。盛り上がりどころがとてもわかりやすくなっています。牌が光る、花びらが散るなどの「咲 -saki-」らしい演出もしっかり再現。




百合的にも、随所に良い感じのアレンジが見られます。

このドラマは基本的に原作に忠実なのですが、咲と和が出逢う流れには比較的大きな変更がされています。まず、初対面のシーン。原作ではほぼすれ違うだけでしたが、ドラマでは咲が本のしおりをなくし、和が見つけてくれるという流れになりました。咲の本好きという設定も活かされた良いアレンジだと思います。

さらに、咲が麻雀部に向かうきっかけにも変更が。原作では京太郎に連れられて部室に向かったのですが、ドラマでは和の生徒手帳を拾って届けに行くという展開になりました。咲と和がストーリーの中心なことがより明確になった印象です。

結果として、京太郎はドラマでは存在自体が消滅。ちょっと可哀想ですが、原作でも冒頭で咲を麻雀部に連れてきた以外の目立った活躍がないので仕方ないかもしれませんね……。


そして第2話ラストでは、原作ファンには色々と印象深い指切りのシーンが登場。再現度高いです。

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原作(雑誌連載版のみ)とアニメでは、この翌日に和が指をなめるシーンがあったのですが、ドラマ版では果たして……?



現在のところ、思った以上に楽しい実写ドラマ版「咲 -saki-」。全4話予定なので、残すところあと2回。県大会直前あたりまでのお話になりそうです。

県大会編は、来年2月に公開予定の映画版で描かれる模様。



映画版も原作再現度に注目が集まりそうです。個人的には、優希の人なみにアニメ版を意識した演技の人がチラホラいるのが気になります。


ちなみにドラマ版はTV放送の他にAmazonビデオでも見られます。放送が無い地域の方や見逃した方はこちらでチェック。




原作は今月24日に関連書籍が4冊も出ます。こちらも注目です。

   


さらに、セガの麻雀ゲーム「MJ」とのタイアップ企画「Saki-CUP」が今月23日から行われます。なんともう第10回。



 
年末から来年にかけて、「咲 -saki-」から目が離せなくなりそうですね。
 
ラベル:咲 -Saki-
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2016年11月26日

Kindleで多数の小説がポイント40%還元中 「安達としまむら」「マリア様がみてる」「くま クマ 熊 ベアー」など

Kindleストアで、かなりの数の小説にポイント40%還元が付いているようです。


百合的に注目は、「安達としまむら」。現在、6巻と3巻にポイント40%還元が付いているのが確認できます。私が知る限り過去にセール対象になったことはほとんど無いので、貴重かもしれません。

 



「マリア様がみてる」の原作小説は、一部の巻に40%還元が付き始めています。

  


比較的最近の作品だと、「くま クマ 熊 ベアー」。こちらはなんと11月25日発売の最新巻に45%還元付き。

  


「ストライクウィッチーズ」「緋弾のアリア」「ガールズ&パンツァー」といったメディアミックス作品の小説版も約40%の還元が確認できます。「ブレイブウィッチーズ」「ノーブルウィッチーズ」に至っては最新巻(電子版は12/1発売)まで対象です。

   



ライトノベルだけでなく、一般小説も対象です。「荊の城」は上下巻ともに40%還元。同じ作者さんの「黄昏の彼女たち」も40%前後のポイントが付きます。

   


百合かどうかは意見が分かれるかもしれませんが、柚木麻子さんの小説もいくつか40%還元が付いています。実は、「あの娘にキスと白百合を」の作者である缶乃さんが、影響を受けた作品として柚木麻子さんの小説を挙げていました(「百合の世界入門」内のインタビュー参照)。具体的な作品名は出ていなかったものの、個人的には「終点のあの子」あたりではないかと思うのですがどうでしょう。

 


他にも、百合要素のある小説がいくつかポイント40%還元になっています。

   



ポイント40%還元が確認できる作品を、私がわかる範囲内で紹介してみました。探せば他にもいろいろありそうです。

セール対象の基準はやや不明確で、シリーズものの途中の巻だけ対象になっている場合もあります。そういう場合は少し待ってみると他の巻も対象になるかも……?待っている間にいつの間にかセールが終わっていた、ということもよくあるので難しいところですが。
 
 
ラベル:電子書籍
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2016年11月12日

実写ドラマ版「咲-Saki-」15秒CM公開

実写ドラマ版「咲-Saki-」の15秒CMが公開されました。



内容的には原作第1巻前半に相当し、咲と和の出会いを中心とした構成です。最後は指切りのシーンで、百合的にとても良い感じ。

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正直、思った以上に原作再現度が高いです。CMということで1つ1つのカットは短いですが、原作ファンなら「ここはあのシーンか」と一目でわかるくらいに再現されています。

「もう一局打ってくれませんか」のシーンではちゃんと雨が降っていたり、実写で再現可能な範囲で原作を尊重しています。

なお咲と和の出会いのシーンは、読書中の咲が桜の花びらで振り向くという演出になっています。この桜はアニメ版独自の演出なので、実写版はアニメ版準拠になるのかも?(ちなみに原作は第1話時点で初夏の設定です)


個人的にどうなるか気になるのは、指切りの翌朝の描写。ここは原作やアニメで若干描写が違っていて、雑誌連載版では和が咲を思い出しながら指をなめていました。ですが、単行本収録の際になぜかカット。と思ったらアニメではまさかの復活……という感じで、複雑(?)な経緯を辿っています。

ドラマがアニメ版準拠だとしたら、あのシーンが実写で見れるかも……?



というわけで、個人的には予想以上に楽しみになってきた実写版「咲-Saki-」。

一部で言われているようにコスプレ感は否めませんが、これも原作を細部まで(強引に)再現しようとする心意気の表れのように感じられます。実写としてのリアリティなんて潔く放り投げて、とにかく原作を尊重しようという方針なのでしょう。このかなり無謀な方向性をどこまで貫き通せるかという観点から見れば、非常に面白いものになりそうです。

ドラマの放送開始は最速で12月4日からです。

映画&ドラマ『咲-Saki-』公式サイト
 

ちなみに漫画版「咲-Saki-」のほうは、12月24日に関連書籍が4冊同時発売です。「咲-Saki-」本編は16巻目ですが、スピンオフ「シノハユ」も早や7巻目。

  

個人的には、新たなスピンオフ「怜-Toki-」に注目。作画は「オンリー☆ユー ~あなたと私の二人ぼっち計画~」のめきめきさんです。


ラベル:咲-saki-
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2016年10月26日

「孤独の城のリリー」の続編「残黒のアネモネ」が10月27日にリリース

Kindleストアで販売されている百合小説「孤独の城のリリー」の続編「残黒のアネモネ」が10月27日にリリースされるそうです。

 

こちらのシリーズはKDP(自主制作の電子書籍をKindleストアで販売できるサービス)を使ってリリースされているものです。

ジャンルは、作品紹介によると「百合ゴシックファンタジー」。

1巻目「孤独の城のリリー」は、古城に住む吸血鬼の女の子・リリーが、ブレティラという少女を助けるところから始まります。途中で視点が変わり、リリーの正体やその背後にある世界設定が明らかに。

続く2巻目「残黒のアネモネ」はその続編。あらすじを読む限り主人公は異なるようですが、1巻目に登場していたキャラクターの名前もいくつか見受けられます。


1巻目を見る限り男性キャラもそれなりに重要な役回りで登場しますが、基本的には女の子メインのシリーズです。作品紹介でも百合を謳っています。興味がある方は、読んでみてはいかがでしょうか。
  
他のKDP書籍同様、Kindle Unlimitedで読むこともできます。また、「残黒のアネモネ」のリリースに合わせて「孤独の城のリリー」の無料配布も予定しているとのことです。
  
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2016年10月09日

「FLOWERS 秋篇」OP曲「虹の魔法」ピアノスコア

美少女ゲーム音楽の楽譜を制作しているサイト「透羽」さんが、「FLOWERS 秋篇」のOP曲「虹の魔法」のピアノスコアを公開しています。

透羽 〜楽譜サイト〜

楽譜は、右メニューの「楽譜」→「Innocent Grey」と進んだところにあります。

原曲を忠実に再現した美しいアレンジです。易しすぎず難しすぎずで、初心者でも挑戦してみたいと思わせてくれる絶妙なバランス。

FLOWERSシリーズのファンでピアノも弾くという人は、一見の価値ありです。ちなみに「春篇」OPと「夏篇」OP&EDの楽譜もあります。
 
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2016年10月07日

Kindleで「マリア様がみてる」原作小説がセール中

Kindleストアで「マリア様がみてる」の原作小説がセール中です。

  

どれくらいお得なのか若干わかりづらいと思いますが、1巻あたり普段より100円程度安い模様です。

全部で40巻近い超長編シリーズということで、全巻揃える勢いならチリも積もれば的にかなりお得かも……?




先日の記事でお伝えしたように、「マリみて」は最近になって漫画版も電子化されました。長い歴史を持つ作品ですが、こうして今でも手軽に触れられるようになっているのはうれしいですね。


ちなみに今回のセールは、「集英社書籍 『デジイチ』長編・シリーズ作品特集」というキャンペーンの一環のようです。

Kindleストア / 集英社書籍 『デジイチ』長編・シリーズ作品特集


対象作品はかなり多い模様。他にも百合っぽい作品がないか探してみてもいいかもしれません。
 
ラベル:電子書籍
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2016年10月06日

「百合の世界入門」サンプル画像、立ち読みコーナーが公開中

「百合の世界入門」出版者公式ページや通販サイトでサンプル画像が公開中です。これまでの記事で触れていなかったので少し紹介してみたいと思います。

百合の世界入門(玄光社さん公式)

サンプル画像はページ下部にあります。

それとは別に「立ち読み」もあり(ページ上部の表紙画像の右側)。こちらからは上記のサンプル画像とは別のページを含む全14ページほどが閲覧可能です。


サンプルには、ゲスト作家さんのイラストのサンプルもいくつか含まれています。缶乃さんのイラストはもしかして「あの娘にキスと白百合を 」の2人でしょうか……?「百合展」のイメージビジュアルにも登場しましたし、出張もこなせる有能な娘たちですね。

百合展といえば、イベントレポートが載るようです。当時このブログでも少し紹介したとおり、百合展は今年の2月頃に開催されたイベントです。その頃から「百合の世界入門」の準備が始まっていたのでしょうか。かなり丁寧にじっくり作られてきたようです。

作品紹介のページも試し読み可能です。「新米姉妹のふたりごはん」のような新しい作品から、「クローバー」(乙ひよりさん作)のような懐かしの作品まで取り上げられているのが確認できます。漫画本編の印象的なコマも掲載されているので、読書ガイドとしておおいに役立ちそう。


サンプル&立ち読みを見る限り、百合漫画の世界を幅広くカバーした充実した本になっているようです。10月18日の発売日がさらに楽しみになりました。


 
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2016年10月04日

「百合の世界入門」店舗特典が公開 仲谷鳰さん・缶乃さん・森永みるくさんらのイラスト入り

先日の記事でも紹介した、百合作品のガイドブック「百合の世界入門」。

このたび、出版者さんの公式サイトにて店舗ごとの特典が公開されています。

「百合の世界入門」特典情報!!(玄光社さん公式サイト)

特典は大きく分けて、クリアファイル、イラストカード、ポストカードのどれか。絵柄は仲谷鳰さん・缶乃さん・玄鉄絢さん・くずしろさん・森永みるくさんがあります。

仲谷鳰さんのイラストは表紙用のものと同一。他のイラストも特典用の描きおろしとは言われていないので、「百合の世界入門」本誌用に寄稿されたものなのかもしれません。


書籍に店舗特典が付く例は漫画ではよくありますが、今回のような一種のガイドブックでは珍しいかもしれません。どのお店で買うか、という点も楽しみになりそうです。

発売日は10月18日です。



ちなみに、私も一部の記事でちょっとだけ参加させていただいています。興味があれば探してみてくれたらうれしいです。
 
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2016年10月03日

聖クロス女学院物語(南部くまこ原作、KeGイラスト) / 全3巻がKindleストアで半額セール中

9月30日から10月7日まで行われている、「ニコニコカドカワフェア2016」。カドカワ系の電子書籍が多数半額になるというお得なキャンペーンです。

参考記事:ニコニコカドカワフェアでKindle書籍が多数半額 「あやかしこ」「小百合さんの妹は天使」最新巻も


最近の作品から過去の名作まで、様々な作品がセール対象となっています。その数なんと2万点以上。これまで触れていなかった作品に触れてみるのにも良い機会です。

というわけで今回は、これまで紹介する機会のなかった作品を取り上げてみたいと思います。


聖クロス女学院物語

今回紹介するのは、小説「聖クロス女学院物語」です。南部くまこさん原作、KeGさんイラスト。

  

2014年頃に、児童向け小説として「角川つばさ文庫」からリリースされていました。このレーベルは一応小学生程度が対象とされていますが、カドカワらしくそこはかとなく二次元寄りのイメージ。中高生向けライトノベルを児童向けに作り直したような作品も見受けられます。このレーベルを入り口にして、カドカワ系の二次元コンテンツへステップアップしてもらおうという狙いもあるのでしょう。

そんな環境でリリースされたこの「聖クロス女学院物語」。作風としては、王道女子校もの+ミステリー(あとちょっとだけファンタジー)というイメージです。それほど直接的ではありませんが百合テイストがあり、作者さんの作風からしておそらく狙っているのでしょう。ここから百合に興味を持ち始めた小学生がいるかもしれないと思うと、ある意味おそろしい作品かもしれません……。


あらすじ

カソリック系の女子校「聖クロス女学院物語」の中等部には、「デスティーノ」と呼ばれる伝統があります。1年生に上級生のお姉様から手紙が届き、文通ができるというものです。ただし、自分のお姉様が誰かを知ろうとしてはいけないというのがルール。

主人公の陽奈は、初等部からの持ち上がりで中等部に上がったばかり。幼馴染である奈々とは同じクラスになれたし、お姉様との文通も始まって、新たな生活を楽しんでいます。

そんな陽奈の前に現れたのは、隻眼のミステリアスな美少女・花音(かのん)。容姿と話し方こそ美しいものの、性格はフリーダムでエキセントリック。熱烈なオカルトマニアであり、1年生ながらも「神秘倶楽部」という自分の部活を作ろうとしています。学園内ではすでにかなりの有名人。

花音になぜか気に入られてしまった陽奈は、「神秘倶楽部」へ熱心に(というか強引に)勧誘を受けます。でも陽奈には、幼馴染の奈々と一緒に美術部に入るという約束があって……。



百合的みどころ


デスティーノ

正体を隠したまま文通する「デスティーノ」の設定が非常に魅力的。作中たびたび陽奈のお姉さまのやりとりが挿入されており、お姉さまの正体が誰なのか、陽奈でなくとも気になること間違いなし。

陽奈個人の願望としては、皆の憧れの上級生・史織が自分のお姉さまなら良いなと思っています。本当にそうではないかと思わせる出来事が何度かあるものの、真相は……?

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花音

ヒロインである眼帯の美少女・花音も非常に個性的。毎回突拍子もない言動と無駄な行動力で物語を引っ張ってくれます。「神秘倶楽部」の部長として学園の様々な怪事件に首を突っ込み、陽奈もそれに巻き込まれて……というのが定番のパターンです。

とにかく台詞が面白いキャラで、陽奈とのやりとりは漫才のようです。

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花音「よろしいんですのよ?お姉さまと思っていただいて」
陽奈「同い歳じゃん!」
花音「同い歳じゃだめ?わたしく、あなたのこと気に入りましたわ」

お姉さまという概念を根底から覆す大胆な発想。ただものではありません。



女子校文化や女同士の友情に憧れているという意外な面も。部のあいさつに「ごきげんよう」を推奨するなど妙なこだわりを見せます。陽奈と奈々の友情に対しては、羨望のまなざしを向けていました。

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花音「憧れますわ!松本さん(陽奈)!これぞ女子校!」



当初こそ花音が陽奈を一方的に巻き込む関係だったものの、次第に2人の間には本当の友情が芽生えていきます。1巻の最後では、お互いを名前で呼び合うように。

2巻の冒頭では、花音は自分達のお姉さまの正体をつきとめようと陽奈に持ちかけていました。もちろん、ルール違反です。

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花音いわく「わたくし、陽奈がいっしょなら、ルール違反もやぶさかではございませんことよ……?」



2巻後半である事件が起きる場面では、陽奈の側からの強い友情も伺えます。

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陽奈「わたしは、こんなに、花音に会えてよかったと思ってるのに……」。



3巻後半では、花音が眼帯の下の秘密を陽奈に明かします。それまで葵(花音の幼馴染)にしか見せたことがなかったくらいですので、花音にとって陽奈の存在がとても大きいものになっていることがわかります。

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3巻のクライマックスでは、2人揃って遭難するという展開が。もう完全に花音がヒロインですね。

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花音「夢の中で、ずっと陽奈の声が聞こえていたの」

花音「……こわくない……ですわ……。陽奈が……いっしょですもの……」


いろいろと深読みしたくなる台詞です。この3巻から神秘要素が本格的に話に絡み始めるのもあり、この後のストーリーがとても気になります。しかし……。



奈々

陽奈の幼馴染である奈々にも注目です。幼少時の陽奈とは、「えいえんの友」の証としてメダイを交換したという微笑ましいエピソードがあります。その後陽奈はそのメダイを一時なくしてしまうのですが、必死に探す姿からは強い友情を感じることができました。

ただし、奈々は常に神秘倶楽部にいるわけではないので出番は控えめです。陽奈との友情描写も序盤と回想に集中しています。そのかわり、1巻後半から2巻にかけては奈々ともう1人の幼馴染である時子との絆が描かれることになります。

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ただ、この時子さまというのが大人しい外見に似合わず(むしろ大人しすぎるゆえに?)なかなかの問題人物。陽奈と花音はたびたび巻き込まれることになります。本人に決して悪気はないのですが……。



璃子

璃子は、花音のライバルを自称するキャラクター。といっても実際には花音の幼馴染で、花音にかまってほしくて挑発的な態度を取っているだけのようです。

さらに、幼少時には葵(花音の幼馴染)とケッコンすると言っていたという衝撃の過去もあります。

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花音・葵・璃子の3人にはどうやら複雑な因縁があるようです。



史織さま

史織は、みんなの憧れの生徒会長。陽奈も例外ではなく、史織に強い憧れを抱いています。あの花音ですら熱烈な史織ファンで、むしろ信奉者といってもいい領域です。

陽奈と花音はそれぞれ、史織さまが自分に優しくしてくれたとか、自分のお姉さまは史織さまかもしれないとか、勝手に言い合っています。

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果たして、真相は……???

そして花音の中で、史織と陽奈のどちらが大切なのか。この後どこかで優先順位が変わるとしたら、どんな展開でそうなるのかも気になります。



蜜希さま

生徒会副会長の蜜希は、中性的な魅力で生徒に人気です。本人もそれを意識した立ち居振る舞いをしています。花音いわく、「あの方、ご自分が女の子に人気があるのをご存知なのですわ」。

生徒会長の史織とは相性抜群で、抱き合ったりすると生徒達から黄色い歓声があがります。

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ストーリーの本筋にはあまり絡まないことが多かったのですが、3巻にていくつか気になる点が示唆されます。「演じる」ことが好きだという面が語られたり、奈々に強い憧れを抱かれていることが判明したり。奈々には時子がいるはずなのですが……。この後のストーリーで、なにかひと波乱あるのかもしれません。



「聖クロス女学院物語」1〜3巻のみどころを、百合的な観点から紹介してみました。舞台設定やキャラクターが非常に魅力的な作品であることが少しでも伝わっていたら幸いです。伝統的な女子校の世界観が好きな人、ちょっとした冒険やミステリィが好きな人におすすめです。

現在、カドカワのキャンペーンによって電子書籍版が半額になっています。興味がある方はこの機会に触れてみてはいかがでしょうか。

  
 
3巻合本版も出ており、ほんの少しですがお得です。




未完……?


最後に一応、注意。この作品はまだ完結していません。

2014年の春から秋にかけて全3巻がリリースされたのですが、その後約2年間に渡って音沙汰がありません。3巻目も特に完結させている感じではなく、むしろ新たな展開への伏線(と思われるもの)を張り巡らせていました。

この作品に問題点があるとしたら、3巻の続きが気になって仕方がないこと。そしてそれが実際に読めることがおそらくなさそうなこと、でしょうか……。
 
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2016年09月29日

「百合の世界入門」が10月18日に発売 仲谷鳰さん・缶乃さんらが参加

「百合の世界入門」という本が10月18日に玄光社さんより発売されます。

百合の世界入門

出版者公式の紹介ページに、内容に関する詳しい説明があります。

百合の世界入門(玄光社さん公式)

一部を引用させていただくと……

>本書は、百合の普及において、もっとも貢献した媒体/マンガ作品を、厳選して解説した本です。

とのこと。取り上げている作品はなんと140点以上。


表紙イラストは、「やがて君になる」の仲谷鳰さんです。百合アンソロジー「エクレア」でも表紙に抜擢されていますし、今もっとも旬の百合作家さんです。


他にも、缶乃さん(「あの娘にキスと白百合を」)、くずしろさん(「犬神さんと猫山さん」「姫のためなら死ねる」)、森永みるくさん(「GIRL FRIENDS」「ハナとヒナは放課後 」)、玄鉄絢さん(「少女セクト」「星川銀座四丁目」)らがイラストとインタビューで参加。

さらには、百合好きで有名な声優・橘田いずみが選ぶ「表紙が良かった百合漫画ベスト8」が巻頭特集として掲載されます。

個人的には「百合用語解説」という記事も気になります。ありそうでなかなか無かったタイプの特集だと思うのですが、どのような切り口で紹介するでしょう。面白くなりそうです。


というわけで、かなり充実した内容になりそうな「百合の世界入門」。

百合入門を掲げた書籍は過去にもいくつか出版されていますが、取り上げる作品に偏りがあったりして十分な内容ではなかったように思います。その点、「百合の世界入門」はなんと140作品を紹介ということで主要な作品は十分にカバーしてくれそう。イラストやインタビューで参加する作家さんの顔ぶれからも、世代や出版社の垣根を越えて普遍的な観点で作られていることが伺えます。入門書としてはもちろん、イラスト集や読み物としてもとても楽しめそうですね。

発売日は10月18日です。


 
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2016年09月24日

「ゆりたん 百合×英単語。」「英検1級の勉強法」等の電子書籍を99円でセール中

英語版「FLOWERS」をプレイできたことを勝手に記念して、電子書籍のセールを行います。私がKindleストアで販売している英語関係の本が一律99円となります。

「ゆりたん 百合×英単語。」シリーズは、百合で英語を学ぶ単語集。すべての単語に百合な内容の例文付きです。

 

以下は、百合とは無関係な普通の参考書。興味がありましたらどうぞ。

 

セール期間はとりあえず今週末いっぱいを考えています。
 
ラベル:電子書籍
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2016年07月27日

「ゆりたん 百合×英単語。」のVol.2をリリースしました

このたび、百合をテーマにした英単語集「ゆりたん2 百合×英単語。」をリリースしました。現在、Kindleストアで電子書籍として販売中です。

 

「ゆりたん」は、百合作品によく出てくる言葉や表現だけを集めた英単語集です。今回はそのVol.2に当たります。

今回もすべての単語に百合なストーリーをイメージさせる例文付き。原則として例文はオリジナルですが、一部は既存作品からの引用を独自に英訳させいていただいたものになっています。

以下、サンプルです。クリックで拡大できます。

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Vo.1プチリニューアル&プライスダウン

今回のVol.2のリリースに合せ、Vol.1もちょっとだけリニューアルしました。表紙を含む一部ページのデザインを、Vol.2に合せて変更しています(内容は同じ)。価格もVol.2リリース記念としてちょっとだけ下げてみました。

 

もしよろしければ、Vol.2とあわせてこちらもよろしくお願いします。
 
posted by trinder at 08:18| Comment(0) | TrackBack(0) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする