2017年05月03日

「鳩子のあやかし郵便屋さん。」第1巻(雪子)

「ふたりべや」でおなじみの雪子さんの新作、「鳩子のあやかし郵便屋さん。」第1巻を読みました。




鳩子は、妖怪のために荷物を届けるお仕事をしている女の子。うかつに人前に出られない妖怪たちはよく通販を利用するらしく、鳩子の郵便屋さんは大人気です。

猫又のここねは、鳩子を慕って一緒に暮らしています。配達のお手伝いもしています。そんな2人と、配達先の妖怪たちの交流を描いたお話です。


登場する妖怪たちは多くが美女or美少女。そもそも生物っぽい形をしていない妖怪以外は基本的にすべて女性です。

河童に至ってはスクール水着の少女。トレードマークのお皿は頭頂部ではなく額のあたりにあるようです。

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そんな大胆なアレンジがされている一方で、それぞれの妖怪本来の性質もきちんと設定に活かされています。


百合ポイント

鳩子は、可愛らしい外見と素直な性格からか妖怪たちから大人気です。登場する妖怪の大半が女性ということもあって、ときどき百合っぽいやりとりが登場します。

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鳩子とここねの絆も良い感じ。他の妖怪たちが鳩子にベタベタしようとすると、ここねがすかさず阻止に入ります。どうやら嫉妬しているようです。2人の絆は相当長い時間をかけて築かれたもののようなのですが、2人の過去はまだまだ謎が多かったりします。今後も少しずつ明かされていくのでしょう。


「ふたりべや」のような直接的な百合要素は控えめですが、美少女化された妖怪たちのかけあいが楽しい漫画です。今後どんな妖怪が登場するのかにも注目です。



【電子版】



ちなみに、雪子さんの代表作は現在電子版が200円(税抜き)セール中です。


 
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2017年05月01日

Kindleでコミックバーズ作品が200円(+税)になるセール 「このはな綺譚」「ふたりべや」等

Kindleストアで、コミックバーズ関連作品が200円(厳密には税込で216円)になるセールが行われています。コミックバーズ20周年なので200円、ということのようです。

Kindleストア / 200円前後になっているコミックバーズ作品一覧


コミックバーズで百合といえば、まずはアニメ化も決定した「このはな綺譚」。シリーズの始まりを辿れば百合姫(の姉妹誌)だったりすのですが、現在ではすっかりバーズの顔?

 


「ふたりべや」もバーズ作品につきセール対象です。




現在作品によっては一部の巻のみセールになっているようですが、今後他の巻も追加されるのではないかと思われます(最初のほうだけセールというケースはよくありますが、途中の巻だけセールになる例はあまりありません)。

バースコミックスで百合というと他に「ともだちごっこ」「ユリ熊嵐」などもあります。現時点(5月1日)ではセールになっていないようですが、こちらも今後の追加に期待?
 

Kindle月替わりセール

ついでと言ってはなんですが、Kindleストアの月替わりセールをちょっと紹介。

Kindle本月替わりセール対象タイトル


毎月ちょっとだけ百合漫画が紛れ込んだたりするのですが、5月分は「ガレット創刊号」が対象に入っています。


 
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「FLOWERS冬篇」は9月15日発売 CMムービー2種公開

「FLOWERS冬篇」の発売日が9月15日と発表されました。



予約は本日5月1日から受付開始されています。

Amazonにも登録済みです。パッケージイラストとも思われる画像も見れますが、そこには蘇芳・立花・そしてマユリの姿が確認できます。



 



CMムービー

現在、「冬編」のCMムービーが公開されています。



内容は、蘇芳の視点からマユリへの想いを語ったもの。


さらには、「FLOWERS」シリーズ全体のCMムービーも公開中。



「春」「夏」「秋」の紹介が画面上に流れていく中、各編のキャッチコピーをそれぞれの主人公達が読み上げます。シリーズを追ってきた人には感慨深いと思います。そして、最後にはマユリのボイスとともに「冬編」の紹介が。

果たして蘇芳とマユリはどのような形で再会するのか。そして2人を待ち受ける障害とは?「冬編」がますます楽しみになるムービーだと思います。
 
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2017年04月30日

「プラマイごはん」第1巻(森小太郎、 とい天津)

4月28日発売の「プラマイごはん」第1巻を読みました。



作画は森小太郎さん、原作はとい天津さんです。とい天津さんは、「屋上の百合霊さん」の原作者です。ゲームだけでなく漫画版の原作も担当なさっていました。

  


今回の「プラマイごはん」は別に百合ものというわけではないものの、女の子たちが目標に向かって頑張るお話。女の子の友情描写が好きな人ならそういう観点からも楽しめると思います。


あらすじ

五十嵐珠江(いがらし たまえ)は、「限定食」(数量や期間や限定がグルメ)をこよなく愛する女子高生。しかし体形維持にはとても気を使っており、食べたらその分運動して「プラマイゼロ」にするのがポリシーです。

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そんな珠江が、友人の高橋カロリーナや君山聖楽(きみやま せら)とともに運動しながら様々なグルメを堪能していきます。


登場するグルメは回によってさまざま。あんパンのような軽め(実はそうでもないらしいですが)からパンケーキのようないかにもカロリー満点なものまで登場します。それぞれに含まれるカロリーや「プラマイゼロ」にするための運動量が具体的に紹介されているため、ダイエットや体系維持に興味がある人には参考になりそうです。

紹介されている運動は、多くが自宅でもできそうな手軽なもの。スポーツとかランニングをする余裕がない人でも実践しやすいものになっています。

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主人公たちが運動する目的は、グルメを心置きなく楽しむこと。料理の絵はとてもおいしそうに描かれていますし、それを頬張る主人公たちの表情もとても活き活きとしています。とい天津さん原作の「屋上の百合霊さん」でも料理関係の描写には非常に力が入っていましたね。


おいしいものを食べたい、でも体形は気になるという誰もが(多分)持っているという悩みに答えてくれる漫画だと思います。


百合要素(?)

最初のほうで百合漫画ではないと紹介しましたが、レギュラーキャラは女の子だけなので友情を描いたシーンはちょくちょく登場します。そのへんを楽しみに読むのも十分にありだと思います。

例えば主人公の珠江は、クールそうな外見からか普段は周囲からやや距離を置かれがちという設定。そんな彼女が、グルメと運動を通してカロリーナや聖楽と次第に距離を縮めて行く姿も見どころです。相手への呼び方が次第に変化していくのは王道ですね。カロリーナに抱き着かれて照れる場面もあったり。

あと終盤に登場する聖楽の姉・咲良にも注目。肉体マニアという設定により、珠江やカロリーナにうっとりしながら抱き着きます。

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次巻から始まる夏休み編ではレギュラー的に登場しそうなので、今後のさらなる活躍に期待です。



【電子版】

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2017年04月25日

「ななしのアステリズム」第5巻(小林キナ)

小林キナさんの「ななしのアステリズム」第5巻を読みました。



司は撫子が好き、撫子はみかげが好き、みかげは司が好き……という女の子どうしの三角関係を描いたこの作品。お互いに誰が誰のことを好きなのか薄々気づきつつも言いだせず、余計に関係がこじれていく。そんなややこしい関係を、丁寧に描いてきました。

「ななしのアステリズム」第4巻(小林キナ)

続く第5巻は、なんと最終巻となっています。


撫子はみかげに好意を抱きつつも、告白するわけでもなく、ただ少しでも好かれようと微妙な態度を取るばかり。そんな撫子の気持ちに気づいているみかげはイライラを募らせ、ついに2人は喧嘩をしてしまいます。

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そして、2人を仲直りさせようとした司もまた、みかげから「うざい」と遠ざけられてしまいます。

こうしてバラバラになってしまった3人。ですが、司はみんなで一緒にいたいという素直な気持ちをみかげに伝えます。そして、みかげは不器用ながらも撫子と仲直りすることができました。

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こうしてみかげと撫子は元の仲良しに戻りました。一方で、撫子がみかげを好きなことを知っている司は2人からちょっと距離を感じ始めています。元通り仲良し3人組にはなれたけど、もし撫子がみかげに気持ちを打ち明け、みかげがそれを受け入れたとしたら……?そんなちょっと切ない予感とともに、物語は幕を下ろしています。



今回で完結となった「ななしのアステリズム」。ちょっと切ない未来を予感させつつも、司たちが元の仲良し3人組に戻るという結末でした。

3人のうち誰も自分の本当の気持ちを相手に告白しておらず、そういう意味では物語開始当初からの進展があるようなないような、ちょっとモヤモヤする終わり方です。これもまたこの作品らしいのかもしれません。個人的には、誰かが告白して3人の関係に動きが出るところまで見てみたかった気もします。


作品の終了について、作者さんのツィートでは「私の実力不足で次回で最終回となってしまいました」というコメントがされていました。


明言されているわけではありませんが、打ち切りなどによる早期終了を想像させます。終盤になって回想と独白が多用されていたのは、残された尺に可能な限りの情報を詰め込むための措置だったのかもと思ったり。


昴(司の弟。女装癖あり)と朝倉君(司に片思い中の男子)のほぼBLなエピソードも、今後の展開を予感させつつも現状維持といった感じに落ち着いています。元々昴も朝倉も司絡みで登場したキャラですが、だんだん司から独立して2人だけの世界を展開していましたね。百合ものの中に女装とBLを入れるのは賛否ありそうですが、個人的にはこの2人も意外と気に入ってたりしました。


見てみたかった展開がまだまだ残る感じの終わり方でしたが、もし可能ならまたどこかで続きが読めたらいいなと思います。



【電子版】



現在、第1巻が無料お試し版(期間が終わると読めなくなるバージョン)配信中&本編半額セール中です。

 
 
posted by trinder at 07:31| Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年04月23日

「エクレア blanche あなたに響く百合アンソロジー」が6月27日に発売決定

昨年11月に発売された百合アンソロジー「エクレア」。KADOKAWAからの発売ということで、仲谷鳰さん(やがて君になる)、缶乃さん(あの娘にキスと白百合を)、柊ゆたかさん(新米姉妹のふたりごはん)、等々の話題の百合作家さんが多数参加していました。

参考記事:「エクレア あなたに響く百合アンソロジー」(仲谷鳰、缶乃ほか)


そんな「エクレア」の第2弾の発売が発表されました。タイトルは「エクレア blanche あなたに響く百合アンソロジー」。


上で引用したツィートの通り、発売日は6月27日。作家陣の第一報は4月27日発売の電撃大王で発表とのことです。


「エクレア」の第1弾は、コンセプトがシンプルで読みやすい作品が多かったと思います。そういう意味では初心者向け。それでいてどの作品も独自の個性を持っており、またきちんと百合(女性同士の恋愛)をやっていました。普段から百合好きな人も満足な内容だったと思います。初心者にも以前からのファンにも受け入れられるバランスの良さがあったと思います。。シリーズ化して続いていくのだとしたら、これからの展開が非常に楽しみです。


 
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2017年04月19日

「FLOWERS - Le volume sur hiver - 冬篇」ティザーサイト公開

「FLOWERS - Le volume sur hiver - 冬篇」のティザーサイトが公開されました。

「FLOWERS - Le volume sur hiver - 冬篇」ティザーサイト


現在サイトにあるのは、花のイメージイラストと、「いつまでも一緒にいたいと想える人はいますか──」というキャッチコピー。そして、モノローグボイス。モノローグはマユリによる語りになっています。

「春編」の最後で学園を去ったマユリ。完結編となる「冬篇」では満を持しての再登場となるようです。モノローグでは彼女の身の上が少し示唆されると同時に、「大人になること」という普遍的なテーマが語られています。


なお公式サイトはオープンしたばかりですが、制作者さん達のツィッターでは少し前から制作の進行状況が告知されています。すでにシナリオは完成し、音声収録も順調のようです。






四作に渡る長編となった物語がどんな結末に向かっていくのか、とても楽しみです。
 
タグ:flowers
posted by trinder at 19:49| Comment(0) | TrackBack(0) | ゲーム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年04月12日

「ブラックリリィと白百合ちゃん」第1巻(鳳まひろ)

鳳まひろさんの「ブラックリリィと白百合ちゃん」第1巻を読みました。



タイトルだけでもいろいろ想像を膨らませてくれますが、帯でも百合を謳っています。これは期待できそうです。

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百園優凛(ももぞの ゆり)は、峰百合学園に通うことになった転校生。この学園は、厳格で規律を重んじる古き良き女子高。──優凛はそう聞いていたのですが、いざ行ってみるととっても淫らなことになっていました。

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実は去年理事長が変わってから、自由を重んじる校風へと変化していたのです。寮では女の子たちが人目もはばからずイチャイチャしています。

優凛が寮の部屋へと向かうと、そこではすでにルームメイトのリリィがお楽しみ中でした。

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どうやらこのリリィは学園でも噂の問題児のようです。ちなみにこの時のお相手は、彼女の「ペット」だという女の子・桜。


自由の名のもとに学園の乱れた風紀、そして変な同居人。早くも心配になる優凛でしたが、持ち前の正義感で風紀を正そうと奮闘します。しかし転校してきたばかりということもあって空回り気味。

ですが優凛は次第に、リリィも彼女なりに他人への思いやりを持っていることを知ります。一見滅茶苦茶に見えるその言動も、自分が正しいと思うことのためならたとえ周囲に嫌われても構わないという決意の表れ。

他人からの理解を求めず、友達もいらないと言うリリィ。優凛はそんなリリィに対し、思わず勢いで「恋人」になると口走っていました。

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実はリリィも、優凛には興味を抱いていました。こうして、優凛とリリィはお付き合いを始めることに。


清く正しくあろうとする優凛と、自由を重んじるリリィの性格は一見対照的です。ですが物語後半では、2人のそのような人格が形成された背景も絡めて意外なほどシリアスなストーリーが展開されます。

最後はお互いを本当の意味で理解しあい、ついに恋人としての一線も越え──?

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完全にハッピーエンドの空気が漂っていますが、第2巻に続きます。


ちょっとエッチでおバカなラブコメかと思いきや、丁寧にキャラクターを掘り下げている部分も多いです。第1巻は優凛とリリィが中心でしたが、次巻以降他のカップルのストーリーも見れるのかもしれません。今後の展開が楽しみです。



【電子版】

 
posted by trinder at 06:33| Comment(0) | TrackBack(0) | コミック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする