2017年10月28日

「ストロベリー・フィールズをもう一度」第1巻(木野咲カズラ)

木野咲カズラさんの「ストロベリー・フィールズをもう一度」第1巻の感想です。



紅野晶(こうの あきら)は、乙女ゲーが趣味のぼっち少女。転校生の美少女・桜坂純愛(さくらさか ぴゅあ)は、そんな晶になぜか積極的なアプローチをかけます。純愛によれば、彼女と晶は7年後の未来で「恋人(アモーレ)」だと言うのですが……?

straw1nn1.jpg

純愛をヤバい奴だと判断して警戒する晶。しかし、純愛の一生懸命な態度を見て次第に心を開いていきます。まずは友達にならなってもいいかな、と思ったり。

これまで晶が他人と関わろうとしなかったのは、ある家庭の事情から恋愛は絶対にしないと心に誓っていたからでした。でも晶への愛をまっすぐに語る純愛とのふれあいを通じて、晶の決意にも変化が訪れて……。

straw1nn2.jpg

そんな続きが気になるところで次巻に続いています。


「(自称)未来の世界から来た恋人」というSF的な要素を導入にしていますが、2人の恋愛模様は普遍的かつ王道なものです。友達になる過程、そして恋に変わるまでの変化が丁寧に描かれている作品です。


百合美さんがみてる

巻末には、スピンオフコミック「百合美さんがみてる」が収録されています。晶と純愛のイチャイチャを陰から見守る百合女子・百合美さんを主人公にした4コマ漫画です。

straw1nn3.jpg

次第に本編からの独立度が高くなり、百合美さんとその友人の茜屋さんを中心にした百合ラブコメになっていきます。百合が大好きな百合美さんですが、自分が女子から向けられている好意には気づかないようで……?

全部で18ページくらいあり結構なボリュームです。本編だけでなくこのスピンオフも次巻に続くようなので期待大です。


(Kindle版もあり)


ちなみに、木野咲カズラさんの過去作「星屑ネバーランドガーデン」は現在Kindleストアでセール中。興味があればこちらもどうぞ。


posted by trinder at 20:56| Comment(0) | コミック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年10月27日

「ニコカド祭り2017」11月2日時点でセール中の作品 「寮長は料理上手」「小百合さんの妹は天使」「ハーモニー」等

Kindleストアで開催中の「ニコカド祭り2017」。11月30日まで、週替わりでカドカワ系作品が40〜70%OFFのセールになっています。

Kindleストア / 「ニコカド祭り2017」特設ページ

今回は、11月2日(木)の時点でセールが確認できる作品を紹介します。10月20日更新分の記事をもとに、新しくセールになった作品を追記したほか、セール終了した作品は除外しています。また、一部作品は割引率に変動があったのでそのあたりも反映しました。


70%OFF

「ヴァルキリードライヴ」のコミカライズ2種が約70%OFFセール中です。




百合漫画とは言いがたいですが、「最近、妹のようすがちょっとおかしいんだが。」もセール中。本筋ではないものの、たまに百合を狙った絡みがあります。実写映画版はこのあたりを妙に膨らませて非常に濃いレズシーンが展開されました。割引率は巻によりバラつきがありますが、おおむね70%前後OFFになっているが確認できます。さらに第1巻・2巻はなんと85%OFFで100円に。



【参考記事】
最近、妹のようすがちょっとおかしいんだが。(松沢まり)
実写映画版「最近、妹のようすがちょっとおかしいんだが。」



60%OFF

コミックキューンから「寮長は料理上手」第1巻が64%OFFで登場。今年6月発売のまだまだ新しい作品です。おそらく、今回が初セールです。



コミックキューン作品だと他に「ひなこのーと」(1巻)「パンでPeace!」(全4巻)「わたしの友達が世界一かわいい」(1巻)「にゃんこデイズ」(1・2巻)「シーズンシアターシアトリカル」(1巻)「放課後の本屋さん」などが64%OFFなのが確認できます。一部はこれまで50%OFFだったのが割引率アップしたようですね。






伊藤計劃さんの小説が原作の「ハーモニー」。全2巻が64%OFFです。




「カードキャプターさくら」等で知られるCLAMPさんの「不思議の国の美幸ちゃん」。主人公の美幸ちゃんが、様々な異世界でお姉さんたちからイチャイチャされるお話です。




「カーグラフィティJK」は全3巻が64%OFF。



「小百合さんの妹は天使」も新たにセールに追加されました。全巻64%OFFです。




「はいふり」1巻・2巻は当初50%OFFでしたが、割引率が大きくなり現在は64%OFFに。




これまで50%OFFだった「百合な私と悪魔な彼女」ぜ2巻も割引率アップで64%OFFになりました。タイトルに百合とついてはいますが、読む前にあらすじのチェック推奨。




「弁天ロックゆう。」は全3巻が64%OFF。親友と一緒でないと何もできなかった内気な主人公が、音楽を通して成長していくお話です。一方、親友は次第に寂しさを感じ始め……?



体育倉庫で後輩と「にゃんにゃん」していた先輩にも注目(出番は一瞬)。


「ガールズ&パンツァー」シリーズの漫画も、いくつかが64%OFF。




【参考記事】
「神無月の巫女(漫画版)」の紹介
弁天ロックゆう。(渡会 けいじ)
「カーグラフィティJK」(さきしまえのき)2巻まで
「ひなこのーと」第1巻(三月)
「パンでPeace!」第1巻(emily)
「わたしの友達が世界一かわいい」第1巻(三月)
「放課後の本屋さん」(右左もりもり)
「小百合さんの妹は天使」第4巻(最終巻)/ 伊藤ハチ



50%OFF

コミックキューンで連載中の「明るい記憶喪失」全2巻がセールに追加されています。2巻は9月発売なのでまだまだ新しいです。



同じくコミックキューン連載だった「青春スウィートトラック」も全2巻が半額に。




その他のキューン作品も少しずつ増えてきました。「わたしのご主人様は人間じゃない気がする」「さくらマイマイ」「しすたー・いん・らう!」などなど。






「屋上に咲く花 水あさと短編集」がセールに追加。表題作が百合で、もともとは百合姫に載っていました。




話題の剣道百合漫画「剣姫、咲く」1巻も50%OFF。




「あの娘にキスと白百合を」は最新の第7巻を除く6巻までがセール対象です。




漫画版「ガールズ&パンツァー」シリーズは対象作品が減ったり増えたりな状態。いくつかは上述したように60%OFFで、50%OFFなのは以下の作品です。




「ストライクウィッチーズ」シリーズも一部が50%OFF。



「けものフレンズ」関連漫画もいろいろ50%OFF。




「けものフレンズ」でもおなじみの吉崎観音さんの代表作「ケロロ軍曹」も。出番は多くないものの、ヒロインに恋する百合娘がいます。全28巻が全巻半額のようです。




「戦姫絶唱シンフォギア」の漫画版は、全3巻が50%OFF。




「ハイスクール・フリート」のコミカライズも50%OFFになっています。なお「はいふり」のほうは上述の通り64%OFF。




他に百合っぽい作品は以下のような感じでしょうか。












小説だと「緋弾のアリアAA」がセールに追加されたのが確認できます。全4巻が50%OFF。



他には「クオリディア・コード いつか世界を救うために クオリディア・コード」、「ノーブルウィッチーズ」などがセール対象なのが確認できます。このへんの作品はちょくちょく割引率が変動している模様。



【参考記事】
「あの娘にキスと白百合を」第6巻(缶乃)
となりの吸血鬼さん 第1巻 / 甘党
「私立星城学園きらりん寮」第1巻(はなこ)
「しすたー・いん・らう!」第1巻(阿部かなり)
「明るい記憶喪失」第2巻(奥たまむし)
「青春スウィートトラック」第1巻(TOもえ)
「ちょっとかわいいアイアンメイデン」第4巻(a・アルフライラ/深見真)
星川銀座四丁目(芳文社版) 第3巻 玄鉄絢
「あやかしこ」第1巻(ヒジキ)


40%OFF




1巻無料キャンペーン

懐かしのくノ一百合漫画「ニニンがシノブ伝」第1巻の無料お試し版が配信されました。





11月2日時点で確認できるセール状況は以上のような感じ。

セールの一応の目安は、Kindleストア内のセール特設ページです。

Kindleストア / 「ニコカド祭り2017」特設ページ

ただし上記ページから漏れているセール対象もかなりあるので、Kindleストア内を手動で検索する手もあります。

KindleストアをKadokawa/350円以下の条件で検索
 

セール期間である11月30日までに今後もいろいろ変化があると思うので、確認次第追記していこうと思います。
 
posted by trinder at 18:50| Comment(0) | コミック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ハロウィン記念!百合吸血鬼特集

10月31日はハロウィンです。日本でもすっかりメジャーな行事になりつつあり、街はイベントやセールで賑わっていることと思います。

ハロウィンでは様々な仮装がされますが、代表的なものの1つが吸血鬼。実は吸血鬼はここ数年の百合界隈でたいへん盛り上がっているジャンルです。

そこで今回の記事では、百合漫画に登場する吸血鬼を思いつく限りで紹介します。


「吸血鬼ちゃん×後輩ちゃん」嵩乃朔



あらすじ

人見知りの女の子・沙羅は、生徒会長のアイリスが吸血鬼だったことを知ってしまいます。そして自身も、アイリスの「花贄(はなよめ)」として血を吸われることに。傲慢なアイリスに最初は戸惑っていた沙羅ですが、ときおり見せる優しさや儚さに次第に惹かれていき……?


みどころ

今回取り上げる中でも一番新しい作品。今年9月に単行本第1巻が出たばかりです。成人向けの百合漫画も出している嵩乃朔さんの作品ということで、官能的な吸血シーンが魅力です。

kyuketsu17rr1.jpg

吸血箇所や吸い方にもこだわりが見られ、フェティシズムを感じます。

吸血鬼(作中では「蝶鬼」とも)の謎と、それをめぐる世界のあり方も注目ポイント。今後の展開が楽しみな作品です。

【参考記事】
「吸血鬼ちゃん×後輩ちゃん」第1巻(嵩乃朔)



「かみつき学園」第1巻(キダニエル)



あらすじ

吸血種族「エピキュリアン」が、人間を支配・管理している世界。エピキュアンの少女・雫は、吸血用として人間の女の子を1人与えられました。自らを「家畜一号」と名乗るそのニンゲンは、名前とは裏腹に凛とした佇まい。遠慮もあって普段は抑えている雫ですが、おいしそうな血の香りにときどき我慢できなくなり……。

kyuketsu17rr2.jpg


みどころ

吸血鬼側が人間を支配しているという世界観が特徴的です。といっても(作中を見る限り)人間を力で押し付けているわけではなく、お互いに必要なパートナーとして共存している模様。ある種の主従もののような要素も感じさせます。

エピキュアンがニンゲンから摂取する血液は、互いが感じる「ときめき」によって効果が上昇するという設定です。いわばエピキュアン×ニンゲンの恋が合法的に推奨されているようなもの。エピキュアンとニンゲンの、様々な形の絆が楽しめそうです。

【参考記事】
「かみつき学園」第1巻(キダニエル)



「遠藤靖子は夜迷町に隠れてる」第1巻(FLOWERCHILD)



あらすじ

薪岡しずえは、ある日クラスメイトの遠藤靖子に襲われ血を吸われてしまいます。靖子はしずえの血が気に入ったと言い、継続的な血の提供を要求。

kyuketsu17rr3.jpg

当然ながら警戒するしずえでしたが、靖子の「メシをおごる」という交換条件にまんまと釣られてしまいます。ついには、靖子はしずえの家に住み着くまでに。

その頃、町では若い女性の連続失踪事件が話題になっていました。ある者はミステリアスな靖子に疑いを抱き始め……。


みどころ

「メバエ」などにも参加していたFLOWERCHILDさんの作品。吸血鬼っぽいけど正体不明な、不思議な女の子をめぐるコメディです。

靖子はどうみても吸血鬼としか思えない特徴を備えていますが、靖子本人やしずえは(不自然なほどに)認めていません。周囲からいくら疑われても意に介さず。そんな雰囲気の中でシュールな日常が繰り広げられます。

1巻後半で突然男性キャラが活躍を始めたり、いろいろな意味で先が読めない作品です。


【参考記事】
「遠藤靖子は夜迷町に隠れてる」第1巻(FLOWERCHILD)



「制服のヴァンピレスロード」(松本トモキ)



あらすじ

夕凪(通称ユウ)は、吸血鬼のリンに血を吸われたことで自身も吸血鬼になってしまいます。他言を禁じられたユウでしたが、親友の七夕(通称ナナ)にだけは事情を告白。秘密を共有するパートナーとなりました。

ユウは吸血鬼となったことで、人間離れした身体能力を得ていました。さらには、同性を強く惹きつける魅力も。ユウは学校でこれまで以上に目立つ存在となり、秘密を守るのはなおさら困難に……?


みどころ


吸血鬼ものであると同時に、百合ハーレムもの。最初こそ男性吸血鬼に噛まれるところから始まりますが、彼はあくまで先輩吸血鬼としてのアドバイザー的な役割に落ち着きます。主な舞台は女子校であり、そこでのユウの活躍(?)がメイン。なお、女性を好むのは吸血鬼としての特性というよりユウの趣味である可能性がほのめかされています。

ユウの親友のナナが正妻的なポジションですが、他の女の子たちも次々にユウとの吸血関係を結びます。ナナのちょっとした嫉妬もみどころです。

kyuketsu17rr4.jpg

なお、吸血はされるほうも「気持ちいい」という設定。吸われる側のリアクションにも注目です。


【参考記事】
「制服のヴァンピレスロード」第1巻(松本トモキ)
「制服のヴァンピレスロード」第2巻(松本トモキ)



「となりの吸血鬼さん」(甘党)



あらすじ

人間の女の子・灯(あかり)は、ひょんなことから吸血鬼の女の子・ソフィと友達になります。かわいいものが大好きな灯はソフィーをとても気に入り、ついにはソフィーの家に一緒に住まわせてもらうことになりました。でも吸血鬼であるソフィーは夜行性で、普通の学生生活を送る灯とは生活がすれ違いがちだったり……。


みどころ

吸血鬼と人間の同居コメディです。百合漫画満載の4コマ誌「コミックキューン」の百合吸血鬼枠。基本的には日常もので、吸血鬼なりに現代社会に適応しているソフィーの言動が笑いを誘います。

シリアスな要素はまったく無く、灯とソフィーはとても仲良しです。灯は喜怒哀楽をはっきり表す娘で、ソフィーとの関係を「相思相愛」「結婚したも同然」と表現するなどかなり飛ばしています。

灯が吸血鬼であるソフィーをまったく怖がらないどころか、むしろ血を吸われたがっているのも面白いところ。しかし、ソフィーはいくら血に飢えても灯からは吸わないようにしています。

kyuketsu17rr5.jpg

その理由は第2巻で明かされています。灯が友人だからこそ、血を吸うのが癖になって危険にさらすのを避けたい。そんな独特の友情と共存意識が描かれていました。


ちなみに吸血鬼関係以外でも百合要素が豊富で、特に灯の親友のひなたは明らかに灯に恋しています。

【参考記事】
となりの吸血鬼さん 第1巻 / 甘党
「となりの吸血鬼さん」第2巻(甘党)



「道割草物語」(武川慎)



あらすじ

人間が滅びてしばらく経った世界。生き残ったのは、ほぼ女性のみで構成される吸血鬼たちでした。お互いの血を吸いあえば、食べるものにも困りません。彼女たちは、人間文明の遺産を活用しながら平和な生活を送っていきます。


みどころ

最近は「ゆりひめ@ピクシブ」にも参加している武川慎さんの作品。人間はすでに滅び、吸血鬼しか存在しないというSF的世界観を含む作品。

吸血鬼同士で血を吸い合う行為が、食事として日常的に行われているのが特徴的です。ある種の求愛行動も兼ねており、吸い方や相手によって様々なやり方が見られます。

kyuketsu17rr6.jpg

なお吸血鬼に女性しか登場しないのは漫画にはよくあることですが、この作品ではその点にも設定上の理由付けが与えられています。

【参考記事】
道割草物語(上下巻)/ 武川慎



「天秤は花と遊ぶ」(卯花つかさ)



あらすじ

名門女子校・ロータス女学院の転校生である謡子は、皆のあこがれのクラスメイト・愁の秘密を知ってしまいます。愁は「吸血症」と呼ばれる特殊体質で、定期的に人の血を吸わなければなかったのです。さらには、18歳になるまでに男女どちらの血を多く飲んだかによって、自らの性別が決まるといいます。

謡子は愁の秘密を守ることを約束し、さらには血の提供を含むサポートを申し出ます。

kyuketsu17rr7.jpg

最初は遠慮していた愁も、謡子の明るく積極的な人柄、そして血の味に少しずつ惹かれていきます。


みどころ

最近は「アニマエール!」などにもちょっとだけ百合要素を入れていた、卯花つかささんの作品。明るく元気な主人公と、(吸血含め)いろいろ二面性のあるヒロインの交流を描いています。

吸血衝動に苦しむヒロインに主人公が血を差し出すのは、吸血百合の王道的な展開。ですがこの作品の場合、特定の性別の血を飲むことが将来の性別選択につながるという設定が特徴的です。

愁は謡子に惹かれていき、躊躇しつつも謡子の血を飲むことが増えていきます。謡子の血を特別おいしいと感じているようですが、これは「好きな人の血はおいしく感じる」という設定によるものだとか。

kyuketsu17rr8.jpg

愁は自分が謡子に抱き始めた特別な気持ちに戸惑いつつも、やがてはっきりと好意を自覚するに至ります。ですが、ここで性別選択の問題が。女性である謡子とずっと一緒にいるために男女どちらが適しているかは、一概には言えません。

最後に愁が謡子を「好きだから」こそ下した決断には賛否両論がありそう。ですが、個人的にはそこも含めて1つの考え方としてとても面白い作品だと思います。


ちなみに、謡子×愁以外にもいくつか女の子同士の恋(に近い関係)が描かれています。愁が生徒たちの憧れの的である他、謡子にも次第にファンが付きます。中にはラブレターを送ってくる子も。

また、サブキャラクターの愛華とリコは幼馴染で親友。愛華が「男と女だったら付きあってたかも」とまで語る仲です。この台詞は、愁が終盤にする決断にも影響を与えているものと思われます。


「いいなり!! 吸血姫」(草壁レイ)



あらすじ

ルクレツィアは、人間界に「至高の血」を求めてやってきた吸血鬼。しかし、退魔師の血を引く少女・依紀(いのり)に返り討ちにされ、子供の姿にされてしまいます。ルクレツィアは依紀の家に居候しながら、依紀の血を吸うチャンスを探ったり、元の姿に戻る方法を考えたりすることに……。


みどころ

子供になってしまった吸血鬼と、ドケチな退魔師美少女の同居生活を描くコメディ。

普段はくだらないことで喧嘩しているルクレツィアと依紀ですが、ここぞというときは友情を伺わせます。ルクレツィアが依紀の血を飲むことで大人の姿に戻ってパワーアップする、という王道ながら熱い展開も。

kyuketsu17rr9.jpg

ちなみに、依紀の幼馴染のゆいは依紀に特別な感情を抱いているようです。ただしかなりチョロく、依紀からは適当にあしらわれることが多いです。

kyuketsu17rr10.jpg



その他の百合吸血鬼

百合吸血鬼漫画は他にもいろいろ存在するようです。単に私が知らない作品もありますし、知っていても現在手元に無いため割愛した作品もあったり……。




まだ単行本化もされていない新しい作品にも、いくつか吸血鬼百合があるようです。

まずは、「まんが4コマぱれっと」で連載中の「吸血鬼はじめました。」。吸血鬼の少女に血を吸われたことで、自分も吸血鬼になってしまった女の子のお話です。血を吸わせてくれることになった友達・めいちゃんとの友情にも期待。

kyuketsu17rr11.jpg


さらに、最近コミックキューンで始まった「キリング・ミー!」。公式で「吸血鬼×少女の殺し合い百合コメディ!?」と謳われています。「となりの吸血鬼さん」に続き、コミックキューンで吸血鬼百合まさかの2枠目です。





ハロウィンを記念して、吸血鬼が登場する百合漫画を思いつく限りで紹介しました。

吸血鬼の扱いや、吸血をどのように百合に絡めるかという点にそれぞれの個性が強く表れていると思います。ハロウィンの夜には、これらの作品を読み比べてみるのも楽しいのではないでしょうか。




posted by trinder at 00:20| Comment(0) | コミック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年10月26日

Winged Cloud‏の新作ゲーム「Sakura Halloween」が無料配信中

Winged Cloudさんの‏新作「Sakura Halloween」が10月24日より無料配信されています。

Sakura Halloween公式配信サイト(年齢確認あり)


Winged Cloudさんは、主にSteamなどで作品を発表しているゲーム制作グループ。毎回タイトルに「Sakura」と付けることで知られ、たまに百合ゲーも出しています。直近だと「Sakura Gamer」が百合でした。

【参考記事】Steamの新作百合ゲー「Sakura Gamer」



今回発表された「Sakura Halloween」も百合な内容です。

なおダウンロードは無料ですが、その前に作者さんのツィッターアカウントのフォローとRTが必要です。

また、Winged Cloudさんの作品ではいつものことですが言語は英語のみなので注意。


あらすじ

今夜はハロウィン。エリザベス侯爵夫人のお屋敷では、パーティーが行われています。ちなみにエリザベス侯爵夫人は吸血鬼で、招待客は人外ばかり。

自意識過剰な吸血鬼・ミユは、自分がパーティーに招かれなかったことを不思議に思っていました。きっと招待状を出し忘れたに違いない、そう判断したミユは勝手にお屋敷に乗り込みます。

ミユはそこで、思わぬ人物と再会します。それは、ミユと昔(60年くらい前)付き合っていた魔女・サブリナでした。

sakurahalo1bb1.jpg

I dive forwards, kicking against the wooden floorboards with the sole of me shoes, and pull Sabrina into a tight embrace.
(わたしは床を蹴るようにしてサブリナに飛びつき、強く抱きしめた)


サブリナは突然のことに驚きます。

Sabrina: I broke up with you sixty years ago, Miyu!
サブリナ「あなたとは60年前に別れたでしょ、ミユ!」


サブリナの言葉に耳も貸さず、他の招待客の視線も気にせず、一方的にサブリナを愛撫するミユ。サブリナはたまらずに逃げ出してしまいます。

ミユは後を追い、食堂でサブリナを発見。強引にサブリナを押し倒します。


ここでエッチシーン。ゲームのダウンロード時に年齢を聞かれるだけあって、この作品はいわゆる18禁な描写が多数存在します。というかむしろエッチシーンがメインかも。


エッチの後、強引なミユに、ついにサブリナが怒ります。

Sabrina: You don't ever listen to me!
サブリナ「ぜんぜん私の話聞いてくれないんだから!」

Sabrina: You were like this when we were dating, too!
サブリナ「付き合ってた頃もそうだったよね!」

sakurahalo1bb2.jpg

Sabrina: It didn't matter what I said! You always did whatever you wanted! You never lisettened to me!
サブリナ「私が何を言っても無駄で、自分のしたいことばっかり。私の言うことなんて聞いてくれないんだもん」

Sabrina:Ithought you might have changed during the last fes decades, but you haven't changed at all! You're still the same selfish, egotistical vampire you always were!
サブリナ「ここの数十年で少しは変わったかと思ったけど、昔のまんまだね。ミユは今でも以前と同じの、自分勝手でわがままな吸血鬼」

すっかり怒ってしまったサブリナは、ミユへのおしおきを決意します。傲慢なミユのプライドをくじいてやろうというわけです。エッチを通して。


というわけで、ここで2回目のエッチシーン。今度はサブリナが攻め。


サブリナの激しいおしおきに、さすがのミユも少しは(ほんとに少し)反省したようです。そして一通り鬱憤を晴らしたサブリナも、自分の気持ちに少し素直になります。

Sabrina: I do think you're annoying, and yuo do try my patience to the absolute limits, but..
サブリナ「ミユはうっとうしいし、いつも頭に来るけど……」

Sabrina: I don't hate... being around you...
サブリナ「一緒にいるの……嫌いじゃないよ」


言いたいことを言い合い、ようやく気持ちが通じ合ったミユとサブリナ。思えば今日はハロウィン。お菓子がたくさんあります。そこで……

Miyu: Do whatever you want o do... with me.
ミユ「サブリナのしたいこと、何でも私にしてもいいよ」

Sabrina: What I want to do...
サブリナ「私の、したいこと……」

サブリナは甘いものが好きです。そこで、……

sakurahalo1bb3.jpg

The two of us suck at opposite sides of the lollipop for a while. Our tongues glide across the glazed surface of the sweet treat, only inches away from each other.
(私たちはキャンディーを両端からなめあった。お互いの舌はほとんど密着して、甘いお菓子の表面をすべる)


ひととおりキャンディーを味わった後は、そのままベッドへ。

sakurahalo4.jpg

2人は思う存分愛し合うのでした。


Sabrina: Right now... I think I've got what I want...
サブリナ「ずっと欲しかったものが、見つかった気がする」

Miyu: What a coincidence! Me too~
ミユ「奇遇ね。私もよ」

I dip my head and press a soft, gentle kiss against her swollen lips.
(私は頭を上げ、サブリナの唇にやさしいキスをする)

I guess this was a pretty good Halloween Party after all~
(とっても素敵なハロウィンパーティーだった)



というわけで、「Sakura Halloween」を最後まで紹介しました。

思った以上にエッチシーンの比率が多く、テキストの半分近くそういうシーンに当てられているのではないかと思うほどです。

Winged Cloudさんの作品は過去にもエッチシーンがありましたが、「パッチで追加できるおまけ」くらいの印象でした。今回は初めからエッチシーン織り込み済みで話を作っているのが大きいのかもしれません。

百合的にもなかなか面白いお話です。ハロウィーンというシチュエーション、そして吸血鬼と魔女という組み合わせがきちんとストーリーに活かされています。

無料でダウンロードできますし、興味を持った方はぜひプレイしてみてください。

Sakura Halloween公式配信サイト(年齢確認あり)



英語について

作品に使われている英語はやや難しめです。おそらくは、雰囲気作りとキャラ付けのためにやや芝居がかった文体を使っているためと思われます。

(多分)低予算作品ゆえに絵や音による演出が少なく、状況把握をテキストに頼らざるを得ないのも難易度上昇に貢献しています。

また、どこの世界でもエッチシーンではなぜか難しい言葉を使いたがるものですが、この作品も例外ではありません。テキスト上のエッチシーンの比率が高いため、結果的にやはり語彙レベルの上昇につながっています。もっとも、一度こういう語彙に慣れておくと今後他の作品でその手のシーンに当たった時に参考にできそうです。



Sakura Halloween 英単語帳


以下では、作中で頻出かつ重要度の高い単語をまとめていました。参考までに。


Miyu de Lioncourt:ミユのフルネーム

読み方はミユ・デ・リオンコート?自己主張の強いミユはしょっちゅう自分のフルネームを名乗ります。


Countess Elizabeth:エリザベス侯爵夫人(Countess Elizabet)

ハロウィンパーティーの舞台となっているお屋敷の主人。背景設定のみで本人は登場せず。


Sissy:シシー

ミユの髪留めに宿っている幽霊。一応女性らしい。ちょくちょく喋ります。


invite:招待する

ミユは今回招待されていないのですが、過去にいろいろやらかしたのが原因のようです。


mansion:屋敷

お金持ちが住むような大きなお屋敷のことです。日本語で「マンション」というとアパートの高価版くらいの印象ですが、英語ではそういう意味ではありません。


annoying:不快な、うざい

自覚はありませんがミユはしばしば周囲からこう思われているようです。


witch:魔女

サブリナの種族。


break up:(恋人と)別れる

ミユとサブリナは60年前に別れています。過去形のbrock upが頻出。


compliment:褒め言葉

ポジティブすぎるミユは何でも褒め言葉と受け取ります。


thigh:ふともも

エッチシーンでここに関する描写がちょくちょく。


tongue:舌

キスシーンやキャンディーをなめるシーンなどに登場。


embarrass:恥ずかしがらせる、恥をかかせる

embarrassing(恥ずかしい様子のの)、embarrassed(恥ずかしく感じて)なども頻出。


fluid:液体

主にエッチシーンで登場。


saliva:唾液

キスシーンなどで登場。


clothes:服

服を脱がせたり脱がされたり。


popsicle:アイスキャンデー

あるシーンでサブリナが使用。
 
posted by trinder at 15:56| Comment(0) | ゲーム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年10月23日

実写ドラマ版「ふたりモノローグ」第3話

実写ドラマ版「ふたりモノローグ」第3話を見てみました。



今回は「ふたりめし」「こむらがえりを君と」「鼻ちょうちんを壊さないで」の3本。


「ふたりめし」では、謎のメニュー「カレーラーメン」が実写で忠実に再現されています。

futamono3drama1.jpg

エンディング曲の歌詞にもなっていたり、なにげに優遇(?)されていますね。

ちなみに、てっきり創作メニューかと思っていたのですが実際に出しているお店が普通にあるようです。



「鼻ちょうちんを壊さないで」は、原作にもとづいてはいるもののオリジナル要素が強くなっています。前半部分にある、ひなたが眠っているみかげにキスする(というみかげの妄想)シーンはおそらくドラマオリジナル。

futamono3drama2.jpg


あと原作でのひなたの見事な「鼻ちょうちん」は残念ながら再現されませんでした。

futamono3drama3.jpg
※原作

futamono3drama4.jpg
※ドラマ

漫画的表現なので実写版でそのままやる必要はないという判断か、あるいは福原遥さんのお顔に鼻ちょうちんを付けるわけにはいかなかったのか。そんなどうでもいいことを考えさせられるエピソードでした。


次回は「図書館ではお静かに」「ドキドキ・クッキング」「さよならのカロリー」の3本。ドラマは原作よりさりげなく百合度が上がっていたりすので、これからも楽しみです。


原作第2巻は10月26日発売。

posted by trinder at 23:15| Comment(0) | コミック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年10月22日

漫画版「安達としまむら」(入間人間 / まに / のん) / ポイント50%還元セール中!

「ハッピーシュガーライフ」6巻「イノセントデビル」2巻に続き、セール中のスクエニ作品からこのブログで未紹介だったものを取り上げます。今回は「安達としまむら」です。

なおセールは(おそらく)8月22日(日)いっぱいまでなので注意。

【参考記事】
Kindleでスクエニ作品のポイント約50%還元セール開始 「賭ケグルイ」「咲-Saki-」「ハッピーシュガーライフ」等


安達としまむら

「安達としまむら」の原作は、入間人間さん著・のんさんイラストのライトノベル。現在第7巻まで出ています。



今回紹介するのは、そのコミカライズ版です。作画はまにさんが担当。現在第2巻まで出ています。




あらすじ

授業をサボり、なにげなく体育館の二階を訪れた島村。そこでは、クラスメイトの安達が同じようにサボっていました。

adachi12dd1.jpg

一緒に卓球をしたり、他愛もないことで時間を潰す2人。そんな空間にどこか居心地の良さを感じたしまむらは、ちょくちょく安達のもとを訪れるようになります。

いつしかしまむらは、なにかというと安達のことが気になるようになっていました。次は安達とどんなことを話そうか考えたり。試しに自分の友達を紹介してみたり。でもまだまだ知らないことも多く、しまむらは安達の真意をつかみきることはできません。きっと安達も自分に会いたがっている、そう好意的に考えたいところですが……?

adachi12dd3.jpg


1巻後半からは安達視点の描写が増え、彼女の内面が掘り下げられます。実は安達のほうもしまむらのことをかなり意識していたようです。自分がしまむらに特別な気持ちを抱きつつあることを自覚し、悩むシーンもたびたび描かれます。しまむらとキスする自分を夢に見てしまい狼狽するシーンも。

adachi12dd2.jpg

2巻終盤のクリスマスのエピソードでは、安達の気持ちが恋であることが示唆されます。しまむらともっと親密になろうとしつつも、友人としての境界線を越えないように苦心する姿が微笑ましいです。



おサボリ女子高生のなにげない日常から始まり、次第に恋愛感情がはっきりと描写されていきます。安達としまむらの不思議な距離感と、ゆるやかな空気が魅力の作品です。


現在、1巻・2巻ともにポイント50%還元セール中。期間は(おそらく)10月22日(日)いっぱいなので注意。


posted by trinder at 21:43| Comment(0) | コミック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「イノセントデビル」第2巻(中村基/宗一郎) / ポイント50%還元セール中!

Kindleストアで10月22日(日)いっぱいまで開催中の、スクエニ作品ポイント50%還元セール。

【参考記事】
Kindleでスクエニ作品のポイント約50%還元セール開始 「賭ケグルイ」「咲-Saki-」「ハッピーシュガーライフ」等


先日の記事では、セール対象の中から「ハッピーシュガーライフ」6巻を紹介しました。

今回は同じくセール対象の中から「イノセントデビル」第2巻を取り上げます。



実は「ハッピーシュガーライフ」6巻と同日の8月22日発売だったのですが、他にもいろいろ作品が出ていたために取り上げそびれていました。


あらすじ

上条塔子は、「イノセントデビル」を研究する犯罪心理学者です。イノセントデビルとは、殺人に関する罪悪感をいっさいもたない人間のこと。塔子は彼ら(彼女ら)を既存の概念にとらわれない存在として高く評価し、人類のために役立てる方法を模索しています。

塔子の助手を務めている少女・深海赤音(あかね)もイノセントデビルの1人。塔子の手伝いや護衛をしていると同時に、自身も塔子の研究対象です。

そんな2人の不思議な信頼関係を軸に、ストーリーは展開していきます。


【参考記事】
「イノセントデビル」第1巻(中村基/宗一郎)


第2巻では世界観がさらに掘り下げられ、イノセントデビルに世間がどのような対応を取っているのかが描かれます。イノセントデビル同士の交流も多め。

百合的に注目なのは、新キャラの真歪(まひずみ)という女性。赤音のことを「すごく好みのタイプ」だといい、一方的に「デート」「セ〇クス」に誘います。

inodevi2qq1.jpg

ただし、彼女にとってそれらの言葉は「殺し合い」を意味していました。不意打ちで襲いかかる真歪に、高い戦闘力を持つとされる赤音でさえも押され気味。結局決着はつかずじまいになりますが、果たして再会はあるのでしょうか……?


後半では、塔子と赤音の平和な休日が描かれます。塔子が不器用ながらも大人な一面を見せようと頑張っています。赤音の保護者としての自覚が出てきた印象です。

inodevi2qq2.jpg

赤音も、子供らしく素直に塔子に頼ることを覚えてきた感じ。研究者と研究対象を超えた強い絆が生まれつつあるのを感じるエピソードでした。


現在、第1巻・2巻ともにポイント50%還元セール中です。期間はおそらく10月22日(日)いっぱいまで。


posted by trinder at 21:03| Comment(0) | コミック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年10月21日

Kindleストアでまとめ買い50%OFFセール 「ステラのまほう」「ハナヤマタ」など

Kindleストアで、対象コミックを全巻まとめ買いすると50%OFFになるセールが行われています。

Kindleストア / 【まとめ買い50%OFF以上】 Kindle5周年記念キャンペーン

セール期間は10月26日(木)までとのこと。


かなりの数の作品が対象のようですが、その中から百合っぽい要素がありそうなのを探すと以下のような感じ(以下、Kinldeストア内の各作品まとめ買いページへのリンク)。

ステラのまほう (5 冊)

第七女子会彷徨 (10 冊)

けいおん! (4 冊)

R18! (6 冊)

酪農みるく! (2 冊)

ミカるんX (8 冊)

はぐれアイドル地獄変 (5 冊)

イチロー! (5 冊)

禁断でもイイかも!? (3 冊)



上記のセールはKindleの5周年を記念したもののようです。それとは別に、「週替わりまとめ買いセール」というものも行われています。

Kindleストア / 週替わりまとめ買いセール


こちらでは「ハナヤマタ」「あんハピ♪」あたりが百合的に良さそうです。

ハナヤマタ (9 冊)

あんハピ♪ (7 冊)
 

また何か見つけたら追記しようと思います。
 
ラベル:電子書籍
posted by trinder at 15:44| Comment(0) | コミック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする