2017年07月04日

「やがて君になる」第4巻(仲谷鳰)

ちょっと遅くなりましたが、仲谷鳰さんの「やがて君になる」第4巻の感想です。



文化祭での生徒会劇に向けて、本格的に動き出している巻です。

劇の台本が、草稿ながらもできあがります。劇の主人公は、記憶喪失の少女。少女のもとをかつて親しかったという人々が訪れるものの、それぞれが語る人物像はバラバラ。少女は、なるべき本来の自分がわからず混乱します。

主人公に自分と重なるものを感じ、役に入り込む燈子。しかし一方で、これまで目標としていた亡き「お姉ちゃん」像に迷いを抱く姿が描かれています。亡き姉に完璧な理想像を見ていた燈子でしたが、本人を知る人たちによれば違う一面もあったようで……?


中盤の合宿のエピソードが、青春っぽくて良い感じです。お風呂のシーンでは、燈子を意識しすぎな沙弥香、侑を意識しすぎな燈子という面白い構図が見れます。

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さらに寝るときにもお互いがお互いを意識しまくりです。3人一緒の部屋のせいで結局誰も手が出せなかったのは、よかったのか悪かったのか……。


百合的には、後半に侑の家で燈子が甘えるシーンがみどころです。

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膝枕のほか、キスシーンもあり。燈子は相変わらず侑大好きでやりたい放題していますが、侑には「好きにならないで」と難しい要求をしています。両想いのようで一方通行な不思議な関係ですが、この先変化はあるのでしょうか。



【電子版】

 
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2017年06月30日

Kindleで竹書房のコミックが半額セール「ラーメン大好き小泉さん」「鳩子のあやかし郵便屋さん。」等

Kindleで竹書房のコミックが半額セールになっています。竹書房作品の大半が対象になっているようなので、作品数は膨大です。セール期間は7月2日(日)まで。

Kindleストア /【50%OFF】竹書房フェア


セール常連の「ラーメン大好き小泉さん」はもちろん(?)最新巻含めて全巻半額。第1巻に至ってはなんと10円です。

 

【参考記事】
「ラーメン大好き小泉さん」(鳴見なる)3巻まで
「ラーメン大好き小泉さん」第4巻(鳴見なる)


雪子さんの「鳩子のあやかし郵便屋さん。」も半額。



【参考記事】
「鳩子のあやかし郵便屋さん。」第1巻(雪子)


他にも百合(っぽい)漫画がいろいろ。

   

   

   

  

  

【参考記事】
「恋ヶ窪プリンセスハニー」(いづみみなみ)第1巻


他にも探せば百合漫画があるかもしれません。

Kindleストア /【50%OFF】竹書房フェア

  
タグ:電子書籍
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2017年06月27日

Steamでサマーセール実施中 「Love Ribbon」「屋上の百合霊さん」「Life Is Strange」など

Steamでサマーセールが実施中です。Steamで販売中のゲームのうち、かなりの割合が対象になっているようです。セール期間は6/22〜7/5。

割引率は作品によって異なりますが、中には70%以上OFFになっているものもあります。

Steamでは百合ゲーも多数販売されています。以下では、セール対象のうち個人的に気になる作品をいくつか挙げていきます。(Steam公式の埋め込みリンクには「購入する」と表示されますが、実際は作品個別ページへに移動するだけです)



個人的に超おすすめ作品。姉妹百合の名作です。全編英語。

【参考記事】
オール英語の新作姉妹百合ゲー「Love Ribbon」
出る順? Love Ribbon 英単語帳




時間を巻き戻す能力をもった女の子を主人公にしたADV。百合エンドやキスシーンあり。秋ごろに新作もリリースされる予定なので、予習・復習にいかがでしょうか。現在第1章が無料プレイ可、残りのゲーム本編も75%OFFと非常にお得な状態です。

なおリリース当初は英語(といくつかの外国語)のみでしたが、現在は音声・テキスト共に日本語化可能です。しかもいつでも言語を切り替え可能なので勉強用にぴったり。

【参考記事】
重要度別!「Life Is Strange」英単語集



英語版「屋上の百合霊さん」。英訳の質がとても高く、キャラクターごとにきちんと書き分けられた英文が光ります。テキストは英語のみですが、音声は日本語版そのままなのでなんとか話は追えるかも?(ただしパートボイス。)



Steamでやたら連発されているSAKURAシリーズの1つ。中世ファンタジー系百合ゲーです。なんと70%OFFになっています。なおchapter1となっていますが、2年経った現在も続編はなく未完となっているので注意。

もともと全編英語でしたが現在は音声・テキストともに日本語化できます。

【参考記事】
出る順!「Sakura Fantasy」英単語集 〜これで読めるかも〜


その他にもいろいろ。


英語版「よるのないくに」。ちなみに英語版「ソフィーのアトリエ」とまとめ買いすると44%OFFになるようです。




英語版「白衣性愛情依存症」。


英語版「ねのかみ 京の都とふたりの姫騎士」(元は同人ゲーム)。


英語版「その花びらにくちづけを 出会った頃の思い出に」。











セール対象の百合ゲーのうち、個人的に気になる作品をいくつか挙げてみました。他にも探せばいろいろあるかもしれません。
 
タグ:Steam
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2017年06月25日

Kindleの一迅社セールから未紹介作品を紹介 「大上さんとケルベロスゥ」「悟れ!弥勒ちゃん」「くらまちゃんにグイってしたらピシャってされた!」等

先日の記事でお伝えしたとおり、現在Kindleストアで一迅社のコミックがポイント50%還元セール中です。

Kindleで一迅社作品がポイント50%還元セール 百合姫コミックスなど


今回はセール対象の中から、これまでこのブログで取り上げたことのなかった作品を紹介します。参考になれば幸いです。


大上さんとケルベロスゥ!(作:ならば)



「耳人(みみびと)」と呼ばれるケモノ耳な人たちが、人間と普通に共生している世界。

黒田ケル・ベロ・スゥの3姉妹は、犬耳の女の子です。三女のスゥは、同級生である人間の女の子・大上美月に片思い中。内気なスゥのため、ケルとベロは恋のサポートをしようとしますが……?

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とりあえず友達から始めることになったスゥ(とケルとベロ)、そして大上さんの交流がメインです。大上さんは一見クールで大人っぽい感じですが、これまで親しい友人もいなかったため対人関係が非常に不器用。内気なスゥと少しずつ距離を縮めていく姿が微笑ましいです。

基本的に日常コメディではあるものの、スゥの大上さんへの恋愛感情はかなり丁寧に描かれています。

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憧れとは違うのか、結局大上さんとどうなりたいのか、といったことで真剣に悩む場面も。

あまり表には出しませんが、大上さんの方でもスゥは気になる存在のようです。最近の回(単行本未収録)では、大上さんのほうからキスしようとする場面もありました。

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スゥほどではないものの、ケルとベロにも友情系のちょっとだけ百合っぽいシーンがちらほら。また、ケルのバスケ部の先輩である白神サキというキャラは女の子に人気があるという設定です。女の子だけによる親衛隊までいたりします。



悟れ!弥勒ちゃん(作:ぼるぴっか )



茱萸(ぐみ)は、若い女性ながらも優秀な仏師(仏像を作る職人さん)です。ある日茱萸が趣味で美少女フィギュア風の弥勒菩薩(みろくぼさつ)像を作ってみたところ、本物の弥勒菩薩の魂が宿ってしまいます。

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しかし弥勒菩薩とは本来、56億年後に悟りを開いて世界を救うとされている存在。弥勒ちゃんはその設定を重視し、まだ悟りを開かないように自堕落な日々を送ることに……。というかほぼ茱萸のヒモです。でも弥勒ちゃんの可愛さにベタ惚れの茱萸はついついわがままを許してしまいます。


そんな感じで、仏教や仏像を茶化したような設定の日常コメディです。仏教ネタに限らずパロディが豊富で、特にガン〇ムやカードゲームなどネタが頻出。元ネタを知らない人はお断りというレベルの濃い話が出てくることも。


1巻後半からは、世蓮というフランス人の女の子が登場します。世蓮は彫刻家であり、仏師の茱萸を一方的にライバル視しています。でも対決しているうちに茱萸のことを好きになってしまったようで……?

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さらなる追加キャラとして、世蓮の制作した観音菩薩像に魂が宿った「のんたん」も登場します。のんたんは作り主である世蓮のことが大好きなので、百合的にとても良い感じ。

ちなみに最近の回(単行本未収録)では、のんたんは何を間違ったのか百合同人絵師になっていました。

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くらまちゃんにグイってしたらピシャってされた!(作:ストロマ)



人間嫌いな女の子・くらまは、隣の席の尋夢(ひろむ)に何かとちょっかいを出されていました。どうやら友達になりたいらしいのですが、ウザがられてもお構いなしのグイグイ系です。

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くらまの唯一の友人である錫(すず)は、強引な尋夢を警戒しています。もしかしてくらまの貞操を狙っているのではないかと怪しんだことも。でも、くらまに友人が増えるのは良いことだと思って見守る事もあり。


ストーリー後半(コミック2巻目)では、鼓堂織羽(こどう おりは)という女の子が登場。物語のターニングポイントになっています。

くらまが他人との交流を避けるようになった原因は、かつての織羽との喧嘩別れが原因でした。事情を知った尋夢は、くらまと織羽を仲直りさせてあげようと画策しますが……。


ちなみにこの織羽、作中屈指のガチキャラだったことが終盤にて判明します。

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シリアスとネタとガチ百合が混ざり合い、終盤はなかなかカオスな展開です。



魔女とほうきと黒縁メガネ(へーべー)

  

かつて中二病を患っていた女子高生、乃梨子。彼女の家の隣に、リアナという10歳の女の子が引っ越してきました。リアナは魔女を自称し、魔法の練習だと言って危ない実験を繰り返しています。乃梨子はそこにかつての自分と似たものを感じ、2人は友達になりました。そして放課後や休日によく一緒に遊ぶように。

リアナは乃梨子に一度叱られてゲンコツされて以来、叩かれて興奮するドMに開眼。一方乃梨子も、リアナと一緒にいるうちに自分はロリコンでないかと悩み始め……。

2人の関係は最初こそギャグっぽいものの、後半は誰がどう見てもガチです。作中でも「百合」だと言われています。

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終盤のクライマックスも必見です。これまでの中二病ネタを伏線として使いつつ、物語は壮大なスケールへと発展していきます。そして最後は乃梨子とリアナが結婚するガチ百合エンド。

しかも子供も「魔法でなんとかなる」とのこと。素晴らしい世界ですね。

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メインである乃梨子×リアナ以外にも、複数の百合カップルが登場します。特に目立っているのは、シェスカとみかん。

シェスカはリアナの屋敷で働くメイドなのですが、真性ロリコンのド変態です。最近よくリアナの屋敷に遊びに来る小学生の女の子・みかんに、シェスカは内心大興奮。一方みかんは、シェスカを仕事のできる立派なメイドさんだと思って密かに憧れており……。

というわけで、お互いに多少誤解はあるもののほぼ両想い。1作品におねロリカップル2組というのはちょっと珍しかもしれませんね。

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中二病・おねロリ・ガチレズジョークの絶妙なバランスが持ち味の作品です。



他にも百合漫画がいろいろありそう。興味があったら探してみてください。

【50%ポイント還元】一迅社フェア
 
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2017年06月23日

「賭ケグルイ」第7巻 / 「賭ケグルイ双」第4巻

6月22日に関連作品が3作同時発売だった「賭ケグルイ」シリーズ。そのうち先日は「賭ケグルイ(仮)」を紹介しました。

「賭ケグルイ(仮)」第1巻(河本ほむら / 川村拓)

今回は残りの2作をまとめて紹介します。本編である「賭ケグルイ」第7巻と、スピンオフの「賭ケグルイ双」第4巻です。

なお、これ以前の(百合的)みどころは以前の記事で紹介しています。

「賭ケグルイ」6巻まで / 「賭ケグルイ双」3巻まで




「賭ケグルイ」7巻(河本ほむら原作、尚村透作画)



前巻までで、会長を除く生徒会の主要メンバーをだいたいやっつけてしまった夢子。そのためか、今回からは新展開になっています。

生徒会長の桃喰綺羅莉(ももばみ きらり)は、生徒会の解散と選挙の実施を宣言します。さらに次期生徒会長候補として、桃喰家につらなる一族が学園に乗り込んできます。将来日本を背負う人材を多く輩出するこの学園を支配することは、将来の日本そのものを支配する可能性すら意味します。こうして、学園は突如として選挙ムード一色に。

もちろんこの学園のことですから、普通の投票で選挙をするわけではありません。生徒は最初は各自1票ずつ持っているのですが、それをギャンブルで奪い合ってもよいことになっています。

桃喰の分家達は、手始めに夢子を潰そうともくろみます。最初に乗り込んできたのは、蟲喰恵利美(むしばみ えりみ)というゴスロリ少女。拷問を請け負う一族とのことで、提案してきたギャンブルも「指切りギロチン」という名前からしていかにもアレげなもの。

普通なら怖がるところですが、恵利美の対戦相手は夢子と妄(みだり)。2人もスリルであればあるほど興奮するギャンブル狂なので、むしろ嬉々としてプレイしてしまいます。

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かえって提案した恵利美のほうがドン引きです。変態2人に挟まれる形になってしまった恵利美は、果たして五体満足に帰れるのでしょうか……?


百合要素

6巻で最高潮だった百合度ですが、その反動か今回は大人しめです。むしろ普段どおりの感じに戻ったというべきかもしれません。

少々マニアックですが、妄の夢子への執着が百合といえば百合でしょうか。妄は以前一度夢子に敗北して以来、夢子にぞっこんです(性的興奮すら覚えているような描写も)。今回もそれは健在です。

ですが夢子からはむしろ嫌われており、妄の気持ちは一方通行です。夢子のギャンブル観では相手と公平にリスクを負うからこそ面白いのであり、妄のようにわざと危険を冒すのは単なる「死にたがり」だとか。今回も妄は同じようなことをしてしまい、夢子にさらに嫌われる羽目になります。

夢子に嫌われて涙目になっている妄は、ある意味純情なのでしょうか……?

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あとは夢子が芽亜里に抱き着くシーンがあったりする程度でしょうか。清華の綺羅莉への絶対の信頼も、短いながらに描かれています。



「賭ケグルイ双」第4巻(河本ほむら原作、斎木桂作画)

 

こちらはスピンオフ「賭ケグルイ双」の第4巻。ちなみに表紙に芽亜里と一緒に描かれているのは戸隠雪見(一応女です)。芽亜里の仲間の一人ですが、今回特別話に絡むわけではありません。


今回のストーリーは、芽亜里のクラス内の対立を描いたものです。その背景には、愛浦心(あいうらこころ。第1話で芽亜里に敗北した意地悪な女の子)による芽亜里への復讐計画があり……。

これまでの展開と比べてややスケールが小さくなった感がありますが、学園の日常風景を垣間見れるという点では面白い内容になっています。すでに数百億円規模の戦いになっている「賭ケグルイ」本編でも今更やりづらい題材でしょうし、スピンオフならではです。


百合的には、つづらが芽亜里に発破をかけるシーンがあるのがみどころ。これまでのように芽亜里に守ってもらうばかりでなく、つづらのほうから芽亜里をリードしようとする印象的な場面です。

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つづらが、自分が芽亜里に惹かれている理由をわりと具体的に語る場面があるのも良い感じ。

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今のところ、つづらは自分の芽亜里への気持ちをモノローグで語っているのみです。おなじみの「私の王子様」発言も心の中で言っているのみ。いつかはっきり本人に伝えることがあるのか、そのあたりも含め今後の展開が楽しみです。


ちなみにこの前の記事でも紹介しましたが巻末に「賭ケグルイ(仮)」の出張宣伝漫画があります。(おそらく)ここでしか読めないオリジナル。気に入ったら「賭ケグルイ(仮)」も読んでみてください。

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なお今のところ「(仮)」に登場するのは本編のキャラのみで、「双」固有のキャラは出ていません。個人的には夢子とつづらが芽亜里を取り合うところとか見てみたいのですが、果たして実現可能なのでしょうか……?



本編7巻・「双」4巻ともに、ギャンブルシーンが中心です。百合要素はアクセント程度。この作品は普段はだいたいこんなノリなので、ファンなら今回も楽しめる内容です。

 

7月にはアニメも開始し、さらに新たなスピンオフもリリースされます。しばらく「賭ケグルイ」から目が離せなそうです。






現在Kindleストアでは本編と「双」の各1巻が半額セール中です。無料お試し版もあるので、ここから入ってみるのもありです。

  
 
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Kindleで一迅社作品がポイント50%還元セール 百合姫コミックスなど

Kindleストアで、一迅社作品にポイント50%還元が付くセールが行われています。

【50%ポイント還元】一迅社フェア

セール期間は、年6月23日〜6月29日(木)。


一迅社といえば百合姫。比較的新しいもので、4月発売くらいの作品まで対象になっているようです。

セール特設ページ内を「百合姫コミックス」で検索

   

   

   


百合姫は10年以上続く百合専門誌だけあって、作品数も膨大です。今回のセールは、シリーズものを揃えたり、過去の名作を発掘したりするのにも良い機会だと思います。思い切ってジャケ買い・タイトル買い・ネタ買い(??)するのもありかもしれません。

  

   


ちなみに今更なことかもしれませんが、「百合姫コミックス」だからといって百合姫で連載された作品とは限りません。同人誌をまとめたものだったり、当初は他社で出版していた作品をリニューアルしたものというケースもあります。

ちょっと意外な人の作品が百合姫コミックスとして出ていることも。例えば「サイダーと泣き虫。」は、「あの娘にキスと白百合を」で有名な缶乃さんの短編集。初出は同人誌だそうです。ただしかなり加筆修正しているとのことで、現在の作風と比べても遜色ないクオリティとなっています。

 

コダマナオコさんの「レンアイマンガ」などは、他社からの出版だったものをリニューアルしたケースですね。

 


単行本だけでなく、百合姫本誌もセール対象。

   



百合姫コミックス以外の百合漫画

一迅社は、百合姫以外にもちょくちょく百合作品を出しています。

比較的長く続いた作品だと、姉妹百合の名作「える・えるシスター」は全5巻がセール対象です。

  

その他にも探せばいろいろあるかも。

   

   

【参考記事】Kindleの一迅社セールから未紹介作品を紹介 「大上さんとケルベロスゥ」「悟れ!弥勒ちゃん」「くらまちゃんにグイってしたらピシャってされた!」等



脇役に百合キャラがいる、くらいまで範囲を広げればもっと色々ありそうです。

 
 

上記で挙げた作品のうち多くが連載されている(されていた)雑誌「ぱれっと」本誌もセール対象です。カタログ的な感覚でチェックしてみてもいいかも。

  

【50%ポイント還元】一迅社フェア
 
タグ:電子書籍
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2017年06月22日

「賭ケグルイ(仮)」第1巻(河本ほむら / 川村拓)

前回の記事では、「賭ケグルイ」シリーズの既刊(本編6巻までとスピンオフ「賭ケグルイ双」3巻まで)を紹介しました。

「賭ケグルイ」6巻まで / 「賭ケグルイ双」3巻まで


今回は、6月発売の新刊の紹介です。6月22日は、「賭ケグルイ」関連作品が3冊一挙にリリースされています。本編7巻、「双」4巻、そして新たなスピンオフ「賭ケグルイ(仮)」1巻です。

まずは、「賭ケグルイ(仮)」を紹介します。



タイトルの読み方は「かけぐるい かっこかり」。「賭ケグルイ」のキャラクター達を使ったゆるい感じの4コマギャグ漫画です。


夢子×芽亜里

ギャグ漫画ということで、各キャラクターの性格はコミカルに誇張されています。特に夢子は何でもかんでもギャンブルにして大金を賭けようとするぶっとんだ性格になっています。

芽亜里も、夢子の相方的なポジションでレギュラーとして活躍します。こちらは本編で見せた夢子へのツンデレぶりを余計こじらせたような性格。漫画の中でもはっきりとツンデレ認定されているほど。

今回の「賭ケグルイ(仮)」は、そんな「夢子×芽亜里」路線をかなり意識的に押し出した作風です。もはや作品のメイン要素といってもいいレベル。

夢子からの積極的すぎるアプローチに、芽亜里はいつもドキドキです。あまりの距離の近さに戸惑いつつも、女子同士なら普通なのかもしれないとも思ったり……。結構真剣に悩んでいます。

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夢子からの急接近に戸惑いつつも、結局拒みきれないあたりはある意味本編の芽亜里同様でしょうか。夢子からの期待を裏切れず自分たちを「大の仲良し」だと認めてしまうシーンもあります。

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あるエピソードでは、夢子にギャンブルに負けた芽亜里が「ペット」にされてしまいます。芽亜里が逆らえないのをいいことに、夢子は好きなだけスキンシップ。

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イチャイチャがあまりに日常化しているため、もはや周囲からもそういう目で見られているフシすらあったり……。


生徒会

綺羅莉をはじめとする生徒会メンバーもちょくちょく登場します。

本編では夢子と敵対する組織でしたが、今回はギャグ漫画らしくお笑い集団と化しています。毎回綺羅莉が唐突に「面白いこと」を思い付き、それに会役員たちがつきあわされるのが定番のパターン。

綺羅莉は本編のちょっと怖いイメージ(個人の感想です)とは裏腹に、かなりお茶目で可愛いキャラになっています。毎回生徒会メンバーを振り回すものの、アフターケアも忘れない気配り上手。なんか普通に良い感じのカリスマ生徒会長です。清華が惚れるのもうなずけるかも?

期待通り、綺羅莉×清華な回もあり。

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本編同様、清華は完全な百合キャラです。生徒会メンバーの中では綺羅莉の次くらいに目立っており、わりとおいしいポジション。作品全体の百合化に一役買っています。



「賭ケグルイ」本編のギャンブル要素と百合要素を、ギャグ漫画として上手く昇華させています。セルフパロディ的なネタもあるものの、本編を知らなくても1つのコメディとして十分に楽しめる内容です。「賭ケグルイ」本編ファンの人も、そうでない人も、興味があればぜひ読んでみてください。




ちなみに、同日発売の「賭ケグルイ双」4巻には「(仮)」の出張宣伝漫画が入っています。どうやらプロモーション用の描きおろしらしく、ここでしか読めない内容です。そしてここでもやっぱり「夢子×芽亜里」推し。

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「(仮)」が気に入った人はこちらもぜひチェック。


 

ちなみに現在、本編と「双」の1巻が半額セール中です。無料お試し版もあり。

  
 
タグ:賭ケグルイ
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2017年06月21日

「賭ケグルイ」6巻まで / 「賭ケグルイ双」3巻まで

今回は、「賭ケグルイ」とそのスピンオフ「賭ケグルイ双」を紹介します。7月からアニメも放映開始される人気作品です。

 

原作コミックは、6月22日に本編第7巻、「賭ケグルイ双」4巻、そして新たなスピンオフ「賭ケグルイ(仮)」が発売予定。



今回の記事では、その直前まで(本編6巻まで、「賭ケグルイ双」3巻まで)の内容を紹介します。



「賭ケグルイ」(河本ほむら原作、尚村透作画)



まずは「賭ケグルイ」本編を紹介。

舞台は、私立百花王(ひゃっかおう)学園。名家の子女たちが通うこの学校では、勝負強さを鍛えるためにギャンブルが推奨されています。ギャンブルですべてが決まると言っても過言ではありません。

蛇喰夢子(じゃばみ ゆめこ)は、学園にやってきたばかりの転校生です。一見可憐な美少女なのですが、ギャンブルになると異様な昂ぶりを見せる「賭ケグルイ」。

夢子は神がかり的な勝負強さで学園内ギャンブルで次々と勝利。そしてやがて、学園を支配する生徒会との全面対立へと発展していきます。


作中登場するギャンブルは、既存のものからオリジナルのものまでバラエティ豊か。純粋に運のみで勝負することは少なく、イカサマ上等のノリです。相手のイカサマも考慮に入れつついかに心理戦を制するかに重点が置かれています。

日常シーンでは萌え萌え媚び媚びな絵も多いのですが、ギャンブルシーンとなるとキメ顔・ドヤ顔・変顔が連発されるのもみどころです。


百合グルイ

舞台になる学園は共学ですが、明らかに女子のほうが目立っています。

冒頭は鈴井涼太という男子生徒の視点から始まるものの、べつに主人公というわけではなかったらしく次第に影が薄くなります。最近はせいぜい凡人代表の驚き役といったポジション。その他の男性キャラも、モブや敵キャラとしてたまに出てくる程度です。

そんな女子率高めな世界観のおかげで、必然的に(?)百合度高めの作風となっています。


早乙女芽亜里(さおとめ めあり)

芽亜里は、第1話で夢子の対戦相手として登場したキャラクター。そこで終わりの噛ませ犬かと思いきや、後のエピソードで再登場し夢子と共闘します。以後は夢子に妙に気に入られてしまい、(嫌々ながら)夢子の頼れる仲間となりました。夢子は芽亜里に対してはやけにスキンシップ激しめです。

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この2人は扉絵やおまけ漫画などでも百合的サービスカットが多め。

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芽亜里は人気があったのか、スピンオフ「賭ケグルイ双」の主人公にも抜擢されています。


五十嵐清華(いがらし さやか)

生徒会書記の清華は、生徒会長の桃喰綺羅莉(ももばみ きらり)に心酔しています。コミック第6巻では、「会長の一番」の座をかけて夢子と対決することに。

対決の内容は珍しくアトラクション系です。様々な仕掛けのある塔を往復して百合の花を持ち帰る……意味深なものになっています。百合の花をくわえながら会長のもとへ向かう清華の姿はとても幸せそうです。

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最後は百合園の上で会長と抱き合います。もはや夢子そっちのけで2人で勝手に百合エンド状態。

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巻末には「綺羅莉様がみてる」というどっかで聞いたようなタイトルのおまけ漫画も収録されています。


上に挙げた以外にも、作中夢子と対決する女性キャラはそれぞれ誰かと強い絆を持っていることが多いです。対戦相手が入れ代わり立ち代わり登場するので1人1人の描写は短めですが、いろいろ想像の余地ありです。



賭ケグルイ双(河本ほむら原作、斎木桂作画)



本編でも活躍している早乙女芽亜里(さおとめ めあり)を主人公にしたスピンオフ。本編の1年前、芽亜里が1年生だったころを描いています(本編では夢子や芽亜里は2年生)。


芽亜里は庶民の出ながらも、必死の努力によって百花王学園に特待生として入学しました。芽亜里はそこで、小学生時代の幼馴染・花手毬つづら(はなてまり つづら)と再会します。

つづらは裕福ではあるものの、気が弱くギャンブルに消極的。そのため学園内でも最低ランク「家畜」として虐げられていました。自らも学園の理不尽に憤っていた芽亜里は、つづらとともに「勝者」を目指して立ち上がります。

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芽亜里は本編同様、実力はあるものの決して完璧ではないというキャラクターです。良くも悪くも人間臭く、感情的になりやすい面もあります。勝利のためには、つづらを始めとする仲間たちとの信頼関係、そして協力が必要不可欠。このあたりが、ほぼ夢子のワンマンショーである本編との魅力的な対比になっています。


百合グルイ双

芽亜里が主人公で、つづらがヒロインという構図です。本編の百合要素が(5巻以前までは)味付け程度だったのに対し、「賭ケグルイ双」はだいぶわかりやすく百合漫画しています。

特につづらの芽亜里に対する絶対の信頼がみどころ。自分が困っているときは絶対に助けに来てくれると信じ、心の中で「私の王子様」と呼んでいます。わざわざ見開きでイメージシーンが描かれたことも(コミック第2巻)。

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ただしこのつづら、作中時系列上1年後にあたる「賭ケグルイ」本編には今のところ出ていないようです。芽亜里が出ているのならつづらも出てきていい気がするのですが、何かあったのでしょうか……?そういう意味でも気になるキャラクターです。


幸子&みくら

生徒会役員である聚楽幸子(じゅらく さちこ)は、みくらという女の子を専属の「家畜」として飼っています。みくらは幸子に絶対の服従を誓っており、幸子のためにいろいろ策を巡らします。でも結局芽亜里たちに敗れ、幸子にお仕置きされるのがお約束。でもそれすらも喜んでいるドMです。

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家畜とはいったものの、幸子からも結構(彼女なりの方法で)可愛がられているように見えます。



そんな感じで、ギャンブルを通して女の子同士の絆を描く(こともある)「賭ケグルイ」シリーズ。

来月から始まるアニメ化に合わせてか、原作漫画含め様々な関連書籍が予定されています。興味を持った方はぜひチェックしてみてください。



  
 
タグ:賭ケグルイ
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